自己PR_傾聴力

人間関係の構築やビジネスで欠かせない傾聴力は、就活の自己PRのアピール材料に適しています。ところが、ただ傾聴力があることのみを伝えても、採用担当者の印象に残ることはできません。

今回は、傾聴力を最大限にアピールできる自己PRの書き方をご紹介していきます。本記事を参考に自己PRを作れば、あなたの良さをしっかりと伝えられますよ。
偽らない就活

傾聴力とは?

まずは、傾聴力がどんなスキルなのかについて見ていきましょう。傾聴力は、事務的に人の話を聞くだけのスキルではありません。人の話を注意深く聞いて共感するだけでなく、言葉の内に秘めた意味を理解できる人のことを「傾聴力がある」といいます。

勘違いする学生も多いのですが、「傾聴力がある」と「話すよりも聞く方が好き」とでは全く意味が違います。傾聴は人の話を引き出し、正確な意図を掴むことが必要なスキルです。正しい意味をしっかりと理解しておきましょう。

企業に求められる傾聴力とは?

業界を問わず企業が学生に期待する傾聴力とは、「人の話をしっかりと聞き、提案や改善策を客観的に提案できるスキルです。常に問題を解決していく必要があるビジネスにおいて、単に話を聞くだけのスキルを持っていても大きなメリットにはなりません。+アルファの「問題解決能力」もセットで必要になってくることを、覚えておいてくださいね。

傾聴力がある人の特徴

せっかく傾聴力をアピールしても、面接の時に態度で傾聴力を見せることができなければ、あなたの自己PRは信憑性が低くなってしまいます。傾聴力がある人には、いくつか共通する特徴があります。その特徴を意識して、傾聴力を態度でもアピールするように心がけましょう。

【傾聴力がある人の特徴】
  • 話し手の目を見て、柔らかい態度で話が聞ける
  • 先入観を持たず、人の価値観を否定しない
  • ジェスチャーや相槌が豊富で表情豊か
  • 知ったかぶりはせず、分からないことは質問する
  • 話を遮らずに最後まで聞く
  • 自然に共感や肯定ができる
  • 「つまり〜ですね」と、話の要点をまとめられる

面接の時に慌ててこの特徴を真似しても、取って付けたようなものだと見透かされてしまいます。普段から意識して、自然な態度で傾聴力をアピールできるようにしておきましょう。

傾聴力を自己PRで使う時のポイント

ここからは、傾聴力を自己PRで使う際に押さえておきたいポイントについて解説します。この通りに自己PRを構成すれば、ストーリー性のある効果的な自己PRが完成させられます。

【傾聴力を自己PRするポイント】①なぜ身についたのかを伝える

傾聴力が役に立った経験を伝えるのも重要ですが、どんな経緯で傾聴力を得られたのかを説明できると、より好印象が残せます。なぜなら、採用担当者は学生のスキルよりも、「人柄」や「経験からどうやって成長したのか」を見ているからです。現在のスキルや功績よりも、成長の過程を重要視しています。

あなたの成長の過程が分かれば、新卒でも仕事に取り組む時の姿勢がイメージできます。入社後、真面目に働ける学生だという印象を与えるためにも、自らが行動して傾聴力を身につけた経験を話せるようにしておきましょう。

【傾聴力を自己PRするポイント】②能力を発揮したエピソードを盛り付ける

面接で「私の長所は、傾聴力があるところです」と、単に傾聴力があると言うだけでは、あなたの魅力は伝わりにくいでしょう。この伝え方だと、「どんなことができるのか」「仕事でどう活かせるのか」ということがイメージできません。
もっと深い自己PRにしたいのであれば、傾聴力を活かしてどう課題を乗り越えたのかを細かく説明することが大切です。

自己PRでは、そのスキルが本当に備わっていて、仕事に活かせることを採用担当者に信じてもらう必要があります。自己PRで話すエピソードは、「いかに説得力を持たせられるか」を意識して選ぶようにしましょう。

【傾聴力を自己PRするポイント】③仕事でどのように活かせるのかを提示する

傾聴力が活かせた経験を説明したあとは、その傾聴力が仕事にどうリンクするかを具体的に示しましょう自分の強みと業務をリンクさせられる学生は、「入社後のビジョンがハッキリしている」と、好印象を残すことができますよ。

