
自己分析は就活に必要不可欠な作業ですが、就活生の中には「自己分析のやり方が分からない」「とりあえず自己分析をしてみたけれど、きちんとできているのか心配…」という人もいるでしょう。
そこで今回は、自己分析におすすめの本と自己分析に対する考え方を紹介します。自己分析を深めて、就活はもちろん今後の人生にも役立てましょう!
自己分析を深めるおすすめの方法は?
就活生の向けのWebサイトでは、さまざまな自己分析のやり方が紹介されています。また、最近は無料で診断できる自己分析ツールも増えており、比較的簡単に自己分析ができるようになっています。
それらを一通り試した就活生は、自己分析に役立つ本を手に取ってみませんか?自己分析に役立つ本は、今から自己分析を始めようとしている就活生はもちろん、自己分析をもっと深めたいと思っている就活生にもおすすめです。本記事では就活の自己分析に役立つ本を6冊ピックアップしたので、さっそくチェックしてみましょう!
今から自己分析を始めようとしている就活生は、こちらの記事を参考にしてください!
自己分析を簡単に進める便利ツールとは?
自己分析は1人でもできますが、労力と時間が必要になります。「もっと客観的な視点で見たい」「この方法で合ってるのかな」と感じている方は【キミスカの適性検査】を利用してみましょう。
キミスカの適性検査は無料で受けることができ、毎年10万人以上の就活生が受検している簡単かつ的確な自己分析ツールです。適性検査は質問に答えるだけ、20分程度で完了します。あなたの意欲・性格傾向、職務適性などを客観的に分析でき、数値化したデータで結果を見ることができます。
適性検査の受検方法と自己分析のやり方は以下の記事にまとめてあるので、是非一度目を通してみてください。

自己分析におすすめの本6選
ここからは自己分析におすすめの本を6冊紹介します。自己分析が必要になるのは就活だけではありません。手に取った1冊が今後の人生の指針になる可能性もあるので、じっくり吟味してみてください!
【自己分析におすすめの本】さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0 トム・ラス (著), 古屋博子(翻訳)

累計100万部を突破した『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』。
ストレングス・ファインダーとは、全世界で2,400万人が活用している強みを「見える化」してくれる自己分析ツールです。本著にはストレングス・ファインダーの進化版ストレングス・ファインダー2.0を実施するためのアクセスコードが記載されており、約180問の質問に答えることであなたの強みが見えてきます。
また、本書では「その資質をどう使えばあなたの武器になるか」「どうすればその資質を持つ人たちを活かすことができるか」といった強みの活かし方が解説されています。就活における自己分析だけでなく、今後の人生にも役立つ1冊になるでしょう。 Amazonを確認する
【自己分析におすすめの本】受かる!自己分析シート 田口久人(著)

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【自己分析におすすめの本】あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析 梅田幸子(著)

4,000人の面接に立ち会ったキャリアコンサルタントの梅田幸子氏による『あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析』。
2009年刊行の『あなたの天職がわかる最強の自己分析』のリニューアル版です。自己分析の考え方やノウハウの解説とあわせて、個性と能力を活かす就職活動が提案されています。
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【自己分析におすすめの本】絶対内定2022 自己分析とキャリアデザインの描き方 杉村太郎(著), 熊谷 智宏(著)

『絶対内定2022 自己分析とキャリアデザインの描き方』は、20年以上出版を続ける就活本の最新版です。
OB・OGが勧める就活本として有名な絶対内定シリーズは、SHOWROOM株式会社の代表取締役社長である前田裕二氏をはじめ、人気企業の経営者たちが学生時代に読んでいた本として話題を呼んでいます。
本著には90枚以上の書き込み式ワークシートが用意されており、徹底的に自己分析できるのが嬉しいポイントです。
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【自己分析におすすめの本】就活必修!1週間でできる自己分析2022 坪田まり子(著)

7日間で自己分析ができる『就活必修!1週間でできる自己分析2022』。
書き込み式のワークシート付きの本著では、自己分析のアフターケアとして業界・企業・職種研究のやり方も簡単に紹介されています。
とにかく時間がない人や、自己分析に初めて取り組む就活生におすすめの1冊です。
【自己分析におすすめの本】マイナビ2022 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド 自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシート 岡茂信(著)

