インターンの連絡が来ない!返信が遅い理由や対処法を解説

インターンの面接を受けたものの、なかなか連絡が来ないので焦ってしまう学生も多いでしょう。企業からの返信が遅い理由として、何が考えられるのでしょうか。この記事では、インターンの連絡が来ないと悩んでいる人向けに、返信が遅い理由や対処法について解説します。

インターンの連絡は3日~2週間程度で来ることが多い

企業から「3営業日以内」などの通達があれば、その期間中に連絡が来ます。一方、特に指定がなければ、インターンの選考に受けてから、おおよそ3日~2週間程度で来ることが多いです。ただし、企業の規模や応募者数などにより、連絡が来るまでの期間は異なります。そのため、あくまでも目安として把握しておきましょう。

ちなみに、合格者への連絡は早く、不合格者への連絡は遅い傾向にあります。これは企業としても好印象な学生には「うちに来てもらいたい」という思いがあるため、なるべく早く連絡をして他社に流れないようにするためです。

インターン先から結果の連絡が来ない5つの理由

インターン先から連絡が来ないと不安になるものですが、企業側の事情を考慮すれば不安が和らぐかもしれません。ここではインターンの連絡が来ない理由として考えられるものを5つ紹介します。

【インターンの連絡が来ない理由】人事担当者が忙しい

インターン先の人事担当者が忙しいために、連絡が遅れている可能性があります。
担当者はインターンに関する仕事だけをしているわけではありません。インターンのほか、中途採用の採用業務や給与計算・勤務管理のオペレーター業務などさまざまな業務があります。
また人事部の人数が少ない企業では、限られた時間の中でインターンの選考と一般業務を並行すると、通知が遅くなってしまうこともあるでしょう。

【インターンの連絡が来ない理由】応募者多数のため対応できていない

予想を上回る応募が来て、対応が追いついていない可能性もあります。応募者が多ければ多いほど確認する書類が増えるため、連絡までに時間がかかってしまいます。

応募書類は、学歴・志望動機・自己PRなど見るべき項目が多いです。担当者は書類をくまなくチェックして選考を行うため、応募者の数に比例して結果の連絡も遅くなってしまうのです。

【インターンの連絡が来ない理由】不合格者には連絡しない決まりだった

そもそもインターンの不合格者へは連絡をせず、合格者にのみ連絡をする決まりだったのかもしれません。

特に応募者・募集人数が多い企業の場合はこの傾向があります
今一度インターンの選考に関するメールを確認し「今回の選考結果は合格者にのみ連絡をさせて頂きます」といった主旨の文言がないか確認してみてください。もしそうした文言があり、2週間以上過ぎていれば、残念ながら不合格であった可能性が高いです。

【インターンの連絡が来ない理由】人事担当者が応募メールを見逃していた

人事担当者が応募メールを見逃していたために、エントリーされていない可能性もあります。迷惑メールフォルダに振り分けられてしまった、大量のメールの中に埋もれて見逃していた、スパム判定されてメーリが届いていなかった、などの理由から担当者が応募に気づいていないことも考えられます。
エントリーした時点で返信があったかどうかを確認し、一切の連絡がきていない場合は電話で問い合わせた方が良いでしょう。

【インターンの連絡が来ない理由】補欠候補だから

あなたがインターンの補欠候補で、人事担当者は合格者の参加の有無を確認してからあなたに連絡をしようとしているかもしれません。

インターンの採用枠が限られているため、企業は応募した学生の中から優先順位をつけているのです。企業がインターンに参加して欲しい学生の返事を待っている場合、補欠候補の学生に連絡するのが遅れている可能性もあります。
企業から連絡が来ない場合は、あなたが補欠候補になっていることも考えられます。

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インターンの連絡が来ないときの対処法

インターン先の企業から連絡が来ない場合、学生には「待つ」か「問い合わせる」かの2つの選択肢があります。
しかし、学生はいつまで待ち、どういった内容で問い合わせれば良いのでしょうか。企業に対して失礼のないよう、以下で紹介する内容を参考に適切な行動を取りましょう。

【インターンの連絡が来ないときの対処法】返信期限までは待つ

いつまでに連絡するかを事前に伝えられているときは、その期限まで待ちましょう。逆に期限を待てずに連絡してしまうと、「指示を守れない人」として企業からマイナスの印象を持たれてしまいます。

もし返信期限が「数日」や「1週間程度」など曖昧な表現の場合は、期限+2~3営業日までは待つようにしましょう。これは何らかの影響で選考が遅れて連絡ができないでいるかもしれないからです。

【インターンの連絡が来ないときの対処法】電話もしくはメールで問い合わせる

返信期限を過ぎていたり、期限がなくとも選考から2週間が経過していたりしたら、電話もしくはメールで問い合わせましょう
電話とメールそれぞれの問い合わせ方は、以下を参考にしてください。

【電話での問い合わせ方】
就活生就活生

お世話になっております。先日インターンの選考を受けさせていただいた○○大学の○○と申します。人事部の□□様はいらっしゃいますでしょうか?

