意味のない自己分析で内定がもらえなくなる仕組みを解説する

自己分析_意味ない
就活について調べたりしたりしていると必ず「自己分析をしたほうがいい」という情報に触れることになると思います。就活における自己分析とは、
”自分の特徴や長所・短所、価値観を把握・分析することで就活での『強み』を見いだすこと”のことらしい。
しかし、本当にそれって意味があるのでしょうか?いろいろな学生が「自己分析をしたほうがいいらしいから」と言った理由でネット上にある方法や先輩から教わる方法で目的もなく自己分析を実践してみてはやった気になって就活をしています。当然、このような自己分析にほとんど意味はありません。しかし、それはそもそもの自己分析に意味がないというわけではないのです。自己分析に意味がないのではなく、意味のない自己分析をしてしまっているのです。
この記事では、意味のない自己分析によって就活がうまくいかなくなる仕組みについて解説していきます。

意味のない自己分析はむしろ悪影響

実際の所、自己分析は就活において本当に必須であると言えるほど重要なものです。しかし、意味のない自己分析はむしろ悪影響です。それによって就活がうまくいかなくなることも少なくないもの。その上で今の就活において何が問題なのかというと、どのような自己分析に意味があり、そして逆に意味がないのかを判断することができる人が少ないことです。そのため、自己分析を勧めている側も結局意味のない自己分析を促進してしまい、多くの就活生は意味のない自己分析に帰結してしまっているのです。
では、どうしてその自己分析は意味のないものになってしまうのでしょうか?2つの理由から解説していきます。

逆に自分を理解できないから意味ない

まずは自分を理解できないから意味がないという話です。そもそもの自己分析の目的は自分を理解し、価値観や人生観を明確にすること。総じて私は『自分の人生の「目的」と「手段」を知ること』と定義しています。

自分の人生をどんなものにしたいのかを明確にすることで、自分がなにをしたいのか・どんな生き方をしていきたいのかが明確になり、行動や思考がブレなくなります。更に、目的を明確にした上で手段を明確にすることで、就活への関わり方が自分の中で確固としたものになり、企業に対してどのように自分を伝えればいいのかがはっきりわかります。
一方で、現状の意味のない自己分析では、自分史やマインドマップなどの手法を完遂することが目的になってしまっています。これの恐ろしいところは、自分のことを理解した気になってしまうことです。そうすることで深みのない浅はかな自己理解で行動してしまい、結果的に就活がうまく行かなかったり、もしくは入社後にギャップを感じ人生に行き詰まったような不満や不安を感じながら仕事をするような生活に繋がりかねません。

目的がないから意味がない

自分のやりたいことを明確にした上で、それに向かっていくからこそ意味のある就職ができるのです。自己分析はその「やりたいこと」「理想の人生」を具体化して解像度を上げることが重要です。しかし、自己分析をすることだけにとらわれてしまうと、本来の目的であった『自分の人生の「目的」と「手段」を知ること』が満たされないまま自己分析を終えてしまいます。結局のところ、自己分析をたとえ実践してみたとしても目的がなければ得るものはありません。得るものがないなら、その自己分析には当然意味がないでしょう。であるとするなら、もちろんする必要はないし、しないほうがマシです。そういう意味では、「自己分析なんてするだけ意味ない」という意見も間違ってはないかもしれません。

こんな意味のない自己分析をしていると危険

上記までで、自己分析から意味がなくなってしまう原因について触れましたが、では実際にどのような自己分析をしてしまうと意味がなくなってしまうのかいくつかのよくある例をもとに考えてみましょう。

意味のないマインドマップ

マインドマップとは、トニーブザンという学術ジャーナリストの提案したブレインストーミングの手法です。
自分の目的や表現したい概念を中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていくことで思考を整理する方法です。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされていてます。

もちろんこの手法は大いに有効なものです。しかし、このマインドマップでさえただやればいいというわけではありません。マインドマップをするにあたって、一番最初にあるのが中央の題の設定です。題を設定したら、あとはそこから複数の「なぜ」を派生させていくのがマインドマップ。しかし、これそもそも中央の題をしっかりと意味のあるものにできていないとまったくもって無意味な作業となり、「マインドマップをしたという達成感」以外に得るものは何もないという虚無の時間を創出してしまいます。
マインドマップをするにあたっても、そもそもの自分の目的としてどんな順序でなにを掘り下げていくか、なにを明確にしたいかは考えていないと、意味のない自己分析、マインドマップになってしまうでしょう。

