自己分析のメリットとは?就活に必須の理由や3つのデメリットも解説

就活に必須の自己分析は、自分自身を知るための重要な作業です。そんな自己分析にはいくつものメリットがありますが、じつは3点ほどデメリットも存在します。

そこで本記事では、自己分析のメリットとデメリットをそれぞれ詳しく解説します。

メリットとデメリットの両方を理解した上で自己分析に取り組み、効率よく就活を進めましょう。

自己分析には数え切れないほどのメリットがある!

就活の第一歩といわれる自己分析は、自分の人生の「目的」と「手段」を知るために必要な作業です。

もちろんエントリーシートを埋めたり、企業選びの軸を明確にしたりすることも目的の一つではありますが、自己分析は人生の岐路に立ち、迷ったり悩んだりしたときにも役立つ作業なのです。

この記事で自己分析のメリットを理解し、就活はもちろん今後の人生に役立てていただきたいです。

自己分析のメリット7つ

就活生が最初に取り組むべき自己分析には、数多くのメリットがあります。今回は、その中でも代表的な7つのメリットをご紹介します。

【自己分析のメリット1】自分を客観的に見られるようになる

自己分析の1つ目のメリットは、自分自身を客観的に見られるようになることです。

例えば自分の性格、価値観、長所・短所といった特徴を理解し、自分を客観視できるようになると、問題点を正確に把握できるようになります。自分や物事を客観視する力は、仕事を行う上で重要な能力の一つです。

【自己分析のメリット2】自分のやりたい仕事が明確になる

2つ目のメリットは、自分のやりたい仕事が明確になることです。

就活を始めるにしても、自分が何をやりたいのか、どんな仕事に就きたいのかが分からなければどうしようもありません。まずは自己分析で興味・関心のあることを洗い出し、やりたい仕事を見つけてみましょう

【自己分析のメリット3】自分に向いている仕事が分かる

3つ目のメリットは、自分に向いている仕事を把握できることです。

やりたい仕事が明確になったとしても、その仕事に対する職務適性がなければ苦労することになるかもしれません。

職務適性のない仕事に就けないわけではありませんし、自分で自分の可能性を奪う必要はありませんが、就活の段階で職務適性の有無を知っておくことで、選択肢が広がることもあるでしょう。

【自己分析のメリット4】ESをスムーズに書けるようになる

自己分析が就活に必須といわれる大きな理由は、自己分析をすることでエントリーシート(ES)をスムーズに書けるようになるからです。

エントリーシートには志望動機や自己PR、ガクチカといった複数の項目があり、それらをすべて埋めるのは容易いことではありません。

自己分析によって過去の体験や長所・短所を理解できれば、それらの項目に的確に答えられるようになります。エントリーシートを前に何を書けばいいか分からず悩んでいる就活生は、ぜひ自己分析に取り組んでみてください。

【自己分析のメリット5】面接の回答に一貫性が生まれる

自己分析ができていない状態でエントリーシートや面接の質問に答えると、どこかで矛盾が生じることがあります。そのため自己分析で自分の長所や過去を洗い出し、回答に一貫性を持たせることが重要です。

矛盾のある回答をすると、信憑性がなくなって悪印象を持たれる可能性があります。一方で、一貫性のある回答には説得力があるので、書類選考や面接を通過しやすくなります

【自己分析のメリット6】企業や仕事とのミスマッチを防止できる

入社後のミスマッチによる早期離職は、企業にも就活生にも悪影響を及ぼします。

企業は採用コストを回収できず、就活生は次の就職先を見つけにくくなる可能性があります。そんなミスマッチ防止に役立つのが自己分析です。

自己分析をすると、自分のやりたい仕事や向いている仕事、自分の性格にマッチした企業が見つかりやすくなります。入社後に「企業の社風が合わなかった」「仕事内容が自分の不得意分野だった」とならないように、自己分析に取り組んでおきましょう。

【自己分析のメリット7】理想像に近付くために積極的に行動できるようになる

自己分析には、行動力を高めるというメリットもあります。自己分析によって理想の社会人像や10年後のキャリアプランが明確になると、それに近付くにはどのような行動を起こすべきかが分かってきます。

また、理想像がはっきりすると行動力だけでなく、就活のモチベーションも高まります。そのため就活に対するやる気がなくなってきたときに、改めて自己分析をやり直してみるのもおすすめです。

自己分析には注意点もある!自己分析のデメリット3つ

自己分析には数々のメリットがありますが、いくつかデメリットもあります。デメリットを知らずに自己分析を始めると、就活を効率よく進められないだけでなく、就活のモチベーションが下がってしまう可能性もあるので注意が必要です。

自己分析を始める前に、先ほど紹介したメリットとともにデメリットも確認しておきましょう。

【自己分析のデメリット1】時間がかかる

自己分析の1つ目のデメリットは、時間がかかることです。自己分析にはさまざまなやり方がありますが、どれもきちんと取り組むと時間がかかります

就活中は企業研究やエントリーシート対策などやることが盛りだくさんなので、できれば自己分析も手早く済ませたいところです。

そこで就活生におすすめしたいのが、キミスカの自己分析ツール『適性検査』です。適性検査は150問の質問に答えるだけで、性格の傾向や職務適性をはじめとする9項目が分かる便利なツールです。就活生は完全無料で利用できるので、ぜひ試してみてください!

「適性検査」の受け方・結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

【自己分析のデメリット2】やりすぎると深みにはまる

2つ目のデメリットは、自己分析をやりすぎるとマイナス思考になる可能性があることです。自己分析ばかりしていると自分の短所に目がいきがちになり、深みにはまってしまうことがあります。

自己分析はほどほどにして、業界研究や企業研究、エントリーシート対策や面接対策へとステップを進めるべきです。

とはいえ、ゴールのない自己分析のやめ時が分からないという就活生もいるでしょう。

その場合は、以下の記事の「自己分析後に確認するべき質問項目」に答えられたら、自己分析はできていると判断して次のステップに進みましょう。

自己分析におすすめの本6選!自己分析を完成させる質問項目も併せて紹介

【自己分析のデメリット3】自分の可能性を奪ってしまう恐れがある

自己分析の最大のデメリットは、自分の可能性を奪ってしまう恐れがあることです。

例えば、子どもの頃から夢見ていた仕事があったとします。しかし自己分析をした結果、適性がないと分かったらあなたはどうしますか?

努力次第で適性のない仕事をこなせる可能性があるにもかかわらず、自己分析をしたことで夢や目標を諦めてしまう人もいるかもしれません。

そんなときは「なぜその仕事をしたいのか」「その企業でなければいけないのか」と自問自答し、明確な理由があるのなら夢や目標を諦める必要はないでしょう。

自己分析にはメリットがたくさん!まずは自己分析ツールを試してみよう

自己分析は自分を客観視できる作業です。また、自分の本当の気持ちに気づいたり、視野を広げたりすることも可能なので、取り組むに越したことはありません。

もし自己分析のやり方が分からないのであれば、キミスカの自己分析ツール『適性検査』を利用してみましょう。適性検査は150問の質問に答えるだけで、簡単に自己分析できるツールです。スマホで手軽に自己分析できるので、ぜひ活用してみてください!