この記事では「相手の立場で考えられる力」を自己PRする方法や効果的な伝え方などを例文付きで解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
(プロフィールを登録するだけで私達が厳選した優良企業からスカウトが貰えるキミスカというサービスも運営してます。ぜひ一度使ってみてください。>スカウトを貰う)
相手の立場で考える力は企業に求められる力
相手の立場に立って考える力は、業界・職種問わず求められる能力の一つです。例えば、接客業や営業職ではお客様の立場に立って考えられる能力は重宝されます。また、お客様と接する機会が少ない職種でも、職場内の人間関係を円滑にするために相手の立場で考えられる力が求められるでしょう。
そのため相手の立場で考えられる能力は自己PRのエピソードとして、評価されやすい特徴です。
相手の立場で考えられる人の特徴とは?
具体的に、相手の立場に立って考えられる人とはどのような人を指すのでしょうか?自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールしようと考えている就活生は、自分の性格が「相手の立場で考えられる人」の特徴に当てはまっているかどうかを確認してみましょう。
【相手の立場で考える人の特徴1】相手の気持ちを配慮できる
相手の立場で考えられる人とは、相手の気持ちを読み取る力がある人を指します。特徴としては下記のよな特徴があります。
・人が嫌がることはしない
・相手が傷つかないように言葉を選ぶ
・悩んでいる人がいれば相談にのる
等相手の立場に立って考えられる人は、相手の感情を状況を自分事のように考え行動する力があります。
【相手の立場で考える人の特徴2】聞き上手
相手の立場で考える人は人の気持ちを読み取るのが上手な方が多いので、聞き上手な人が多いです。一口に聞き上手といっても、聞き上手には2つのタイプがあります。
・積極的に質問をして相手の話を引き出せるタイプ
・相手が気持ちよく話せるように上手く相槌を打てるタイプ
相手の立場に立って考えられる人の聞き上手のタイプは、相手の話を遮ることなく理解しようと努められる人のことです。質問をして相手の考えを知ろうとする、気持ちよく話せるように的確な質問を入れるができる人が多いです。
【相手の立場で考える人の特徴3】意見を人に押し付けない
自分の意見を持つことは大切ですが、それを人に押し付けるのは間違っています。意見の押し付けは自己主張とは似て非なるものであり、自分の意見を押し付けるタイプの人が職場に一人いるだけで辟易してしまうでしょう。
その一方、相手の立場に立って考えられる人は多様性を認めて、自分とは違う意見を受け入れることができます。また、相手と良い関係を保つために意見の伝え方にも配慮できる人が多いです。
自己PRを書こうとしても「アピールポイントが分からない」「上手くまとめられない」という悩みを抱えていませんか?その悩みは、キミスカの適性検査を受けて自己分析・自己理解を深めることで解決できるかもしれません。 この適性検査では、あなたの強みや職務適性、意欲の傾向、人物像などをAIが超精密に分析してくれます。AIに分析してもらうことで、自分でも気づかなかった強みを知ることができたり、自分に合った職業を見つけることができます。またキミスカでは、適性検査の結果をもとに、企業からスカウトが届きます!適性検査を受けるだけで、ES免除などの特典付きスカウトが届くのは、魅力的ですよね。 適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。自己PRを上手く作れない時は?
