インターンに行き過ぎるのってダメ?複数参加する場合の注意点やポイントを解説

インターンに参加する回数は人によってさまざまですが、「ただ参加すれば良い」というわけではありません。インターンで重要なのは、回数ではなく明確な参加目的を持って臨むことです。しかし、さまざまなインターンに参加している学生が身近にいると、焦りを感じることもあるでしょう。

本記事では、学生のインターン参加の平均回数をはじめ、複数のインターンに参加する際の注意点やポイントを解説していきます。「インターンに行き過ぎているかも…」と不安な学生はここで紹介する内容を読み、参加回数の見通しをつけましょう。

インターンに行き過ぎることは悪いことではない

インターンに行くこと自体は悪くないが目的が大事複数のインターンに行くことは悪いことではありません。しかし、参加目的やインターンを通じて得たいものが曖昧なまま多数のインターンに参加していても、学べることは少なくなってしまいます
インターンは時間や労力がかかるため、「なんとなく」で参加していると疲労だけが溜まっていくかもしれません。

せっかく参加するインターンを有意義なものするために、「企業研究を深める」「将来必要なスキルを身につける」といった参加目的を明確にしましょう。インターンの参加目的が定まっていない学生は、以下の記事を参考にしてみてください。

インターンシップに参加する目的とは?企業側の視点や決め方を解説

インターンの平均参加数は4〜6社が多い

文系・理系に関わらず、学生がインターンに参加する平均回数は4〜6社です。インターンには、1日で完結する1day仕事体験から、数ヶ月や年単位で実施される長期のものまであります。参加するインターンの期間によっては、複数のインターンには参加できないこともあるでしょう。

数週間ほどの期間で実施される短期インターンは、企業や業界について広く浅く知ることができ、学生からも人気の高いプログラムです。まずは会社説明会などが中心に行われる1Day仕事体験に参加し、短期や長期インターンで働きたい業界や職種を詳しく確認してみても良いでしょう。

インターンに行き過ぎは要注意!学生が知っておくべきポイント5つ

インターンは気になる企業や業界のことが知れるほか、自己分析や就活でのアピールに使えますが、無闇に参加するのはおすすめしません。インターンに行き過ぎるとどんなリスクがあるのか、以下で詳しく解説します。

【インターンに行き過ぎると】①スケジュール管理ができなくなる

インターンで重要になるのがスケジュール管理です。たとえ、1Day仕事体験だからといって空いている日に詰め込んでしまうと、無断欠席を起こす危険性があります。また「A社のインターンだと思って向かっていたら今日はB社のインターンだった」というミスを冒すかもしれません。

インターンでの時間を充実したものにするために、スケジュール管理できる程度に参加数を絞ると良いでしょう。また、就活間近の3年から参加すると焦ってしまうかもしれないので、就活まで余裕がある学生は早めに参加してみるのもおすすめです。

【インターンに行き過ぎると】②インターンに時間を取られて自己分析ができない

目的が「インターンに参加すること」になっている学生は、就活に必要な準備が疎かになるかもしれません。たくさんのインターンを経験しても、自己分析や企業研究が曖昧なままでは、選考で自分の魅力を効果的に伝えられず、入社後にミスマッチが起きる可能性もあります。

インターンは学生のうちから企業の一員となって働ける制度で、スキルアップや企業研究などにも役立ちます。しかし、将来の方向性を見つけるためにも自己分析はとくに重要な準備です。

インターンに参加したけれど、まだ自己分析に手をつけられていない学生は、キミスカの適性検査を活用してみてください。

「適性検査」の受け方・結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

【インターンに行き過ぎると】③情報過多になり整理できなくなる

10社、20社のインターンに参加すると、序盤に参加したインターンの記憶が薄まっていくかもしれません。得た学びや経験を残すためにも、好印象を持った企業やインターンで学んだことがあれば、適宜メモをとってまとめましょう

また同じ時期に複数社のインターンに参加することになった場合も、会社ごとの予定や情報をまとめておくと、情報過多による混乱を防げます。

インターンでの経験は就活の際に自己PRの内容としても話せるので、事前に参加目的を明確にし、参加後に気づきや学びをまとめられるのが理想です。

【インターンに行き過ぎると】④参加目的のはっきりしない学生は印象に残らない

ただ指示通りに動いていたり、団体行動でみんなの後ろから付いて行ったりしているだけの学生は「考えて行動する力がない」と判断されてしまうこともあります。就活の選考でインターンに参加した話をする時にも、ただ「インターンに参加しました」と言うだけでは、人事の印象には残らないでしょう。

