インターンシップの内容とは?種類や参加方法と参加時の注意点を徹底解説

就活を意識する学年になると話題にのぼってくるのが、インターンシップです。インターンシップが就活に役立つことを知っていても、その参加方法や内容について詳しく知らない学生も多いかもしれません。

そこで今回は、インターンシップの内容や種類、参加方法から注意点まで徹底的に解説します。これからインターンシップをスタートしたいという学生は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

インターンシップとは?

インターンシップ参加前に基本を押さえようまずは、「基本のき」となるインターンシップの基礎知識について見ていきましょう!

インターンシップは就活前の職業体験

インターンシップとは、学生が興味を持っている企業で実際に働いたり、訪問したりする職業体験のことを指します。実際に働いている社員と触れ合ったり現場を見学したりできるので、説明会やOB・OG訪問ではわからない、よりリアルな職場を知れる点が大きなメリットです。

インターンシップはインターンと略されることが多く、とくに就活を控えた3年生から参加する学生が急増していきます。ただし、基本的に参加学年は制限されておらず、1年生や2年生からでも参加することは可能です。

インターンシップに参加している学生の割合

インターンシップに参加する学生は非常に多く、就活前のスタンダードになりつつあることをご存知でしょうか。2022年卒の学生のうち、インターンシップに参加した学生の割合は79.8%だということがわかっています。実際に参加していない学生も含めると、インターンシップに応募した学生は92.0%と、ほとんどの学生がインターンシップへの参加・応募をしていました。このように、インターンシップは学生からの関心が非常に高いイベントなのです。

とはいえ、インターンシップに参加しなかったからといって就活が不利になるということはありません。学業やアルバイト、家庭の事情に合わせて、参加するかしないかを判断していきましょう。

インターンシップに参加する目的

どうして学生は積極的にインターンシップへ参加するのでしょうか。ここからは、インターンシップに参加する目的を紹介します。

【インターンシップの目的】①業界・企業研究を深めるため

インターンシップに参加するもっとも大きな目的は、志望する業界や企業の知識を深めることです。実際に企業を見学したり業務をこなしたりする中で、より具体的な入社後のビジョンが見えてきて、志望度を高めていくことができます。またインターンシップの経験は、就活のとき聞かれる志望動機などのネタにもなります。

志望業界・企業が決まっていない学生も、気になるプログラムに参加することで、入社したいと思える企業を見つけることが可能です。実際に文系大学生は、この「見つける」ことを目的にインターンシップへ参加していることが多いというデータもあります。

【インターンシップの目的】②ミスマッチを防止するため

就活前に企業の実情を知って入社後のミスマッチを防ぐことも、インターンシップに参加する目的のひとつです。学生が就活するときは、2時間程度で開催される説明会や会社情報などでしか企業の情報を収集できません。そのため、リアルな現場の声や職場の雰囲気をよく知れず、入社後に「こんなはずではなかった…」とミスマッチが起きてしまうリスクがつきものなのです。

しっかりとインターンシップに参加してから就活ができると、このミスマッチを防ぐことが可能です。その結果、早期退職を防いで長く自分らしく働ける企業に入社できるようになります。理系大学生は、この「確かめる」ことを目的にインターンシップに参加していることが多い傾向にあります。

【インターンシップの目的】③早期内定を目指すため

実は、インターンシップで優秀な成績を残した場合、特別選考ルートに進めたり早期内定が出たりすることがあります。早期内定を得ることを目的に、インターンシップに参加する学生も少なくはありません。

とくに実践形式の長期インターンシップは、早期内定につながりやすい傾向にあります。少しでも就活を有利に進めたい学生は、積極的に参加しておくといいかもしれません。インターンの内定獲得についてはこちらで解説しているので、あわせてチェックしておきましょう!

インターンが内定に直結するって本当?選考への影響と内定が出る学生の特徴を解説

インターンシップの内容

インターンシップはさまざまな内容がある一口にインターンシップと言っても、その内容は多岐にわたります。ここからは、インターンシップの種類を4つ紹介します。

【インターンシップの内容】①セミナー・座談会形式

セミナー・座談会形式のインターンシップは、1日で開催される1Day仕事体験に多い内容です。会社説明会の延長のような内容で、企業の事業内容を聞いたり社員に質問したりできます。気軽に参加できるので、企業研究をしたいときや応募企業の選択肢を広げたいときにおすすめです。

【インターンシップの内容】②職場見学形式

職場見学形式のインターンシップでは、実際に社内や工場などを見学し、先輩社員の働き方を直に見られる点が特長です。一通り見学をしてから、セミナーや座談会が行われることもあります。人気が高いプログラムなので、先着順や抽選で参加者が選ばれることもあります。

【インターンシップの内容】③ワークショップ形式

ワークショップ形式のインターンシップは、グループワークや業務を疑似体験するロールプレイングなどを通して仕事について知っていくプログラムです。「マーケティング戦略を考案してプレゼンする」「新商品のアイデアを仲間と作り上げる」などといった内容を、グループワーク形式で進めることが多いです。

実際の業務を体験することはできませんが、それに近いプログラムをこなし、現場社員からのフィードバックも受けられます。優秀な成績を残せば選考で有利になる可能性もあるため、志望企業で開催されている場合は積極的に参加してみてくださいね。

