就活をしたくない時はコレ!やる気の上げ方と就職以外の道を紹介

学生のほとんどが経験する就活ですが、就職先がなかなか決まらなかったり、そもそも働く意欲が湧かなかったりと、乗り気になれない人は珍しくありません。しかし、就活をしたくない一方で、将来が心配な方もいるでしょう。

そこで、この記事では就活以外の選択肢のほか、就活に疲れた方に知って欲しいやる気の上げ方を紹介します。

「就活したくない」と考える学生は少なくない!

毎年開催されている就活ですが、社会人として働くイメージが持てず、就活をしたくないと考えている人もいます。また学生の中には就活を頑張っていても、思うように選考に進めずに就活が嫌になってしまった方もいるでしょう。

しかし、就活をしたくないと思うのは悪いことではありません。それは自分が進みたい方向を考えられるチャンスだからです。大学在学中に起業する人もいれば、卒業と同時に海外へ飛び立つ人もおり、自分の将来は自分で決められます。

まずは「なぜ、就活をしたくないのか」という理由と向き合い、人生のプランを考えてみましょう。

学生が就活をしたくない6つの理由

就活をしたくない理由を考えよう就活に前向きになれない学生によくある6つの理由を紹介します。就活が始まる前なのか活動中かによって、その後の対策や動きも異なります。自分に当てはまるものがないか、確認していきましょう。

【就活をしたくない理由】①就職したいと思わないから

就活をしたくない学生の中には、働くことにポジティブなイメージを持てない人もいます。とくに「不自由のない生活を送るためには働くしかない」と考えている人にとっては、仕事を何十年も続けることが辛いものに見えるかもしれません。

しかし、近年は働き方改革やライフスタイルの多様化から、さまざまな方法で収入を得られるようになり、就職以外の道もあります。就職への意欲が低い学生は、自分らしく働ける企業がないか探してみましょう

【就活をしたくない理由】②働きたいけど就活に苦手意識があるから

就職したいとは考えていても、就職活動を進めていくことに苦手意識を感じている学生もいるでしょう。確かに、就活ではエントリーシート(ES)の提出や筆記試験、面接などの選考があり、それぞれの対策には時間と労力がかかります

就活に苦手意識がある人は、まずは一つずつできることを増やしてみてください。やることは数多くありますが、誰にでもできることばかりです。また、小さな積み重ねが自信に繋がるため、面接などの場でもあなたの魅力をより伝えられるようになるでしょう。

【就活をしたくない理由】③不採用ばかりで疲れたから

なかなか内定がもらえず、やる気をなくしてしまう学生も少なくありません。とくに志望度の高い企業の選考で不採用になると、明るい将来が思い描けなくなることもあるでしょう。

しかし、学生に知っておいてもらいたいのは、就活は学生と企業のすり合わせの場ということです。別会社の方があなたにマッチしているかもしれないので、不採用の結果を受け止めて次に活かしましょう。

【就活をしたくない理由】④やりたいこと・将来の夢がないから

やりたいことや夢が見つからず、就職活動に二の足を踏んでしまう学生もいますが、それは準備不足かもしれません。

たとえ自分のやりたいことや夢がなくとも、自己分析や企業研究を行えば、興味のある企業が必ず見つかります。また説明会やインターンへの参加で自分が働くイメージを持てるので、まずは行動することを心がけてみても良いでしょう。

【就活をしたくない理由】⑤正社員で働く必要性を感じないから

企業の正社員として勤めなくとも、アルバイトや派遣社員などで収入は得られます。また非正規雇用は大きな責任を持つことがなく、正社員と変わらないほどの収入を得られることも。そのため、学生の中には正社員で働く必要性を感じていない人もいます。

しかし、アルバイトや派遣社員として働いていると、長期的には収入面で大きな差が生まれてしまいます。「正社員じゃなくても生きていける」と考えている人は、本当にそれで生きていけるのか検討してみてください。

