インターンシップ経験の強みを活かす自己PR!評価されやすい書き方を例文付きで解説

自己PRに使う内容として、クラブやボランティア活動、海外留学などのさまざまなものが挙げられます。そのような中で、就活に欠かせないものとなりつつあるのがインターンシップです。社会人と一緒に会社で働くため、インターンの経験を自己PRに盛り込もうと考えている就活生も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、インターンシップ経験を自己PRにするポイントから、ESで評価されやすい書き方まで詳しく解説します。

インターンシップの経験は自己PRになる?

一口にインターンシップといっても、1日~2週間程度の「短期インターン」と3ヶ月~1年以上の「長期インターン」では、得られるものやアピールできることが変わってきます。

長期インターンシップは自己PRに使いやすい

長期インターンに参加した就活生は、アルバイトよりも実際の業務に近い体験をしているので、その経験を強みとしてアピールできます。業務内容や得たものを具体的に伝えることができれば、社会人として働いている姿をイメージしてもらいやすくなるでしょう。また、伝え方によっては即戦力として見てもらえる可能性もあるので、長期インターンの経験は非常に自己PRに向いているといえます。

短期インターンシップは自己PRで評価されづらい

長期インターンシップに対して、社員との交流や簡単な業務がメインとなる短期インターンは、自己PRや自身の強み、学生時代に力を入れたこととしてアピールするのは難しく、単に動機や経験をアピールするだけでは評価されません。最近は1dayインターンや2~3日程度の短期インターンが増えていますが、インターンシップ経験を自己PRにしたいなら、最低でも半年以上の長期インターンに参加したいところです。

インターンシップの経験を自己PRにするポイント

インターンシップの経験は必ずしも自己PRになるとはいえませんが、伝え方次第で良い評価に繋がります。ここからは、インターンシップの経験を自己PRにする際に、押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。

【インターンシップの自己PRポイント1】インターンシップの経験を強調しすぎない

インターンシップの経験を自己PRにする時に気を付けたいのが、「インターンを受けた」という経験を強調してしまうことです。近年は大半の就活生がインターンシップに参加しているので、単にインターンシップを経験したことをアピールしても評価には繋がりません。それどころか、経験自慢と取られてしまうこともあるので注意しましょう。

【インターンシップの自己PRポイント2】働いている姿がイメージできるような伝え方をする

体験した業務について書く時は、インターンシップを通じて得たスキルや、どんな成果を挙げたのかをより具体的に伝えましょう。そうすると採用担当はあなたが働いている姿をイメージしやすくなるので、良い評価へと繋がります。

【インターンシップの自己PRポイント3】思考回路や姿勢がうかがえる内容にする

自己PRにインターンシップの感想を書いたところで、評価には繋がりません。あなたの思考回路や姿勢が伝わるように、何を考え、どのような努力をしたかをアピールすることが重要です。

【インターンシップの自己PRポイント4】企業が求める人物像であることをアピールする

インターンシップの経験を自己PRにするなら、その経験を就職後にどう活かせるかを考えてみてください。そこから、自身が企業の求める人物像にいかに近い存在かをアピールし、良い評価を目指しましょう。

そのためには、業界・企業研究が欠かせません。「業界・企業研究をまだやったことがない」、または「もう一度しっかりやってみたい」と思った就活生は、以下の記事に目を通してみてください。

業界研究とは?今すぐ始められるやり方3ステップ【おすすめツール】

自己PRを上手く作れない時は?

自己PRを書こうとしても「アピールポイントが分からない」「上手くまとめられない」という悩みを抱えていませんか?その悩みは、キミスカの適性検査を受けて自己分析・自己理解を深めることで解決できるかもしれません。

この適性検査では、あなたの強みや職務適性、意欲の傾向、人物像などをAIが超精密に分析してくれます。AIに分析してもらうことで、自分でも気づかなかった強みを知ることができたり、自分に合った職業を見つけることができます。またキミスカでは、適性検査の結果をもとに、企業からスカウトが届きます!適性検査を受けるだけで、ES免除などの特典付きスカウトが届くのは、魅力的ですよね。

適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

インターンシップの経験を自己PRにする時の文章構成

就活における自己PRの文章構成は、基本的にはテーマに関わらず「PREP法」が用いられます。PREP法とは、伝えたい情報を以下の順序でまとめる手法です。

1.Point:要点
2.Reason:理由
3.Example:具体例
4.Point:要点
PREP法のポイントは「結論を最初に、具体例となるエピソードを書いてから最後に意欲を伝える」ことです。PREP法については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、自己PRの文章構成に不安がある就活生は、対策の参考にしてくださいね!

【就活】自己PRの書き方と例文!絶対に落ちない自己PRを就活のプロが徹底解説

インターンシップの経験を自己PRにした例文

インターンシップの経験を自己PRにする時に、実際に使える例文をご紹介します。業界別に3種類の自己PRの例文を作成したので、自己PR作りに悩んでいる就活生はぜひ参考にしてみてください。
例文はESなどに書く場合を想定しているので、「貴社」と書いていますが、面接の際は「御社」と言う点に注意しましょう。

【インターンシップの自己PR例文1】販売職

私は、○○の販売を通じて自身のコミュニケーション力を活かせる場面があり、やりがいを感じることができました。それと同時に販売の厳しさも知ることができ、売り上げを伸ばすにはお客様のニーズを直接お聞きすることが大切だと学びました。お客様のことを第一に考えることは、貴社での業務に必ず活かせると思います。

【インターンシップの自己PR例文2】Web制作会社

私の強みは、計画性があることです。先日のWeb制作会社でのインターンシップでは、計画性を活かして2週間でLPを作成できましたが、私のミスで就業時間内に仕事が終わらないこともありました。社員の方からミスをした時の対処を直接学べたことは、貴社の事業にも活かせると考えています。

【インターンシップの自己PR例文3】ベンチャー企業

私の強みは、根気強く物事に取り組むことです。ベンチャー企業でのインターンでは新規事業の立案を任されましたが、根気強く取り組んだお陰で上長からお褒めの言葉を頂きました。この根気強さを活かし、貴社の開発にも貢献できればと思います。

自己PRにインターンシップの経験を盛り込むなら、即戦力になることをアピールしよう!

インターンシップの経験を自己PRに盛り込むことは可能ですが、1日~2週間程度の短期インターンでは就活で有利に働くとは思えません。また、インターンを経験したことを強調したところで、就活生の大半が経験していることなのでアピールとしては弱いでしょう。

インターンシップの経験を自己PRにするなら、その時の思考や業務にあたる姿勢、今後の仕事にどう繋げていくのかをしっかりアピールしていくことが大切です。採用担当に就職後の姿をイメージさせ、即戦力になることをアピールしましょう!