インターンの服装自由って信じていいの?おすすめの服装とNG例を簡単解説

インターンに参加する時、「服装自由」「私服可」といった指示を出されて困ってしまう学生は非常に多いものです。「服装自由といいつつ、実は皆スーツなのでは?」「試されているんじゃないか…?」なんて、学生が勘ぐってしまうのも無理ないでしょう。インターンで服装自由と言われたら、どのような服装で参加するのが最適なのでしょうか。

皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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本記事では、服装自由と言われた時に最適なインターンの服装について解説します。

インターンの「服装自由」って信じていいの?

そもそも、インターンの服装自由は、本当に信じてもいい言葉なのでしょうか。「服装自由とか言いつつ、実は企業に試されているんじゃ…」と思ってしまう学生も、少なくはないでしょう。しかし、実際に企業が服装で学生を試すことは絶対にないので安心してください。服装自由と指示を出している以上、私服で参加した学生を途中で落とすことは決してありません。

ただし、誰もが目を引く派手な格好やカジュアルすぎる服装は、インターンや就活というフォーマルな場には好まれないので注意が必要です。オフィスで働くことを考慮したうえで、学生らしい慎ましい格好をすることを意識しましょう。

服装自由のインターンは私服とスーツのどちらで行くべきか

服装自由のインターンに参加する場合、本当に私服で参加する学生と、念のためスーツで参加する学生の2パターンに分かれるでしょう。「最適なのはスーツと私服、どっち?」と悩んでしまいますが、企業としては本当にどちらでもいいと考えています。したがって、TPOに適した服装であれば、自分にとってしっくりくるほうを選んでいいのです。

必ずスーツで来てほしい場合はスーツ指定がありますし、必ず私服で来てほしい場合は「私服で来てください」とメールやHPなどに記載します。自由ということは就活生に判断を委ねるということなので、スーツ・私服どちらで参加しても評価を左右することはありません。

もし、スーツでインターンに参加することを検討している場合は、こちらの記事を参考にしてください。私服については、記事の後半で詳しく説明していきます。

就活におすすめのスーツとは?選び方のポイントやおすすめの購入店舗をご紹介

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企業がインターンを「服装自由」にする理由とは?

学生からすると「スーツ」と指定があれば判断は楽なのですが、企業はなぜわざわざ曖昧な「服装自由」という指定をしてくるのでしょうか。実は、企業が服装自由と指定することには、しっかりとした理由があります。ここではその理由について3つ解説していきます。

【インターンを服装自由にする理由】適切な対応ができるか確認するため

企業は服装の判断を学生に委ねることで、インターンや就活というフォーマルな場に合わせた服装ができるかどうかを確認しています。「服装自由」という自由な枠の中でTPOをわきまえることができる学生は、それだけビジネスマナーや常識が備わっていると判断できます。

オフィスに相応しい服装や行動が理解できる学生は、それだけ入社後に即戦力となってくれる素質を持っている可能性が高いのです。したがって、企業がインターンで服装自由を指定する時は、インターンの服装を通して学生の対応力を判断している可能性があります。

【インターンを服装自由にする理由】就活生の負担を減らすため

企業のなかには、学生の負担を減らすためにあえてスーツを指定しないところも少なくはありません。学生にとってスーツ代やクリーニング代は馬鹿にならない出費です。特にインターンの時期はまだスーツを持っている学生は少ないので、スーツ指定があればインターンのためにわざわざスーツを買い足す必要があるかもしれません。

少しでもスーツを用意する負担を減らし、就活やインターンに集中してほしいという企業の想いから「服装自由」と指定するケースもあるのです。

【インターンを服装自由にする理由】社風が服装自由であるため

そこまで多くはありませんが、企業のなかにはそもそも普段の服装が自由なため、就活生にもスーツの指定をしないところもあります。この場合、自社の社員と同じ環境にすることで、「社内の雰囲気を感じながら、気軽にインターンに参加してほしい」という気持ちを込めてくれていることも少なくはありません。

会社ホームページや募集ページの写真を見て、私服の社員が多く写っている時は、私服で行っても浮くことはないので安心してください。

服装自由のインターンに私服で参加する場合はオフィスカジュアルを意識しよう

この記事では、「私服でインターンに参加しても問題ない」ということをお伝えしてきました。しかし、だからといっていつも着ているようなラフな私服でインターンに参加してしまうと、ビジネスに適さないと判断されてしまう危険性があります。

TPOをわきまえたインターンに相応しい服装としては、「オフィスカジュアル」がおすすめです。ここからは、男女別にインターンに相応しいオフィスカジュアルについて解説します。

服装自由のインターンで男性におすすめなオフィスカジュアル

男性のオフィスカジュアルは、清潔感のあるワイシャツとチノパンでまとめたジャケットスタイルがもっとも最適です。それぞれのアイテムで意識しておきたいポイントは以下の通りです。

