自己PRを短くする超簡単な方法とは?4つのポイントを例文付きで解説

この記事では、自己PRを短く端的にまとめる方法や自己PRのポイントなどを例文付きで解説していきます。

皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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多くの就活生が抱える悩みの一つが「自己PRが長くなり過ぎる」ということではないでしょうか。自己PRを短くする時には、自己PRで伝えるべきポイントと省いてもよいところを判断できるようになることが重要です。自己PRは、あなたの人柄や仕事をしていく上での強みを面接官にアピールする場です。あなたの魅力が企業に伝わるように、まとめていきましょう。以上のことを踏まえて、解説していきます。

就活生がぶち当たる壁「自己PRを短くする」

短く自己PRをするようにいわれても、具体的にどうすればいいのか分からないという方は少なくありません。例えば、800字ほどの自己PRばかり作っている中で、100字など制限のある自己PRに出くわす場合もあります。

このケースだと、700字も削らなくてはなりません。文字を増やすのはそれほど難しくありませんが、伝えたいことを残しながら文字を削るのは意外に難しいものです。文字を削ろうとした結果、一番伝えたかった内容を削ってしまうことも考えられます。

強みをアピールするための自己PRなのに、強みまで削ってしまっては本末転倒といえるでしょう。では、そもそも自己PRでもっとも大事なこととはいったい何でしょうか。

自己PRに大切なことは何なのか?

短くするためには、自己PRで何がもっとも重要なのかを理解しておかねばなりません。それを理解していないと、本当に伝えるべき大切なことまで削ってしまう可能性があるからです。文字数に制限があるのなら、自分が伝えたいことよりも人事の担当者が知りたいことを最優先するのが基本です。

【自己PRに大切なもの1】人間性

企業という組織の中で働く上で人間性はとても重要な要素です。ここが合わないと働きづらくなり、周りと衝突してしまう可能性もあります。協調性があるかどうか、今いる社員と相性が合いそうかどうかも重要なポイントとなります。

大切なのはウソをつかないことです。素直に作成しないと採用のミスマッチにつながる可能性があります。せっかく採用されても働きづらく感じるかもしれないので注意しなくてはなりません。

【自己PRに大切なもの2】思考回路

今まで残してきた結果よりも、そこに至った過程が重要です。人事の担当者は、あなたの考えや行動、そこからどのようなことを学んだかを知りたいと考えています。あなたを採用することで会社に新しい風を呼び込める、何か変化をもたらしてくれる、と思ってもらえればOKです。

【自己PRに大切なもの3】潜在能力

企業としてはできるだけ伸び代を感じる人を採用したいと考えています。それなりのコストをかけて採用するので、できるだけ会社に貢献してくれる人を採用したいのは当然のことといえるでしょう。

つまり、人事はあなたを採用することでどのようなメリットがあるのか、という部分を重視しています。そのため、自分が入社することで会社にどう貢献できるかをアピールしなくてはなりません。

自己PRを上手く作れない時は?

自己PRを書こうとしても「アピールポイントが分からない」「上手くまとめられない」という悩みを抱えていませんか?その悩みは、キミスカの適性検査を受けて自己分析・自己理解を深めることで解決できるかもしれません。

この適性検査では、あなたの強みや職務適性、意欲の傾向、人物像などをAIが超精密に分析してくれます。AIに分析してもらうことで、自分でも気づかなかった強みを知ることができたり、自分に合った職業を見つけることができます。またキミスカでは、適性検査の結果をもとに、企業からスカウトが届きます!適性検査を受けるだけで、ES免除などの特典付きスカウトが届くのは、魅力的ですよね。

