【就活生必見】優良中小企業の探し方9選!優良・ブラックの見分け方も紹介

就活解禁に伴い、「有名だから」「人気だから」などの理由で大手企業だけを受けると、高い倍率から内定獲得は難しくなります。
一方で、中小企業の数は日本にある企業の大半を占めており、業種や仕事内容もさまざまです。大手ほどの知名度がなくても、福利厚生の整った優良企業や自分らしく働ける会社は必ずあります。
この記事では、中小企業へのエントリーを勧める理由をはじめ、中小企業の探し方やブラック企業の見分け方などを解説していきます。

就活で中小企業を探す前に押さえたい基礎知識

中小企業の基礎知識を紹介

中小企業といっても、具体的にどんな会社なのかイメージできない方もいるでしょう。
そこで、大手企業と中小企業の違いや、就活で中小企業を受ける際のメリットなどを以下にまとめました。

【就活で中小企業を探す前の基礎知識1】99%の会社が中小企業

国内には約421万もの企業がありますが、その内99.7%にあたる約419万社が中小企業と言われており、就活生にとっていかに選択肢が多いのかが分かります。

また、中小企業庁では業種ごとに以下のような要件で中小企業を定義しています。

業種 中小企業とみなす要件
製造業・その他 資本金か出資額が3億円以下あるいは、従業員が300人以下。
卸売業 資本金か出資額が1億円以下あるいは、従業員が100人以下。
小売業 資本金か出資額が5,000万円以下あるいは、従業員が50人以下。
サービス業 資本金か出資額が5,000万円以下あるいは、従業員が100人以下。

(参考:中小企業庁HP

「中小企業」の定義は法律や制度によって異なりますが、就活では「従業員数が300人以下の企業」を目安として捉えても良いでしょう。

【就活で中小企業を探す前の基礎知識2】大手の求人倍率は厳しい

大手と中小企業の数を紹介しましたが、“大手企業で内定を獲得することの難しさ”も把握しておきたいポイントです。

2020年時点での有効求人倍率を表にまとめました。
求人倍率とは、求職者1人に対してどれだけの求人件数があるかを示している割合です。就活生は「1倍を基準に、数字が小さくなるほどにハードルが高くなる」と捉えておきましょう。

従業員数 求人倍率
300人未満 8.62倍
300人~999人 1.22倍
1000人~4999人 1.08倍
5000人以上 0.42倍

このように、企業の規模が大きくなるほど、内定獲得が困難になっていきます。対照的に、従業員300人以下の中小企業は8倍以上の求人倍率があるので、内定獲得のハードルはそれほど高くないのです。

【就活で中小企業を探す前の基礎知識3】入社のメリット・デメリット

内定を獲得しやすい中小企業ですが、中小企業に対してポジティブなイメージを持っていない方もいるでしょう。
基礎知識の最後に、中小企業に入社するメリットとデメリットを紹介していきます。ぜひ、企業探しの参考にしてください。

【中小企業で働くメリット】
  • 業務の幅が広い
  • 早期に実務経験を積める
  • 起業・独立に繋がりやすい
  • 出世しやすい
  • 社長や社員同士の距離が近い
  • 意思決定が早い
  • 仕事の流れが掴みやすい

中小企業では入社後すぐに業務にあたることも多く、社会人としての成長スピードが早いと言われています。また社員や社長との距離が近いため、アットホームな雰囲気の企業もあります。

続いて、中小企業で働くことのデメリットを見ていきましょう。

【中小企業で働くデメリット】
  • 給与は低い傾向にある
  • ボーナスがもらえない企業も多い
  • 福利厚生などが整っていない企業もある
  • 社会的な知名度が低い
  • 仕事量が多く、残業が多くなるケースもある

知名度の低さから人材不足に陥ることがあるほか、業務範囲の広さから個人の負担が大きくなる傾向にあります。
金銭面で大企業に劣る中小企業ですが、出世しやすく実績を残すほどに給与が上がる場合もあるので、必ずしもデメリットとは言えないことも把握しておきましょう。