【就活をしたくない理由】⑥コロナ禍で働くことが不安だから

新型コロナウイルスにより、経済や人々の暮らしも大きく変わることとなりましたが、就活も例外ではありません。リアルでのイベントも中止され、業界によっては例年よりも求人数が減少しているところもあります。

しかし、コロナ禍といっても就活自体がなくなったわけではなく、企業は新時代の働き方を模索しながら採用活動を行なっています。コロナの影響で倒産の可能性がある企業は避けた方が良いかもしれませんが、自分らしく生きていくためにも就活を続けてみてはいかがでしょうか。

本当に就活をしたくない人の主な選択肢8つ

就活以外にも進める道はある学生によって、就活をしたくない理由は異なります。しかし、本当に就活をしない場合はどんな選択肢があるのでしょうか。就活以外の道を8つ紹介していきます。

【就活したくない時の選択肢】①大学院へ進む

大学院へ進学したとしても就活は必要になりますが、給料の高さや就職先の選択肢が増えることなどは大きなメリットです。ただし、社会人になるまでに最低でも2年を要するため、学費やキャリア形成の面で不安が残ります。

メリット デメリット
  • 大卒よりも給料が高い
  • 就職先の選択肢が広がる
  • 同年代よりもキャリア形成が遅れる
  • 学費がかかる

院卒で就活に臨む場合、「大学院に進学した理由」を聞かれることがあるので、大学院へ進む方は「何を目的に進学したのか」を考えておく必要があります。

【就活したくない時の選択肢】②海外留学へ行く

大学卒業後に留学に行くのも一つの手です。広く世界を見たり、異文化や国籍の違う人たちと触れ合ったりすることで、新たな価値観を得られるかもしれません。

メリット デメリット
  • 自分のやりたいことを探せる
  • 知見を広げられる
  • 費用がかかる
  • 帰国後に就活を再開する必要がある
  • 語学が不要な企業では就活に活かせない

一定期間を海外で過ごすことは魅力的に見えるかもしれませんが、大学院への進学と同様に帰国後に就活を再開する必要があるでしょう。

また、商社などの留学経験を活かせる企業でなければ、せっかく語学力を高めても無駄になってしまう可能性があります。

【就活したくない時の選択肢】③専門学校に入る

手に職をつけたい人は、医療や福祉、音楽、美容などの専門学校への入学を検討してみましょう。

メリット デメリット
  • 専門性の高い仕事ができる
  • 将来性のある業種が多い
  • キャリアの形成が遅くなる
  • 費用がかかる

専門学校は卒業までに最低でも2年かかることがあり、同世代よりもキャリア形成が遅れることがデメリットに挙げられます。

しかし、専門学校で得たスキルを活かして自ら開業することもできるため、好きなこととリンクしていれば、仕事にやりがいを感じられるでしょう。

【就活したくない時の選択肢】④仕事に繋がる資格を取得する

就活をせずに資格取得のための勉強をするのも選択肢の一つです。資格の取得は、特定の分野に関する知識やスキルを持っていることの証明となるため、就活でのアピールポイントとして使えます。

メリット デメリット
  • 仕事に活かせる
  • 収入が上がる可能性がある
  • 取得の難易度が高い
  • 就活に活かしにくい資格もある
  • 勉強中は収入がない

TOEICや日商簿記、FP技能検定、税理士、宅地建物取引士などさまざまな資格がありますが、中には就活でのアピールとして弱いものもあります。

また、既卒での就活は新卒よりもハードルが高い傾向にあるため、新卒の就活を避けてまで資格所得に専念するのは、もったいないかもしれません。

【就活したくない時の選択肢】⑤公務員を目指す

新卒よりも難易度の上がる既卒就活ですが、国家公務員などの試験であれば新卒と同じように評価されます。

メリット デメリット
  • 公務員試験の浪人は珍しくない
  • 安定した収入を得られる
  • 年齢制限がある
  • 勉強中は収入がない
  • 倍率が高い

ひと口に公務員といっても、勤務地や仕事内容によって倍率が異なりますが、およそ2倍〜100倍です。倍率が約1.5倍と言われている民間企業と比べると、公務員試験は難易度が高いことを把握しておきましょう。

