この記事では、23卒の就活が本当にやばいのかや内定を勝ち取るための対策法などを解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
(プロフィールを登録するだけで私達が厳選した優良企業からスカウトが貰えるキミスカというサービスも運営してます。ぜひ一度使ってみてください。>スカウトを貰う)
23卒の就活がやばい理由って?
そもそも、23卒の就活はどうしてやばいと言われているのでしょうか。はじめに、その理由について4つ紹介します。
【23卒の就活がやばい理由1】新型コロナの影響で採用数が減っているから
多くの学生が思い当たるのが、「新型コロナウイルスの影響で就活がやばい状況になっている」という理由ではないでしょうか。現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で景気が悪化しており、企業の採用人数が減少傾向にあります。
実際、リクルートワークス研究所が行なった「2022年の新卒者を対象とした採用見通し調査」によると、大学・大学院卒採用を減らすと回答した企業が11.6%存在することがわかっています。
なかでも採用人数の減少が顕著なのが、接客業や旅行代理業、小売業や航空鉄道業界などです。こういった業界を志望している学生は、非常に倍率が高くなることを理解しておきましょう。
【23卒の就活がやばい理由2】選考のオンライン化で倍率が上がっているから
新型コロナウイルスの影響で、説明会や選考がオンライン化しています。地方に住んでいる学生にとっては、遠方の企業の説明会や選考も受けられるというメリットもあるでしょう。
しかし、エリアを気にせず多くの企業を検討できるようになったぶん、応募者が増えて倍率が上がってしまうというデメリットもあります。都心に住む学生にとってはライバルが増え、競争率の高い就活になることは避けられません。
【23卒の就活がやばい理由3】早期選考が増えているから
近年は、インターン時点で内定を出したり3年生の時点で選考を開始したりするなど、選考の早期化が進んでいます。そのため、「先輩と同じスケジュールで就活をしよう」と油断していると、就活解禁時には乗り遅れてしまう恐れがあるのです。
ただし、このリスクは早めに対策を開始することで回避できます。うまく進められればほかの学生と差をつけることも可能なので、過度に心配する必要はないでしょう。
【23卒の就活がやばい理由4】インターンに参加しにくくなっている
インターンに参加しにくくなってきていることも、23卒の就活がやばいと言われている理由のひとつです。近年は、コロナの影響でインターンを開催する企業が減っているため、参加できるインターンを探すことが難しくなりました。
その一方で、オンラインインターンを開催する企業が増えています。地域にかかわらずインターンへ参加できるようになったことで、選考の倍率が激増しているのです。何社受けてもインターンの選考に通らない学生が出てきてしまい、本選考にも影響を及ぼしてしまう恐れがあるでしょう。
23卒の就活がやばいと不安なときの対策
23卒の就活がやばいと不安だからといって、希望する企業への入社や内定を諦める必要はありません。就活がやばそうでも、しっかりと対策すれば内定を獲得することは可能です。
ここからは、23卒の就活がやばくて不安なときの対策法について紹介します。しっかりと実践して、新型コロナウイルスに負けずに内定を勝ち取りましょう!
【23卒就活がやばいときの対策1】早く選考対策を始める
近年は、早期選考やインターン参加の重要性がますます高まってきています。そのため、早めの対策が何よりも重要になることを押さえておきましょう。
一般的に就活解禁は3年生3月だと言われていますが、6月から募集が開始されるインターンに向けて、自己分析や企業研究を進めることが大切です。そうすれば、3年の秋からエントリーを開始する一部の企業にも対応できるようになります。
時期ごとに行っておきたい対策は以下の記事にまとめているので、あわせてチェックしておきましょう。
【23卒就活がやばいときの対策2】周囲の力を借りながら就活をする
23卒が就活を成功させるためには、周囲の力を借りることが効果的です。人によって最適な方法は異なりますが、OB・OG訪問、社会人として働いている家族、キャリアセンターなどにエントリーシートの添削や模擬面接を行ってもらうといいでしょう。
また、就活エージェントは非公開の有料求人を紹介してくれたり一緒に選考対策をしてくれたりと、就活を有利にすすめるための手助けをしてくれます。内定率がグッと上がるので、ぜひプロの力を借りることも検討してみてください。
【23卒就活がやばいときの対策3】早いうちからスキルアップを目指す
少しでもほかの学生と差をつけたいのであれば、早いうちからスキルアップを目指してみてもいいでしょう。資格取得や語学取得、志望業界でのアルバイトなど、今のうちからスキルアップのために行動しておくと、就活のとき有利に働く可能性があります。
資格や経験だけで合否が決まることはありませんが、同じ条件の学生がいるときにプラスに働いて内定の決め手になったり、頑張りを評価してもらえたりする可能性は高いです。また、低学年のうちからインターンに参加することも有効です。
