インターンの早期選考とは?早期選考のメリット・デメリットを解説!

本記事では、インターン早期選考のメリット・デメリットや早期選考に進めなかった時の対処法などを詳しく解説していきます。

皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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学生の中には、就活が解禁される前にインターンに参加し、「早期選考を受けたい」と考えている人もいるでしょう。早期選考を受ければ内定を早くもらえる可能性がある一方で、いくつかのデメリットがあります。このデメリットを把握しておかないと、入社してから後悔することになるかもしれません。今回は、早期選考に呼ばれるコツも紹介します。早期選考を受けたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

インターンの早期選考とは

インターンの早期選考とは、インターンで評価されたインターン生が受けられるもので、通常の選考ルートよりも早く内定を獲得できる選考ルートのこと。選考ステップの一部が免除される場合もあり、早期に内定を得ることもできるでしょう。

特にインターン経由での早期選考は、日系の大手企業が多く採用しているのが特徴です。

インターン後に早期選考を受ける2つのメリット

「インターン後に早期選考をすると良い」というイメージはあるかもしれませんが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。まずは早期選考の2つのメリットを解説します。

【インターン後の早期選考メリット】早く内定をもらえる

インターン後の早期選考の最大のメリットは「早く内定をもらえること」です。内定を出した企業が第一志望の場合は、就活の時間を勉強や遊びといった学生生活の充実に充てられるでしょう。また、たとえ内定先が第一志望の企業でなかったとしても、「内定を持っている」という事実が精神的な余裕に繋がり、余裕を持って他社の選考に臨めるかもしれません。

【インターン後の早期選考メリット】面接の練習になる

インターン後の早期選考は、就活時の面接の練習にもなります。面接では社会人らしい受け答えができることも評価されることもありますが、敬語や話し方に慣れていない学生も少なくありません。

就活の面接は数をこなせば慣れるので、本番で過度な緊張をしにくくなり、企業からの質問にも適切な回答ができるでしょう。たとえ早期選考先が第一志望の企業でない場合でも、早くから面接を経験することで、第一志望の選考に向けた準備が可能です。

「面接が不安」という人にとって早期選考を受けるメリットは大きいでしょう。

夏インターンの平均参加数は3〜4社

夏インターンの平均参加社数は3〜4社と言われています。とは言っても、学業やアルバイトが忙しかったり、まだまだ遊びたい時期だったり、インターンを探すのがめんどくさい…と感じている人も少なくは無いはずです。

そんな方々に一度使っていただきたいのがキミスカです。キミスカならプロフィールを登録するだけで企業から「うちでインターンに参加してみませんか?」というお誘いが送られてきます。ナビサイトとは違い、自分で探したり各企業ごとにESを提出する必要がないため、時間が無い就活生でも簡単にインターンを探すことができます。もし興味がある方は、下記の記事に詳細をまとめておきましたので、ぜひ一度見てみてください。

インターン後に早期選考を受ける2つのデメリット

早期選考にもデメリットはあります。メリットだけでなく、これから解説する2つのデメリットも把握して、早期選考を受けるかどうかを判断しましょう。

【インターン後の早期選考デメリット】自己分析・企業分析が不十分な恐れがある

就職先が見つかるかどうか分からない中で、早期選考で内定をもらえるのは嬉しいことでしょう。しかし、就活から内定までの期間が短いため、どうしても自己分析や企業分析が不十分な状態で就活を終える可能性があります。

自己分析や企業分析が不十分なままでは、入社してからミスマッチに気づいたり、本当に自分がやりたいことが実現できなかったりするかもしれません。

早期選考で内定をもらった後も、自己分析と企業分析を続け、自分らしく働ける企業が他にないかを探してみても良いでしょう。

【インターン後の早期選考デメリット】就活の貪欲さがなくなるかも

インターン後の早期選考でもし内定をもらった場合、たとえ内定先が第一志望でなくても、就活への貪欲さが失われるかもしれません。「就活を続けるのは大変だし、この企業も悪くないはず」という気持ちから、それ以上の企業を求めなくなる可能性があるのです。

就活を続けていたら、自分に合う企業と出会える可能性もあるので、早期内定は選択肢の一つとして捉えておきましょう

インターンから早期選考に呼ばれるには?

