インターンは選考に有利って本当?選考を有利に進める為のポイント4つを解説

本記事では、インターン選考に有利なのか、選考を有利に進めるためのポイントなどを解説していきます。

皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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毎年、実施企業も参加者も増え続けているインターン。選考に有利に働くという噂もあり、今まさにインターン先を探している学生も多いでしょう。しかし、「インターンと採用は無関係」「インターンは意味ない」と言われることも。実際、インターンは選考に有利なのでしょうか?そこで本記事では、学生の間で囁かれる「インターンは選考に有利」の真相を明らかにします。インターンの参加を悩んでいる学生は、ぜひ参考にしてください。

インターンに参加すると選考に有利なの?

インターンが選考に影響する可能性はある結論からいうと、インターンの参加が選考に有利に働くケースは少なからずあります。なぜなら、企業がインターンを開催する目的のひとつに「優秀な学生を早い段階で囲い込みたい」というものがあるからです。

ただし、参加しただけで有利になるわけではありません。インターン中の言動や態度によっては悪印象を与えてしまい、選考に不利に働くこともあるので注意が必要です。

「このインターンは採用と無関係です」と言われても要注意!

インターンが選考とは関係ないことをアピールする企業もありますが、これを鵜呑みにするのは危険です。こうした企業の狙いは、学生の緊張をほぐしてありのままの姿を見ることにあります。選考に関係ないなら積極的に発言する必要はないだろうと油断していると、意欲的に取り組んでいる学生に先を越されるかもしれません。

事実、インターンと選考が無関係であることを主張している大手企業でも、インターンで評価の高かった学生にリクルーターをつけたり、特別選考ルートに案内したりしています。インターンに参加する際は、気合いを入れて臨んだ方がよさそうですね。

インターンで選考落ちしたら本選考は通過できない?

インターンによっては競争率が高く、選考に通過しないことには参加できない場合があります。とくに有名企業や大手企業の短期インターンは、倍率の高さから選考落ちする学生が続出します。インターン選考で不合格となった学生の中には、本選考への影響を心配する人も少なくありません。

しかし、インターンは選考落ちしたにもかかわらず、本選考は通過できたというケースは多くあります。つまりインターンに参加できなくても、そこまで落ち込む必要はないということ。悔しさをバネに、本選考に向けた対策を始めましょう。

インターンで活躍して選考を有利に進めるためのポイント4つ

インターンで高評価を得るためのポイント選考を有利に進めるには、インターンで活躍する必要があります。それでは、インターンで活躍するにはどのように立ち回ればいいのでしょうか?

【インターンで活躍するためのポイント】企業がどんな目的でインターンを開催しているのかを理解する

インターンで活躍するために、まず企業がインターンを開催する目的を理解することが肝心です。インターンの目的は業界・業種ごとに異なるので、その業界・業種に合ったアピール方法で好印象を与えましょう。

業界・業種名 インターンの主な目的 おすすめのアピール方法
外資系企業 本選考の最終選考の意味合いが強い
  • 企業分析を深めて専門的な知識を身につけておく
  • 積極的に発言する
総合商社 参加者の志望度チェックと優秀な学生の囲い込み
  • 意欲的な姿勢を見せる
  • 積極的に発言する
消費財メーカー 企業PRと業務理解
  • メモを取る
  • 積極的に質問する
広告業界 優秀な学生の囲い込み
  • 自己分析を深めて自分の個性を理解しておく
  • 積極的に発言する
金融業界 企業PRと優秀な学生の囲い込み
  • 企業分析を深めて専門的な知識を身につけておく
  • 積極的に質問する
IT・ベンチャー企業 採用前の試用期間の意味合いが強い
  • 意欲的な姿勢を見せる
  • 積極的に質問する

学生の中には「インターン=企業PR」と思い込んでいる人もいるでしょう。しかし、外資系企業やIT・ベンチャー企業においては“本選考の一環”や“本選考の山場”という意味合いが強く、専門的な知識を問われる質問をされることもめずらしくありません。
所詮インターンだと気を抜かず、気合いを入れて臨みましょう!

