夏のインターンの特徴は?参加するメリットや行うべき対策を解説

本記事では、夏インターンの特徴や参加するメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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就活の最初の一歩となる夏のインターン。夏のインターンは大きく3タイプに分類され、それぞれ特徴が異なります。そこで今回は、夏のインターンの特徴から参加するメリット、対策まで詳しく解説します。夏のインターンへの参加を検討している学生は、ぜひ参考にしてください。

夏のインターンとは?

夏のインターンとは、7~9月頃に開催されるインターンシップを指します。夏のインターンは「サマーインターン」と呼ばれ、毎年多くの大学生が参加しています。

夏のインターンは就活を控えた大学3年生や大学院1年生にとって、就活の最初の一歩となる重要な機会です。業界・企業研究を深め、社会人たちと交流を図れるだけでなく、夏のインターンの選考は本選考に向けた練習にもなります。積極的に参加して、就活の最初の一歩を踏み出しましょう。

夏のインターンを実施期間別に解説

先ほど、夏のインターンは大きく3タイプに分類されると説明しました。ここからは、夏のインターンを実施期間別に解説します。夏のインターンへの参加を検討している学生は、以下を参考にどのタイプのインターンに参加したいか考えてみましょう。

【夏インターンの内容】1Day仕事体験

夏のインターンに多い1Day仕事体験は、1日限りのインターンです。企業説明や会社案内、グループワーク体験など、就活に関する情報がふんだんに盛り込まれているので、効率よく業界・企業研究を深めることができます。

気軽に参加できる1Day仕事体験は企業にとっても負担が少ないので、実施する企業は年々増加しています。長期インターンのように実際の業務を担うことはありませんが、社内の雰囲気や大まかな仕事内容を把握し、自分が実際に働いている姿をイメージできるのが1Day仕事体験の特長です。

ちなみに、1日限りのインターンは「1Day仕事体験」と言います。以前は1Dayインターンと呼ばれていましたが、平成27年からインターンシップは2日以上のものに限られたため、現在は「1Day職業体験」「1Day仕事体験」 と呼ばれています。

【夏インターンの内容】短期インターン

2日~1週間程度のインターンは短期インターンと呼ばれ、グループワークや疑似職務体験を行います。コミュニケーション能力や協調性、リーダーシップなど能力を試されるプログラムが組まれており、社員からフィードバックをもらえる場合もあるので、自己分析を深めたい学生におすすめです。

ただし短期インターンは人気が高く、選考に通過できないケースも珍しくありません。とくに大手企業や有名企業の短期インターンは倍率が高く、参加できない可能性もあるので、早めの準備が重要です。

【夏インターンの内容】長期インターン

1ヶ月~半年程度のインターンは長期インターンと呼ばれ、社員とコミュニケーションを図りながら実際の業務を担います。実務スキルだけでなく、ビジネスマナーを学ぶこともできる長期インターンは、就活の方向性を決定づける貴重な場です。

企業によっては有給の場合もあり、基本的には出社するまでにかかる交通費も支払われます。報酬を得ながらスキルアップや実務経験を積める有給インターンは、就活に有益な制度といえるでしょう。

簡単にインターンを見つける方法

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夏のインターンに参加するメリット4つ

続いて夏のインターンに参加するメリットを紹介します。夏のインターンは就活に有利と言われることもありますが、それは本当なのでしょうか?

【夏インターンのメリット】早期内定を獲得できる可能性がある

「夏のインターンは就活に有利」と言われている大きな理由は、早期内定を獲得できる可能性があるからです。インターンの中には選考直結型のインターンもあり、優秀だと判断された学生は8~9月の時点で内定を獲得していることもあります。

またインターンで高評価を得ることができたら、エントリーシートの提出やグループワークが免除される特別選考ルートに案内してもらえる可能性もあります。その他、インターン参加者限定イベントに招待されたり、採用に関わるリクルーターがついたりと、選考に有利に働く優遇が受けられるチャンスを得られるかもしれません。

【夏インターンのメリット】就活のアピール材料になる

とくに3ヶ月以上の長期インターンは、自己PRや志望動機のアピール材料になります。自己分析が苦手な学生や、アピール材料が見つからないと嘆いている学生は、積極的に長期インターンに参加してアピールポイントを増やしましょう。