就活生におすすめ!優良中小企業の探し方10選

中小企業を探す際は、ここで紹介する10の方法を試してみてください。探し方によって見つけられる企業も異なりますが、自分に合った方法を組み合わせてみましょう

【就活での優良中小企業の探し方1】逆求人型のスカウトサイトを利用

従来の就活スタイルとは逆に、企業から就活生にアプローチをかけるのが「逆求人型のスカウトサービス」です。
キミスカでも逆求人型のサービスを展開しており、プロフィールを登録するだけで、あなたに興味を持った企業からスカウトの連絡が届きます
自分の視野や選択肢を広げるためにも、ぜひ利用してもらいたいサービスです。

無料で利用できる逆求人型スカウトサービス「キミスカ」は、下記リンクから登録できます。

【就活での優良中小企業の探し方2】中小企業の求人専門のサイトを使う

大手から中小企業まで幅広く検討したい方は、マイナビやリクナビなどの求人サイトを利用するのも一つの手です。採用活動を行なっている企業の中には、大手2社の求人サイトのみを利用している企業もあります。

一方で、マイナビやリクナビ以外のサービスを活用するのもおすすめです。とくに、株式会社フリーシェアードジャパンが運営する「ツノル」や、株式会社学情が運営する「あさがくナビ」など、中小企業の求人をメインに扱っているサービスも活用してみましょう

【就活での優良中小企業の探し方3】口コミサイトで調べる

ネットを活用した探し方として、口コミサイトでのリサーチも挙げられます。「Open work」や「転職会議」「カイシャの評判」といったサイトでは、実際に働いていた人の感想が書かれています。
「会社の雰囲気」や「福利厚生」、「やりがい」といったカテゴリー別にまとめられているため、企業選びの参考になるでしょう。

ただし、社員の本音が書かれている口コミサイトですが、絶対に信用できる情報とは言い切れないため、あくまでも参考程度にしてください。

【就活での優良中小企業の探し方4】『四季報』を活用する

企業研究に必携の本として『四季報』が有名ですが、“四季報”と名のつく書籍は『就職四季報』を出版している東洋経済新報社だけではありません。
さまざまな種類がある四季報の中でも、中小企業探しにおすすめなのが『就職四季報 優良・中堅企業版』です。
企業の現状や将来性といった幅広い情報が掲載されているほか、年収や労働時間などを網羅。自分らしく働ける企業探しに役立つ一冊と言えるでしょう。

出典:Amazon

【就活での優良中小企業の探し方5】合同説明会に参加する

就活時期になると多くの企業が説明会を行いますが、合同説明会は中小企業探しにおすすめのイベントです。
合同説明会とは、多数の企業が集まって行う会社紹介の場です。大学内で開かれるものもあれば、大きな会場を使って行われるものもあります。
BtoBなどの自分が知らなかった企業でも、社員の話を聞くことで興味が湧いてくるかもしれません。

大規模な説明会は、時間内に全ての企業を回ることができないため、あらかじめ優先順位をつけてから話を聞きに行きましょう

【就活での優良中小企業の探し方6】就活エージェントに手伝ってもらう

就活エージェントとは、就活生のサポートをしてくれるプロフェッショナルを指しています。

【就活エージェントのサポート例】
  • 就活をどう進めていいか分からない
  • 自己分析がうまくできない
  • 志望企業が見つからないとき

上記のような、さまざまな悩みにも親身になって手助けしてくれます。
就活エージェントのほとんどが無料でサポートしてくれるため、一人では不安な方は積極的に頼ってみてください。
一般には公開されていない採用情報を得られるケースがあるほか、エージェントが企業の詳しい情報を教えてくれるので、ミスマッチのリスクを低減できるのも魅力です。

【就活での優良中小企業の探し方7】キャリアセンターに相談する

意外と見落とされがちなキャリアセンターも、優良な中小企業探しに打ってつけです。採用実績のある中小企業のデータが集積されており、企業分析にも役立ちます。
さらに、気になる企業に大学の先輩が勤めている場合は、OB・OG訪問の手助けもしてくれるでしょう。