意味のない自分史

自己分析の主要な手法のひとつに「自分史」というものもあります。基本的に、自己分析をしようと思って調べたり人に尋ねたりしていくと、まず「自分史をやってみろ」とアドバイスされることが多くあるはずです。自分史とは、自分の
今までの歴史を年表形式で整理し、どんな出来事の中で何を感じ考えてきたかを整理していくことで、自分の価値観や人間性についての理解を深めようとする手法です。
もちろん、自分史は立派な自己分析の手法の一つです。しかし、これもマインドマップと同様に「すること」それ自体が目的になると途端に意味のない自己分析になってしまいます。

要は意味のない自己分析はやめようという話

結局のところ自分自身で明確に「何を明らかにして」「どこまで落とし込むか」を設定しないと、自己分析なんてものはどこまでも中途半端で意味のないものにできるということなのです。その理由は明白です。自己分析とは自分を理解することによって「自分の人生の目的と手段を知ること」を指しますが、そのために自分を深掘りするのは自分自身です。どんな手法を使おうと、そこに明確な目的意識がなければ意味のないものになってしまうものです。
この記事で伝えたいこととしては、要は意味のない自己分析なんかやめてしまおうという話です。自己分析は間違いなく意味のある行為だし、就活において必要なものです。だからこそ、ここからは意味のある自己分析をしていきましょう。

就活のためだけにする自己分析なんて意味がない

そもそも自己分析を行うに当たって、「就活」をゴールにおいて考えていたら意味のある自己分析なんて1年経ってもできません。就活とは、自分の人生を決める分岐点の一つです。どんな人生を送りたいか考えた上で、理想に近づくための選択をする必要があります。だから、自分の人生規模で考えてこそはじめて意味のある自己分析が始まり得るのです。
自己分析なんてする意味がないとして、ないがしろにしながら就活をしても内定はもらえます。しかし、そんな就活で自分が幸せになれるのかについてはよく考えなくてはいけません。究極的な話、自分に自己分析が本当に必要かどうかすらも自己分析をしなければわからないのです。
以下は、そんな自己分析をする上で最も重要な2ポイントです。これをふまえて自己分析を行うことが、意味のある自己分析への第一歩なのです。

意味のある自己分析で大事なのは目的の設定

これまで散々述べてきたように、意味のある自己分析をする上で最も重要なのが目的設定です。そもそも、自己分析には様々な手法がありますが、この目的がなければどの手法が自分に有効なのか判断することはできません。また、目的がなければ自己分析を行う上で「どこまでやればいいのか」がわからないままに、中途半端なところで自己分析を終えてしまうことに繋がります。
改めて、自己分析の目的は「自分の人生の目的と手段を知ること」にあります。自分の人生の目的、つまりどんな人生にしたいかを考えた上で、どんな手段を取ればそれが実現できるか考えることが重要なのです。

自己分析で大事なのは就活を手段と捉えること

就活をゴールにして就活をしてしまうこと。これは就活においてよくある失敗の一つです。何度も述べているよように、就活とは自分の人生をいいものにするための手段でしかありません。筋トレをするにあたって、腕力を強化したい人とただ痩せたいだけの人とでは筋トレのメニューも異なるはずです。本当は腕力が欲しかったのに、腹筋ばかりしていた。そんなことがあったら、筋トレをしていた意味が全くありません。これは就活も同様なのです。自分が痩せたいのか、腕力が欲しいのか、あり得ないくらいの筋肉ダルマになりたいのかを明確にすることで、はじめて質のいい就活ができるのです。筋トレも、就活も、両方何か目的を実現するための手段でしかないことを、とにかく認識しておいてください。
就活は手段でしかない。その上で、自分にとって何を実現するための手段なのか考えて目的設定をし、自己分析に取り組みましょう。

意味のある自己分析ってどうやったらいいの?

とはいえ、上記をふまえても思うように自己分析はできないものです。でも安心してください。以下の記事にて、私が推奨する最も本質的な自己分析を解説しています。

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