この記事では、インターンの探し方やポイントなどを分かりやすく解説していきます。
実際に企業の業務体験ができるインターンは、志望企業を決めたり選考を有利に進めたりする上で、重要な役割を果たす経験です。しかし、様々な企業がインターン募集をしていて、どこに参加したらいいのかわからないと思っている就活生も多いのではないでしょうか。インターンを探す方法は大きく分けて6つあります。自分が興味を持てるポイントがあるか、開催時期が自分に合っているかなどでインターンを選んでいくと「あなたに合ったインターン」が見えてくるかと思います。以上のことを踏まえて、解説していきます。
インターンの探し方は6つ
まずは、インターンの探し方について見ていきましょう。インターンの探し方には5つの手段があります。
【インターンの探し方1】就活ナビサイト
就活ナビサイトでインターンを探すのが、もっとも一般的なインターンの探し方なのではないでしょうか。サイトによって大企業メインだったりベンチャーだったりと特徴が異なるので、サイトごとの特色を知っておくと、自分に合ったインターンが探しやすくなります。
志望業界や就職を希望する地域が決まっている時は、業界や地域に特化したサイトや就職エージェントを通すと非常に効率的です。
【インターンの探し方2】スカウトサイト
ナビではなかなか探せない、どういった業界・職種のインターンに行ったらいいか決まらない方は、スカウトサイトで自分の強みを活かせる企業に出会うことが出来ます。
その方法の一つとしてキミスカを利用してみませんか?実はキミスカでも早期の時期から多くの企業がインターンを募集しています。また、あなたの自己PRの内容や適性検査の内容を見てスカウトが届くので、あなたに合う企業や職種を早期から知ることが出来ます。
自分の特性が活かせるインターンを探している方はぜひ活用してみてください。
【インターンの探し方3】大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターでも、インターンは紹介してもらえます。大学とコネクションがあってOB・OGがいるケースも多いので、ほかの探し方より採用されやすい傾向にあるところが大きなメリットです。
キャリアセンターなら、エントリーシート(ES)や面接対策のフォローをしてもらいながら有利にインターンの選考を進められます。ただし紹介数はそこまで多くないので、ほかの探し方と併用することでより自分に合ったインターン先を見つけやすくなるでしょう。
【インターンの探し方4】企業ホームページ
企業によってはナビサイトなどには掲載せずに、ホームページでインターン生を募集しているところもあります。またインターン生の募集をしていない場合でも、問合せフォームなどから個別で連絡することで、機会がもらえることがあるかもしれません。
企業サイトからの応募や個別連絡では、意欲が高いことがアピールできます。もしも採用されなくても、就活の時に印象深い学生として覚えていてもらえることもあるでしょう。明確な志望企業がある場合、個別でアプローチする方法は非常におすすめです。
【インターンの探し方5】合同説明会・web説明会
インターンに関する合同説明会やweb説明会が開催されている時は、ここでインターン先を探してみてもいいでしょう。
いくつもの企業を一気に検討できますし、説明会でしか応募していない企業もあります。可能性や視野を広げるためにも、こういった場には積極的に参加してみてくださいね。
【インターンの探し方6】知人からの紹介
大学の先輩や友人から紹介してもらうのも、インターン先を探すひとつの手です。実際にインターンを体験した学生の生の声が聞けるため、内容に納得した上で安心してインターンに挑めます。
紙面やネットにはない詳しい情報が手に入るので、大々的に募集をしていないレアなインターンに参加できる可能性も高いです。
自分に合ったインターンを選び方のコツ
インターンの探し方にはいくつもの方法がありましたが、多くの選択肢の中で自分に合ったインターンを見つけるのはとても大変な作業です。そこで、ここからはあなたにピッタリなインターンを探すコツについて解説していきます。
インターンは就活の軸を左右することもある大切な機会なので、より有意義な時間を過ごせるインターン先を見つけましょう!
