この記事では、自己PRで体力があることをアピールする方法や注意点などを例文付きで解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
(プロフィールを登録するだけで私達が厳選した優良企業からスカウトが貰えるキミスカというサービスも運営してます。ぜひ一度使ってみてください。>スカウトを貰う)
「体力」は自己PRになる?
企業は精力的に仕事ができる人材を求めているため、体力があることは自己PRになります。「身体が資本」とも言われるように、体力や健康的な身体がなければ仕事はできませんし、結果を出すための努力は不可欠です。もちろん、採用試験では身体能力の高さは求められません。しかし、できるだけ健康で体力がある人材を確保したいと言うのが、企業の本音でしょう。
ただし自己PRでは、「アピールする体力がどんな意味を持っているのか」を明確に示すことが大切になります。「体力がある」という言葉には大きく分けて3つの意味があり、それぞれが与える印象は異なります。
- 健康(大きな病気をしたことがない、学生時代皆勤だった)
- 身体能力が高い(部活などで好成績を残した)
- 忍耐力や継続する力があり、成果につなげられる(諦めずに取り組んできた経験)
ESや面接で必要になるのは、3つめの「忍耐力や継続する力があり、成果につなげられる体力」です。なぜなら、健康であることは社会人としての基本ですし、身体能力の高さは仕事ではあまり必要にならない長所です。1と2をアピールする場合は、3とリンクさせるようにするといい自己PRになるでしょう。
「体力」を自己PRでアピールする時のポイント
それでは、自己PRを作成する時に押さえておきたいポイントについて見ていきましょう。
【体力を自己PRで伝えるポイント】具体的なエピソードを交える
単に「体力がある」とアピールするだけでは、あまり信憑性がありません。信憑性を高めるためには、あなたの体力が役立った体験談を具体的に話す必要があります。
また、企業は自己PRからあなたの「性格や人柄」「思考回路」「ポテンシャル」を判断しています。そのため、実績だけではなくあなたの考えが伝わるようなエピソードを披露することが大切です。抽象的になってしまわないように、具体性を意識するようにしてくださいね。
【体力を自己PRで伝えるポイント】体力が付いた理由を述べる
ただ体力が活かされた体験を話すだけでなく、なぜ体力が付いたのか、なぜ体力を付けようと思ったのかを盛り込めると、自己PRに深みが増します。
さらに、あなたの考えや価値観が伝わり、入社後の働き方や仕事に対する姿勢をイメージしてもらいやすくなるでしょう。
【体力を自己PRで伝えるポイント】仕事にどう活かすかを提示する
体力を活かせた経験や体力が付いた理由を述べられたら、その体力を仕事にどう活かせるかを提示しましょう。そうすれば、「入社後のビジョンがハッキリした学生」だと言うことを印象づけられます。
志望企業のどんな場面で体力が必要とされそうかをよく考え、企業ごとにマッチさせた内容の自己PRを作成してくださいね。
自己PRを上手く作れない時は?
自己PRを書こうとしても「アピールポイントが分からない」「上手くまとめられない」という悩みを抱えていませんか?その悩みは、キミスカの適性検査を受けて自己分析・自己理解を深めることで解決できるかもしれません。
この適性検査では、あなたの強みや職務適性、意欲の傾向、人物像などをAIが超精密に分析してくれます。AIに分析してもらうことで、自分でも気づかなかった強みを知ることができたり、自分に合った職業を見つけることができます。またキミスカでは、適性検査の結果をもとに、企業からスカウトが届きます!適性検査を受けるだけで、ES免除などの特典付きスカウトが届くのは、魅力的ですよね。
適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
「体力」を自己PRでアピールする時の注意点
自己PR作成時のポイントが分かったら、次は注意点について見ていきましょう。
【体力を自己PRで伝える時の注意点】考えることが苦手だと判断されないようにする
「体力がある=行動しているだけ」という風に思われてしまう可能性があります。もちろん、行動力があることは長所だと言えます。しかし、ただ行動力があるだけで、考えたり工夫したりできない人だと判断されることもあるので注意しましょう。
たとえば同じ「体力がある」でも、こちらのように2つのパターンがあります。
- 考えずに行動し続けている人
- 行動を省みて改善点を思考しながら挑戦し続ける人
両者が採用担当者に与える印象が大きく異なることは、学生でも分かると思います。明らかに後者の方が印象は良いですし、企業が欲しがる人材にだと言えますよね。このように、体力をアピールする際は、考えて行動したエピソードとセットにすると効果的です。
【体力を自己PRで伝える時の注意点】企業が求める人物像にマッチしているか確認する
自己PRは、志望する企業や職種によって変えていく必要があります。もしもあなたが事務職志望の場合、体力があることをアピールしても「業務に役立つスキルではない」と思われてしまいます。逆に、外回りが多い営業や販売職であれば、体力があることは大きな強みとなりますよね。
自己PRは、ただあなたの強みを披露する場ではありません。企業が求めている人物像にマッチした強みがあることを伝える場です。自己PRの内容が企業の求める人物像とマッチしているかどうか、今一度確認してみましょう。
「体力」をアピールする自己PRの例文【エピソード別】
ここからは、エピソード別に自己PRの例文をご紹介していきます。自分のアピールしたい内容に近い例文を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、他の自己PRの例文も見たいという方はこちらの記事をご覧ください!
【体力をアピールする自己PR例文1】部活・サークル
この自己PRのポイントは、自分の行動を冷静に分析して状況の改善に体力を活かせているところ。ただ体を動かすのではなく、しっかりと考えているところが重要ですね。自己PRの題材と志望職種の相性もよく、長所が十分に伝わる内容になっています。
【体力をアピールする自己PR例文2】アルバイト
【体力をアピールする自己PR例文2】ゼミ・研究室
【体力をアピールする自己PR例文3】趣味
【体力をアピールする自己PR例文4】その他
体力をアピールする時は「企業が求める人物像」を意識しよう
体力は就活における自己PRで非常に有効な題材ですが、アピールの内容によっては強みとして捉えられない可能性があります。「企業が求めている人物像に合うかどうか」をよく考えてエピソードや内容を選ぶようにしましょう。
体力は、ポイントや書き方を押さえれば魅力的な自己PRになります。この記事を参考に、あなたらしい自己PRを作ってくださいね。