
エントリーシート(ES)や面接対策をする中で、「自分は平凡だから」「強みや長所なんてない」と悩む就活生は多いものです。しかしそういった学生は強みがないのではなく、自己分析が足りなくて強みに気づけていないだけである可能性があります。人には自分では気づいていないだけで長所が沢山あります。
この記事では、自己分析で強みを見つけるコツについてご紹介していきます。自信を持ってアピールできる強みを、ここで見つけていきましょう。
自己分析で強みを見つけるためのコツ
具体的に自己分析であなたの強みを見つけるコツについて見ていきましょう。このコツに従って自己分析を進めれば、必ずあなたらしい強みが見つかりますよ。
自分史で今までの体験を思い出す
自分史とは、自分の過去や現在の経験をまとめたもののことを指します。過去の体験や考え方をノートに書き出すことで、自分のことを深く理解できるようになります。自分史を作る際は成功体験だけではなく、頑張った経験や大変だった経験も思い出しましょう。とくに以下の要素を描き出せれば、強みを見つけるヒントになります。
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- 目標に向けて戦略を立てて行動した経験
- うまく行かなかった時、どう行動する傾向にあるか
- トラブルやアクシデント乗り越えた経験
「アルバイトの繁忙期を乗り越えるために心がけたこと」や「趣味の旅行をするうえで気をつけていること」など、自分史で思い出すのは特別な体験でなくても構いません。そこから、「粘り強さ」や「計画性」などの強みが見つかることもあります。自分史の作り方や使い方について知りたい方は、こちら記事もご覧ください。
弱みを強みに言い換える
自己分析をする中で、自分の弱みについて気づくことがあるかもしれません。今は弱みとして捉えているあなたの性格は、他の側面から見ると強みとして言い換えられる可能性があります。強みを探す時は、同じくらい弱みにも意識を向けてみてくださいね。
たとえば、弱みは以下の言葉に言い換えることができます。
・マイペース→自分の軸を持って行動できる
・集団行動が苦手→主体性がある
・人見知り→時間をかけて深い人間関係を築くことが得意
・負けず嫌い→向上心が高い
・繊細→細かいことにも気づける
自分の弱みが逆に役立ったことはないか、もう一度よく経験を振り返ってみましょう。
企業研究をする
志望する企業や興味のある業界が決まっている場合、自己分析よりも先に企業研究をしてみるのもひとつの手です。まずは業務内容や企業が求める人物像をある程度分析し、次にその人物像に合った強みが発揮された経験がないかを思い返してみるのです。
「強みを探そう」と意識すると見つけにくくなりますが、「企業との共通点」という視点なら強みが見つかりやすくなるかもしれません。
企業研究のやり方についておさらいしたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
フィードバックを受ける
自己分析だけでは気づけない強みは、他者の視点から見つけられることがあります。例えば、友人や同僚に「自分の良いところ」や「印象的だった行動」を聞いてみると、自分では気づかなかった強みを発見できます。
他者からのフィードバックは、自己分析を深める貴重な手段です。自分だけでは気づけない強みは、他者の視点から見つけられることがあります。例えば、友人や同僚に「自分の良いところ」や「印象的だった行動」を聞いてみると、自分では気づかなかった強みを発見できます。他者からのフィードバックは、自己分析を深める貴重な手段です。
小さな成功体験に注目する
強みは目立つ成果だけでなく、日常の小さな成功体験にも隠れています。たとえば、タスクを効率よく終わらせた方法や、困っている同僚を手助けしたエピソードも立派な強みの一つです。些細な体験も、自己分析の材料として活用しましょう。
過去の失敗から学ぶ
失敗した経験を振り返ることで、そこに隠れた強みを見つけることができます。例えば、失敗を補うために努力した過程や、その中で得た教訓は、あなたの強みを裏付ける貴重な要素です。失敗をただのミスではなく、自分を理解する材料として活用しましょう。
自己分析で把握しておくべき大切な要素
取り掛かる前に、自己分析で把握しておくべき要素を確認しておきましょう。自己分析をし直す時は、以下の要素を押さえるように意識してみましょう。
強みと弱み
強みは「自分が企業にとって貢献できる人材だ」と売り出す上でもっとも大切な情報となります。自己分析で過去や経験を見つめ直すことで、仕事で武器となる強みを見つけておきましょう。
また、強みとあわせて「弱み」についても分析できるとなお良いです。「細かい作業が苦手」「初対面の人と話すのは苦手」など、弱みは仕事選びで失敗しないために役立つ情報になってくれます。