1Day仕事体験や短期インターンをアピール材料にするには、インターンへの参加をアピールするのではなく、インターンに参加することで見えた自分の新しい一面をアピールするといいでしょう。

インターンシップ経験を自己PRに盛り込もうと考えている学生は、こちらの記事を参考にしてください。

インターンシップ経験の強みを活かす自己PR!評価されやすい書き方を例文付きで解説

【夏インターンのメリット】業界・企業研究を深められる

1Day仕事体験や短期インターンから長期インターンまで、実施期間に関わらず夏のインターンは業界・企業研究を深める材料になります。社員の声を聞いたり、社風を確認したりしながら業界・企業研究を深めていきましょう。

こうして業界・企業研究が進むと、次第に就活の軸が定まり、企業選びの視野を広げることができます。業界・企業研究を深めたい学生はもちろん、就活の軸を定めたい学生にも夏のインターンはおすすめです。

【夏インターンのメリット】本選考の練習になる

企業によっては、夏のインターンの参加者を決めるために選考を行う場合があります。選考型インターンの多くは、エントリーシートや履歴書の提出、さらに面接を経て合否が出ます。この過程は就活の本選考に向けた練習になるので、夏のインターンの選考を就活の第一歩として役立てたいところです。

夏のインターンに参加するために行うべき対策

夏のインターンは参加希望者が多く、選考に通過しないことには参加できないケースも珍しくありません。では、夏のインターンに参加するにはどのような対策を行うべきでしょうか?

【夏インターンの対策】4~6月までに情報収集をしておく

7~9月に開催される夏のインターンに参加するなら、4~6月までにインターンの情報収集をしておく必要があります。夏のインターンの募集は6月から出始めるので、企業ページや就活サイトをチェックして見逃さないように気を付けましょう。

【夏インターンの対策】エントリーシート対策

夏のインターンの選考では、エントリーシートの提出を求められることが多々あります。この機会に自己PRや志望動機の書き方に慣れておくことで、本選考に活かすことができます。

【夏インターンの対策】筆記試験対策

企業によっては、夏のインターンの選考に筆記試験を設けている場合もあります。受験形式はWEB上での回答、またはテストセンターや選考会場での回答となります。

筆記試験では小論文や英作文が出題される場合もあるので、試験の形式を事前に確認し、過去問や体験問題で筆記試験対策を行いましょう。自己PRと志望動機の書き方はこちらの記事に詳しく記載しているので、確認しましょう。

自己PRと志望動機の違いとは?繋げ方や人事に刺さる伝え方を解説

【夏インターンの対策】グループディスカッション・面接対策

グループディスカッションや面接を行う企業も多く、大手企業や有名企業では二次試験、三次試験が設けられている場合もあります。グループディスカッションや面接は本選考でも実施されることが多いので、対策講座や模擬面接を活用して慣れておきましょう。

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、インターンを行わない企業も!?

コロナ禍という未曾有の危機から、夏のインターンの開催を見送る企業も出てくるでしょう。なかには新卒採用人数を減らしたり、採用自体を取りやめたりする企業も出てくることが予想されます。

またインターンをオンライン開催に切り替え、企業説明や社内見学を行ったり、リモートワーク体験を実施したりする企業も増えてきています。志望企業のインターンがオンライン開催になっても対応できるように、事前に必要な機材やネットワーク環境をチェックしておきましょう。

オンラインインターンで好印象を与えるために、WEB面接の記事を参考にしてみましょう!

【保存版】WEB面接の「準備」と「流れ」を解説!スピードテストは事前にやった?

夏のインターンは就活の第一歩!積極的に参加して就活を有利に進めよう

就活に慣れていない時期に開催される夏のインターン。エントリーも対策も手探り状態で、不安がどんどん募ってくるかもしれません。ましてやコロナ禍という非常事態によって、オンラインインターンに切り替える企業も多く、混乱してしまうのも無理はないでしょう。

しかし、夏のインターンを無事に乗り越えることができたら、本選考では他の就活生よりも一歩リードした状態でスタートを切れるはずです。積極的に夏のインターンに参加して、就活を有利に進めましょう!