【インターンで活躍するためのポイント】積極的に質問する

インターンで学生がアピールできる場面は、けっして多くはありません。グループディスカッションやグループワークがあれば発言でアピールできますが、それらがプログラムに組み込まれていない場合もあるでしょう。その場合は積極に質問することで顔や名前を覚えてもらい、好印象を与えるのも一つの手です。

ただし、むやみに質問したり、インターンや会社説明会で話したことを再度聞いたりするのはNGです。なお、質問する時は相手の手が空いているのを確認し、メモしながら聞きましょう。

【インターンで活躍するためのポイント】人の話を丁寧に聞く

自分の存在をアピールするために、他の参加者を差し置いて発言したり、自分ばかり質問したりするのは逆効果です。自己主張したい気持ちは一旦抑えて、「人の話を丁寧に聞く」ことを心がけましょう。

傾聴力や協調性は社会人に欠かせない要素なので、インターンを開催する企業のほとんどは学生聞く姿勢を評価しています。焦ると聞き役に徹することができなくなる人も多いので、インターンに参加する際は注意したいところです。

【インターンで活躍するためのポイント】服装・髪型は清潔感を出す

インターンで好印象を与えるには、視覚的要素も大切なポイントとなります。清潔感のある服装・髪型を心がけ、悪目立ちしないように注意しましょう。

インターンの服装は、スーツまたはオフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)の2パターンです。私服を指定された場合は、「清潔感・フレッシュさ・動きやすさ」を意識してコーディネートを組みましょう。

簡単にインターンを見つける方法

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インターンに参加すると選考以外でも有利になることがある

インターン参加でのメリットを紹介インターンは選考で有利になるだけでなく、就活そのものや今後の人生を決める上で有利に働くこともあります。
選考以外で有利になることを4つピックアップしたので、インターンに参加するかどうか悩んでいる学生は下記をもとに判断してみてください。

【インターンに参加すると有利になること】業界・企業研究に役立つ

業界・企業研究のやり方は複数ありますが、中でもインターンは業界・企業研究を深めたい学生に最適な手段です。

インターンに参加すると、業務内容や事業内容をより具体的に知ることができます。また、インターンには社内の雰囲気を確認でき、人事以外の社員と交流できるというメリットもあります。業界・企業研究が上手くいかない学生は、ぜひインターンに参加してみましょう。

【インターンに参加すると有利になること】入社後のミスマッチを回避できる

入社後のミスマッチによる早期離職は、辛いだけでなくその後の転職にも響く可能性があります。そこで役立つのがインターンです。

インターンには「就業体験を通して、自分が働いている姿を想像できる」というメリットがあり、企業と自分のマッチ度を入社前に見極めることができます。その結果、早期離職という最悪のケースを回避でき、マッチ度の高い企業を選択できます。

【インターンに参加すると有利になること】参加学生と情報交換ができる

就活中はスケジュールがタイトになりがちなので、なかなか友達と会えず孤独な気分を味わうこともあるでしょう。けれども、インターンに参加すれば就活に励む多くの学生と交流できるので、良い気分転換になります。

もちろん、参加者と就活に関する情報交換を目的に参加するのもおすすめです。インターンは情報交換できる絶好の機会なので、同じグループになった学生に積極的に話し掛けてみましょう!

【インターンに参加すると有利になること】そこでしか得られない情報が手に入るかも

インターンで社員と仲良くなれたら、社内のリアルな話や先輩社員が選考を受けた時の話など、貴重な話を聞ける可能性があります。インターンで得た情報が選考対策になるのはもちろんのこと、志望度を変化させることもあるでしょう。レアな情報をゲットしたい学生は、積極的にインターンへ参加して社員との接触を図りましょう!

インターンに参加して選考を有利に進めよう!

インターンの参加は絶対ではありませんが、インターンが選考に有利に働くケースは少なからずあるので、参加しようかどうか悩んでいるなら参加した方が得だといえます。この記事を読んで、少しでも「参加してみようかな」と思った学生は、ぜひ行動に移してみるべきです。

ただし、インターンに参加する姿勢や言動によっては、企業に悪印象を持たれる可能性があるので注意してください。業界・業種によっては本選考の山場、または入社前の試用期間の意味合いが強く、専門的な知識を問われるケースも。
インターンに参加する前は、しっかり準備した状態で臨みましょう!