シャツ インターンでは、襟付きのワイシャツが基本です。白がもっとも好ましいですが、水色やライトグレーなどの爽やかな色でも問題ありません。ストライプなどの柄も、目立ちすぎなければ着用可能です。Tシャツやパーカの着用は避けましょう。
ジャケット ジャケットは必須ではありませんが、万が一必要になった時のことを考えて持参しておくと安心です。黒や紺、グレーなどの落ち着いた色を選びます。
ボトムス ボトムスは、立ったり座ったりしてもシワになりにくいチノパンが最適です。落ち着いた色であれば問題ありあせんが、ジャケットと合わせられるとバランスよくまとまります。必ず、足首まで隠れる長さを選んでおきましょう。
靴下 靴下はふくらはぎまである丈のものを選び、くるぶしソックスは使用しないようにしてください。黒やグレーなど、ズボンの裾から覗いても違和感のない色を選びましょう。
服装自由の場合でも、靴は必ず革靴を履きましょう。スニーカーやブーツはカジュアルなイメージになりすぎてしまい、印象が悪くなってしまうことがあります。色は黒や暗めのブラウンがいいでしょう。

服装自由のインターンで女性におすすめなオフィスカジュアル

女性の場合は、オフィスカジュアルのポイントさえ押さえておけば、トップスやスカートで自分らしさを表現することも可能です。押さえておきたいポイントは以下の通りです。

トップス 清潔感のあるワイシャツのほかに、カットソーやブラウスを着用することが可能です。白だけではなく紺やグレー、主張しすぎない淡いパステルカラーのトップスを選んでも問題ありません。胸元が開きすぎないものを選び、華美なものは避けて学生らしい控えめデザインのものを着用します。
ジャケット 女性の場合も、ジャケットは必須ではありません。念のため持参しておき、必要に応じて羽織れるようにしておくと安心でしょう。ジャケットは黒や紺、グレーなどの落ち着いた色を選んでください。
ボトムス ボトムスは、スカートでもパンツでも問題ありません。スカートの場合は膝丈で太ももが見えないものを、ズボンの場合は足首まで隠れる丈のものを選びます。ジャケットと同様、色は落ち着いた色のものを着用しましょう。
靴下 どんな服装を選んでも、ビジネスの場ではストッキングの着用が基本です。生足は周囲の人を不快にしてしまう危険性があるため、絶対に避けてください。寒い場合は、タイツの着用も可能です。
靴は、ヒールが3~5cm程度で動きやすいパンプスを選びます。先輩に同行して取引先を回る可能性もあるので、履きやすくて脱げにくいパンプスを履くようにしましょう。

服装自由のインターンにもNGな服装がある

いくら服装自由のインターンとはいえ、ビジネスの場に相応しくない服装で参加してしまうと悪印象を与えてしまう危険性があります。

最後に、服装自由のインターンで避けておくべき服装を解説します。

【服装自由なインターンのNGな服装例】露出が多すぎる服

露出が多すぎる服装はビジネスに相応しくないので、インターンには着ていかないようにしましょう。特に、ミニスカートやタンクトップ、キャミソールなどは周囲の人にどのような印象を与えるか分かりません。インターンや就活ではフォーマルな服装を徹底してください。

【服装自由なインターンのNGな服装例】奇抜なデザインや目立ちすぎる色の服

「絶対にダメ」というわけではありませんが、奇抜で目立つ服装でインターンに参加してしまうと、悪目立ちしてしまうリスクが高くなります。

やっぱり服装が派手な学生は、仕事ができないな」「服装マナーと同様、ビジネスマナーもないのかな」と、ちょっとしたことでもマイナスなイメージにつながってしまう危険性があります。派手な服装は、インターンでは控えるのが賢明でしょう。

【服装自由なインターンのNGな服装例】サンダルや高すぎるヒールの靴

フォーマルな服装が好まれる就活に、靴の中でもとくにカジュアルなサンダルや高すぎるヒールを履いていくのは控えたほうが良いでしょう。見た目が良くないのはもちろんのこと、社内でちょっとした作業をする時や外回りに出た時に動きにくくなってしまうので、実用的ではありません。革靴や大人しめのスニーカー、ヒールが低いパンプスがおすすめです!

【服装自由なインターンのNGな服装例】アクセサリー類

企業によっては容認されていることもありますが、念のためアクセサリー類は全て外してインターンに参加しましょう。ピアスや指輪、ネックレスやブレスレットなど、業務に必要とならないアクセサリーは例外なく全て外しておいてください。

ただし、インターンに慣れてきたら、多少アクセサリーをつけても問題ないケースもあります。周囲の社員の様子を見て、周囲から浮かない程度の控えめなアクセサリーの使用を心がけましょう。

服装自由のインターンは私服でもスーツでも大丈夫!

インターンで服装自由と指定された時は、スーツで参加しても私服で参加しても構いません。企業が服装で学生を試すことはないので、安心して好きなほうを選びましょう。

ただし、本当にいつも着ているカジュアルな服装で参加すると、周囲から浮いたりTPOをわきまえられない学生だと思われてしまったりする危険性があります。私服で参加する時は、この記事で紹介したオフィスカジュアルのポイントを参考にしてくださいね!