初めてのインターンを控えた学生は、さぞかし緊張していることでしょう。過度な緊張は思わぬミスにつながる可能性があるので、できる限りの準備と心構えで初インターンに臨みたいところです。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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そこで本記事では、初めてインターンに参加する学生がやっておくべきことや、初参加となるインターンでの注意点を解説します。インターンの種類やおすすめのインターン先も紹介しているので、インターンに興味のある学生はぜひチェックしてください。
初めてのインターンはどこがおすすめ?
インターンへの参加を検討してはいるものの、どの企業のインターンにエントリーするべきか悩んでいる学生もいるでしょう。初めてのインターン先を決めかねている学生は、インターンの種類を考慮して志望企業を絞っていくのがおすすめです。
インターンの種類 | 期間 | プログラムの傾向 | こんな学生におすすめ |
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1Day仕事体験 | 半日~1日 |
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短期インターン | 1週間~1ヶ月程度 |
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長期インターン | 数ヶ月~年単位 |
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「1Day仕事体験」は、セミナーや座談会、企業見学などが実施されるため、インターン未経験の学生でも気軽に参加できます。
「短期インターン」は実務を体験したり、実務に近いグループワークを経験できたりと、1Day仕事体験より実践的なプログラムが組まれています。
「長期インターン」は、長期にわたって社員と一緒に実務をこなしていくインターンです。学業との両立は簡単ではありませんが、就活でアピールできる上に内定につながりやすいという特長があります。
以上を踏まえて、インターンに初めて参加する学生は下記を参考に志望先を絞っていくといいでしょう。
- 志望業界が定まっている学生 → 長期インターン
- 複数のインターンで視野を広げたい学生 → 1Day仕事体験
- インターンの雰囲気を確かめたい学生 → 1Day仕事体験または短期インターン
- 他の就活生との交流を図りたい学生 → 短期インターン
- 就職活動でアピールしたい学生 → 長期インターン
- 大学1~2年生 → 長期インターン
初めてのインターンを控えた学生がやっておくべきこと
初参加となるインターンを控えているにもかかわらず、何もせずに当日を迎えるのはおすすめできません。
ここからインターン当日までにやっておくべきことを5つ紹介するので、初インターンまでに準備を進めておきましょう。
【初めてのインターン前にやっておくこと】企業について調べておく
インターン当日までに企業分析を済ませ、インターン先の企業について理解を深めておきましょう。なぜなら、インターンによってはグループワークで企業について話し合ったり、社員に質問する時間が設けられていたりするからです。積極的に発言するためにも、事前の企業分析が欠かせません。
企業分析のやり方は、企業ホームページをチェックしたり、業界・企業分析に役立つ書籍を読んだりとさまざまです。インターン参加日が迫っている場合は、企業の最新情報は最低限チェックしておきましょう。
【初めてのインターン前にやっておくこと】プログラムを確認しておく
インターンの選考に通過すると、インターン先の企業から当日のプログラムに関する連絡がきます。すべて暗記する必要はありませんが、大まかなスケジュールや内容は把握しておきましょう。初めてのインターンにグループワークやグループディスカッションがある場合は、以下の記事で頻出テーマや基本的な進め方を確認しておくと役に立ちますよ!
