インターンの申し込みメールはどう書く?書き方や注意点を解説【例文付き】

この記事では、インターンの申し込みメールの書き方や注意点などを例文付きで解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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インターンに参加するためには、企業の公式ホームページや就活サイトから申し込みが必要です。また、企業によっては直接申し込みメールを送らなければならない場合もあるので、事前に申し込み方法をチェックしておきましょう。ビジネスメールの書き方や注意点についても本記事で解説していきますので最後まで目を通してみてください。以上のことを踏まえて、解説していきます。

インターンに参加するなら申し込みが必要!

企業研究を深めたり自己の適正を判断したりと、就活を進める上でできれば参加しておきたいインターン。興味のある企業のインターン情報をチェックして、実際に参加したいインターンが決まった学生は申し込みに進みましょう。

インターンの申し込み方法は、企業によって異なります。代表的な申込み方法は、下記3つです。

インターンの申し込み方法

・企業の公式ホームページの応募フォームから申し込む
・就活サイト経由で申し込む
・大学のキャリセンで手続きをする
・企業に直接メールを送って申し込む

企業の公式ホームページや就活サイト経由の申し込みは、応募フォームに必要事項を記入するだけですが、企業に直接メールを送る場合はビジネスメールのマナーを知っておく必要があります。

インターンの申し込み時期はいつ?

インターンの申し込みは6~8月が最も多く、続いて多いのが12~1月となっています。これは多くの企業が大学生の夏休みと春休みに合わせてインターンを開催するためです。

8月頃に開催されるサマーインターンと、2月頃に開催されるウィンターインターンに参加したい学生は、申し込みが開始される6~8月、12~1月に申し込む必要があります。申し込み開始時期を見逃さないように、インターン情報はこまめにチェックしておきましょう。

簡単にインターンを見つける方法

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インターンの申し込みメールの書き方

企業に直接メールを送ってインターンに申し込む場合は、ビジネスメールのマナーに則った文章構成と言葉選びを心掛けましょう。以下にインターンの申し込みメールの書き方をまとめたので、メール作成時の参考にしてくださいね!

【インターン申し込みメールの書き方】件名

まずは件名を入れます。ビジネスメールでは本文の内容が一目で分かるように、簡潔で分かりやすい件名をつけるのがマナーとされています。

インターンの申し込みのメールの件名には「■月■日のインターンシップ参加の申し込み(○○大学 キミスカ 由貴)」のように、日付とタイトル、大学名と氏名を入れておきましょう

【インターン申し込みメールの書き方】宛名

次は宛名です。社名の「株式会社」「有限会社」は、(株)や(有)と略してはいけません。必ず株式会社、有限会社と正式名称で記入しましょう。

インターンの申し込みメールの宛名は「○○株式会社 人事部 ○○様」のように、「会社名+部署名+相手の名前」の順番で記入します。担当者の名前が分からない場合は「ご担当者様」でOKです。

【インターン申し込みメールの書き方】本文

宛名を書いたら一行開けて、挨拶文と大学名+学部+氏名を記入します。インターンの申し込みメールの挨拶文は、「初めてメールを送らせていただきます」「初めてメールでご連絡差し上げます」「突然のメールで失礼致します」のように“初めて”を印象付ける書き方をしましょう。

それでは本題に入りましょう。インターンの申し込みメールには、インターンの志望動機と採用の検討をお願いする文章を書きます。志望動機は使い回しせず、企業ごとに変えましょう。

【インターン申し込みメールの書き方】署名

本文の末尾には署名をつけます。署名とは「大学名」「氏名」「連絡先」をまとめて記載した、名刺代わりとなる情報です。

就活中は企業とメールでやり取りする機会が増えるので、メールアプリの署名登録機能を活用してあらかじめ署名を登録しておくと、効率的で書き忘れ防止にもなります。

インターン申し込みメールの例文を業界別に紹介

インターン申し込みメールの書き方を解説しました。続いて、インターンの申し込みメールの例文を業界別に紹介します。下記を参考に、メールの枠組みを作ってみてください!

【インターン申し込みメール例文】営業職

件名:■月■日のインターンシップ参加申し込み(○○大学 キミスカ由貴)

株式会社○○○○ 人事部 ○○○様

初めてメールを送らせていただきます。
○○大学○○学部のキミスカ由貴と申します。

この度、貴社が公開されました夏季インターンシップに応募したく、ご連絡致しました。

私は貴社が販売する薬品の開発秘話に感銘を受け、私のコミュニケーション能力を活かしてさらに世に広めたいと思い、貴社のインターンシップを志望しました。
私は薬の副作用が出やすく、薬選びには人一倍こだわっています。そんな時に貴社の薬を知り、安全性や副作用の少なさに感動しました。

貴社のインターンシップに参加できましたら、薬品に対する思いや営業へのこだわりを学びたいと考えております。

つきましては、ぜひインターンシップに参加する機会をいただけましたら幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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キミスカ 由貴(きみすか ゆき)
○○大学○○学部○○学科
TEL:090-○○○○-○○○○
MAIL:yuki1234@○○○○
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【インターン申し込みメール例文】エンジニア職

件名:■月■日のインターンシップ参加申し込み(○○大学 キミスカ由貴)

株式会社○○○○
人事部 ○○○様

初めてメールでご連絡差し上げます
○○大学○○学部のキミスカ由貴と申します。

この度は貴社のホームページよりインターンシップの募集要項を拝見し、ぜひ参加したいと思いご連絡致しました。

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、貴社で開発されたスマートフォンアプリ「○○」に感銘を受けたからです。