適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

自己PRを短くするにはPREP法を使う

PREP法を使えば短く効果的な自己PRを簡単に作ることができます。

このPREP法は社会に出てからもプレゼンや営業トークの一環として使える知識なので、この機会に覚えておいて損はありません。

【自己PRを短くする方法1】結論から書き始める

自分がもっとも伝えたいことを先頭に持ってくるのが基本です。そうすることで聞き手にあなたが一番伝えたいことが伝わりやすくなります。

私の強みはコミュニケーション力の高さです私が得意なのは問題を解決することですなどが具体例です。

【自己PRを短くする方法2】その結論に至った理由を述べる

ただ結論を伝えただけでは説得力がありません。どうしてそれが強みなのか、その根拠を提示する必要があります。具体性に欠けてしまうと信頼度は上がりません。結論を述べたら次に根拠を示す、この順番をきちんと理解しておきましょう。

例えば、私はアルバイト先でリーダーを任され、しっかりとまとめ上げてきました」「○○のアルバイトで○○のような成果を残しましたなど。

【自己PRを短くする方法3】具体的なエピソードを交える

エピソードを交えることで具体性を増すことができ、なおかつ人事はあなたの思考回路を知ることができます。人事の担当者はあなたの思考回路を知りたいと考えているので、そのためにも具体的なエピソードが必要です。

アルバイト先で○○のトラブルが起き、それを解決するために○○を実施しました○○をするために○○の困難があったものの、○○を駆使して○○のような結果を出せましたなどが具体例です。

【自己PRを短くする方法4】最後にもう1度結論を強調する

最初に述べた結論を最後に持ってくることで、強みを強調できます。また、その強みをどのように活かせるのかについても伝えなくてはなりません。企業はあなたを雇うことでどんなメリットがあるのかを知りたいからです。

アルバイトの経験から○○を学びました」→「御社に採用されればこの経験を活かし○○で力を尽くしていきたいですといったように繋げて締めるといいでしょう。企業が採用したいと思えるようなメリットを感じさせることが重要なポイントと言えます。

PREP法を使った短い自己PRの例文

ここでは、実際にPREP法を使った短い例文をご紹介します。PREP法を用いれば、長文でも短文でも自己PRを作ることは難しくありません。どうしても短くできないと悩んでいる方は、この例文を参考にしてみましょう。

【PREP法を使った自己PRの例1】積極性をアピール

【自己PR例】
私の強みは積極性です。学生時代には積極的に学校行事にも参加しており、ボランティア活動にも参加しました。御社に採用されれば、私の強みである積極性を活かしてあらゆる仕事に全力でチャレンジしたいと考えています。

【PREP法を使った自己PRの例2】体力をアピール

【自己PR例】
私の強みは体力があることです。学生時代にはラグビー部に所属しており、日々ハードなトレーニングをこなしていました。体力がついて風邪などもほとんどひきません。御社で働き出しても、持ち前のタフさで日々激務をこなしたいと思っています。

もし自己PR作成に行き詰まったら自己分析をやり直そう

自己PRを短くするどころか、そもそも作成ができないと悩んでいる方もいるでしょう。このような方の場合、自己分析がしっかりできていないことが多いです。自己分析ができていないと、自分自身の強みを知ることはできません。自分の強みが分からないとなると、何をアピールすればいいのかも分からなくなってしまいます。

自己分析では、自分の強みはもちろん弱みも把握し、理想の企業像や仕事内容も明確にしなくてはなりません。強みや弱みを明確にできれば、企業とのミスマッチも回避できるでしょう。自己PRの作成に困っているという方は、以下の記事を参照してみてください。

自己分析は2タイプあるって知ってた?「人気なやり方」6選もまとめて解説!

【まとめ】自己PRを短くする方法

短い自己PRを作るには、企業の人事担当が何を知りたいのかを理解しなくてはなりません。決して自分がアピールしたいことを優先しないように気をつけましょう。人事が知りたいことを理解し、その上でPREP法を用いることで、短くてもあなたの強みがきちんと伝わる自己PRを作成できます。

自己PRの作成に困っていたり、不安に思っている方は自己分析をやり直してみましょう。自分のことを客観的に知り、強みや弱みなどを明確にすることで何をアピールすればいいかのかが見えてきます。