価値観
価値観と聞くと難しく感じてしまいますが、簡単に言うと「人生で大切にしていること」があなたの価値観です。「安定した企業で着実にステップアップしたい」「安定よりもどんどんチャレンジをしていきたい」など、価値観によって選ぶ仕事は大きく異なります。
価値観に合わない仕事を選んでしまうとミスマッチが起こり、早期退職につながってしまうこともあります。自己分析の際はアピールポイントだけではなく、仕事選びの軸となる価値観についてもしっかりと分析してくださいね。
興味や関心
「やりたい仕事は何か」と言われて、すぐに思い浮かぶ学生は少ないかもしれません。つい昨日まで学生として生活していたのに、急に社会人生活のことについて聞かれてもイメージできないのは当然のことです。
やりたい仕事や理想の仕事像を探す時は、いきなり職業に目を向けるのではなく、自己分析で自分の興味や関心を知ることが大切です。過去の経験から熱中できたことや興味を惹かれたことについて知ると、企業選びの大きなヒントとなってくれるでしょう。
自己分析で強みが見つからない時に便利な診断ツール
「自己分析は苦手だ」「自己分析をやっても強みが見つけられない」そんな時は【キミスカの適性検査】を受けてみましょう。キミスカの適性検査は無料で受けることが可能です。毎年10万人以上の就活生が受検している簡単かつ的確な自己分析ツールで、質問に答えるだけ、20分程度で自己分析が完了します。
適性検査の受検方法と自己分析のやり方は以下の記事にまとめてあります。是非一度目を通してみてください!
自己分析で強みが見つからない原因とは?
学生の中には、自己分析を重ねても自分の強みが分からないという方も多いです。しかし、どんな学生にも必ず強みはあります。ここでは、自己分析で強みが見つからない学生が陥りがちな原因について解説します。
強みとして認める自信がない
強みになりそうな成功体験を思い出しても、「たまたまかもしれない」「運が良かっただけだ」と、成功の秘訣を強みとして認める自信がない学生も多い傾向にあります。
自分の成功や強みを認めなければ、「自分が活躍できるチャンス」を逃してしまうかもしれません。成功のために積み重ねた努力や工夫をもう一度思い返し、自分の強みだとしっかりと認めてあげてくださいね。
「強み=特別な能力」だと思っている
強みのことを「特別な能力」や「ずば抜けた才能」だと思っている学生も多いかもしれません。しかし、企業は特別な能力を持った学生を求めているわけではありません。「その人がもっとも輝ける仕事や職種が自社にあるかどうか」を判断するために、強みを聞いているのです。
強みを探す時は「他者と比べて」ではなく、自分が一番力を発揮できることを見つけることが大切です。
自己分析で強みを探す時の注意点
最後に、自己分析で強みを探す時の注意点について解説していきます。エントリーシートや面接で好印象を残すために意識したいことばかりなので、しっかりと押さえておきましょう。
「自己分析」と「他己分析」を分けて考える
一口に強みと言っても、実は2種類に分類することができます。ひとつは「協調性」や「優しさ」、「コミュニケーション能力」など、自分の経験などから導き出される強みです。この場合は大きな実績は必要ありませんが、面接やエントリーシートでは強みを裏付けるような具体的なエピソードを説明する必要があります。
ふたつめは、「TOEIC850点」や「ゼミ研究での評価」など、外部評価によって導き出される強みです。この場合は実績を軸としてアピールしていくことになりますが、企業は実績そのものに関しては大して興味はありません。その実績を得るためにした努力や工夫について知りたいと考えているので、面接ではその点に関する質問をされるでしょう。内定を勝ち取るためには、あなたの考え方や課題への向き合い方をしっかりとアピールする必要があります。
このように2つの視点から見たの強みをしっかりと区別し、それぞれに合ったアピール方法を理解しておきましょう。
ありきたりな言葉にしない
行動力やコミュニケーション能力など、強みのアピールで他の学生も使いそうな言葉には注意が必要です。たとえば自己PRで「私には行動力があります」と言ってしまうと、ありきたりすぎて周りに埋もれてしまいます。差別化が図れるように、他の言葉に言い換えることが大切なのです。
あなたの強みが、どんなものかより伝わりやすいキャッチコピーとなる言葉と組み合わせましょう。「行動力=チームの最善を提案し続ける」「コミュニケーション能力=誰とでも3分で仲良くなれる」など、一言で強みの具体性が表せると、人事の印象に残りやすい表現ができるようになります。
企業と関連性があるかどうかを意識する
