
この記事では、就活がいつ終わるかや早く終わらせるコツなどを解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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就活はいつ終わる?
就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2020年卒)」によると、7月1日時点で就活を続けている学生は全体の28.5%であり、8月1日時点では18.1%という結果が出ています。つまり就活が終わる平均的な時期は、7~8月といえるでしょう。
ただし、12月1日時点でも4.3%の学生は就活を続けており、中には大学卒業の直前まで就活を続けている学生もいます。以上を踏まえて、就活を終えるタイミングは「自分が納得いくまで」ということになります。
就活がいつ終わるのか不安になった時に役立つ!例年のスケジュール&内定取得率
いつ終わるか分からない就活に不安を覚えている学生は、例年の就活スケジュールや時期別内定取得率をチェックするのがおすすめです。
まずは、以下の表から例年の就活スケジュールを見てみましょう。
時期 | 就活スケジュール概要 |
---|---|
大学3年8~9月 | 夏インターンシップ |
大学3年10月 | 秋インターンシップ/外資系企業の選考開始 |
大学3年11月 | 秋インターンシップ/大手マスコミの選考開始 |
大学3年12~2月 | 冬インターンシップ/経団連非加盟企業の選考開始 |
大学3年3月 | 就活解禁/説明会/ES提出 |
大学4年4~5月 | 説明会/ES提出 |
大学4年6月 | 経団連加盟企業の選考開始 |
大学4年7~9月 | 面接の本格化/内定者決定 |
さらに詳しい就活スケジュールを知りたい学生は、ぜひこちらの記事をチェックしてください!
【就活はいつ終わる?スケジュール&内定獲得率1】大学3年生の冬~春(3月まで)
就活解禁日と呼ばれる3月1日に、説明会やプレエントリー、エントリーシートの受付が開始されます。
ただし、経団連に加盟していないベンチャー企業や中小企業、外資系企業などはすでに選考を開始しているので、3月1日時点ですでに8.7%の学生が内定を取得しています。
【就活はいつ終わる?スケジュール&内定獲得率2】大学4年生の春(5月まで)
説明会への参加やエントリーシートの提出など、就活が本格化している大学4年の春。
5月1日時点の内定取得率は、就活を行っている学生の半分にあたる51.4%です。
【就活はいつ終わる?スケジュール&内定獲得率3】大学4年生の5月~6月
6月1日には経団連加盟企業の選考が開始されます。大学4年の5~6月には内定取得者が増え、半分以上の学生が就活を終えます。
なお、6月1日時点の内定取得率は70.3%です。
【就活はいつ終わる?スケジュール&内定獲得率4】大学4年生の7月以降
大学4年の7月以降も、就活を続ける学生は一定数います。なお、7月1日時点の内定取得率は85.1%です。
この時期になると、多くの学生が就活を終えているので不安になるかもしれません。しかし、留学組や内定を取得していない学生は就活を続けているので、諦めずに最後まで粘りましょう。
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就活を終えない人は大きく2パターン
就活が本格的に進んでいく中、周囲が次々と「就活終了」を宣言する一方で、自分だけが取り残されたような感覚になることもあります。
実は、就活をなかなか終えられない人には、大きく2つのパターンがあります。ひとつは「まだ内定を持っていない」パターン、もうひとつは「内定はあるけれど決断ができない」パターンです。どちらのケースにも、それぞれに特有の悩みと乗り越え方があります。自分がどちらのタイプに当てはまるのかを見極めることで、就活の次の一歩が見えやすくなるはずです。
パターン1:内定を持っていない人
まず、最も不安を感じやすいのが「まだ1社も内定が出ていない」という状態です。周囲の友人が「何社か内定をもらって、どこに行こうか迷っている」と話している中、自分はまだ選考にすら進めていない、もしくは最終面接で落ち続けている……。そんな状態が続くと、「自分には価値がないんじゃないか」「就活なんてもうやめてしまいたい」と思ってしまうこともあるでしょう。
パターン2:内定はあるけれど決断できない人
もうひとつのタイプは、すでに内定を持っているにもかかわらず、「この会社で本当にいいのか」と迷い続けてしまい、就活を終えられないというケースです。
一見、内定があるだけ恵まれているように思えますが、この状態も実は精神的にとてもつらいものです。なぜなら、「選べる自由」があるがゆえに、逆に決めきれなくなるからです。特に、複数の内定がある場合や、第一志望の結果をまだ待っているような状態だと、「もっといい企業があるんじゃないか」「今の内定先で後悔しないだろうか」と不安が膨らみます。
内定がもらえない理由
就活で内定がもらえない理由には、もちろん様々な要素がありますが、傾向としてよく見られるのは以下のような「根本的なズレ」や「準備不足」です。
ただし、どれも“致命的”というよりは、“ちょっとした改善”で大きく変わることが多いです。以下で詳しく解説します。
応募数が少ない
企業に応募することって、案外大変ですよね。エントリーシート(ES)を記載したり、Webテストを受検したりと、案外時間がかかるものです。しかし、数を絞りすぎてしまっていては、選考が進まなかったときのリカバリーが難しいですし、経験値が圧倒的に不足してしまいます。
逆に、少しでも興味のある企業には積極的にエントリーすることで、思わぬ出会いや可能性が広がることもあります。「まずは会ってみる」という姿勢も、就活では大事です。
「ESを書いたりするのは面倒だけど、いろんな企業にエントリーしたい!」と考える学生のみなさんは、スカウト型の求人サービスを使ってみることを強くお勧めします。「キミスカ」では、学生の皆さんがプロフィール欄を埋めるだけで、企業の担当者があなたのプロフィールを見てスカウトを送ります。効率的に賢く内定を取りたい学生にはお勧めです!!