【就活したくない時の選択肢】⑥起業・独立して事業を始める

働き方に多様性が生まれ、起業家や個人事業主として活躍する人もいます。自分の責任で自由に働けるのがメリットですが、会社員経験がないことや収入の不安定さが大きな懸念点です。

メリット デメリット
  • 自分のやりたいことができる
  • 仕事と休みを柔軟に決められる
  • 収入が不安定
  • 社会的な信用度が低い

また、社会的な信用度も低いため、マンションの賃貸契約などができない可能性も。このほか、確定申告や決算報告、年金の支払いなども自分で行うか委託しなければならないため、ある程度の知識を持っておく必要があります。

【就活したくない時の選択肢】⑦フリーター

アルバイトなどで生計を立てるフリーターも、就活以外の選択肢の一つでしょう。自分が希望する日に働き、それ以外は趣味や遊びを楽しむ生活を送っている人もいます。

メリット デメリット
  • 仕事の責任がほとんどない
  • 時間的な余裕を得やすい
  • 正社員よりも給料が少ない
  • 融資などを受けにくい

フリーターは正社員よりも仕事の責任が小さく、厳しいノルマを課されることはないでしょう。しかし、正社員や派遣社員と比べると給与額に大きな開きがあり、安定した収入を得られる保証がありません

就活をしないでフリーターになろうと考えている方は、将来設計を見直してみても良いかもしれません。

【就活したくない時の選択肢】⑧無職(ニート)になる

ニートとも呼ばれる無職ですが、就職せずに自由に生きる道もあります。総務省の調査によれば、20代で無職の人の割合は2.5%と言われており、働かない人も決して少なくないのが実情です。

メリット デメリット
  • 働かない日々を送れる
  • 趣味や好きなことができる
  • 収入がなければ生活は厳しい
  • 同年代よりも社会人経験が不足する

ニートとしての生活は親の収入によって成り立つケースがほとんどでしょう。しかし、よほどお金に余裕がある家庭でない限り、親を頼りに生きていくのは困難です。

無職中の経験を活かしてインフルエンサーになった方もいるので、理由や目的があって一時的に無職になるのは選択肢の一つかもしれません。

就活をしたくない学生が知っておくべき社会の現実

就活以外の道を紹介しましたが、デメリットでも解説したように、いずれも楽な道ではありません。それでは、就活にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

就活がうまくいかず卒業後に既卒で臨む方もいますが、その場合の難しさもご紹介します。自分がどんな人生を歩きたいのかを考える参考にしてください。

【就活したくない学生が知るべき現実】①既卒就活は難しい

できるだけお金をかけないよう留年をせず、卒業してからも就活を行う人がいますが、既卒での就活は新卒よりもハードルが高い傾向にあります。とくに正社員としての採用を望んでいる場合は、新卒で就活を進めた方が無難でしょう。

企業によっては、卒業後3年以内の人を新卒として受け入れるところもあります。しかし、大学卒業後の就活はアルバイトをしながらになることが多いため、モチベーションの維持が難しいことは覚悟が必要です。

【就活したくない学生が知るべき現実】②就活のメリット・デメリット

就活のメリットは、自身の選択肢や可能性を広げられることが大きな特徴です。就職活動を通じて自己理解や社会への関心を深められるため、自身の成長にも繋がるでしょう。

一方で、就活にはデメリットが潜んでいます。就活ではES作成や企業研究、選考対策などで時間がかかるほか、参考書やスーツの購入、交通費などでお金も必要です。また、お金と時間をかけて内定を獲得できても、ブラック企業に入社するリスクがあることも知っておきたいポイントです。

以下に、主なメリットとデメリットをまとめました。

就活のメリット 就活のデメリット
  • 自分や社会への理解を深められる
  • 興味の幅が広がる
  • 大企業で働ける可能性がある
  • 社会人に必要なスキルが学べる
  • 時間と手間がかかる
  • ブラック企業に入社するリスクがある
  • ミスマッチから早期退職することも

