自己分析であなたの価値観を明確にしよう!方法や企業選びの軸の決め方を解説

自己分析で大切なのは、自分の価値観を知ることです。価値観とは「あなたが大切にしているもの」つまり何かを判断する際に軸になっているものを指します。自己PRや学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は話せても、自分の大切にしている価値観を言語化できている就活生は多くありません。

しかし自分の価値観が分かれば、自分に合った企業を探しやすくなります。ここでは、自己分析を通じて自分の価値観の軸を知る方法を解説します。

企業はあなたの価値観を知りたいと思っている

新卒採用をしている企業は、学生の実績よりも人柄と価値観を重視しおり、自社と価値観がマッチする人と一緒に働きたいと考えています。「ぜひ一緒に働きたい」そう思ってもらうために、まずはあなたが自分の価値観を理解し、それを的確な言葉で伝えられるようになる必要があります。

自己分析で価値観を明確にするメリット

自身の価値観を明確にすると「就活をする目的」「企業選びの軸」「自身のアピールポイント」が分かってきます。

そもそも自己分析とは《自分の人生の「目的」と「手段」を知る》ため行うものです。将来どんな人間になりたいのか、何を目的に生きていきたいのかという人生の目的を考えた時に、それを実現するための手段として就活があります。

自分を理解し人生の目的を意識することで、そうするためにはどのように動けばいいのか、叶えるためには何を避けるべきなのかが分かるので、効率的な就活をするためにも自分の価値観を明確にしておくことは重要です。では就活においてどんなメリットがあるのか以下で解説します。

【自己分析で価値観を明確にするメリット】①就活の目的が分かる

みなさんは就活は何のためにしていますか?お金を稼ぐため?とりあえず働かなくてはいけないから?どのような理由でしょうか?就職の目的は、人それぞれです。

何のために働くのか」「どんな目標に向かって歩むのか」「そもそも企業に就職するのが自分にとって一番なのかそれを明確にし、自分の中で整理しなければ、就活する意義が分からなくなってきます。ここが明確になるとどのような企業・職種で働けばいいのか見えてくるので、就活前になぜ就活するのかという点を明確にしておくきましょう

【自己分析で価値観を明確にするメリット】②企業選びの軸が分かる

就活でミスマッチを防ぐために、企業選びの軸を理解していることは欠かせません。中には「内定を出してくれるなら、どこでもいい」と思っている人もいるかもしれませんが、その職場や職種が合っていない早期退職につながることもあるでしょう。

自分の価値観をしっかり理解すれば、「どの業界や職種を受けるべきか」、「どんなものは自分には合わないのか」が分かってくるため、ミスマッチになる確率を下げることが出来ます。そうすることで志望動機も軸のぶれない納得できる回答が出来るようになり、また、内定承諾をする際の判断基準を決めることが出来ます。

【自己分析で価値観を明確にするメリット】③アピールポイントが分かる

就活では自分を採用するメリットや人柄を伝えるために、自分をアピールする必須があります。しかし自己分析で自身の価値観を言語化できていなければ、相手にうまく伝わりません。自分の考えや思いを的確な言葉で表現できれば、よりマッチする企業の内定に近づくことが出来るようになります。

採用担当は「あなの人柄と価値観、将来的な可能性」を知りたいと思っているので、自分の価値観と強みを明確に理解し、自分自身についてしっかり伝えましょう。

自己分析で価値観を見つける方法

価値観を見つける方法を紹介します。自己分析で自分の価値観を見つける前に、まずは以下のものを準備しましょう。
用意するもの

・A4サイズのノート
・消えないボールペン
・ものさし

自己分析を進める際は、ボールペンで書くのがおすすめです。ノートを見やすくしようとメモを消す方もいますが、消せないボールペンで残しておけば、後日振り返ったときに新たな気づきを得られることがあります。また回答が見やすいようノートは大きめのものを選び、1ページをしっかり使いましょう。

【自己分析で価値観を見つける方法】①過去を振り返り書き出す

まずは、下記のようなテーマについて飾らずに自分の考えを書き出していきます。

自己分析で価値観を見つける項目

・好きなこと
・嫌いなこと
・大切にしているポリシー
・座右の銘

1つの質問につき1ページ使い、思ったことを書き出していきましょう。ノートの一番上に質問項目、その下に回答を書きます。書き出すことで、どんなことが好きなのか自分のことが理解できるようになります。