傾聴力は、どんな会社や職種でも不可欠な能力です。仕事と関連する部分が必ずあるので、志望企業でどう活かせるかをよく考えてみましょう。

【就活】自己PRの書き方と例文!絶対に落ちない自己PRを就活のプロが徹底解説

傾聴力を自己PRで使う時の注意点

傾聴力をアピールする時に、より良い自己PRにするために意識して欲しいことがあります。それは、

  • 「オリジナリティ」
  • 「面接時の振る舞い」

の2つです。この2つを意識しないと、あなたの長所を100%知ってもらうことはできません。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

【傾聴力を自己PRで使う時の注意点】①他の就活生と被ってしまう

傾聴力はどんな会社にも求められるスキルであるため、自己PRで学生に取り上げられやすいです。したがって中途半端なアピールでは印象に残らず、他の学生に埋もれてしまうことも多々あります。

とはいえ、特別な経験やすごい実績をアピールする必要はありません。エピソードを念入りに伝えてストーリー性を持たせるなど、自己PRに個性を持たせるだけでも他の学生と差はつけられます。内容はもちろん、伝え方も工夫するようにしましょう。

【傾聴力を自己PRで使う時の注意点】②面接時の振る舞い

傾聴力の自己PRは、上手に伝えられれば高評価を得ることも可能です。ただし、面接で採点されているのは、自己PRの内容だけではありません。面接時の態度や立ち振る舞いも、判断基準になっていることを忘れないようにしましょう。面接時の態度によっては、「本当に傾聴力があるのか」と疑われてしまうこともあるので要注意。

聴力をアピールしているのに「きちんとと話を聞かない」、「話を遮って発言してしまう」という行動は絶対に避けてください。ただでさえマイナスな行動なのに、傾聴力をアピールしている学生がこの行動を取ると、さらに評価を下げられてしまいます。そうなってしまわないためにも、記事の前半でご紹介した「傾聴力がある人の特徴」を身につけておくことをおすすめします。

傾聴力を自己PRに使った例文

ここまで説明してきたことを踏まえ、好印象を残せる自己PRの例文をご紹介します。

自己PRの例文【傾聴力】

私は人の話をよく聞き、相手に寄り添った改善策を提案できます。私はアルバイトでコールセンターのアルバイトをしています。受ける電話の多くはクレームや商品に対する不満についてです。初めはうまく対応できず、マニュアルに書いてあることをただ伝えるだけで、逆にお客様を怒らせてしまうことも多くありました。そんな時、先輩から「お客様は不安だから私たちに電話してくれているんだよ」と言われたのが印象に残っています。それを聞いて、大事なのは一方的に話すのではなく、その人に寄り添った対応策を考えることだと気がつきました。それからは自社の商品を研究することに努め、電話対応の方法も改めました。受電したら、まずお客様の話を聞いて何が不安なのかをきちんと考えるようにしました。その上で自分の知識も使いながら、お客様の不安に寄り添った改善策を提案するようにしています。今ではお客様を怒らせることもなく、逆に「親切に対応してくれてありがとう」と言ってもらえるようになりました。貴社の販売職でもスキルを活かし、お客様一人ひとりに合った商品の提案をしていきたいと考えています。

この自己PRのポイントは、以下の4点です。

        1. 傾聴力がついたキッカケを掘り下げている
        2. 成長するためにどんな行動をしたのかが分かる
        3. 仕事に対する真面目な姿勢が伝わる
        4. 企業の業務と傾聴力をリンクさせている

成長のキッカケや気持ちの変化などの過程が書かれているため、ストーリー性があり感情移入しやすい自己PRになっていますよね。また、努力して傾聴力を活かせるようになったことが分かるため、入社後も同じように努力してくれる人材だという印象を与えられます。お客様や仕事に対して真摯な姿勢が読み取れるところや、入社後にどう活かせるかが具体的に説明できているのも高評価。傾聴力だけではなく、真面目な人柄や努力できる一面もアピールできる自己PRになっています。

ぜひこの例文を参考に、あなたのケースに当てはめて自己PRを作ってみてください。

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傾聴力は差別化して印象に残ることが大切!

傾聴力は、単なる聞き上手とは意味が異なります。就活で求められる傾聴力は、相手の話を聞いた上で、真意を読み取ったり共感したりして課題を解決する能力のことです。きちんと傾聴力の意味を理解して使うようにしてください。

特別な経験でなくても、エピソードに具体性を持たせたりストーリー性を持たせたりすることで好印象を残すことは可能です。あなたらしい自己PRで、他の就活生との差別化を図っていきましょう!