『マイナビ2022 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド 自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシート』は、ワークシートへの書き込み作業をもとに自己分析を進める自己分析本です。
また、持ち運びできる別冊「書込み式就職ノート」には用途の違う数種類のワークシートが用意されているので、徹底的な自己分析が可能です。
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自己分析後に確認するべき質問項目
無料のツールや本を活用して自己分析を深めたら、最終チェックとして下記の質問に答えてみましょう。以下の質問はエントリーシートや面接でよく聞かれる項目なので、自己分析の後に合わせて深掘りしておくと、一石二鳥です。逆に質問の答えが分からない場合は、まだ自己分析が完成していないということなので、答えられるようになるまで自己分析をしておきましょう。
【自己分析後の質問項目】あなたの強み(長所)は?
エントリーシートや面接で必ずと言っていいほど登場するのが「強み(長所)」に関する質問です。自己PRに盛り込むこともできるので、自分の強み(長所)を即答できるようにしておきましょう。
自己分析をしても強みが見つからない場合は、自分では強みと強みだと思っていない場合があります。そういった時の探し方のコツを記載しているので、見つからない方はご覧ください。
【自己分析後の質問項目】あなたの弱み(短所)は?
就活では強み(長所)だけでなく、弱み(短所)を聞かれることもあります。企業はこの質問からきちんと自己分析ができているか、自分を客観的に見ることができるかを判断し、就活生の人となりを把握する材料にしています。
弱み(短所)が見つからない就活生は、強み(長所)を裏返すと見えてくるはずです。短所に気付いたら、今後の選考対策としてどのように答えるべきかも考え、対策しておきましょう。
【自己分析後の質問項目】あなたの性格を一言で表すなら?
自己分析ができているかを確認するには、この質問がおすすめです。自分の性格を表現する言葉は何か書き出し、組み合わせることであなたの人柄や思考性が伝わる一言を作成しましょう。
【自己分析後の質問項目】学生時代に力を入れたことは?
企業は学生時代に力を入れたこと、いわゆるガクチカを聞くことで、あなたが企業にとって必要な人材になり得るかどうかを判断します。華々しい実績や大きな出来事である必要はありません。企業は結果よりプロセスを知りたいと思っているので、具体的なエピソードを用意しておきましょう。
ガクチカはエントリーシートや面接で必ず聞かれる項目なので、事前にガクチカの探し方から評価される使い方を確認しておきましょう。
【自己分析後の質問項目】挫折した経験は?
企業は挫折した経験を聞くことで、ストレス耐性の有無をチェックしています。挫折した経験がない人は、自分の弱み(短所)に気付いた場面を取り上げてもよいでしょう。挫折した後どのような行動をとったのか、というところまで考えると、あなたのモチベーションの保ち方や、強みの発見にもつながってきます。
【自己分析後の質問項目】将来どうなっていたい?
エントリーシートや面接では、5年後や10年後の理想の姿を質問されることがあります。企業がこの質問をする背景には、
・志望動機と整合性が取れているか
を確認したいという思いがあります。就活のためだけに自己分析をしていると、この質問への回答に苦労するかもしれませんが、本来自己分析とは、「自分の人生の『目的』と『手段』を知る」ことです。今の自己分析の方法ではなかなか将来が想像できない方は、未来の理想像から自己分析してみることもおすすめです。
逆算型自己分析の方法をこちらの記事にまとめているので、自己分析に行き詰った方はお試しください。
どれだけ自己分析を深めても不安が消えない就活生へ
どれだけ自己分析を深めても、きちんとできているか不安が消えない就活生もいるでしょう。それもそのはず、自己分析に終わりはないのでどれだけ自己分析を深めても、完璧とは言えないのです。
かといって、貴重な就活時期をすべて自己分析に費やすわけにはいきません。上記の質問項目に即答できたら自己分析はできているとみなし、エントリーシートの作成や面接対策を進めましょう。
また、自己分析によって自分の嫌な部分がどんどん浮き彫りになり、自信を失くしていく就活生も少なくありません。そういう時は自己分析の目的を思い出すとともに、ありのままの自分を肯定することが重要です。
とはいえ、自己分析に自信が持てないと就活で躓きやすいのも事実。そんなときは上記で解説した自己分析ツールを使ってAIに自己分析を手伝ってもらいましょう。
自己分析を深めるには本を活用するのがおすすめ!
自己分析を深めるには、Webサイトや自己分析ツールの他に本を活用するのがおすすめです。ちなみに、今回紹介した本はすべてAmazonで購入できるので、気になった本があった就活生はリンクから詳細をチェックしてみてください。
この記事を読んでいる就活生の中には、自己分析を始めたばかりの人もいれば、自己分析を深めている途中の人もいるでしょう。すべての就活生に覚えておいてほしいのは、自己分析をする目的です。自己分析は就活に必要な作業ですが、就職することがゴールではありません。
自己分析の目的は、『自分の人生の「目的」と「手段」を知る』ことです。就活はその目的を成功させるひとつの手段であることを念頭に置き、自己分析本を活用して自己分析に取り組んでみてください!