自己分析で人生の軸を見つける方法3選!コツや注意点を徹底解説

この記事では、自己分析で人生軸を見つける方法や注意点などを解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
(プロフィールを登録するだけで私達が厳選した優良企業からスカウトが貰えるキミスカというサービスも運営してます。ぜひ一度使ってみてください。>スカウトを貰う)

就職活動が始まるとよく耳にする自己分析ですが、ゴールがどこなのかイメージがつけにくく苦手意識を持っている人も少なくありません。自己分析をしっかりとしておくことで、就職先とのミスマッチを防ぐことができたり、自分の価値観や強みが活かせる環境へ就職できる可能性を高めることができます。このように、自己分析は就職後にも影響するほど重要なものであることが伝わったかと思います。以上のことを踏まえて、解説していきます。

自己分析で人生の軸を明確にするメリットとは

多くの就活生にとって、自己分析は就活で必要だから「なんとなく」行うものかもしれませんが、なんとなくで行うのは大変もったいないです。社会人になると1日の半数を仕事をして過ごします。その仕事の時間で皆さんは何を叶え、どのように過ごしたいでしょうか?

そもそも自己分析とは、《自分の人生の目的と手段を明確にする》ために必要なものです。「自分はどのように生きたいのか」、「そのためにどのように働くべきなのか」を自己分析で明確にしましょう。ここでは自己分析で人生の軸を明確にするメリットを詳しく解説します。

【自己分析で人生の軸が分かるメリット1】就活の目的が分かる

自己分析を行うと、「これからの人生をどのように生きたいのか」「どんな社会人になりたいのか」を明確にすることが出来るようになります。この点が明確になると、今何となく行っている就活も、自分人生の目的を達成するために本当に必要なのか、どう動くと良いのかが分かります。

就活は人生の中で大きな分岐点なので、これを機に自分の将来のイメージを叶えるためにどう動けばよいのかを明確にしましょう。

【自己分析で人生の軸が分かるメリット2】就活の軸が分かる

今後どうなりたいのかがイメージ出来るようになれば、それに到達するためには何を選ぶと良いのかという「就活の軸」を見つけることが出来ます。

例えば現在、「雑誌の編集者になりたい」と考えている学生も、肩書きが目的なのか、その他の理由があるのかで就活の軸は大きく変わります。自己分析をする中で「新しいものに触れ続ける人生を送りたい」「みんなの人生を豊かにする情報を発信したい」という価値観が分かれば、それを叶える方法は他にもあることに気付くでしょう。

このように就活では自分が望む人生のゴールに沿った軸を見つけることで、納得のいく就活が出来るようになります。もし就活に意味を見出せずに悩んでいる方は、些細なことでいいので目的を見つけましょう。「お金持ちになりたい」「価値が高い人間になっていたい」などざっくりとしたものでも大丈夫です。それが決まることによって、就活の軸も決めることが出来ます。

【自己分析で人生の軸が分かるメリット3】価値観を言語化できるようになる

「こんなことをやりたい」「こうなりたい」といった夢を持っていたとしても、具体的な行動を起こさなければ夢が叶うことはほとんどありません。夢を現実のものにするかどうかは、自分の価値観に気づき、それを言語化できるかどうかにかかっています。

「いつまでにこうなりたい」という人生プランを持っていることは、就活でも大きな強みになります。自分の思いを他人に熱意を持って伝えるには、自分で自分の価値観を把握しておかなければ伝えることはできません。

また価値観が分かっていれば、なぜその企業を選んだのか、今後どうなりたいのかを明確な軸をもって伝えることが出来るようになる為、説得力の高い志望動機を作ることが出来るようになります。自分をしっかり伝えミスマッチを無くす為にも自己分析は必要なのです。

効率よく自己分析をして人生軸を見つけよう

自己分析が大事と言われても苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。自己分析といってもやることは様々、何から手を付けていいのかわからない!と悩む気持ちも痛いほど分かります。そんな方にぜひ活用していただきたいのが【キミスカの適性検査】です。

キミスカの適性検査は無料で受けられ、毎年10万人以上の就活生が受検している簡単で的確な自己分析ツールです。適性検査は質問に答えるだけ、20分程度で完了します。1人で自己分析をしなくても、価値観や強み、職務適性まで数値化して見ることができるので、活用してみてはいかがでしょうか。

適性検査の受検方法自己分析のやり方は以下の記事にまとめてあります。是非一度目を通してみてください。

 

人生の軸を知るための自己分析の方法

自分の価値観を知る自己分析の方法としておすすめの3つの方法を紹介します。自己分析の方法は様々あるので、やっていく中で自分に合うものを見つけていきましょう。

【人生の軸を知るための自己分析の方法1】モチベーショングラフ

モチベーショングラフとは、横軸に自分の過去の経験や出来事、縦軸にモチベーションとして描く自己分析の手法です。このグラフを作成することで、自分の今までの行動が振り返れるとともに、モチベーションや感情の推移が把握できるようになります。

これを行うことによって、自分はどのような環境に身を置くとモチベーションが保てるのか、逆に合わない環境は何かが分かるようになります。企業や職種を選ぶ際にも役立ちます。モチベーショングラフを使った自己分析方法については、こちらで詳しく解説しているので、記事をご覧ください。

