インターンの報告書にはどんな内容を書けばいい?例文と好印象につながるコツを解説

企業や業界について知識を深めるために活用されるインターン。企業によっては、インターンの終了後に報告書の提出が必要なケースがあることをご存知でしょうか。たとえインターンでいい成績を残せなくても、報告書の内容で好印象を残せば評価を挽回することは十分に可能です。

今回は、インターンを良い印象で締めくくれる報告書の書き方を解説します。いきなり提出を求められても焦らないように、あらかじめ正しい書き方を身につけておきましょう!

インターンで報告書を提出させる目的

インターンの報告書の提出を求めるのは、企業だけではありません。場合によっては、学校に提出を求められることもあります。

そもそも、どうして企業や学校はインターンの報告書を提出させるのでしょうか。まずは、その目的について見ていきましょう。

【インターン報告書の目的】①学生の成長を見るため

インターンの報告書を提出されるメインの目的は、学生の成長度合いを見て優秀な人材を見極めることです。同じプログラムでも、向き合い方によって学生の成長度合いは異なります。企業は報告書を通じて、参加者がどれほどしっかりとインターンに向き合い、成長や学びを得られたのかどうかを見ているのです。

きちんと学んで成長できた人は、それだけ学習能力が高く意欲を持って物事に取り組める人材だということになります。企業は、そういった学生に対して早期内定や別ルートでの選考を用意し、自社に入社してもらうためのアクションを起こすことになるでしょう。

ちなみに、インターンのあとに報告書ではなくアンケートを書かせる企業も存在しています。アンケートに書き方について知りたい人は、こちらの記事にも目を通しておきましょう。

インターン後のアンケートは選考に影響する?感想文のポイント5選【例文付き】

【インターン報告書の目的】②内容の改善に使用するため

インターンの報告書は、企業が学生からプログラムのフィードバックをもらう意味合いも持っています。企業は報告書を通して、インターンの趣旨が伝わっているのか」「有意義な内容だったかについて確認したいと考えているのです。

もしもインターンの内容に問題がある時は、改善策を講じて次回以降のインターンに活かす必要があります。今後よりよいインターンを開催するためにも、学生からの報告書の提出が必要なのです。

【インターン報告書の目的】③他の学生の就活に役立てるため

学校がインターンの報告書の提出を求める目的は、他の学生や今後就活を迎える1・2年生に見せる資料を作成するための情報収集です。

この場合は学生の評価をすることが目的ではないため、企業に提出する報告書のように気を張って書く必要はありません。ただし、ほかの人や後輩が目にする資料となるため、分かりやすい内容にまとめておく必要があります。

インターンの報告書に書く内容

ここからは、企業がインターンの報告書を提出させる目的を踏まえたうえで、報告書に書くべき内容について解説していきます。「報告書にどんなことを書けばいいか分からない」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【インターン報告書の内容】①インターンに参加した理由とお礼

まずは、インターンに参加した理由と参加させたもらったことへのお礼を書きましょう。「なんとなく」ではなく目的意識があって参加したことを伝えられると、インターンに対する意欲や志望度の高さがしっかりと伝わります。

ただし報告書はあくまでレポートなので、参加理由やお礼は簡潔に書くだけで構いません。

【インターン報告書の内容】②業務内容と学んだこと

次に実際に取り組んだ業務の概要を記載し、そこから学んだことを書いていきましょう。報告書は感想文ではないので、「勉強になった」「楽しかった」などという抽象的な内容は不適切です。

報告書には、業務内容と学んだことを具体的に書くようにしましょう。プログラムを通して好感を持てた点やよかった点があれば、それについても言及すると企業へのいいフィードバックになります。

【インターン報告書の内容】③自分の変化

学んだことについて書けたら、次はインターンで学んだことを通じて「目標が達成できたのか」「どんな変化があったの」について記述していきましょう。ただ何かを学んだだけではなく、実際に社会人として成長できたことをアピールできれば、企業も好印象に捉えてくれます。

この時、もしもインターンでよくない印象を抱いた経験があっても、報告書にあえてネガティブな内容を書く必要はありません。場合によっては、上から目線だと捉えられてしまう危険性があるためです。

どうしても改善してほしい点がある時は、「また機会があればこういった経験もしたい」というように、前向きな伝え方で書けると好印象でしょう。

【インターン報告書の内容】④経験が仕事にどう活きるか

最後に、インターンで学んだことや経験が今後の人生や仕事でどう活かせるかについて説明していきましょう。インターンの報告書では、ここがもっとも大切な要素になります。

経験から教訓を得て自ら学べる性格だということを、結論を通してしっかりと伝えるようにしてください。なるべく具体性を意識し、自社の〇〇部の社員として活躍してくれそうとイメージさせる内容にすることが重要です。

インターン報告書の例文

ここからは、インターンの報告書に書く例文を2つ紹介していきます。長期インターンと短期インターン、それぞれご自身にあったほうを参考にしてみてください。

【インターン報告書の例文】①長期インターン

私は以前、貴社が執り行った親戚の結婚式を見て感激し、今回貴社のウェディングプランナーのインターンに参加しました。6ヶ月という短い期間でしたが、貴社の一員として業務の指導をしてくださり、誠にありがとうございました。

