インターンの倍率はどのくらい?企業によって異なる理由や受かるコツを解説

インターンに申し込むうえで、倍率が気になる学生も多いでしょう。とくに人気企業のインターンに参加したい場合、倍率はどの程度なのか把握しておきたいはず。

皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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本記事では、高倍率になりやすい企業やインターンについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。倍率の高いインターンに受かるコツについても、詳しくまとめています。

インターンの倍率はどれくらい?

インターンへ参加するためには、選考を通過しなければいけない場合もあります。そのため、他の学生がどれくらい応募しているのか気になるところですが、ほとんどの企業がインターンの倍率を明らかにしていません。

リクルートキャリア就職みらい研究所が2016年度に行った調査によれば、インターンの倍率は平均2.6倍でした。しかし、倍率は開催年度や地域によって異なり、定員割れしたり100倍以上になったりするケースもあります。企業によっても状況は大きく変わるので、平均の2.6倍から差が生じることも多いでしょう。気になる方は企業の本選考の倍率を参考にしてみれば、ある程度予測することが可能です。

インターンの倍率が企業によって異なる2つの理由

企業によりインターンの倍率は異なると前述しましたが、なぜ差は生まれてしまうのでしょうか。理由を以下で詳しく解説していきます。

【インターンの倍率が違う理由】応募人数と募集人数が違うから

インターンの倍率がそれぞれ違う理由として、企業によって応募人数や募集人数に違いがあることが挙げられます。とくにベンチャー企業の場合、人員が足りないことが多いので多くの学生を受け入れられません。

そのため、学生に人気のあるベンチャー企業ほど募集人数との差が開き、倍率が高くなってしまいます。合格する確率を上げたいときは、募集人数が多い企業を受けたり、あまり知られていない企業のインターンを選んだりするのもひとつの手です。

【インターンの倍率が違う理由】人気企業に偏りがあるから

有名な企業であるほど学生が興味を持つので、インターンの応募人数が増えやすい傾向にあります。大企業はコンテンツが充実しているケースも多く、インターンは学生が自己理解を深めたり適性を見極めたりすることにも役立ちます。企業への志望度が低い場合でも、業界研究を進めるためにとりあえず申し込む学生もいるでしょう。

しかし、大企業はインターンに力を入れている傾向があり、募集人数を多くしたり複数日程を用意したりすることもあります。インターンに参加しやすい環境が整っているため、比較的受かりやすいかもしれません。興味がある学生は、申し込んでみてはいかがでしょうか。

夏インターンの平均参加数は3〜4社

夏インターンの平均参加社数は3〜4社と言われています。とは言っても、学業やアルバイトが忙しかったり、まだまだ遊びたい時期だったり、インターンを探すのがめんどくさい…と感じている人も少なくは無いはずです。

そんな方々に一度使っていただきたいのがキミスカです。キミスカならプロフィールを登録するだけで企業から「うちでインターンに参加してみませんか?」というお誘いが送られてきます。ナビサイトとは違い、自分で探したり各企業ごとにESを提出する必要がないため、時間が無い就活生でも簡単にインターンを探すことができます。もし興味がある方は、下記の記事に詳細をまとめておきましたので、ぜひ一度見てみてください。

インターンの倍率は開催期間によって異なる?

インターンの倍率は開催期間と密接な関係があります。一般的にインターンの期間が長くなるほど、負担がかかったりスケジュールを調整しづらかったりするので倍率は低くなりやすいのです。

【インターンの倍率と期間の関係】1Day仕事体験はわりと参加しやすい

1Day仕事体験は1日のみのプログラムのため、「とりあえず就活を進めたい」「試しに参加してみたい」という学生が応募することが多いです。

倍率は高くなってしまいますが、いくつかの日程で開催する企業が多いので比較的参加しやすいでしょう。合格率を上げたいときは、複数日程に申し込むのもおすすめです。

【インターンの倍率と期間の関係】短期インターンは高倍率

短期インターンはとくに倍率が高くなりやすく、合格率も下がってしまいます。大企業のほとんどが短期インターンを開催しており、応募する学生も多いです。インターンへ申し込んでも参加できなければ意味がないので、短期インターンだけでなく1Day仕事体験なども応募しておくのがおすすめ

【インターンの倍率と期間の関係】長期インターンは合格しやすい

長期インターンの倍率は3倍程度と言われており、他のインターンと比べて低い傾向にあります。専門的な内容になることからハードルが高く、時間も割かれるため応募者が少ないからです。

また、企業にもコスト面などの負担がかかるので、実施している場所は限られます。しかし、長期インターンは実務を担当できたり内定に繋がりやすくなったりするため、大きなメリットが得られるのです。志望する業界が決まっているのであればメリットを活かせるため、ぜひ参加してみてはいかがでしょう。

インターンの倍率は本選考より高い

学生が一人で複数の企業に応募したり、気軽に申し込んだりすることにより、インターンの倍率は本選考より高くなってしまいます。就活のひとつとして考え、インターンを自己分析や業界研究に活かす学生も多いからです。

また、インターンは企業にも大きなメリットがあり、学生とのミスマッチを防いだり、人間性を理解したりすることに役立ちます。現在では6割以上の企業がインターンを導入しており、採用に役立つイベントとして認められるようになってきました。

これからもインターンを行う企業は増えていくと考えられるため、倍率も変動する可能性があるでしょう。

高い倍率のインターンに合格するコツ2つ

高倍率のインターンに参加したいときは、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
ここでは、合格するコツについて詳しく紹介します。

高い倍率のインターンばかりを受けた場合、どれも落ちてしまう可能性がある点に注意が必要です。
自分の目的を達成できるのであれば、倍率の低い企業のインターンでも有意義な時間を過ごせます
とくにインターンのために期間を空けている学生は、時間を無駄にしないよう賢く就活を進めましょう。

【高倍率のインターンに受かるコツ】自己分析を行う

自己分析を行わなくては、そもそもインターンに参加する目的が定まりません。自分にどのような企業が合っているのかも分からず、志望動機を言えなかったり企業選びが進まなかったりするでしょう。担当者にうまく自分をアピールできないので、魅力が伝わらず合格できないかもしれません。そのため、インターンに申し込むときは事前に自己分析を行い、自分の強みを理解することが重要です。

以下のキミスカのツールを使えば、性格や意欲の傾向などを具体的に分析できるので、自己分析がまだ終わっていない学生はぜひ活用してみてください。

「適性検査」の受け方・結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

【高倍率のインターンに受かるコツ】意気込みにこだわる

企業は学生の熱意に注目しているため、意気込みにこだわって選考に臨むとインターンに合格しやすいです。とくにESや面接では、意気込みがしっかり伝わるよう工夫してアピールしてみましょう。意気込みを効果的に伝える方法について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

インターン選考で意気込みを伝えるときのコツを紹介【例文付き】

高倍率のインターンを狙うならしっかり準備しよう!

有名な企業や大企業の場合、インターンは高倍率になりやすいです。気軽な気持ちで選考に臨むと落ちてしまうので、ここで紹介したコツを押さえながら事前にしっかり準備することが大切です。自己分析をする、効果的な意気込みを考えるなど工夫を行い、参加したいインターンに合格できるよう努めましょう。

また、人気のインターンばかりに申し込むのではなく、自分の目的を達成できる低倍率のインターンに応募したり、1Day仕事体験を選んだりするのも手です。限られた時間を有効に使い、効率的に就活を進めてください。