企業が見ているポイントを理解していない
「企業はどのような人材を獲得したいのか?」このように相手目線で考えることは重要です。実は、「学生が思う人事の見ているポイント」と「実際に見られているポイント」は異なります。そのため、こうした就活記事を沢山チェックし、就活力を向上させましょう!
以下はおすすめ記事です。
自己分析が浅く、志望動機が弱い
企業は「この人はなぜうちに来たいのか」「どんな貢献ができるのか」をとても重視します。しかし、自己分析が不十分なままだと自分の強みや価値観が整理されておらず、結果として志望動機が曖昧なものになりがちです。
自己分析は大事であることはよく就活で話されていることだとは思いますが、きちんと自己分析を行うことは案外難しいものです。そこで、たった5分で自己分析とそれを基にした適職診断を行うツールを利用してみてはいかがでしょうか。AIを用いて、自己分析を深めよう!
内定はあるけれど決断できない理由
周囲からは「内定あるだけいいじゃん」「贅沢な悩みだね」と言われるかもしれません。でも、本人にとっては真剣な悩みですし、人生の選択を前にして迷うのは当たり前のことです。この状態から抜け出すにはなぜ自分が決断できないのか、その理由を深く見つめ直す必要があります。
「もっといい会社があるかもしれない」という未練
人はどうしても、「今ある選択肢」より「まだ見ぬ可能性」の方が魅力的に見えるものです。「もっと条件の良い会社があるんじゃないか」「ここで決めてしまったら後悔するかもしれない」と考えてしまうのは自然なことです。
ただ、その思考にとらわれすぎるとゴールを見いだせなくなってしまいます。結果として内定を断る勇気も、受け入れる決断もできないまま、就活が長引いてしまいます。
他人の目を気にしすぎてしまう
就職先を決める判断材料として、一人では不安であるがゆえに親にどう思われるかであったり、友達と比べてどうであるかであったりを気にしてしまいます。特に、ネームバリューのある企業や有名業界の内定を持っていると、辞退するのはもったいないと周囲から言われることもあるでしょう。
しかし、自分が合わないと感じている会社に入れば、入社後に苦しむのは自分自身です。自分の胸に手を当て、納得できる決断をしましょう。
軸が曖昧で、比べられない
働くうえで何を大切にしたいのか。どんな環境で、どんな人たちと、どんな働き方をしたいのか。給与、仕事内容、社風、勤務地、福利厚生、成長環境……何を重視するかは人によって違いますが、自分の中で優先順位が明確でないと、どの会社も決め手に欠けるように見えてしまいます。
内定がある人向け|いつまで就活を続けるのかを決める3つの判断基準を解説
重要なのは、ただ長引かせるのではなく、自分の納得できる形で「いつまで続けるのか」を決めることです。今回は、就活を続けるべきか、内定を受けて次のステップに進むべきかを決めるための3つの判断基準を解説します。
自分の就活の軸を再確認
まずは、内定をもらった企業が自分の就活の軸に合っているかどうかを見極めましょう。企業選びにおいて大切なのは、自分が何を重視しているかを明確にすることです。例えば、勤務地、給与、業界、働き方など、自分の価値観や生活のスタイルにどれだけ合致しているかを再評価してみましょう。
軸に沿っているのであれば内定承諾をして、潔く就活を終わらせましょう。反対に、もっと自分に合った企業がありそうなのであれば、エントリー先を絞って就活を継続しましょう。
自分の目標を達成できるのか
内定をもらった企業において自分の目標を達成できるのか、あるいはどのように達成できるのかを考えてみてください。自分の長期的な成長にどれだけつながるかを見極めることは、将来の満足度を左右します。
例えば、今の内定先で得られるスキルや経験が、自分が目指すキャリアにどれだけ関連しているのか、もしくはキャリアチェンジをしやすい環境かを考えてみましょう。もし、その企業で働くことが将来の目標を達成するうえで重要なステップだと感じるなら、就活から離れるタイミングです。