私はプログラマーの父親の影響を受け、中学生の頃からプログラミングに興味をもち、大学に入学してから3年間アプリ制作会社でアルバイトをしています。貴社に入社後は、○○を開発した皆様の元でアプリ開発に携わりたいと考えております。

貴社のインターンシップに参加できましたら、アプリ開発のこだわりやプログラミングの知識などを積極的に学んでいく所存です。

ぜひインターンシップ採用をご検討いただけますと幸いです。
ご多忙のところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い致します。

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キミスカ 由貴(きみすか ゆき)
○○大学○○学部○○学科
TEL:090-○○○○-○○○○
MAIL:yuki1234@○○○○
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【インターン申し込みメール例文】デザイナー職

件名:■月■日のインターンシップ参加申し込み(○○大学 キミスカ由貴)

株式会社○○○○
人事部 ○○○様

突然のメールで失礼致します
○○大学○○学部のキミスカ由貴と申します。

この度、貴社が公開されました冬季インターンシップに応募したく、ご連絡致しました。

私は大学で人間工学に基づいた機能デザインを専攻しており、デザイン性があり使いやすいインテリアを作るインテリアデザイナーを目指して日々研究に勤しんでいます。

私がインテリアデザイナーを目指すようになったのは、母が購入してきた貴社のダイニングチェアに感動したからです。貴社が販売するインテリアは他にはないオリジナリティー溢れるデザインが注目されがちですが、私はその使いやすさに魅力を感じました。

インテリアへのこだわりやデザインの手順など、貴社のインターンシップを通して学ばせて頂きたいと考えております。

つきましては、インターンシップの採用をご検討いただけますと幸いです。
お忙しいところお手数おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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キミスカ 由貴(きみすか ゆき)
○○大学○○学部○○学科
TEL:090-○○○○-○○○○
MAIL:yuki1234@○○○○
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インターンの申し込みメールを送る際の注意点7つ

インターンの申し込みメールには、いくつか注意点があります。企業にメールを送信する前に確認しておきましょう。

【インターン申し込みメールの注意点】誤字脱字がないか見直す

インターンの申し込みメールに誤字脱字があると、注意力に欠けている」「真剣さが足りないといったマイナスなイメージを持たれる可能性があるので注意しましょう。

不安な学生はWordの「校閲」機能を活用すると、ら抜き言葉や誤字脱字を訂正できるのでおすすめです。

【インターン申し込みメールの注意点】適度に改行する

メールは2~3行ごとに改行すると読みやすくなります。志望動機が長くなった場合は、話の区切りで適度に改行しましょう。

【インターン申し込みメールの注意点】志望動機は簡潔かつ具体的に書く

インターンの申し込みメールには、志望動機を書かなければなりません。読み手の負担にならないように、インターンの志望動機は簡潔にまとめましょう。

インターンの志望動機で重視すべきは、企業が求める人物像と合致しているかです。ただ熱意を伝えるのではなく、企業研究から導き出した企業が求める人物像を意識して、人事の興味を引く志望動機を書きましょう。

【インターン申し込みメールの注意点】必要書類の添付漏れがないか確認する

インターンの申し込みメールを送る際に、エントリーシートや履歴書、各学校指定の志望理由書などを添付しなければならない場合があります。送付漏れがあると、確認をしない人だと思われてしまい、最悪選考を受けられない場合があります。

送信前に必ず応募要項を確認し、必要書類の添付漏れに注意しましょう。

【インターン申し込みメールの注意点】申し込みの締め切りまでに送る

どれだけ完成度の高い申し込みメールでも、締め切りに間に合わなければ意味がありません。締め切りから逆算して計画的に行動しましょう。

パソコンやスマートフォンのトラブルによって締め切りギリギリになってしまった場合や、締め切りを過ぎてしまった場合は、企業に電話で連絡することをおすすめします。締め切りを過ぎたら受け付けてくれない可能性が高いですが、最後まで諦めないことが肝心です!

【インターン申し込みメールの注意点】営業時間外には申し込みメールを送らない

ビジネスメールには「営業時間内に送る」というマナーがあります。忙しい時間帯を避け、9~10時頃または15~18時頃に送りましょう。人事によってメールを読む時間帯は異なりますが、不快感を与えないためにも夜中や早朝に送信することのないように気を付けてください。

営業時間内に送信できそうにない場合は、メールアプリの時間指定送信機能を活用すると送信漏れが無く便利ですよ。

【インターン申し込みメールの注意点】企業から返信が届いたら1営業日以内に返信する

企業から返信があれば、1営業日以内に返信しましょう。早く返信することでインターンに対する参加意欲をアピールできます。

ちなみに1営業日とは、その企業が営業している日の1日以内という事です。例えば月曜から金曜で営業している企業は5営業日あります。企業がお休みの日は営業日から外すので、金曜の夜連絡が来て月曜に返信した場合も1営業日以内に返信したことになります。

1営業日以内に返信できなかった場合は、本文に返信が遅くなってしまい、申し訳ございませんと記載しておくと、丁寧な印象を与えられます。

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インターンの申し込みメールで熱意を伝えよう!

インターンの申し込みメールは、企業とあなたが初めて出会う場となります。第一印象を良くするために、そしてインターンへの熱意をアピールするためにもビジネスメールのマナーを押さえ、正しい構成の文章を作成しましょう。

インターンで得た学びは、きっと就活に役立つはずです。本記事で解説した申し込みメールの書き方を参考に、積極的にインターンに申し込みましょう!