【自分に合ったインターンの選び方1】インターンの期間で選ぶ
インターンは期間によって内容が大きく異なり、体験できる業務や参加するメリットが異なります。業界や職種が決まっていない時は、希望する期間でインターンを選んでいきましょう。
インターンには短期インターンと長期インターンがあるので、それぞれについて詳しく解説していきます。
1日~1週間程度のインターンです。
主に企業が学生に対してPRすることが目的で開催されます。会社見学やワークショップなどがメインの内容になります。
実務経験を積みたい学生にはおすすめできませんが、説明会やナビサイトでは分からない企業の雰囲気や社員の声が聞ける点が大きなメリットです。また、1回1回の時間が短いため、さまざまな業界や企業が見られて企業・業界研究にも役立ちます。基本的には、就活を控えた3・4年生を対象に開催されます。
数週間~1年にわたるインターンです。未来の社員育成が主な目的で、就活本番の採用試験に影響する可能性が非常に高い傾向にあります。
場合によっては、一般の就活生とは別のルートで選考に進めることもあるでしょう。
1年生から参加できるケースも多く、ある程度まとまった時間が必要なインターンです。学業との両立が大変ですが、社会人としてのマナーや仕事に必要な基礎知識を習得できるという大きなメリットがあります。インターンで良い成績を残すと内々定が出ることもあるため、志望企業が長期インターンを開催している場合は、忘れずに参加しておきましょう。
【自分に合ったインターンの選び方2】業界や職種で選ぶ
行きたい業界や職種が決まっている時は、それに合わせてインターン先を選びましょう。たとえ参加した企業とは別の企業に応募しても、インターンの経験は必ず評価されます。
また業界の実情や仕事の内容、やりがいに関して身をもって体験していると、より深い志望動機が書けるようになります。裏付けがあって人事を納得させられる志望動機を作成したい学生は、業界や職種に関する知識をインターンで身につけておきましょう。
【自分に合ったインターンの選び方3】インターンの内容で選ぶ
ワークショップ型や社内見学、実際の業務体験など、企業によってインターンの内容は全く異なります。「社内の雰囲気を見てみたい」「就活の前にいろいろな職業を知っておきたい」など、目的に合わせてインターンの内容を選ぶと、有意義なインターン体験にできるでしょう。
インターンに参加したいと思ってはいるものの、探すのが難しかったり面倒くさかったりしますよね。そんな方はキミスカを使ってみてはいかがでしょうか? キミスカは、基本情報やあなたの趣味、強みなどをプロフィールに登録しておくだけで、「弊社のインターンに参加してみませんか?」というお誘いが送られてきます。ナビサイトとは違い、自力で企業情報やインターンの情報を必死に調べる必要がないため、簡単にインターン先を探すことができます。詳しくは以下の記事をチェックしてください!簡単にインターンを見つける方法
後悔しないインターン選びのポイント
できるだけたくさんの企業が開催するインターンに参加できればいいのですが、残念ながらインターンに参加できる時間は限られています。貴重な大学4年間の時間を無駄にしないためにも、しっかりとインターン先を選ぶことが大切なのです。
それでは、後悔しないインターン先選びで後悔しないためにはどうしたらいいのでしょうか。ここからは、インターンの探し方のポイントを3つ解説していきます。
【インターン選び方のポイント1】目的を明確にしておく
「就活で有利になりそうだから」「みんな参加しているから」と、なんとなくインターンに参加するのは絶対にやめましょう。目的がなくてダラダラ過ごしていては有意義な時間を過ごせませんし、そもそもインターン採用試験に合格することができないケースもあります。
何を目的にインターンに参加するかを明確するためにも、以下のことを確認しておきましょう。
・どんな経験を積みたいのか
・身につけたいスキルは何か
・どうしてこの企業なのか
周りに流されるように参加すると、貴重な大学生の時間を無駄遣いすることになってしまいます。せっかく時間をかけるのであれば、就活や夢を達成するために役立つ経験にしていきましょう。
【インターン選び方のポイント2】複数の探し方を組み合わせる
1つの探し方に限定すると、情報が偏ってしまって選択肢が狭まります。たとえば、大手ナビサイトでは大企業のインターンばかりが大々的にPRされることがあり、中小企業のインターンは見つけにくいかもしれません。また大学のキャリアセンターでは、ナビサイトのような豊富な情報量を取り扱っていないケースが多い傾向にあります。
多くの情報を得てあなたにとって運命の企業を見つけるには、とにかくたくさんの企業を見て知って、視野を広げることが何よりも大切です。そのためにも、複数の方法でインターンを探していくようにしてくださいね。
インターンを探す時の注意点
インターンを探すときの注意点を2つご紹介します。
【インターンを探す時の注意点1】やみくもに応募しない
インターン情報をチェックして気になるものには参加しておくべきだと考える方もいるかもしれません。しかし、やみくもにインターンに参加してしまうと、インターンに多くの時間を取られてしまいます。スケジュール管理や情報整理に追われすぎてしまわないように注意しましょう。
【インターンを探す時の注意点2】学業を疎かにしない
インターンだけでなく、アルバイトやサークル、実習など忙しい方も多いのではないでしょうか?多忙になると勉強に割く時間がなくなったり、授業を休みがちになったりしやすくなります。しかし学業を疎かにしてしまうと、進級が難しくなり、就活も0スタートになってしまう可能性があります。
自分に合ったインターンの探し方で有意義な時間を過ごそう
就活に大きな影響を及ぼすインターンは、就活の準備の中でも非常に大きなウェイトを占める活動です。正しい探し方をして自分に合ったインターンを選ぶことで、より自分らしい就活を進める手助けになってくれるでしょう。
「企業を知りたい」「実務経験を積みたい」など、インターンに参加する目的は学生によってさまざまです。しっかりと目的意識を持ってインターンの時間を過ごせれば、より有意義でかけがえのない体験になるでしょう。