早期選考を受けたい方は、インターンに参加する前から以下の3つのコツを押さえておきましょう。

【インターンから早期選考に呼ばれるコツ】インターンで評価される

インターンから早期選考に呼ばれるためには、インターンで評価されることが大切です。企業がインターンを行う目的の1つは、優秀な学生を早めに確保すること。企業側としても、インターン中の働きをから「優秀だ」と判断した学生には早めに内定を出し、入社を決めてほしいという気持ちがあります。

そのため、学生はインターンで自分の魅力をアピールできれば、早期選考に進める可能性が高くなるでしょう。

【インターンから早期選考に呼ばれるコツ】リクルーター面談で好印象を残す

リクルーター面談も早期選考に繋がる可能性があります。エントリーシートの内容が良かったり、テストの点数が高かったりすると、リクルーターから連絡が来ることは珍しくありません。その面談で、企業への志望度の高さや自身のスキルなどをアピールすることで、早期選考に繋がりやすいのです。

また、面談では「挨拶をしっかりする」「目を見て話す」「受け答えをしっかりする」などの数字では測れない人柄も重要視されます。「一緒に働きたい」と思えるような好印象を残すことで、より早期選考に呼ばれやすくなるでしょう。

【インターンから早期選考に呼ばれるコツ】OB・OG訪問で好感を持たれる

OB・OG訪問で好感を持たれることで、早期選考を受けるチャンスが生まれます。好感を持たれるためには、事前にその企業の情報を入れておくことはもちろん、その上でOB・OG訪問だからこそできる、仕事のリアルな質問をすることが大切です。

他の学生がしないような仕事のリアルな内容について質問をすることで、その企業への熱意を示すことになり、またOB・OGからは好感を持たれ、早期選考に呼ばれる可能性が高まるのです。OB・OG訪問は同じ大学出身ということで、相手も心を開いて相談に乗ってくれる場合が多いです。踏み込んだ質問をしやすい一方で、自分のために時間を割いてくれていることに対するお礼は忘れないようにしましょう。

インターン後の早期選考に進めなかった時の対処法

たとえインターン後の早期選考に落ちてしまったとしても、インターンやリクルーター面談、OB・OG訪問を行っている時点で、他の多くの就活生よりもスタートダッシュはきれています。また、いつまでも後悔していては、自分に合った企業の選考を見落としてしまうかもしれません。新たなスタートを切るためにも、以下を試してみてください。

【インターン後の早期選考に進めなかった時の対処法】早期選考に落ちた原因を分析する

早期選考に落ちてしまっても、気持ちを切り替えて、なぜ早期選考に落ちてしまったのかを分析してみましょう。インターンの早期選考はあくまで就活の一部なので、本選考で自分が働きたい企業の選考があるのであれば、早期選考にこだわらなくても大丈夫です。むしろ、早めに失敗ができて、よりブラッシュアップできた状態で、本選考に臨めることをプラスと捉えるようにしてみてはいかがでしょうか。

【インターン後の早期選考に進めなかった時の対処法】他のインターンを受けてみる

どうしても早期選考にこだわるなら、他のインターンを受けてみるのも良いでしょう。インターンは多くの企業が開催しており、種類も1Day仕事体験から短期や長期インターンまであります。インターンをいつくか受けることで、それだけ早期選考を受けられる可能性は高まるので、興味のあるインターンがないか、調べてみても良いでしょう。

インターンに参加して早期選考に挑戦しよう

インターンに参加して、高評価を受ければ早期選考を受けられるかもしれません。早期選考には「内定を早くもらえる」という大きなメリットがあります。もちろん、早期選考で内定をもらった後も、就活を続けることはできるので、積極的にインターンに参加して、早期選考に挑戦してみてはいかがでしょうか。