【自己分析で価値観を見つける方法】②「なぜ」で深堀する

過去を振り返って出てきたキーワードに対して「なぜ」と問いかけてみましょう。これは価値観を見つけるのに一番重要なワークです。

「なぜ」と問いかけることで、自分の考えの元になっているものを確認できます。できればそれを2〜3回繰り返して、本質的な価値観を探ってみましょう。

【自己分析で価値観を見つける方法】③共通点や気づきを書き出す

それぞれのテーマで本質的な価値観を書き出したら、それらに共通点がないかを見てみましょう。共通点や類似点を探すことで、自分の考えの根底にあるものが分かります。また他の質問をした際も、意外と似通った価値観にたどり着くことがあるので、自分の軸となる価値観を知るために最後にまとめることが重要です。

ノートの書き方はイメージは下記のようなものになります。

自己分析で価値観を見つけられない場合

自己分析は時間がかかるもので、一人では行き詰まってしまうこともあるでしょう。そんなときは自分だけでは行わずに角度を変えて自己分析してみましょう。

【自己分析で価値観を見つけられない場合】①他己分析する

思い切って友達や家族にあなたがどんな人かを聞いてみましょう。自分のことを一番知っているのは自分と思ってしまいがちですが、自分の知っている自分と周囲の人に見えている自分との間には、必ずギャップがあります。他人の方があなたのことをよく見ていることもあるでしょう。

他己分析を行うと自分では気づいていなかった価値観や、特徴に気づくことができます。また逆に、自分では「良い」と思っていた特徴が、周りからするとそうではなかったということもあるかもしれません。周りに褒められる特徴は、求められる特徴と言えるので、他己分析の結果を自己分析に役立てるのもおすすめです。

ただし他己分析はむやみにやってもうまくいきません。自分が知りたいことを周りから引き出すには、質問方法が重要になりますので、方法が分からない方はこちらの記事で、確認してみましょう。

他己分析はどうやって行うべき?やり方を4ステップで解説【質問例12問つき】

【自己分析で価値観を見つけられなかった場合】②適性検査を受ける

自己分析と他己分析をやってみても、価値観の軸が分からないときは適性検査を受けてみるのがおすすめです。適性検査は客観的な評価をしてくれるため、自分では気づいていなかった強みや価値観に気付くことが出来ます。適性検査の結果を見て、「なぜここが良いのか」「そのような時にその判断をしているのか」等深ぼってみるのもおすすめです。

キミスカの適性検査では、15分~20分程度で意欲傾向や価値観の傾向を知ることが出来ます。なかなか時間が進まない方や、より自己分析を進めたい方はぜひ受験してみてください。

「適性検査」の受け方・結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

自己分析で価値観が分かったら会社選びの軸を決めよう

自己分析で自分の価値観の軸が分かったら、会社選びの軸を決めていきます。そうすることで自分を会社に合わせるのではなく、自分の価値観に近い会社を見つけやすくなります。自分の価値観と企業選びの軸をどのように結びつけてよいか分からないときは、下の表を参考にしてみてください。

企業選びの軸例

・経営者と距離が近い
・とにかく成長できる環境がある
・新規事業に挑戦できる
・研修制度が充実
・ワークライフバランス重視
・社員同士の仲が良い
・給与が高い
・一緒に働く人のレベルが高い
・商品力が高い
・社会貢献性が高い
・アイディアを活かすことができる
・企業理念に共感できる
・語学力を活かせる
・海外赴任ができる
・希望業界にこだわる
・職種を追究する
・希望のエリアで働ける

    それでも企業選びの軸を決められない場合

    上記の会社選びの軸にピンと来なかった人は、次のような方法で就活の軸を考えることも可能です。

    見つけきれない場合
    ・得意分野から見つける
    ・興味のある分野から見つける
    ・継続してきた分野から見つける
    ・環境から見つける
    ・地理的に考える

      具体的な方法はこちらの記事で解説しているので、なかなか就活の軸が決まらない方は確認してみましょう。

      就活の軸とは?具体例から軸の見つけ方まで徹底解説!

      自己分析で価値観を明確にし就活を有利に進めよう!

      自己分析の方法はたくさんあるため、1回したら完了というものではありません。この記事に書いた方法以外にも、皆さんに合う自己分析の方法もあると思いますので、ぜひ様々な方法を試してみてください。

      大切なことは行動することです。何が正解か分からないならまずはやってみましょう。自分の行動に意味づけを行い、実際に行動してみることで次の道は見えてくるものです。自分の価値観が分かれば、おのずと企業の選び方やアピールすべきポイントが分かります。

      エントリーシートや面接の質問にしっかり伝えられるように、「なぜ」を深掘りし、自分を伝える言葉を獲得しましょう。