自己分析をする際は、企業や業務と関連性がある強みがあるかどうかに着目しましょう。どんなにあなたが魅力的な人物でも、就活の場では「企業に貢献できること」をアピールできないと、ただの自慢話になってしまいます。
自分の強みが仕事でどう活きるのか、どんなメリットをもたらすことができるのかを説明できなければ、企業に自分を売り込むことはできません。自己PRなどで使う強みは、必ず業務と関連性のあるものを選びましょう。
自己分析で見つけた自分の強みを表現する例文まとめ
自己分析で見つけた強みを具体的に表現することは、企業に自分の価値を伝える上で非常に重要です。単なる「コミュニケーション能力」や「行動力」といった抽象的な言葉ではなく、実際のエピソードや成果を交えて強みを説明することで、説得力が増します。
以下で自分の強みを効果的に表現する例文を5つご紹介します。自分自身の経験や背景に合ったエピソードを参考に、面接やエントリーシートで活用してください。
自分の強みを表現した例文1
私の強みは、目標達成に向けた計画性と実行力です。
大学での研究プロジェクトでは、進捗管理を徹底し、メンバー全員のスケジュールを調整しました。
その結果、期日内に全てのタスクを完了し、教授から高い評価をいただきました。
この経験から、チームで成果を出すためのマネジメント力が身につきました。
自分の強みを表現した例文2
私の強みは、迅速な対応力と問題解決力です。
アルバイト先で予期せぬトラブルが発生した際、冷静に状況を分析し、代替案を即座に提案しました。
その結果、お客様の不満を解消し、店舗全体の信頼度向上に貢献できました。
この経験は、どのような環境でも柔軟に対応する力を示しています。
自分の強みを表現した例文3
私の強みは、他者とのコミュニケーションを通じて信頼関係を構築する力です。
ゼミ活動では、異なる意見を持つメンバーをまとめ、全員の意見を反映させた計画を作成しました。
この取り組みを通じて、チーム全体が一体感を持ち、高品質なプレゼンテーションを完成させることができました。
自分の強みを表現した例文4
私の強みは、丁寧さと正確さです。
インターンシップでは、膨大なデータの整理業務を担当しました。
ミスが許されない環境の中で、ダブルチェックを徹底し、上司から「信頼できる仕事」と評価されました。
この経験から、品質を重視した業務遂行が得意であると自信を持っています。
自分の強みを表現した例文5
私の強みは、目標に向けた粘り強さです。
部活動で全国大会出場を目指す中、厳しい練習をチーム全員で乗り越えられるよう提案や調整を行いました。
その結果、チームの士気が上がり、念願の大会進出を果たしました。
この経験を通じて、諦めずに行動し続ける力が身につきました。
自分の強みの自己分析に関するよくある質問
自分の強みの自己分析に関するよくある質問をまとめました。以下で詳しく解説します。
自分の弱みを強みに変える方法は?
長所や強みの例は?
自己分析を行う良い点は?
自分の強みとは例えばどんなこと?
自分の強みとは、他人には真似しにくい、自分の持ち味や得意分野を指します。例えば、「迅速な問題解決力」「チームをまとめるリーダーシップ」「粘り強い努力を続けられる意志力」などがあります。これらは、自己分析を通じて過去の経験や成果を振り返ることで明確になります。
【強みがない】自分の弱みを強みに変える方法は?
弱みは見方を変えれば強みになることがあります。例えば、「心配性」は「慎重で失敗を防げる」といった強みとして言い換えられます。自分の弱みをポジティブにとらえ、どのように仕事や人間関係で活かせるかを考えることが大切です。また、弱点を補う努力や工夫をアピールするのも効果的です。
長所や強みの例は?
一般的な長所や強みの例として、「コミュニケーション能力」「計画性」「柔軟性」「リーダーシップ」「創造力」などが挙げられます。これらを単に述べるだけでなく、自分ならではのエピソードや具体例を交えることで、より説得力のある自己PRが可能になります。
自己分析を行う良い点は?
自己分析を行うことで、自分の適性や価値観を明確にでき、進むべき方向性が見えてきます。また、自分の強みや弱みを把握することで、面接やエントリーシートで自信を持って自分を表現できるようになります。さらに、ミスマッチを防ぎ、より適した職場を選ぶための判断材料にもなります。
さまざまな角度から自己分析をして強みを見つけよう!
「どんなに自己分析をしても強みが見つからない」という学生は、もしかしたら強みに関する認識や探し方を変えると強みが見つけられるかもしれません。あなたにとって当たり前なことも、他者からしたら立派な強みです。周囲の手も借りながら、もう一度自己分析をしなおしてみてくださいね。
自己分析方法をもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしましょう。