この記事では、人事に好印象を与えられる自己PRの作り方や自己PRが簡単に書ける手順やテンプレなどを踏まえて解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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自己PRとは?
就活における自己PRとは、面接やエントリーシート(ES)を通じて、自分の強みや個性、これまでの経験を基にしたアピールポイントを企業に伝えるものです。採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思わせることを目的とし、自分が会社や職種にどのように貢献できるかを具体的に示します。
自己紹介との違いは?
自己PRと自己紹介はどちらも就活で使われる場面がありますが、目的や内容が異なります。以下に違いをまとめます。
自己紹介
→ 面接の導入で自分の基本情報を伝え、アイスブレイクを図ることが目的です。
→ 自分を簡潔に紹介し、面接官に「どんな人物か」を知ってもらう役割を担います。
自己PR
→ 自分の強みや特徴を伝え、「自分を採用するメリット」を企業にアピールすることが目的です。
→ 採用担当者に対し、自分の能力や経験が企業にとって有益であることを具体的に示します。
自己紹介
→ 自分が「どんな人」であるかを簡潔に伝える内容です。名前や学歴、現在の状況、趣味や興味など、基本的なプロフィールを中心に構成します。相手に対して第一印象を提供する場面で使われます。
自己PR
→ 自分が「どんな価値を提供できる人」であるかを具体的に示す内容です。自分の強みや特徴を、過去の経験や成果を通じて証明し、それを企業や仕事でどう活かせるかをアピールします。より深掘りされた自己表現です。
企業が自己PRで見ているポイント
自己PRのテンプレだけを知っても、企業の採用担当者が実際に自己PRのどこを見ているのかを把握していなければ、ライバルに差をつけることはできません。では、新卒採用の書類選考では何が見られているのでしょうか?
就活で自己PRを書くときは、まず、誰に向けて文章を書いていくのかについて考えましょう。自己PRは志望先の人事担当者が見る項目。つまり、何よりも「人事担当者に向けて書く」ことが大切になります。人事が自己PRから何を見抜こうとしているのかを把握しておかないと、的確にアピールできない恐れもあるのです。
【企業が自己PRで見ているポイント1】人柄
人事の心に響く自己PRを書くポイントとして、まず「人柄」が挙げられます。就活では企業から「一緒に働きたい」と思われなくてはいけません。人柄のよさそうな志望者は人事に興味を持たれやすく、面接に呼ばれる可能性が高まります。企業の特徴を踏まえながら、業種に合った人柄を訴えかけましょう。
【企業が自己PRで見ているポイント2】自社とのマッチ度
企業が確認する「マッチング」の観点は主に以下の4つです。
- 価値観の一致:企業の理念や社風が応募者の価値観と合っているか。
- 業務適性:応募者のスキルや経験が職種に適しているか。
- キャリアビジョンの一致:応募者の目指す将来像が企業の方向性と合っているか。
- 文化との相性:企業の雰囲気や働き方に応募者が馴染めるか。
これらを通じて、入社後の活躍や定着が期待できるかを判断します。
【企業が自己PRで見ているポイント3】入社後に活躍できる人材になり得るか
「将来の潜在能力」も人事が知りたい要素です。若い就活生に対して、企業は即戦力を求めているとは限りません。むしろ、多少は育成に時間がかかったとしても、将来的に優秀な社員となってくれることを望んでいます。人事は自己PRから潜在能力を確かめようとしているので、自分が企業に貢献できるスキルや経験を強くアピールしましょう。
【企業が自己PRで見ているポイント4】思考回路
自己PRから人物を見抜く際に、人事が特に重要視しているのは「思考回路」です。企業は志望者がこれまでの人生で何を考えて、どのような行動をとり、そこから得られた結果から何を学んだかについて興味を持っています。思考回路の書かれていない自己PRは、思いの伝わりにくい単調なものになりやすいもの。過程を見せるには、派手な文言は必要ありません。些細な出来事でも十分なアピールになりえるので、じっくりと自分の人生を振り返ってから自己PRを作成しましょう。
自己PRを上手く作れない時は?
自己PRを書こうとしても「アピールポイントが分からない」「上手くまとめられない」という悩みを抱えていませんか?その悩みは、キミスカの適性検査を受けて自己分析・自己理解を深めることで解決できるかもしれません。
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適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
書類/場面別・自己PRの書き方
自己PRは大きく3つの場面で求められます。それはES(エントリーシート)、履歴書、面接の三つです。自己PRの伝え方は、これら三つに調整する必要があります。
【書類/場面別・自己PRの書き方1】ES(エントリーシート)
企業はESを通じて、応募者の強みや経験を知り、その人物が自社にどれだけ適しているかを判断します。そのため自己PRを通じて、応募者がどのような価値を企業に提供できるかを示すことが求められます。
目安として、「400字以内で書きなさい。」という制限が設けられることが多いです。400字と聞くと長い印象を持たれる学生もいるかとは思いますが、企業にアピールをするにはむしろ足りないくらいです。ですから、内容を簡潔にすることで無駄を省きつつも、話に具体性を持たせることが高いレベルで求められます。
【書類/場面別・自己PRの書き方2】履歴書
履歴書の自己PR欄は小さく、書ける文字数は限られているため、自己PRはESよりも短くする必要があります。そのため、シンプルな話の流れを意識しましょう。その代わり、具体的な内容については面接を通して伝えましょう。
【書類/場面別・自己PRの書き方3】面接
面接においても、自己PRは頻出質問の一つです。面接前に、ES等で自己PRについて聞かれている場合は、内容に一貫性が求められます。事前に聞かれていない場合、手元に資料がないため分かりやすい構成で話すことを心掛けましょう。
また、面接特有のポイントとして、話すスピードなど話し方についても意識する必要があります。明るくハキハキと伝えることで、話に信憑性を与えることができます。
面接で話す自己PRに特化した記事は以下に掲載されているものです。面接を控えている学生は必ずチェックしてみてください。
自己PRを上手く書けない時の対処法
テンプレで自己PRをいざ作成しようとする手前、そもそもどんな内容を書こうか迷っている学生も多いことでしょう。そこで、自己PRを上手く書けない時の対処法について解説します。
【自己PRを上手く書けない時の対処法1】小さなものでも、過去の経験をまずは書き出す
自己PRは、必ずしも大きな成果や目立つ経験でなくても構いません。普段の生活や学業、アルバイト、サークル活動など、過去に取り組んだ経験を振り返りましょう。小さな成功や挑戦でも、そこから得た学びや成長をアピールポイントとして使うことができます。
やり方は色々ございますが、モチベーショングラフで自己分析を行うのがおすすめです。
【自己PRを上手く書けない時の対処法2】弱みから強みを逆算して考える
強みは弱みの裏返しということで、弱みから強みを逆算して考えることは便利です。みなさんの中には、強みは分からないけど弱みならわかるという方が何人かいらっしゃるでしょう。
例えば、このように弱みは強みに変換することができます。
- 弱み:優柔不断(決断に時間がかかる)→強み:慎重に判断し、リスクを最小限に抑える
- 弱み: 過剰な自己批判→強み:自分の失敗を分析し、次に活かすよう常に心掛けている
- 弱み:他人と意見が対立しやすい→強み:自分の意見をはっきり伝えることができる
- 弱み:感情的→強み:情熱を持って仕事に取り組み、周囲に刺激を与えられる
【自己PRを上手く書けない時の対処法3】自己分析ツールを活用する
この適性検査では、あなたの強みや職務適性、意欲の傾向、人物像などをAIが超精密に分析してくれます。AIに分析してもらうことで、自分でも気づかなかった強みを知ることができたり、自分に合った職業を見つけることができます。またキミスカでは、適性検査の結果をもとに、企業からスカウトが届きます!適性検査を受けるだけで、ES免除などの特典付きスカウトが届くのは、魅力的ですよね。
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【テンプレ】自己PRを簡単に作成する4つの手順
ここからは、自己PRのテンプレについて述べていきます。自己PR欄に文字数の有無に関係なく、基本的な構成は変わりません。なぜなら、自己PRではプレゼンやビジネス文書で良く使われる「PREP法」が求められているからです。
の順番で文章を構成する手法のことです。これを利用すれば自己PRは簡単に作成することができます。
【自己PRテンプレ手順1】結果から書きだそう
自己PRの鉄則は「結果から書きだす」ことです。人事は大量の履歴書やエントリーシートをチェックするため、冒頭に結論がないと真意が伝わらないどころか、読み流されかねません。ところが、最初に文章の主旨を置くことで、人事は内容を把握しやすくなります。
自己PR欄では、冒頭に「私の強みは真面目さです」や「私は何事も最後まであきらめない人間です」といったように結論を持ってきましょう。そして、人事の関心を引いたうえで、文章を展開させていきます。
【自己PRテンプレ手順2】その結論に至った理由を述べよう
結論だけ書かれていても、自己PRには説得力が宿りません。そこで、今度は「理由」を述べていきます。どうして結論に書かれている内容が強みとなるのか、その根拠を示しましょう。根拠のない自己PRは人事から評価されず、ライバルの山の中に埋もれてしまいます。
たとえば、「私にはリーダーシップがあります」が結論なら、根拠となるスキルや経験を説明しなくてはいけません。
上記のような例があると、場面を想像することができるため人事も納得できるでしょう。
【自己PRテンプレ手順3】具体的なエピソードを話そう
自己PRでは「具体的なエピソード」も盛り込みましょう。実体験を元にしたエピソードがあると、人事は志望者の人柄を理解しやすくなります。ここは、前述した「思考回路」を盛り込む大切な場所です。過去の問題や困難をどのように乗り越えたか、しっかりアピールしましょう。人事は志望者の思考回路をもっとも注目しているので、エピソードがあると有利です。
エピソードを盛り込むときは、先に「困難な状況」を提示し、それをどう解決したかを書くようにしましょう。たとえば、以下のように書くこともできます。
【自己PRテンプレ手順4】最後にもう1度結論を主張しよう
自己PRでは、最後にもう1度、手順1と同じく結論を念押しします。そして、今度は結論を「どうやって会社で生かすか」というテーマへと展開させましょう。なぜなら、人事は「この人材を雇うことで会社にメリットはあるか」も見ているからです。会社との関連性が見えないと、自己PRは単なる自慢話になりかねません。
たとえば、「私はあきらめない人間です」と主張して、理由とエピソードを述べていきますが、最後に「以上のことから私はあきらめないで頑張る大切さを学びました」だけではPRとして不十分。「この経験を生かし、御社での営業職の仕事も、忍耐強く困難に立ち向かっていきたいです」とまで書いて、ようやく自己PRは成立するのです。
自己PRのテンプレを使った例文
では、実際にどのようにすればよいか、PREP法を利用したテンプレを使ってみましょう。今回は「行動力」と「集中力」をアピールする自己PRの良い例とNG例をそれぞれ紹介していきます。
【自己PRのテンプレ例文1】行動力
私の強みは「行動力」です。私は考えるだけでなく、積極的に行動へと移せる人間です。その結果、自然とグループの中心を任されることがたくさんありました。
たとえば、私は大学時代にサッカー部の主将に推薦され、引き受けました。チームを強くする責任があると感じ、大学の講義と練習を両立させるためにも、練習メニューを考え直すところから始めました。練習スケジュールが非効率的だと感じる部分がこれまでに何度もあったからです。一部ですが、「決められたメニューを変えたくない」との意見もありました。
しかし、実際にチーム力が上がり、公式戦で勝利を収めることでチームメイトもついてきてくれるようになったのです。私は、このことから行動があるからこそ他人がついてきてくれるのだと学びました。反対意見にあっても、結果によって自分の正しさを示すことができます。
御社で営業職という仕事に就いても、プランと行動を両立させて売上に貢献できるはずだと自負しています。
次に、NG例文を見てみましょう。良い例文と何が違うのかを考えながら読んでみてください。
私は大学時代にサッカー部でした。そして、3回生のときに主将を任せられました。
主将として私が真っ先に取り組んだ仕事は、練習メニューの見直しでした。今までの練習には無駄な部分が多く、一部のチームメイトにしか合っていないと感じたからです。監督やコーチと話をしながら、大幅にメニューの内容は変わりました。そして、チームは公式戦で勝利を収めるようになります。
主将として過ごした1年間は自分にとってかけがえのないものでした。そして、行動力の大切さを教わりました。世の中には、考えることばかりで行動をしない人材が多いように感じます。それに比べると、自分はサッカー部主将という経験を通して行動することの大切さをしっかりと理解しています。
そして、自分の強みを生かせる企業はないかと探していたときに、御社と出会いました。自分は、営業職として立派に成長してみせます。すぐに戦力となり、御社に売上をもたらします。どうか私を採用してください。よろしくお願いいたします。
上記の例文の悪いポイントとして「結論が見えない」「主張に根拠がない」「エピソードの意図が分からない」などが挙げられます。PREP法のテンプレ通り、「要点」「理由」「例」「要点」の順番を意識して書かないと、自己PRはこのように支離滅裂になってしまうのです。
【自己PRのテンプレ例文2】集中力
次に、「集中力」をPRする際の良い例文を見てみましょう。
私はいざというときに集中力を発揮できる人材です。クリエイティブな作業やプレゼンなどの場において、集中力を持続させることができるので、企画職という仕事にうってつけの人材だと自負しています。
こうした私の特性は、大学4年間のアルバイトによって磨かれました。テレフォン・オペレーターというミスが許されない職場において、お客様の意見を聞きながらボタン操作を正確に行う毎日の中、私は緊張感を持って仕事をする大切さを学んだのです。
アルバイト先では、一定期間ミスなく仕事をしていたオペーターを表彰する習慣があり、私はオペレーターとして、何回も表彰された経験があります。また、私はお客様の声に全神経を集中させていたので、相手の願望を聞きだして、的確な商品をおすすめすることができました。
こうした経験は御社で必ず役に立つはずです。私はマーケティング結果を分析し、顧客のニーズを把握することが得意です。そして、データをもとにして新商品につながるアイデアをたくさん出せます。私の集中力は、御社できっと武器になります。ぜひともよろしくお願いいたします。
次に、NG例文を見ていきましょう。こちらも同じく、どこが違うのかを考えながら読んでみてください。
私は集中力が強みです。私の集中力は、小学校時代から自然にそなわっていました。気がついたときには、勉強やスポーツで集中力を発揮できる体質になっていたのです。実際、私の学生時代は勉強でもスポーツでも大きな成果を残すことができました。周囲にも「君はいざというときに大きな力を出せる人間だ」と評価してもらい、ここまでやってきました。
私の集中力が試された時期が、受験勉強です。私は高校3年生の1年間、難関と呼ばれる大学に合格するため、必死で勉強しました。今頑張らないと希望する人生を歩めないと考え、すさまじい集中力のもと、受験勉強に挑みました。
その結果は、志望校合格でした。あの1年間があったからこそ、私は1つの物事に力を注ぐ大切さを学んだのです。
私はこれまでの経験を糧にして御社で企画という仕事に就きたいです。企画はいかに集中して新しいアイデアを生み出せるかが勝負です。私はうってつけの人材だと自負しています。よろしくお願いいたします。
NG例文の悪いポイントとして、この例文は「集中力がある」ことの根拠が弱すぎます。エピソードも誰にでもあてはまる内容なので、個性がありません。自己PRではオリジナリティも意識しましょう。
自己PRのNGポイント5選
先ほど、例文を交えて自己PRのNGポイントをご紹介させていただきましたが、改めてここで整理します。
【自己PRのNGポイント1】構成がちぐはぐ
正しい文章構成は話の展開がきれいであるため、企業に内容が伝わりやすいです。逆に言うと、きちんとした構成でなければ、せっかくの良い内容もうまく伝わらず、すべてが台無しになってしまいます。先ほどのNG例文も、かなり読みにくかったと思います。
【自己PRのNGポイント2】アピールポイントの根拠が弱い
企業はあなたのアピールポイントを聞き、それが実際の業務でも活かされるのかどうかを見ています。そのため、その強みが本当に再現性のあるものなのかという観点で、鋭く審査しています。根拠が弱いと、あなたは自分を客観的に見えておらず、過大評価をしているという印象を与えかねません。
【自己PRのNGポイント3】エピソードにオリジナリティがない
何百もの自己PRに目を通す、面接で聞く採用担当者にとって、オリジナリティのないエピソードは残念ながら記憶に残りづらいです。
ただ、何も奇想天外なエピソードが求められているわけではございません。オリジナリティを持たせるために、より具体的にエピソードを話してください!という意味です。例えば、あなたの当時の心境であったり、周りの環境であったりの情報を加えるだけで、そのエピソードはあなただけのものになります。
【自己PRのNGポイント4】複数のアピールポイントを書く
よくある誤りとして、自分をよく見せようとするあまり、複数のアピールポイントを書いてしまうということがあります。これは、かえって何を伝えたいのかが分かりにくくなってしまうため、避けるべきです。
企業に良い印象を与えるため、ここはあえて1つに絞りましょう。
【自己PRのNGポイント5】誤字脱字
これは書類選考全体に言えることですが、誤字脱字は避けましょう。あたりまえのように聞こえますが、以外と皆さんも誤字脱字をしています。
見直しも兼ねて、最後にもう一度自分の文章を読み直しましょう。
自己PRで周りと差をつけられるコツ
以上の通り、ただテンプレ通りに自己PRをすれば良いというものではないのです。ライバルにもっと差をつけられるよう、いくつかのポイントを共有します。
【自己PRで周りと差をつけられるコツ1】成果を数字で表す
自己PRで強みを根拠づけるエピソードの中に客観的な数字や成果を盛り込むことで、具体性や説得力が増します。
では、数字を入れた文章とそうでない文章を比較してみましょう。
「私はチームで協力し、困難な状況でも冷静に解決策を見つけることが得意です。あるプロジェクトでは、売上が10%減少した問題を解決し、3ヶ月後には15%回復させました。」
「私はチームで協力し、困難な状況でも冷静に解決策を見つけることが得意です。あるプロジェクトでは、メンバーと共に課題を乗り越え、良い結果を得ました。」
【自己PRで周りと差をつけられるコツ2】企業が求めている人材を分析する
例えば、 迅速な対応や決断力を重視している企業に対し、「私は慎重に物事を考え、時間をかけて最良の選択肢を見つけることを大切にしています。」という自己PRをするとどうでしょう。
自己PR自体は良い内容ですが、企業との方針にマッチしているとは言えません。企業が求めるのはスピード感を持って効率よく行動できる人物であり、慎重さや時間をかけることを強調するのは、即断即決が求められる業務には不向きだと見なされる可能性があります。
こういった状況を避けるため、企業が求める人材について、事前に分析をしましょう。
【自己PRで周りと差をつけられるコツ3】強みを具体的な言葉で言い換える
強みを具体的な言葉で言い換えるだけでも、効果は抜群です。抽象的な表現では、面接官や採用担当者にあなたの強みがどれほどのものか伝わりにくく、印象に残りません。
例えば、「コミュニケーション能力」をアピールしたい際、
- チームでの調整能力
- 積極的なリーダーシップ
- プレゼンテーション能力
などなど、伝えたい内容は異なっていることが多いのです。
まとめ:自己PRのテンプレはPREP法を使おう!
企業が見ているのは「思考回路」や「人間性」「将来の潜在能力」です。だからこそ、自己PRはこれらを意識して作成していく必要があるでしょう。
自己PRのテンプレはPREP法で構成されています。これを用いて人事に伝わりやすい内容を意識して書きましょう。もし書くことが見つからない場合は自己分析をやり直し、自分を客観視することが肝心です。