企業企業

はい、私が□□です。

就活生就活生

失礼いたしました。今少々お時間よろしいでしょうか?

企業企業

はい、大丈夫ですよ。

就活生就活生

ありがとうございます。先日は選考のお時間ありがとうございました。お忙しい中大変恐縮なのですが、選考の結果はいつ頃ご連絡いただけそうでしょうか?選考より時間が経ちましたので、差し支えなければ教えて頂けますと幸いです。

企業企業

お待たせしてしまい申し訳ありません。現在社内にて慎重に吟味している為、合否の連絡については〇日以降にご連絡する予定となっております。

就活生就活生

承知いたしました。急かすようなお電話をしてしまい申し訳ありません。それでは〇日以降でご連絡お待ちしております。

まずは自ら名乗り、その上で担当者は対応する時間があるのかを確認しましょう。
「選考結果はいつ頃ご連絡いただけそうでしょうか?」とシンプルに聞いて構いませんが、その際は「お忙しい中大変恐縮ですが」「急かすようで恐縮ですが」などのクッション言葉を忘れずに入れます。

続いて、メールで問い合わせる場合の例文が以下です。

【メールでの問い合わせ方】

【件名】
△月△日のインターンシップ選考結果について(自分の名前)

【本文】
○○株式会社
人事部 □□様

お世話になっております。
△月△日にインターンシップの選考試験を受けさせていただいた○○大学○○学部の○○と申します。

先日はお忙しい中お時間を割いていただき、ありがとうございました。

急かしてしまうようで大変恐縮ですが、選考試験の合否について、いつ頃までにご連絡いただけるか気になりご連絡いたしました。可能であれば教えていただけると幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

================
○○大学
△△学部 □□学科
キミスカ太郎
TEL:123-4567-8910
MAIL:kimisukataro@shukatsu.com
================

件名は本文の内容を端的にまとめた内容にし、自分の名前も入れておくと良いでしょう。
本文では余計なことは書かずにシンプルに「選考結果はいつ頃連絡をもらえそうか」を聞くようにします。「先日はありがとうございました」という主旨のお礼の一文も忘れないようにしましょう。

インターンの連絡が来ないときにするべきこと

インターンの連絡が来ないと焦りや不安を覚えることでしょう。しかし、焦っていても結果は変わりません。インターン先からの連絡を待っている間は、少しでもインターンにプラスになる行動を取ることが大切です。
ここではインターンの連絡が来ないときにするべき2つのことを紹介します。

【インターンの連絡が来ないときにすべきこと】他のインターン先を探す

落ちていたときに備えて、他のインターン先を探しておきましょう。ただやみくもに探すのではなく、他のインターン先を探す前に、まずは自分の参加目的を再確認します。自分が求める経験や学びは、他社のインターンでも得られる可能性があるからです。

また、インターンの選考に落ちていた場合は、どこで落とされたのかを振り返るようにしましょう。次のインターンで効果的なアピールをするためには、事前準備が大切です。事前準備では、志望動機が浅かったのか、リサーチ不足だったのか、など落とされた理由を推測し、事前に補強します。こうした地道な事前準備が合格へと近づけてくれるのです。

なお、偽らない就活を学生に勧めているキミスカは、逆求人型のスカウトサービスです。自分からインターン先を探す方法と合わせて、キミスカを活用し、自分らしい姿を評価してもらえる企業からスカウトを待つという方法もありますので、ぜひ参考にしてください。

【インターンの連絡が来ないときにすべきこと】自己分析+業界・企業研究を深掘りする

インターンの連絡が来ないときは、待ち時間を自己分析や業界・企業研究の深掘りに充ててみましょう
自己分析をして分かった自分の軸を参考に、業界・企業研究をしていくことで、ほかにも興味のあるインターン先が見つかるかもしれません。自己分析の深掘りには「なぜ」と問いかける方法が有効です。

例えば、塾講師のアルバイトで生徒の点数アップに寄与できた経験があるとします。

【なぜと問いかけて深掘りする例】

なぜ、塾講師でアルバイトを?
→人に教えるのが好きだから

なぜ、好き?
→人に教えて「分かった」と言ってもらえると嬉しいから

なぜ、嬉しく感じる?
→自分の考えが相手に理解されるから

このように「なぜ」と問いかけて深掘りすることで、「自分の考えを相手に伝えて、理解された状態」を好むことがわかりました。この結果から「広報」が向いていると考えても良いかもしれません。
この軸で業界・企業研究をすれば、より自分マッチしたインターン先が見つかるでしょう。

業界研究のやり方は、以下の記事で詳しく解説しています。

業界研究のやり方は3ステップ!業界の種類と情報収集の方法を解説

インターンの連絡が来ない時は焦らず自分に必要なことを

インターンの連絡が来ないのは、何らかの理由があるかもしれません。そのため、まずは返信期限までは焦らず待ちましょう。返信期限を過ぎたにも関わらず連絡がない場合は、問い合わせをしても構いません。

また連絡待ちの時間を有効活用するのもおすすめです。他のインターン先を探したり、自己分析をしたりと時間を有効活用し、より充実したインターンを送る事前準備をしておきましょう。