相手の立場で考える力を言い換えるなら
自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールする就活生は少なくありません。他の就活生と差別化を図るために、他のフレーズに言い換えてみるのも一つの手です。以下に「相手の立場で考える」を言い換えたフレーズをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
・相手の考えを汲み取ることができる
・傾聴力がある
・相手の目線で物事を考えることができる
・考えを汲み取り相手が求める行動をすることができる
ただしこれはほんの一例です。皆さんが「相手の立場に立って考えることが出来る」強みを自己PRに選ぶ場合は、複数の場所で活かせた経験があると思います。その際にどのような時に活かすことが出来たのか振り返り、自分だけの強みを伝えるキャッチコピーを作ってみましょう。
相手の立場で考える力を自己PRにする場合の面接対策
エントリーシートや履歴書と違い、面接では人事と直接話すことになります。ここで注意したいのが「話の聞き方」です。面接では自分が話すことに集中してしまいがちですが、相手の立場に立って考える力をアピールするなら面接官の話を遮らず、しっかりと聞く姿勢を見せることが重要です。
このように自己PRでアピールしたい強みや長所を体現できれば、話に説得力が生まれます。自己PRの評価は説得力で決まると言っても過言ではないので、「相手が話し終わるまで待つ」「面接官の目を見る」「背筋を伸ばして姿勢を正す」など、話の聞き方を工夫してみましょう。
相手の立場で考えられる事を自己PRで伝える方法
自己PRの構成は「PREP法」を意識しましょう。PREP法とは、論理的な文章を誰でも簡単に伝えられるようになる構成です。この流れに沿って自己PRを作成すると、より説得力のなる自己PRを作ることが出来ます。ここからはPREP法に沿った自己PRの書き方を解説します。
【相手の立場で考えるを自己PRで伝える方法1】結論から伝える
基本的に自己PRは結論から書き始めます。採用担当は面接官は、あなたについてまだ何も知らない為、これからどんなことを話すのか準備させる必要があります。相手の立場に立って考える力をアピールする場合は、
という文章からスタートしましょう。このように結論から書き始めることで話を簡潔に伝えることができ、人事や面接官にあなたのことをイメージしてもらいやすくなります。この文章は例えなので、自分だけの強みを伝えるワードを作ってみてください。
【相手の立場で考えるを自己PRで伝える方法2】活かせた経験を伝える
次は相手の立場に立って考える力が活かされた場面を簡潔に伝えましょう。どのような場面で活かせたのかイメージしてもらうために、初めに文章なら一文で、面接なら一言で伝えることを意識してください。短縮するのが難しいと感じた時は、一度文章に書き起こして、省けるワードや別の言い回しがないかチェックしてみましょう。
【相手の立場で考えるを自己PRで伝える方法3】具体例を伝える
自己PRにオリジナリティーを出すには、具体例を伝える必要があります。たとえ同じ強みや長所を選んだ就活生がいたとしても、それにまつわるエピソードによって全く違う印象を与えることができます。数値や自分なりの言い回しを用いて、あなたの人柄や思考回路をアピールしましょう。
この具体例が欠けていると強みに対する説得力がなくなり、「自己分析が足りないのではないか」と疑われてしまうので要注意です。エピソードが見つからずに悩んでいる就活生は、再度自己分析の方法を見直してみてはいかがでしょうか?
【相手の立場で考えるを自己PRで伝える方法4】結論と仕事への活かし方
最後にもう一度結論を伝えて、仕事にどう活かせるかを提示します。これは人事や面接官に自社で活躍している姿をイメージしてもらうために必要なアピールです。業務への活かし方は、自分が志望する職種にマッチした内容を書きましょう。
相手の立場で考えられる事を自己PRにした時の例文
相手の立場に立って考える力をアピールする自己PRの例文を紹介します。ポイントを確認し、コツを掴みましょう!
【相手の立場で考えるを自己PRにした例文】例文1
私は彼が緊張して話せずにいることを理解し、彼が話しやすいテーマを提案してみました。すると緊張が和らいだ彼はスムーズに話せるようになり、助かったと感謝されました。 この経験からすぐに相手を責めるのではなく、相手の性格から考えを汲み取ることの大切さを学びました。入社後もこの長所を活かし、社内のコミュニケーションを円滑にしたいと考えています。
【相手の立場で考えるを自己PRにした例文】例文2
しかし、披露宴の途中でスタッフを呼ぶことは難しく、お食事を残すお客様も多くいました。そこで事前に座席表を確認し、お箸を用意しておくことにすると「助かりました」と感謝されることが増えました。入社後も相手の立場に立った接客を心掛けたいと考えています。
【相手の立場で考えるを自己PRにした例文】例文3
もっと自己PRの例文が見たいという方はこちらの記事をご覧ください!
自己PRで相手の立場で考える力をアピールするなら具体例で背景を伝えよう
自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする場合は、できる限り具体的なエピソードを述べてあなたの強みに説得力を持たせましょう。また、面接の際は聞き方に工夫を凝らし、聞き上手でもあることをアピールするべきです。
業界・職種問わず求められる相手の立場に立って考える力は、ぜひ自分だけの言い回しを考えたり、PREP法を意識して文章を構成したりして、あなただけの強みを効果的にアピールしましょう!