この記事では「優しさ」を自己PRする方法や注意点などを例文付きで解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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「優しい」性格は自己PRで評価される
優しい性格は十分に自己PRになります。優しさは周囲へ貢献する気持ちや、周りの役に立ちたい気持ち等、エピソードをしっかり伝えれば入社後の活躍をイメージさせることが可能です。
また優しさは「思いやりがある」とも言い換えられます。
・自分とは違う人の価値観を受け入れることが出来る人
等集団行動にも適しているイメージを与えることが可能です。優しい人は、「他人の幸せが自分の幸せにつながっている」と考えられる人が多いのも特徴です。周囲に良いことがあると一緒になって喜ぶことができるので、人事からは会社のために貢献してくれる人材と認識されるでしょう。
自己PRで優しさが伝わるエピソードの作り方
自己PRは自分の強みを企業に売り込み、採用するメリットを感じてもらうことです。しかし採用担当はエントリーシートや面接の段階ではまだ皆さんについて良く知りません。そのため誰が来ても分かる自己PRにする必要があります。その際の構成はPREP法を使うと簡単に論理的な文章を作ることが可能です。
PREP法は上記の流れで書く方法を言いますが、優しさについて書く際の詳しい流れを下記にて説明します。
【自己PRで優しさを伝える際の作り方1】優しさのキャッチコピーを付ける
先述したように、優しさは人によって捉え方が異なる曖昧な言葉です。そのため、まずは自分の「優しさ」はどのようなものなのかを明確に伝える必要があります。単に○○な優しさと伝えると周りに埋もれてしまうので、「優しさ」を発揮したエピソードを出来るだけ思い出しましょう。
そしてその時の自分の優しさはどういったものなのかを一言で書き出し繋げていくと、あなただけの「優しさ」を伝えるキャッチコピーを作ることが出来ます。
・私は人の心を最後まで支える優しさがあります。
・私は困っている人がいたら率先して駆けつける思いやりを持った人間です。
【自己PRで優しさを伝える際の作り方2】具体的なエピソードを入れる
説得力のある自己PRにするために、具体的なエピソードを添えて相手がイメージしやすいようにしましょう。ただ「私は優しいです」と伝えても、聞いている人は困ってしまい、本当にそうなのかな?と疑問に思ってしまいます。
優しを具体的に伝える為に、どのような行動をとったのか、相手からどの様な反応があったのかを記載しましょう。優しさなど人の感情面をアピールポイントとして伝える時は、客観的な意見が重要になります。自分だけの視点ではなく、客観性を重視してエピソードを入れましょう。
【自己PRで優しさを伝える際の作り方3】結果と仕事への活かし方
最後にはあなたの優しさによって得られた「成果」を記載しましょう。その際併せて業務への活かし方を伝えられると、採用担当は一緒に働いた時のイメージがしやすいです。仕事への活かし方を伝える際は、志望企業の業務内容や求める人物像としてイメージできることが重要です。その点を意識して伝えましょう。
また優しさを「他の人の立場を思いやった行動」として言い換える場合は、友人から相談を持ちかけられたエピソード等を盛り込んでみるのもひとつの方法です。
営業職に限らず、顧客の立場に立って相手の状況を推し量るとともに提案できる力がある人は高く評価されます。自己PRでは本人の気持ちに寄り添いつつも、無責任な提案ではなく「相手の状況を踏まえてアドバイスできた」という話ができれば説得力のあるアピールになるでしょう。
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自己PRで「優しさ」をアピールする際の注意点
自己PRとして有効な「優しい」性格ですが、ただ単に「私は優しい人です」と伝えても、あなたがどのように優しいのかは伝わりません。「優しさ」をエントリーシートや面接で伝える際には工夫が必要なので、予め注意点を確認しておきましょう。
【自己PRで優しさをアピールする際の注意点1】意味を明確にする
冒頭でも書いたように、「優しさ」は人によってとらえ方の異なる抽象的な言葉です。中には優しさを「優柔不断」や「八方美人」という見方をする人もいます。
人の性格や性質といった抽象的な言葉は基準が曖昧にすると、判断を相手にゆだねることになります。そのため表現する際は内容をじっくり考えて、その言葉の意味を自分で明確にしたり、あなたの優しを別の言葉で言い換えたりすることが重要です。
あなたのやさしいはどのような優しさなのか、どんな時に役立つ優しさなのかを考え、あなただけの優しさの表現で意味を明確にしましょう。
【自己PRで優しさをアピールする際の注意点2】自慢にならないようにする
優しいという感情は人により基準が違うため、自分は「優しい」と思っていても、聞き手側からすると「それは当たり前だ」と考える場合もあります。そのため自己PR で優しさについて書く時は、周りの誰もが共感するものである必要があります。エピソードが出来た際は、友人やゼミの教授などに確認してもらい、自身の優しさがこのエピソードでしっかり伝わるのかを確認し、独りよがりな内容になっていないかを確認しましょう。
「優しさ」を言い換えた自己PRの例文
ここからは自己PRで「優しさ」について書く際のおすすめの言い換えパターンと、それに合わせた例文を紹介します。また、もっと他の自己PR例文も見たいという方はこちらの記事をご覧ください!
【優しさを言い換えた自己PRの例文1】おおらか
【優しさを言い換えた自己PRの例文2】気遣いできる
【優しさを言い換えた自己PRの例文3】素直
【優しさを言い換えた自己PRの例文4】相手の立場に立って考えられる
自己PRでは企業の人物像に合った「優しさ」を語ろう
今回は「優しい」を自己PRにする際の伝え方や注意点を解説しました。優しさは曖昧である一方、企業の求める人物像に沿って柔軟に切り口を設定できるという強みがある特徴です。
優しさを伝える際は、あなたの優しさを明確に提示し、採用担当と認識の齟齬が無いように工夫しましょう。もし内容に迷った際は自己分析で再度立ち返ってみてくださいね。