【23卒就活がやばいときの対策4】広い視野を持つ
広い視野を持つことも、就活がやばいときの対策法としては有効です。時間がある今のうちから幅広い業界や企業を検討し、選択肢を増やしておきましょう。「この業界しか志望しない」「この企業意外入りたくない」と視野が狭くなってしまうと、内定が出なかったときに次の手を打つことができなくなります。
検討したり応募したりする企業を増やすことは、そのぶん内定のチャンスを増やすことにつながり、有利に就活を進める手助けをしてくれるでしょう。
【23卒就活がやばいときの対策5】求人の探し方を工夫する
求人の探し方を工夫することも、就活がやばいときの対策法としては有効です。マイナビやリクナビといった大手ナビサイトに掲載される企業は、当然のことながら多くの学生の目にとまるため、倍率が上がります。
反対に、利用者が少ない求人サイトを利用したり地域密着の小規模な合同説明会に参加したりすれば、倍率の低い企業に出会えて選考を有利に進めやすくなります。もちろん、就活をするうえで大手のサイトに登録することは欠かせません。しかしそれだけではなく、さまざまな方法で求人を探すように意識することが、内定を早期獲得するためのコツなのです。
なかでも内定獲得に役立つのが、あなたの適性検査結果や自己PRに魅力を感じた企業からオファーがもらえる「逆求人サイト」のキミスカです。あなたを欲しいと思ってくれた企業に効率よく出会えるため、就活がやばい状況でも早期内定獲得を目指せます。23卒の人は、ぜひ活用してみてください。
就活で困ったら「キミスカ兄貴」に相談してみよう
就活のことで悩むのは終わりにしませんか?分からないことや困ったことがあったら、Twitterで #教えてキミスカ兄貴のハッシュタグをつけてツイートしてみてください。
キミスカ兄貴が真剣かつ丁寧に回答します!皆さんの投稿をお待ちしております!
23卒の就活がやばくて落ち込んだときのメンタルケア方法
ここまでは、23卒の就活がやばいときの対処法について紹介してきました。しかし、適切な対処法がわかっても将来が不安になり、気持ちが落ち込んでしまう学生は多いかもしれません。
最後に、そんな学生に向けてメンタルケア方法について紹介します。気持ちを落ち着けて万全の体制で選考を受けるためにも、これから紹介する内容を頭の片隅に入れておいてくださいね。
【23卒の就活がやばいときのメンタルケア方法1】まずは内定を目指す
内定がもらえないことが不安なあまり、エントリーシートや面接といった選考の際に、自分らしさや魅力を最大限にアピールできなくなってしまう学生は多いものです。
もしも精神的に不安定になることが選考に影響を与えてしまいそうなのであれば、まずは1社内定の獲得を目指してみてはいかがでしょうか。
大手企業や本命企業とは別に、地元の中小企業やライバルが多くなさそうな企業にも応募し、少しでも早く内定を獲得することを意識してみましょう。
たとえ第一志望でなくても、内定を獲得しておくと精神的な安定につながり、自分らしく就活に臨みやすくなります。
まずはお守りとして、1社内定を目指してみましょう。
【23卒の就活がやばいときのメンタルケア方法2】新卒採用以外の選択肢も視野に入れる
たとえ卒業までに内定が獲得できなくても、第二新卒や就職浪人、就職留年などといった選択肢があることを理解しておきましょう。
もちろん、現役の新卒者として入社することが理想的だと考える学生も多いかもしれませんが、あまりにも就活に焦りを感じている場合は、こういった選択肢も視野に入れると気持ちが楽になります。
なお、第二新卒や就職浪人、就職留年の意味は以下のとおりです。
就職浪人 | 就職留年 | 第二新卒 | |
---|---|---|---|
意味 | 卒業してからも既卒として就活を続けること | 就活のために敢えて留年すること | 一度就職し、3年未満で退職すること |
企業からの扱い | 既卒 | 新卒 | 既卒 |
採用枠 | 中途採用 (一部新卒) |
新卒採用 | 第二新卒・中途採用 |
内定が出た企業で数年働いたり就職浪人したりしているうちに、景気が回復して今よりも就活しやすくなる可能性もあるでしょう。
新卒採用で内定がもらえなくても、いくらでも道はあります。「内定が出なかったら人生が終わる」というわけではないので、さまざまな選択肢を検討してあなたらしい生き方を探してみましょう。
ちなみに、就活以外の選択肢について解説している記事もあります。ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
23卒の就活は、しっかりと対策すればやばくない!
新型コロナウイルスの影響でやばいと言われている23卒の就活。実際、経済の落ち込みや新卒採用数の減少で就活の難易度は上がってしまっていますが、早めに対策をはじめておけば内定を獲得することは可能です。
悲観しすぎず、できることから準備を始めていきましょう。
どうしても内定を獲得できるかどうか不安なときは、競争率が高くない企業を受けて内定を獲得しておいたり、新卒採用以外の選択肢も検討したりしておくといいでしょう。有利に就活を進めたい場合は、ぜひ逆求人サイトのキミスカを活用してみてください。