直感に沿っているか
最終的に決めるのは、自分の気持ちです。内定をもらっている企業に対して、心の中で「ここで働きたい」と感じる瞬間が来たら、それが決断のタイミングかもしれません。もちろん、理論的には選択肢を広げることが大切ですが、感情的な納得があって初めて長期間働ける環境を作り出せます。
いつ終わるのか分からない就活を早く終わらせるコツ
大学を卒業する直前まで就活を続ける学生もいますが、多くの学生はできるだけ早く終わらせたいと思っているでしょう。
そこでここからは、就活を早く終わらせるコツを解説します。
あらかじめ目標とスケジュールを立てておく
就活を長く続けたからといって、良い結果が得られるとは限りません。むしろ、だらだらと続けているとモチベーションが下がってきて、エントリーシートや面接でのミスが増える可能性があります。それを防止するために、就活が始まる前に目標とスケジュールを立てておくことが大切です。
就活中の学生の場合は、今からでも遅くはないので今後の目標とスケジュールを立ておきましょう。これは決意表明の意味が大きいですが、エントリー時期やエントリーシートの締切を逃さないようにするためでもあります。
自己分析をする
片っ端から選考を受けたり、大手企業や有名企業ばかりエントリーしたりする学生がいますが、これは効率の良い就活とは言えません。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるとも考えられますが、就活中は何かと忙しいので準備不足の状態で選考を受けることになってしまいます。また、大手企業や有名企業はそれだけ倍率が高く、内定を取得するのは容易いものではありません。
そのため就活を早く終わらせたいなら、自己分析をして自分の適性や性格、興味・関心を理解するべきです。その結果、志望業界・企業を絞ることができ、就活の軸が定まって効率よく就活を進めることができます。
自己分析のやり方が分からない場合は、こちらの記事を参考にキミスカの自己分析ツール「適性検査」を利用してみましょう!
早い時期から選考対策を始める
就活が始まってから準備をする人と、就活が始まる前に準備を始めていた人では、やはりスタートダッシュに差が出ます。数ある企業の中には「一番早くエントリーシートを提出した学生に内定を出す」という企業もあるので、スタートダッシュは早いに越したことはありません。
一口に就活の選考対策といっても、エントリーシート対策、面接対策、業界・企業研究、Webテスト対策、グループディスカッション対策など、さまざまな対策を講じる必要があります。
どの対策もある程度時間がかかるので、できるだけ早い時期から対策を始めるのがベストでしょう。
逆求人型のスカウトサービスを利用する
就活を早く終わらせるためのより具体的な手段として、逆求人型の就活サイト『キミスカ』を利用するという方法が挙げられます。キミスカは企業側から学生にアプローチをかける“逆求人”という手法をとっており、企業は魅力を感じた学生にスカウトメッセージを送ることができます。
ちなみに、学生は返信を出さなくてもOKです。もし良いと思った企業があれば、返信を出すことで面接や説明会に案内してもらうことができます。
なお、登録や利用は無料なうえに難しい操作は一切ありません。就活のスピード感と企業とのマッチ度合いを上げるためにも、この機会に登録を済ませておきましょう!
就活がいつ終わるかは自分次第!終える時期はあなたが決めていい
就活が終わる平均的な時期は7~8月ですが、8月以降も就活を続けている学生は一定数います。それもそのはず、採用が完全に終わることはなく、夏以降にも追加募集の案内があります。
就活がいつ終わるかは自分次第であり、終える時期はあなたが決めて大丈夫です。「いつまで経っても終わらない」「どこまで続けても内定を取得できそうにない」と不安になることもあるかもしれません。しかし、必要以上に悩んだり落ち込んだりせず、最後まで諦めずに納得できる就活を続けてください!