モチベーショングラフで自己分析!やり方解説【10分で終わるテンプレ付き】

【人生の軸を知るための自己分析の方法2】マインドマップ

マインドマップとは、頭の中で行っている思考プロセスを可視化する自己分析の手法です。私たちは常に頭の中でいろいろな思考を繰り広げています。マインドマップを作ることでその思考のプロセスを可視化することが出来るのです。またその他にマインドマップを作成すると、このようなメリットがあります。

マインドマップを作るメリット

・自分の脳内を簡潔に整理できる
・一つの物事を深堀できる
・新しい自分を発見できる
・自分の考え方や、思いを再認識できる

就活用の自己分析であれば、中心のキーワードとして「自分の名前」を書き、そのまわりに〔性格・特技・過去の活動・将来の目標・好きなこと〕など、自分を形成するキーワードをいくつか配置してください。各キーワードから連想できるものを、できるだけたくさん書いてみると、自分をより可視化してみることが出来ます。

ポイントは、長い文章で書くのではなく単語で書き出すことです。あまり考え込みすぎず思いつくままに書いていきましょう。短い単語で済ませることで、途中で思考を停滞させず、次々に発想をつなげることができます。

【人生の軸を知るための自己分析の方法3】SWOT分析

SWOTとは「Strength:強み」「Weakness:弱み」「Opportunity:機会」「Threat:脅威」の頭文字をとった分析手法です。この方法は、自分を取り巻く外部環境と、自分の強みや興味関心などの内部環境を洗い出します。

強みや弱みを素直に書き出すことで、自分に合っている企業はどんなところか、逆に避けるべき企業はどんなところか見えてくるので、企業選びの軸を明確にする時にも役立ちます。SWOT分析については、こちらの記事で詳しく解説しているので、より詳しく知りたい方はこちらで確認しましょう。

【就活】自己分析のフレームワークとは?キミスカがオススメする3つのやり方

自己分析で人生の軸を見つけるためのコツ2つ

残念ながら自己分析手法を取り入れたからといって、すぐに人生の軸が見つかるわけではありません。自己分析で人生を見つけるためには少しコツが必要になります。そこで自己分析を深める2つのコツを紹介します。

【自己分析で人生の軸を見つけるためのコツ1】納得するまでやる

自己分析の手法に正解はありません。自分に合うものならどの分析方法でもよいのですが、自分にとって不変の価値観が分かるまで続けることが最も重要です。

上記で紹介した3つの方法を試してもまだ軸が見えてこない、分からない場合は自分で質問を作ってみたり、本やサイトから自己分析の質問を集めて答えてみらり等、納得するまで行いましょう。分からないと辞めてしまうのが一番もったいないです。自己分析は納得がいくまで行いましょう。

【自己分析で人生の軸を見つけるためのコツ2】具体化と抽象化を繰り返す

もうひとつ大切なのは、単に質問に答えるだけでなく具体的なエピソードを書くことと、それってつまりどういうこと?という抽象化のプロセスを繰り返すことです。

例えば、自分の長所を聞く質問に対して「聞き上手」であると答えるとしましょう。次にどのようなケースでそう言えるのか、具体的な事例を考えてみます。そして、なぜそれができるのか、自分にはどのような特性があるのかという抽象化のステップに進みます。

具体化と抽象化を繰り返すことで、行動のベースとなった自分の考え方や、他の場面での活かし方に発想を広げられるようになるのです。

【自己分析で人生を考えるときの注意点】いつまでに何をするか決める

人生の軸を考える際には、「いつまでに」「何を」するかの期日設定はしておくことをおすすめします。

例えば、海外で人の役に立つことを軸に、「青年海外協力隊で活躍」「外資系の企業に勤務」といったステップに考えているとしましょう。この場合、青年海外協力隊の応募条件が満20歳~満39歳となっているため、40歳まで先延ばしにしていると夢は叶えられません。

細かすぎなくても構いませんが、人生プランを設計する際は、重要なステップと期日設定を明確にしておきましょう。

自己分析で見えた人生の軸を就活に活かそう

自己分析をする中で、どのように生きていくべきか、仕事をしていくべきかが分かれば、次はその軸を就活に活かしていきましょう。そこで見つかった軸は業界・企業研究や志望動機作成にも役立ちます。

自分の価値観をどの様に企業選びの軸にしていいか迷っている方は、こちらの記事で企業選びの軸の決め方について記載しているので、参考にしてみてください。今の自分の考えが言い換えればどのようなことなのか見つかるきっかけになるかと思います。

自己分析であなたの価値観を明確にしよう!方法や企業選びの軸の決め方を解説

自己分析で見つけた人生の軸の力試しをしてみましょう。

自己分析をする中で人生の軸が少しでも見つかったら、それが通用するのかキミスカで試してみましょう。キミスカでは、自己PRなどのプロフィールを登録しておくだけで相性のいい企業からスカウトが届きます。特に「将来なりたい自分像」という項目に、人生の軸を書いてみましょう。

キミスカでスカウトが多く届いたり志望業界からスカウトが届いたりしたら、人生の軸をよく表現できている証拠です。また、スカウト内容や量に納得がいかない時は、人生の軸の表現を見直してみましょう。

キミスカのプロフィールは5分程度で埋めることができて何度も修正できるので、ぜひ気軽に使ってみてください。