  • どんな目的を持ってインターンに参加したのか
  • インターンで学んだこと
  • 参加することで見つけた課題点

上記のポイントを伝えられると、インターンでの学びを自分のものにできている様子が見られ、印象アップに繋がります。

【インターンに行き過ぎるデメリット】⑤闇雲に参加したインターンは学びが少ない

インターンは、参加した分だけ学びが得られるものではありません。たとえ1回しか参加しなくても、インターンでの学びを言語化でき、課題点を見つけた上で改善のための行動に移せる学生もいます。

そのインターンに参加することで、どんな情報や経験を得たいのか、何を学びたいのかなど、参加目的をはっきりしておくことをおすすめします。インターンへの参加目的を明確にしたい学生は、以下の記事を参考にしてみてください。

インターンに参加する意味とは?インターン参加のメリットや募集期間を簡単解説

インターンに行き過ぎないための参加目的の例

インターンへの参加目的の例を見て自分の目的を考えようここからは、よくあるインターンの参加目的をいくつか紹介します。就活が始まるまでに「A社のインターンでは、これを得よう」と逆算してインターンに参加すれば、行き過ぎを防げるほか、実のある経験が得られるでしょう。

【インターンに行き過ぎないための目的例】①自分が関心のある内容だったため

学生のインターンへの参加目的として多く見られるのが、インターンや企業の内容に興味を持ったことが挙げられます。大学の講義を通じて興味を持った分野や、自分が関心を持った業界・企業への理解をより深めるためにインターンに参加しているのです。

インターンの選考で参加目的を話す際は、プログラム内容のどこに関心があり、何を得ようと考えているのかを話しましょう。また、就活でインターン経験を伝える場合は、インターンへの参加で得た学びや自分の課題点・改善策などを伝えられると、あなたらしさが伝わるでしょう。

【インターンに行き過ぎないための目的例】②自分に合った業界を知るため

就活の準備で欠かせない業界研究ですが、具体的なイメージが持てずに悩む学生は少なくありません。学生にとって実務経験を得られるインターンは、将来的に働きたい企業や業界を知るための手助けとなってくれます。

またインターンを通して、自分と業界のマッチ度合いや自分が本当にやりたいことも見えてくるため、業界・企業分析だけでなく自己分析にも役立つでしょう。

ただし、インターンの期間やプログラム内容などによっては、求めるものが得られない可能性があります。インターン参加前に十分に確認しておきましょう。

【インターンに行き過ぎないための目的例】③必要なスキルを学ぶため

興味があったり、働きたい業界は絞れたりしていても、必要なスキルが分からないために「自分にもこの仕事はできるのだろうか」と不安になる人もいるでしょう。また、就職先の選定がほぼできているため、今後働く時に役立つスキルについて、今のうちから勉強しておきたいという人もいます。

自分に必要なスキルの確認や、「現状のままでも戦力になれるのか」といった疑問の解消をインターンの参加目的にしても良いでしょう。

行き過ぎを防ぐためにインターンで得られるものを確認しよう

そもそもインターンでは何を得ることができるのか、以下で解説していきます。

【インターンに行き過ぎなくても得られるもの】①知識・スキル

インターンで得られることの代表的なものに、知識やスキルが挙げられます。1Day仕事体験では実務を経験できないことがありますが、短期インターンや長期インターンでは社員とともに仕事を進めることも珍しくありません。

事務関連の仕事であればWordやExcelといったツールを使い、営業なら顧客との商談などで営業力を身につけられるでしょう。

また社員の一員として企業に入ることで、業界や企業に関する知識も得られるため、インターンを経て業界・企業研究も行えます。

【インターンに行き過ぎなくても得られるもの】②会社の雰囲気を確かめられる

インターンは、希望企業のオフィスで職業体験ができるため、社員の様子や仕事の流れなどを確認できます。ホームページだけの情報よりもインターンで実体験した方が、より具体的なイメージを持てるでしょう。

企業とのマッチングも人によって異なるので、自分が望む働き方や雰囲気なのかをインターンですり合わせできます。自己分析を行った学生は、「自分が大事にしたい人生の軸」をベースに会社の雰囲気を確かめてみてください。

【インターンに行き過ぎなくても得られるもの】③自分の課題点を見つけられる

インターンに参加することで、学生は自分の課題点を見つけられます。プログラムを進める中で、失敗したことや自身の課題を見つめ直し、乗り越え方を見つけたりすることが可能です。

これは「自分自身で考え対策をとることができた」という成功体験になるので、自己PRなどでアピールすることもできます。

インターンに行き過ぎはないが目的を持って参加しよう

インターンに参加すること自体は悪いことではありませんが、目的を持たないままでは意味がありません。「自分は行き過ぎているかも」と不安な方は、インターンで得られるものや自分自身の参加目的を確認しておきましょう。

就活までの時間をいかに過ごすかが、自身の成長や志望企業の内定獲得につながるかもしれません。
ぜひ、この記事で紹介したポイントを押さえて自分らしい就活を進めてみてください。