ブラック企業への入社やミスマッチからの早期退職といったリスクは、就活時の企業研究やインターン参加などで入念に調べておけばある程度は回避できます

また、就活は時間と手間がかかる分、自分の人生の軸や興味のある企業と出会える可能性があるため、少しずつでも進めることをおすすめします。

就活したくない人のやる気を上げる5つの処方箋

就活したくない時のモチベーションの高め方1年近くの期間が必要と言われる就活ですが、モチベーションを維持するのは難しいかもしれません。
そこで、就活をしたくない人が諦めずに就活を続けられる方法をご紹介します。

これから就活に臨む方や、就活中に疲れてしまった方はぜひ試してみてください。

【就活をしたくない人への処方箋】①将来設計を考えてみる

「就活したくないな〜」と思った時に試してもらいたいのは、自分の将来について考えてみることです。さまざまな企業の選考を受けていると、企業が求める人物像に合わせすぎて、自分を見失ってしまうこともあるでしょう。

あらためて自分が将来的にやりたいことや夢を確認することで、自信を持って就活を進められるようになるかもしれません。将来の夢を見つける方法は、こちらの記事でも解説しています。

エントリーシートで将来の夢を書くには?夢がない場合の見つけ方と書き方を解説

【就活をしたくない人への処方箋】②自己分析をする

就活の定番とも言える自己分析もおすすめの方法です。すでに行なった人も、就活へのやる気が出ない時に再び自己分析をしてみましょう。

中には、自己分析の結果が就活の前と途中で変わることもあります。自身や社会への関心を深めていく中で、自分の価値観が変化するのは珍しいことではありません

自己分析が終わっていない人も再度行いたい人も、無料でできるキミスカの自己分析ツールを試してみてください。

「適性検査」の受け方・結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

【就活をしたくない人への処方箋】③業界・企業研究をする

自分のやりたい仕事や適正のある仕事が分からないと、就活に前向きになれないこともあるでしょう。そんな時は業界研究や企業研究を行ってみるのも手です。

たった一つの企業の中にも、営業や事務、経理などさまざまな業務があるため、「自分と合う企業はない」ということはありません

業界研究のやり方については、以下の記事で詳しく紹介しています。

業界研究のやり方は3ステップ!業界の種類と情報収集の方法を解説

【就活をしたくない人への処方箋】④OB・OGと話してみる

すでに社会人として活躍しているOB・OGと話すことで、就活へのやる気が高まることもあります。
とくに自分の興味がある企業に勤めている先輩であれば、自分が働くイメージを具体的に持てるでしょう。

たとえ、働きたい会社が見つからないままでも、働くことのやりがいや社会人の楽しみなどを聞くだけでも、あなたが目標を見つけるきっかけになります。

【就活をしたくない人への処方箋】⑤思い切って休んでみる

なかなか内定がもらえず気が滅入ってしまいそうな時は、思い切って休んでみましょう。大学に迷惑がかかるほど休むことは推奨しませんが、遠出してみたり海を見に行ったり、1日だけ何もしない日を作ったりと、就活のことを忘れて過ごしてみてください

ずっと就活のことを考えているとネガティブな思考に陥ることもあるので、適度に休むことが就活を続けるためのコツです。

就活したくない人は逆求人型のサービスを使ってみよう

就活がうまく行かずに落ち込んでいる方は、逆求人型のスカウトサービス「キミスカ」を試してみてください。

自分らしさがあふれる写真や、個性が伝わる自己紹介文をプロフィールに登録すれば、あなたに興味を持った企業からアプローチがきます。自分らしく働ける企業と出会えるチャンスを、この機会に得てみてはいかがでしょうか。

就活をしたくない時こそ自分の将来を考えるチャンス

「就活をしたくない」と感じる学生は少なくありません。そんな時こそ、自分の将来について思いを巡らせてみてください。

本当にやりたくない時は、就活以外の道を進んでも良いでしょう。しかし、新卒で就活ができるチャンスは今だけです。この記事で紹介したそれぞれの選択肢を考慮して、自分らしい人生を歩んでください。