【インターンシップの内容】④実践形式

実践形式のインターンシップは、実際に企業へ通勤して業務をこなすプログラムです。数ヶ月~1年などの長期間の就労が必要になりますが、より具体的な業務を知りたい学生におすすめです。

内定につながる可能性がもっとも高いインターンシップで、優秀な成績を残せば早期内定が出て、形だけの選考で入社できることもあります。一足早く社会人経験が積めるので、インターン先企業以外の選考でも大きなアピールポイントになるでしょう。

インターンシップの種類

インターンシップは上記の内容による分類に加え、期間によっても分類することが可能です。次に、インターンシップの期間ごとの分類について3つ見ていきましょう。

【インターンシップの種類】①1Day仕事体験

1Day仕事体験は、1Dayインターンシップとも呼ばれるプログラムです。2時間~半日程度で完結するもので、おもに「セミナー・座談会形式」「職場見学形式」「ワークショップ形式」などが行われます。

とにかく多くの学生が参加するインターンシップで、内定につながることはほとんどありません。学生は企業研究の一環として気負わずに参加でき、学業と両立しやすいところがメリットです。

【インターンシップの種類】②短期インターンシップ

短期インターンシップは、1週間~1か月程度の期間で行われるプログラムです。おもに「ワークショップ形式」「実践形式(一部)」が開催されます。

夏休みや冬休みに開催されることが多く、学業や私生活と両立しやすいインターンシップです。しっかりと取り組めば選考で有利になる可能性があるため、短期間で就活につながる成果を出したい学生におすすめです。

【インターンシップの種類】③長期インターンシップ

長期インターンシップは、1か月~数年単位で行われるプログラムです。「実践形式」のインターンシップが体験でき、社員と同じように通勤して仕事をこなしていきます。

拘束期間が長く責任もともなうため、学生にとっては負担が大きいインターンシップです。しかし、内定が出たり就活で有利になったりする可能性が高いため、毎年多くの学生が参加を希望しています。

インターンシップに参加する方法

インターン参加方法は数多くあるインターンシップについての知識が身につけられたら、さっそく参加したいインターンシップに応募していきましょう。ここからは、インターンシップに参加する方法を紹介します。

【インターンシップの参加方法】①まずはインターンシップを探す

まずは、参加したいインターンシップを探しましょう。インターンシップの探し方としては、以下の方法が挙げられます。

インターンシップの主な探し方
  • 就活ナビサイト
  • スカウトサイト
  • 大学のキャリアセンター
  • 企業ホームページ
  • 合同説明会やWeb説明会
  • OB・OGからの紹介

ひとつの方法だけだと情報が偏ってしまうため、複数の方法でインターンシップを探すことをおすすめします。それぞれの探し方の特長やコツは、こちらの記事を参考にしてください。

インターンの探し方6つを解説!後悔しない選び方のコツとは?

【インターンシップの参加方法】②エントリー&選考に進む

参加したいインターンシップが見つかったら、さっそくエントリーして参加を申し込んでいきましょう。エントリーすれば誰でも参加できるインターンシップもありますが、短期インターンシップや長期インターンシップは、選考に通らないと参加できない可能性が高いです。

企業によって異なりますが、インターンシップの選考は以下のように進むことが多いです。

インターンシップ選考の流れ
  1. 履歴書やエントリーシートによる書類選考
  2. 適性試験や筆記試験
  3. 面接2~3回

就活本番さながらの流れで選考が進んでいくので、エントリーシートや面接の対策は早めに始めておくことをおすすめします。

インターンシップに参加するときの注意点

最後に、インターンシップに参加するときの注意点を紹介します。

【インターンシップの注意点】①目的を設定しておく

インターンシップに参加するときは、必ず「なんのために参加するのか」「何を知りたいのか」を明らかにしておきましょう。なんとなく参加してしまうと、インターンシップで何を重点的に見ればいいのか、どのような行動を取ればいいのかわからなくなってしまうためです。

事前にインターンシップで達成したい目的を設定し、それに基づいて質問や行動してくださいね。

【インターンシップの注意点】②早めに準備しておこう

基本的にインターンシップは通年行われていますが、いざ参加したいと思ったときに情報収集をスタートすると、すでに募集が終わってしまっているケースがあります。たとえ募集が終わっていなくても、ギリギリで申し込むと選考対策ができないケースもあるため、情報収集も選考対策もとにかく早くから始めることを意識しましょう。

1・2年生からインターンシップに参加できると、より万全な就活対策になります。インターンの情報収集&選考対策のための自己分析をするなら、どちらも叶うキミスカをぜひご活用ください。

「適性検査」の受け方・結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

インターンシップを活用して就活を成功に導こう!

インターンシップは、就活を成功に導いてくれる重要なイベントです。参加しないと内定が出ないわけではありませんが、インターンシップを通して企業の実情や業務を知ることで、よりミスマッチが少なくて自分に合った企業に入社する手助けをしてくれます。

インターンシップはただ参加すればいいというものではなく、目的意識を持って参加することが何よりも大切です。ぜひキミスカも活用しながら、目的や興味を持てる企業のインターンシップに参加してくださいね。