【初めてのインターン前にやっておくこと】自己紹介を考えておく
インターン初日には、自己紹介をするのが一般的です。自己紹介では「大学名+学部+名前+インターンに参加した理由」を伝えましょう。また、趣味や特技、普段取り組んでいることなど、社員や他の就活生に覚えてもらうための一言を添えてもOKです。
ただし、悪目立ちするような奇をてらった発言や、自慢だと思われかねないアピールは控えましょう。
【初めてのインターン前にやっておくこと】会場までの経路を調べておく
インターン開催地は、その企業の本社とは限りません。他の事業所やイベント会場で開催される場合もあるので、勘違いのないように前日までに確認しておきましょう。
また、車やバイクでは渋滞に巻き込まれる可能性があるので、インターン会場までは公共交通機関を利用してください。なお、乗車予定の電車が遅延し、振替輸送を利用しなければならない時のことも考え、さまざまな経路を頭に入れておきましょう。
さらに、必要に応じてNAVITIMEの「リアルタイム遅延考慮」を活用するのがおすすめです。
【初めてのインターン前にやっておくこと】必要な持ち物を準備しておく
インターン当日までに、プログラムの詳細とともに必要な持ち物が伝えられます。企業やインターンの種類によって必要な持ち物は異なりますが、すべてのインターンに共通する持ち物は下記の通りです。
- 身分証
- 学生証
- 筆記用具
- メモ帳
- スケジュール帳
- スマホ
このほかに履歴書や名刺入れ、印鑑、通帳など、書類や報酬の支払いに関する物が必要になる場合もあります。企業の指示に従い、忘れ物のないように持ち物を準備しておきましょう。
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インターンに初めて参加する学生が気を付けたいこと
初めてのインターンで注意すべきことは、そこまで多くはありません。基本的に下記の4点さえ守っていれば、マイナスの印象を持たれることはないでしょう。
【インターンに初めて参加する際の注意点】目的がないまま参加しない
インターンに目的なく参加してしまうと、インターンに必要性や意味を見出せないまま最終日を迎えてしまいます。とくに長期インターンは社員と同レベルの業務を任されるので、目的なく参加するとただ辛く、苦しい日々を過ごすことになってしまうでしょう。インターンに参加する理由や目的は、人それぞれでOKです。「企業や業務への理解を深めたい」「社内の雰囲気を確認したい」など、明確な目的をもって参加しましょう。
インターンの目的に関しては、以下の記事で詳しく解説しています!
【インターンに初めて参加する際の注意点】言葉遣いに気を付ける
インターンは学生気分から脱却し、社会人への第一歩を踏み出す貴重な機会です。インターンでは「ため口をきかない」「略語を控える」「友達と話すようなくだけた表現はしない」など、言葉遣いに気を付けましょう。
また、初めてのインターンに参加する前は、敬語の使い方も確認しておきましょう。ビジネスシーンでは「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」を使いますが、尊敬語と謙譲語を間違えたり、二重敬語を使ったりしている人も少なくありません。正しい言葉遣いは今後の人生に大いに役立つので、この機会に覚えておきたいですね。
【インターンに初めて参加する際の注意点】遅刻しない
当たり前ですが、インターンで遅刻は禁物です。ただし、体調不良やバスや電車の遅延など、やむを得ない場合は仕方ありません。その場合は、早急にインターンの担当者に電話で連絡しましょう。電話では遅刻の理由を正直に伝え、どれぐらい遅れて何時頃に到着できそうか具体的な時刻を示しましょう。
【インターンに初めて参加する際の注意点】服装の指定を守る
インターンでは、「スーツでお越しください」「私服可」「オフィスカジュアルでお越しください」など、服装を指定される場合があります。例えば、オフィスカジュアルを指定されたにもかかわらず、スーツで臨むのはマナー違反です。『キミスカ就活研究室』ではインターンの服装に関するコラムを多数アップしているので、トップページの右上にある「就活記事を検索する」から検索してみてください。
このほか、インターン参加時に押さえておきたいマナーは以下の記事で詳しく解説しています。
オンラインインターンに初めて参加する場合は?
初めてオンラインインターンに参加する学生は、オンラインインターンならではの準備が必要になります。まずは「インターネット速度テスト」で通信速度をチェックして、ネット接続が悪くないか確認しましょう。
オンラインのインターンに参加するために必要な準備は、下記の記事を参考に進めてください!
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インターンに初めて参加する学生に伝えたいこと
インターンに初めて参加するとなれば、誰だって緊張します。初めてのインターンは過度な緊張から、前のめりの発言をしてしまったり、失敗したりするかもしれません。しかし、必要以上に気にすることはありません!
なぜなら、インターン先の企業は「失敗しない人」「すでにスキルがある人」を求めているわけではないからです。インターンに必要なのは、「積極的な態度」「意欲」「最低限のビジネスマナー」の3つです。初インターンを控えている学生は3つのポイントを念頭に置き、積極性をアピールしましょう!