インターンシップでは、実際に式の打ち合わせに参加させていただいたり、式のセッティングや進行に携わらせていただいたりしました。私は接客業の経験があったので接客スキルには自身を持っていましたが、お客様への式場ご案内時に貴社の〇〇様に「失敗が許されないおもてなしであることを忘れないで」と注意されて、目が覚めるような思いをいたしました。

この経験を通じ、おもてなしの精神やプロとしての接客スキルがまだまだ足りないと痛感すると同時に、プロフェッショナルとして意識を持つ社員が在籍する貴社のウェディングプランナーとして活躍したいという思いが増しました。残りの学生生活で今回見つけた課題を克服し、2年後は必ず貴社でお客様にとって一生の思い出になる結婚式を作り上げたいと考えています。

【インターン報告書の例文】②短期インターン

この度は、1週間の職場体験インターンに参加させていただき、ありがとうございました。業界内でも珍しい「〇〇」という技術を持った貴社に興味を抱いていたので、実際の業務内容や社員の皆さんの正直な意見を知れて非常に有意義な体験になりました。

インターンシップでは実際に工場に伺い、現場を見学したり営業として製品を売り込む業務を体験したりしました。そのなかでも記憶に残ったのが、商品プレゼンワークショップで〇〇様に「工場で働く職人の気持ちが全然伝わらないプレゼンだった」と言われたことです。この時、ただ製品を売るだけではなく、職人の気持ちを代弁することも営業の仕事のひとつであることを学びました。

この経験を通して私は、お客様はもちろんのこと、製品の製作に携わった全ての人に利益を還元できる営業マンになりたいと考えるようになりました。残りの学生生活で貴社の商品の魅力をさらに学び、入社後は売上No.1の営業マンを目指していきたいと考えています。

インターン報告書を提出する時の注意点

より好印象なインターンの報告書にするためには、2つの注意点を意識する必要があります。頑張って書いた報告書の内容が正しく評価してもらうためにも、これから紹介する注意点は必ず守るように意識してくださいね。

【インターン報告書提出の注意点】①提出期限と提出方法に注意

インターンの報告書には、期限が設定されているケースが多いです。社会人として提出期限を守ることは基本マナーなので、必ず余裕を持って提出しておくことを意識しましょう。

また提出方法がメールにせよ郵送にせよ、提出時は社会人として正しいマナーを守ることが大切です。

メールで提出する時のマナー

・ビジネスメールの基本を押さえる
・ひと目で内容が分かる件名に設定する
・署名を入れる
・深夜や早朝にメールを送らない

郵送で提出する時のマナー

・正しい封筒や切手の使い方を守る
・正しい住所の書き方を守る
・裏面には差出人の名前と住所を記載する
・送付状を同封する

どんなに素晴らしい内容の報告書でも、提出期限や基本的なマナーを守れていないと印象が悪くなり、読んですらもらえないこともあります。インターン報告書の提出マナーは基本的にエントリーシートを提出する時と同じなので、就活に向けてこちらの記事で予習しておきましょう。

エントリーシートの送り方は3種類!それぞれのマナーと注意したいポイントを解説

【インターン報告書提出の注意点】②誰でも書ける内容になっていないか確認

インターンの報告書を提出する時は、独自性がある内容になっているかをしっかり確認しておきましょう。とくに報告書の書き方が分かっていない人は、ただの感想文や事実を羅列しただけの誰でも書ける内容にしてしまっているケースが多いため、注意が必要です。

インターンの報告書でメインになる内容は、根拠となる事実そこから得られたあなたにとっての学びです。行動したこと、考えたこと、感じたことなど、あなたにしか書けない自分だけの内容にすることが何よりも大事になります。

報告書にはできるだけ具体性を持たせて、誰でも書ける無難な内容にならないように注意しましょう。

好印象なインターンの報告書を書くためのコツ

好印象なインターンの報告書を書きたいのであれば、毎日自分で日誌を付け、インターンのなかで感じたことや学んだこと、業務内容を記録しておくことをおすすめします。そうすることで、より具体的な報告書を書く時に役立ってくれます。

どんなに印象深い出来事も、何ヶ月も経てば記憶は薄れていくものです。記憶だけを頼りに報告書を書こうとすると詳細を思い出せなくなってしまい、具体性が下がってしまう危険性があります。

細かい記録は就活で志望動機などを書く時にも際も使えるので、インターン中は必ず自主的に日誌をつけるようにしましょう。

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あなたにしか書けないインターンの報告書で好印象を残そう!

インターンの報告書を企業が提出させる目的は、企業が参加者の成長度合いを確認したりプログラムの内容を見直したりするためです。この目的を踏まえると、報告書にはインターンを通して学んだことや「経験が今後に活かせると感じたこと」を盛り込むと、好印象を残せる内容にできるでしょう。

報告書の作成で何よりも大切なのは、あなたにしか書けない独自性の高い内容にすることです。報告書でもしっかりとほかの学生との差別化を図り、本選考につながるプラスの評価を得ていきましょう!