モチベーショングラフで自己分析!やり方解説【10分で終わるテンプレ付き】

この記事では、モチベーショングラフの書き方や自己分析のやり方などをテンプレート付きで解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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モチベーショングラフは人生史の中で、どんな時にモチベーションが上がったり下がったりするのかをグラフにして表します。就活を充実したものにできるかは、自己分析がカギを握っているので丁寧に自己分析していきましょう。以上のことを踏まえて、解説していきます。

就活は自分の人生をより良いもにする機会

モチベーショングラフを書く前に、これから始まる就活」の定義についてきちんと理解しておく必要があります。ここの理解度の差は、就活の充実度をも左右するからです。みなさんは「就活」をどのように捉えているでしょうか?

「いい企業に就職すること?」
「内定をもらうこと?」

実は違います。就活とは、自分の人生をより良いものにするための手段にすぎません。一度しかない自分の人生をどのように生きたいかを真剣に考える機会が就活です。

就活のゴールを「内定をもらう」ではなく、「自分の人生をより良いものにする」に設定しましょう。自分はどのように生きたいか・どのようになったら幸せかを考え、それを達成するためにはどのような職業に就いたらいいのか、というように、設定したゴールから逆算して考えると、自分の理想的な近い将来を描くことができます。

ここを間違えてしまうと、就活が終わったあとに「この仕事なんか違うんだよな~」という現象が起きてしまうのです。とはいえ、一体何から始めればいいのでしょうか?
それ答えはズバリ、自己分析です。まずは自分を知ることから始めましょう。今回は、数ある自己分析の中から「モチベーショングラフ」という方法を紹介していきます。

モチベーショングラフを作成する時にやってほしいこと

モチベーショングラフを作成する時に、一度使ってほしい自己分析ツールがあります。それが【キミスカの適性検査】です。キミスカの適性検査は無料で受けることができ、質問に答えるだけ、20分程度で完了します!毎年10万人以上の就活生が受検している簡単かつ的確な自己分析ツール【キミスカ適性検査】をぜひ活用してみてください。

適性検査を受けておくことで、自分の価値観や強みを理解しておくことができ、要点を掴んだモチベーショングラフが完成します。

適性検査の受検方法自己分析のやり方は以下の記事にまとめてあります。是非一度目を通してみてください!

モチベーショングラフで就活の軸を探そう

モチベーショングラフとは、ある一定の時期から現在までのモチベーションを振り返り、自分がどんな時にモチベーションが上がるのかそれはなぜかを明らかにすることで自分の価値観や特徴を理解することができる自己分析方法です。
モチベーショングラフを行うと、次の2つがわかります。

  • 自分の進路選択の軸を明確化する
  • 自分の事(強みや武器)を他人に伝えられるエピソード

この2つを見つけて、より自分にとって良い道を選択しましょう!

モチベーショングラフの書き方

それでは実際にモチベーショングラフの書き方を紹介していきます。

【モチベーショングラフの書き方1】2つの軸を書く

白い紙でもエクセルでも何でも大丈夫なので、まず自分が描きやすい媒体を用意し、そこに2つの軸を記入しましょう。横軸が時間の流れを、縦軸がモチベーションの上下を表しています。

モチベーショングラフ

【モチベーショングラフの書き方2】年齢ごとのモチベーション上下とその時の出来事の詳細を書く

次に、生まれてから現在までを振り返り、モチベーションの上下を記入しましょう。モチベーションの分岐点で何が起こったのか、合わせて出来事も記入てください。
自己分析_モチベーショングラフ3
こうすることにより、自分のモチベーションが何かどのように乗り越えてきたかを可視化することができます。この際に気を付けるべきポイントは、就活に役立つエピソードは何かなど就活の面接やESにとらわれずに、自分の人生を振り返ることのみに集中すること!!大きな出来事でなくても構いません。自分のモチベーションに関わってきた些細な日常のことまで深堀して書くとより効果的なモチベーショングラフが完成します。

【モチベーショングラフの書き方3】当時置かれていた環境を振り返りる

モチベーションが高かった時、また低かった時、その当時置かれていた環境を思い出してください。人間関係や、その中の雰囲気なども振り返りましょう。そうすることで、自分がどんな環境を好むのか、どんな環境に適しているのかがわかります。

【モチベーショングラフの書き方4】当時の感情や思考・行動を振り返る

モチベーションの分岐点で自分が抱いた感情や、その時考えたこと起こしたアクションを思い出して記入してください。その当時は「ただなんとなくワクワクした」と思ってした行動だとしても、「なぜワクワクしたのか」、「どのようなときにワクワクするのか」というように、「なぜ」や「どういうとき」に注目して書くと、自分の価値観や特徴が理解しやすくなります。

モチベーショングラフ記入例

【モチベーショングラフの書き方5】自分の価値観や特徴を理解する

自分の人生において、モチベーションの分岐点がいくつも出来たと思います。モチベーションが上がる分岐点、もしくは下がる分岐点のそれぞれで、自分の感情やその感情を抱いた理由に何か共通点は見えてきましたか?逆に、違いは見えてきましたか?ここの共通点と違い探しが最も重要な作業です。

  • 自分が頑張れた理由、逆に頑張れなかった理由の違いは何か
  • 一番頑張れた時の理由と次に頑張れた時の共通店は何か、また違いは何か

など、細かく共通点や違いを見ていくことによって自分が大切にしている価値観や特徴を理解することができます。その分岐点での出来事は様々であっても、そこで共通して抱いた感情や自分なりの価値観、得意・不得意、周りの環境などが見えてくるはずです。そして見えてきた共通点は、自分が物事を選択する際の判断軸であったりします。それは就活の際に、自分がどの道を選択するのかの軸に共通する部分があります。

就活は自己分析からはじめよう

今回は、モチベーショングラフの書き方を紹介しました。このように就活は自己分析から始まります。

就活は、自分の人生をより良いものにするための手段であるので、まず自分を知る事が重要です。どういう人間になりたいのか、どういう風に生きていきたいのか、自分が楽しいと思う事は何か、やりたい事は何か、など、自分に関するありとあらゆる事(性質・特徴)を知ることから就活は始まるのです。

就活の始め方は理解できたと思いますが、では自己分析とは一体何なのでしょうか?ここをしっかりと理解しておくことで、より濃い自己分析ができます。

自己分析とは『自分の人生の「目的」と「手段」を知ること』

自己分析とは、自分の強みを見つけるためにするものと一般的には言われていますが、本当は『自分の人生の「目的」と「手段」を知ること』です。
ここが理解できたら、就活において重要な3つのポイントを抑えることができます。

  • 就職の目的を定義できる
  • 自分の入るべき企業がわかる
  • 面接官に自分のことを伝えられるようになる

人生規模で俯瞰して就活を見ないと、ほんとうの意味で自分の入りたい会社や、そこに対してアピールできることも見つかりません。

就活における自己分析の目的とは

では、就活における自己分析の目的は何でしょうか?実は2つあります。

  • 自分の進路選択の軸を明確化する
  • 自分の事(強みや武器)を他人に伝えられるようにする

ESや面接において企業は、その人がどんな能力や価値観・志向性を持っているのかを見ています。自分が進む道を決めるためには、自分の事を客観視して言語化し、他人に分かりやすく伝えられることが重要なのです。

上の二つをモチベーショングラフで発見できたかと思います。しかし、自己分析の深さが就活/就職の充実度を左右するといっても過言ではありません。もっと深く自己分析を行うために下記の記事も参考にして、自分が本当にやりたいことってなんなのか考えてみましょう。

自己分析は2タイプあるって知ってた?「人気なやり方」6選もまとめて解説!

モチベーショングラフを書く際のまとめ

自己分析の重要さと目的を理解し、実際に自己分析をしてみましょう。ここからが就活のスタートです。モチベーショングラフを書くことで、自分が人生において何を大切にし、どんな時に幸せであるのかがわかります。