このほか、キャリアセンターでは以下のような支援を行ってくれます。

【キャリアセンターのサポート例】
  • インターン募集
  • 業界・企業研究セミナー
  • ESの添削
  • 面接対策
  • 合同説明会の開催 など

【就活での優良中小企業の探し方8】OB・OGや知り合いに紹介してもらう

大学の先輩であるOB・OGに相談してみるのも、中小企業を探す手段と言えます。OB・OGが学生の時には分からなかった、自社や他社の魅力などを聞くことで、具体的なイメージを持てるでしょう。
また、会社説明会や就活イベントなどでは聞きづらい情報も、OB・OG訪問であれば、聞きやすいのも魅力です。ただし、忙しい中で就活の相談に乗ってもらっていることを自覚し、OB・OG訪問後はお礼も伝えておきましょう。

OB・OG訪問や面接の後でお礼の連絡を送る際は、以下の記事を参考にしてください。

就活のお礼メールは7ステップで完璧!人事に好印象を残すメールの書き方

【就活での優良中小企業の探し方9】新卒応援のハローワークに相談する

逆求人型のスカウトサービスや、マイナビなどの民間の求人サービス以外にも、ハローワークで探すことも可能です。
企業が民間の求人サービスに自社の情報を載せる場合、新卒生を1人採用するために55万ほどかかると言われています。ハローワークでの採用活動は無料で行えるため、ここでしか求人を出していない中小企業もあります。

ただし、給与や待遇などの記載されている労働条件が、実際とは異なるケースもあるようです。ハローワークは、どうしても自分に合う企業が見つからない時に活用する方が無難かもしれません。

【就活での優良中小企業の探し方10】新聞・ビジネス誌から見つける

適性検査や筆記試験などの選考対策のために、新聞やビジネス誌を読んでいる方もいますが、ここからも中小企業探しが可能です。
とくにビジネス誌で紹介されている企業は、他社とは異なる特徴や強みを持った部分を取り上げられています。気になる企業があれば、ネットや四季報などを使って調べて企業理解を深めましょう
新聞やビジネス誌は、企業研究や選考対策、中小企業探しなどに役立つので、日頃から読む習慣をつけておくのがおすすめです。

就活で中小企業を探すとき優良とブラックの見分け方は?

中小企業に限った話ではありませんが、就活生の懸念点として「ブラック企業への入社」が挙げられます。
ここでは、応募する会社が優良、ブラックのどちらなのかを見極めるポイントを紹介します。

【就活生が中小企業探しで見分けるポイント1】優良企業の特徴

まずは、優良な中小企業の特徴を見ていきましょう。

【優良企業の特徴】
  • 福利厚生が整っている
  • 社内の雰囲気が良い
  • やりがいのある仕事
  • 有休を取得しやすい
  • 残業が少ない
  • 離職率が低い

上記に挙げた特徴は、あくまでも一般的に言われていることです。やりたいことや将来の目標を実現するために、上記に該当しない企業の方があなたにとっての優良企業かもしれません。
就活を進めていくためのベースとして、自己分析が必要になります。自分らしく働ける企業と出会うために、まずは自分への理解を深めておきましょう。

キミスカの自己分析ツールは、当たると評判のサービスです。これを機にぜひ活用してみてください。

「適性検査」の受け方・結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

【就活生が中小企業探しで見分けるポイント2】危険な企業の特徴

続いて、危険な企業の特徴を紹介します。

【危険な企業の特徴】
  • 仕事の大半を下請けに出している
  • 残業が多い
  • サービス残業をさせられる
  • 売り上げなどの数値が不明
  • 海外の事業を真似ようとする
  • ノルマが厳しい
  • 離職率が高く、いつも新卒・中途の採用を行なっている

就活では、自分と企業のマッチングが重要です。人によって感じ方も異なりますが、あまりにも待遇が悪かったり、法に反することを行なったりしている会社はブラック企業かもしれません。

口コミサイトは元従業員が書き込むことが多いため、不安な方は参考程度に見ておくと良いでしょう。
また、信頼性の高い情報を得たい人は、OB・OG訪問などで疑問を解消するものおすすめです。

就活成功のカギは中小企業の探し方で決まる!

日本にある企業のほとんどが中小企業です。就活に関する知識が少ないと、知名度の高い大企業ばかりを受けてしまい、内定獲得が遠のくケースもあります。
就活性に覚えておいてもらいたいのは、知名度の低い中小企業でも「優良」と呼べる会社が数多くあることです。
ぜひここで紹介した内容を参考に、あなたに合った企業を見つけてみてください。