趣味で自己PRを作るポイントとは?おすすめ趣味5選と趣味別の例文をご紹介

「履歴書やエントリーシートでアピールできるような活動をしていない」なんて悩みを抱いてはいませんか?大学4年間で特別な経験や大きな実績がなくて、自己PRが書けないと悩んでいる学生はたくさんいます。

そんな学生におすすめしたいのが、趣味や特技のエピソードを盛り込んだ自己PRです。どんな趣味も、角度を変えて見ればあなたの魅力を伝える題材になり得るのです。本記事では、趣味での経験を自己PRで活用する時の書き方やポイントについて解説していきます。

自己PRに趣味を入れるメリット

エントリーシートに使いエピソードとしては、「ゼミ活動」や「アルバイト」が思い浮かぶと思います。そういったエピソードとは違い、趣味のエピソードは就活でのアピールになりにくいと考える学生もいるでしょう。

しかし趣味を使った自己PRには、以下の2つのメリットがあります。

【自己PRに趣味を入れるメリット】①人柄が伝わりやすい

「どんなことに興味があるのか」「どんなことを頑張れるのか」など、趣味を使った自己PRではアルバイトや勉学に関する質問だけでは判断しにくい部分をアピールできます。

たとえば趣味でフットサルをしていれば、「チームプレイが得意」だという印象を与えられると思います。どんな人間性を印象付けたいのか、企業がどんな人間を求めているかに合わせて趣味を選ぶのも1つの手でしょう。

【自己PRに趣味を入れるメリット】②会社に馴染むかどうかが判断できる

意外かもしれませんが、趣味に関するエピソードでは会社への適性を判断することも可能です。アクティブなことに熱中できる性格なのか、物静かな性格なのかが判断できれば、入社後の社内での生活がイメージしやすくなるからです。

また、趣味はストレス発散の手段にもなるもの。しっかりと趣味でリフレッシュしていることをアピールすることで、仕事とプライベートが両立できる人材だと印象付けられます。

趣味を自己PRに使う時のポイント

ご紹介したように、趣味のエピソードを使った自己PRはメリットが多いです。しかし、どんな趣味やエピソードを自己PRのネタに使用してもいいというものではありません。

ここからは、より魅力的な自己PRにするために、趣味の自己PRで押さえてほしいポイントについてご紹介していきます。

【趣味を自己PRに使う時のポイント】①楽しく語れるエピソードがある趣味を選ぶ

大前提として、心から好きだと思えてしっかりと語れる趣味でないと採用担当者には響きません。

専門家ほど詳しい必要はありませんが、質問されて答えられないことが多いと「就活のために作った趣味かな?」と思われてしまいます。自己PRでは聞かれたことに答えられて楽しくハキハキと答えられる趣味のエピソードを盛り込むようにしてくださいね。

【趣味を自己PRに使う時のポイント】②趣味を通して長所を伝える

人事が自己PRを通して知りたいのは、学生の能力や潜在能力です。そのため、単なる趣味の話をしてもアピール材料としては弱いのです。

ポイントは、目標や困難を乗り越えるために役立った努力、趣味を通して身ついた長所が分かるエピソードを盛り込むこと。趣味という場でも目標設定をして努力できる学生だと、プラスの印象を残すことができるでしょう。

【趣味を自己PRに使う時のポイント】③趣味になった背景も伝える

自己PRにもっと説得力を加えたいなら、趣味にのめり込んだ背景も付け加えることをおすすめします。「こんな目標ができたから」「こんなことにやりがいを見出したから」など、主観を盛り込んだエピソードにできると臨場感のある印象的な自己PRになります。

特に、目標設定ができることは社会人にとって大切な資質です。目標に向けてのめり込んだことをアピールできれば、自己PRとして強いものになります。

【趣味を自己PRに使う時のポイント】④PREP法で強みを簡潔に伝える

伝えたいことが決まったら、その内容をPREP法で簡潔にまとめましょう。PREP法は、文章を「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」でまとめる文章構成のことです。論理的で分かりやすい文章になるので、ビジネス文章を作る時はPREP法を用いることをおすすめします。

ただし、趣味の話や自分の強みの話をしただけでは、単なる自慢になってしまいます。必ず最後は、趣味での経験が仕事に活かせることもアピールしましょう。

【趣味を自己PRに使う時のポイント】⑤企業に合った趣味を選ぶ

自己PRで使う趣味は、企業に合わせて選ぶことが大切です。

たとえばギャンブルなどの趣味は、金融や公務員などの業界でマイナスの印象を与えてしまいます。また、ゲームや漫画なども素敵な趣味ですが、応募先企業に合わせて判断する必要があります。出版社やゲーム会社なら問題ありませんが、全く関係のないアパレル業界などの自己PRに盛り込んでも良い印象を残せない可能性が高いです。

自己PRに使おうとしている趣味が志望企業に適しているか、よく検討してから選ぶようにしてください。

自己PRにおすすめの趣味と例文5選

どんな趣味も、見方を変えればあなたの魅力を伝えてくれるエピソードになります。とはいえ、趣味を自己PRに使う方法を具体的にイメージできない学生も多いかもしれません。

そこで、ここからは自己PRに使いやすいおすすめの趣味との例文についてご紹介していきます。

【自己PRにおすすめの趣味】①スポーツ

スポーツが趣味の場合、チームワークや継続力、アクティブさがアピールできます。営業職やチームで仕事をする必要のある職種におすすめの趣味です。

【例文】
私には、趣味のランニングで身につけた粘り強さがあります。ランニングは中学の頃から続けており、選手として引退してからも体力を維持するために毎日10km走るように意識しています。そのお陰か、去年は県が開催する市民マラソンでトップ3に入賞できました。雨や雪の日、気持ちが乗らない日も毎日ランニングを続けてきました。この粘り強さは、貴社の業務でも必ず活きると考えています。

【自己PRにおすすめの趣味】②料理や掃除などの家事

家事に関する趣味では、整理整頓の上手さや計画性がアピールできます。細かい入力作業が多い事務職や、数字を管理する経理などの仕事を志望する時におすすめの趣味です。

【例文】
私の強みは、計画性の高さです。私は料理が趣味で、大学4年間は毎日自炊をしてきました。栄養バランスを考えて1週間単位で献立を考案するだけではなく、生活費を抑えるために地域のスーパーの特売日を頭に入れ、予算内でやりくりすることを徹底してきました。その結果、大学に通い始めてからは体調を崩したことはありません。私の計画性の高さを生かし、貴社の事務職でも余裕を持った業務をしていきたいです。

【自己PRにおすすめの趣味】③読書や絵画など文化系の趣味

知識や感性を刺激する文化系の趣味では、集中力や知的探究心をアピールできます。専門知識を学ぶ必要がある仕事やコツコツとした作業が多い仕事におすすめの趣味です。

【例文】
私には、趣味の読書を通して身につけた柔軟な思考力があります。大学に入学してからは自分の時間が増えたので、毎月10冊の本を読んできました。読書をすることで知らない世界を知ることができ、自分の視野を広げられました。読書で培った広い視野や知識のお陰で、どんな局面でも柔軟な発想で落ち着いて行動できます。貴社でもこの柔軟な思考を生かし、お客様にとって最適な商品を判断・ご紹介していきたいです。

【自己PRにおすすめの趣味】④旅行

旅行が趣味の方は、行動力やコミュニケーション能力をアピールできます。自主的な行動が求められる仕事に応募する場合は、旅行の趣味なら効果的にアピールできる可能性が高いです。

【例文】
私の長所は、趣味の旅行で身につけたコミュニケーション能力の高さです。大学の長期休みを利用して、ヨーロッパ一周の旅行に一人で行ったことがあります。宿などは決めず、現地の方とコミュニケーションをとりながらその場で宿を探すことを目標に旅行をしました。言葉が通じない地域でも、持ち前の明るさとコミュニケーション力で乗り切ってきました。貴社の販売職でも、この強みを活かしてお客様と円滑なコミュニケーションを取りたいと思っています。

【自己PRにおすすめの趣味】⑤資格・語学

資格や語学の趣味を通した自己PRでは、能力だけではなく、資格取得までの努力をアピールできます。語学力や資格を必要とする職業はもちろんのこと、それ以外のどんな仕事にもおすすめの趣味です。

【例文】
私は趣味の中国語を学ぶ中で、目標のために努力し続ける姿勢を身につけました。大学で中国の留学生と仲良くなったことをきっかけに、もっとコミュニケーションを取りたいと思って中国語を勉強し始めました。最初は発音の難しさに苦戦しましたが、毎日欠かさず音読の練習をすることで、今では留学生に「中国人と区別がつかない」と言ってもらえるほど中国語が上達しました。目標を達成するためにコツコツ努力する姿勢は、貴社の業務でも必ず生かせると考えています。

趣味を使った自己PRで、あなたらしさをアピールしよう!

特別な経験や実績がなくても、趣味を通して得た経験や強みは十分エントリーシートや面接で通用するあなたの個性になります。自己PRで何を伝えれば良いか分からない場合は、趣味が自己PRに使えそうかどうかを検討してみてください。

ただし趣味で自己PRをする際は、単に趣味について語るだけでは不十分です。趣味を通してどんな努力をしたのか、どんな強みが身についたかを明確にして、業務に生かせることをアピールするように心がけましょう。