【ポジティブ】自己PRの作り方!評価されやすい書き方を例文付きで解説

前向きに業務に取り組めるポジティブさは、ビジネスにおいて大切な 要素のひとつです。ただし、ポジティブという言葉だけでは抽象的すぎて、あなたの長所をしっかりと伝えることはできません。

今回は、ポジティブを自己PRにする時のポイントや注意点、書き方について解説していきます。この記事を読んで、より魅力的な自己PRを作成しましょう。

就活におけるポジティブとは?

ポジティブな性格は、就活でアピールできる立派な長所です。ただし、ポジティブの「一般的な意味」と「企業が求めている意味」とでは異なる部分もあるので、アピール方法を工夫する必要があります。

「ポジティブ=前向きな性格の人」と捉えてくれるケースが多いです。しかし、採用担当者によっては「楽観的だ」と、マイナスなイメージを持つかもしれません。そうではないことを知ってもらうためには、自分がポジティブだと考える具体的な裏付けを示し、「楽観的」と差別化することを意識しましょう。

なぜ自己PRでポジティブをアピールすると評価されるのか?

ポジティブは自己PRでアピール材料になると書きましたが、それはなぜなのでしょうか。先ほども触れた、「企業が求めているポジティブの意味」とともに解説していきます。

【自己PRでポジティブが評価される理由】①向上心が高いと判断される

社会人になると、会社に対して不満を持つ人は多いです。勤務時間や給料、周囲の人間関係など、不満の種になることは人によって様々です。さらに、お客さんや上司から怒られて悔しい思いをすることも少なくはありません。

しかし、不満ばかり口にしていても状況は変わりません。業務を効率化して残業を減らす、スキルアップして給料を上げるなど、問題に対して前向きに向き合って対処していくことが重要になります。ポジティブ思考の人であれば、「よりよい状況にするためにはどうすればいいのか」を考えて行動できるはずです。このように、向上心があるポジティブな人材は、企業から高評価がもらえるのです。

【自己PRでポジティブが評価される理由】②自分のコントロールが上手いと判断される

ポジティブ思考の人は、自分をコントロールするのがとても上手です。どんなに仕事が忙しくても、休みの日は気持ちを切り替えて心と体をしっかり休めることができます。

仕事の時間も自分自身を労わる時間も大切にできるポジティブ思考の人は、「自己管理が上手」だと採用担当者に評価してもらえるでしょう。仕事とプライベートを両立できることが伝われば、「入社後に長く働いてもらえる人材」だと印象付けることも可能ですよ。

【自己PRでポジティブが評価される理由】③ネガティブな感情に流されない

社会人として働いていれば、仕事が嫌になったりネガティブな気分になったりすることがあるでしょう。さらに、ネガティブな感情で塞ぎ込んでしまうと、連鎖的にトラブルやミスが 続くことも少なくありません。

一方で、ポジティブ思考の人は自分の考えを強く持っていて、ネガティブな感情からすぐに立ち直れることが多いです。状況や人からの言葉に動揺することが少なく、自分らしく前向きな姿勢を貫き通すことができます。とくに忙しい時期が続くとネガティブな気持ちになりがちですが、ポジティブな人なら明るく周りを引っ張ってくれるでしょう。

前向きに取り組む姿勢は周囲の人間関係の改善にも役立つスキルなため、会社はポジティブな学生を高く評価するのです。

ポジティブは業種・職種に関係なく必要な能力

自己PRは、企業の求める人物像に合わせてアピール内容を決めることが基本です。しかし、ポジティブ思考は業種や職種に関係なく大切なスキルです。ゆえに、どんな会社の自己PRにも使用できます。

就職後は、今までよりもさらにストレスを感じることが増えることでしょう。社会人になれば、時間や納期など、取引先や上司の都合に合わせて業務を進めていくことになります。このような状況でも、社会人は前向きに頑張らなければいけません。

採用担当者は、面接などで「すぐに辞めてしまわないか」「心が折れてしまわないか」という採用のリスクが ないかを見極めています。自己PRでポジティブ思考を 上手く 伝えれば、「どんな環境でも前向きに働き続ける人材」だと印象付けられるでしょう。これは業種や職種に関係なく、採用試験で重視されるポイントなので、非常に有効な自己PRだと言えます。

自己PRでポジティブをアピールする時のポイント

自己PRでポジティブをアピールする時に、押さえておいてほしいポイントを解説していきます。

【自己PRでポジティブを伝えるポイント】①具体的なエピソードを伝える

ポジティブをアピールする際は、必ず具体的なエピソードとともに伝えるようにしましょう。ただ「ポジティブである」とアピールするだけでは信憑性があまりなく、楽観的な人物だと捉えられてしまうリスクがあります。

また、企業は自己PRを通して性格や人柄、思考回路やポテンシャルを見ています。そのため、あなたの人柄や考えが分かるような具体的なエピソードを盛り込むことが好ましいです。

【自己PRでポジティブを伝えるポイント】②ポジティブである理由を述べる

次に、あなたがポジティブに取り組める理由を提示していきましょう。性格から来るものなのか、それともポジティブ思考になったきっかけがあったのかを伝えます。きっかけがある場合は、そのきっかけになった出来事を詳しく掘り下げて説明するようにしてくださいね。

【自己PRでポジティブを伝えるポイント】③困難を乗り越えた体験談を伝える

あなたのポジティブさが発揮されて、問題を乗り越えたエピソードを述べましょう。とくに、「周囲は諦めかけていたけれど、自分はそんな向かい風の中でも前向きに頑張れた」というエピソードを選ぶと、好印象を残せます。採用担当者から「入社後も周りを引っ張って問題解決に励んでくれる」と思ってもらえるでしょう。

【自己PRでポジティブを伝えるポイント】④仕事にどう活かすのかを提示する

あなたの印象をより深く残すために、「ポジティブさをどう入社後に活かしていけるのか」を最後に伝えましょう。志望企業のどんな場面でポジティブが必要とされるのかを考え、それに合った内容を 提示します。そうすれば、「入社後のしっかりとしたビジョンがある学生」だという印象を残せますよ。

自己PRでポジティブをアピールする時の注意点

次に、自己PRでポジティブさをアピールする時の注意点を見ていきましょう。ここで 紹介するポイントを意識できないとマイナスの印象を残してしまう可能性もあるため、要チェックです!

【自己PRでポジティブを伝える時の注意点】①ただの楽観主義だと思われないようにする

困難に遭遇した時、向き合わずに「なんとかなる、という気持ちで乗り越えた」というような内容を話してしまうのは絶対に避けましょう。いい加減で周りに流されやすい人物だと思われてしまい、マイナスの評価をつけられてしまいます。

必ず困難な状況を、どんな工夫や努力で乗り越えたのかをアピール しましょう。「粘り強く取り組める」「継続的に努力できる」といった、「前向きさ」が伝わる内容にしてください。

【自己PRでポジティブを伝える時の注意点】②後先を考えずに行動する人だと判断されないようにする

社会人ではポジティブな人が高く評価されますが、後先を考えない無計画なポジティブさは評価されません。慎重さに欠ける行動は、会社にとって利益どころかリスクになってしまう可能性もあるからです。

ポジティブが評価されるのは、ネガティブな感情に流されずに立ち直れる芯の強さがある時です。決して無鉄砲に行動する力ではないので、注意してくださいね。

【自己PRでポジティブを伝える時の注意点】③失敗から学べない人だと思われないようにする

失敗の反省を次に活かさないような前向きさもマイナスイメージになります。失敗しても自発的に反省し、次の行動につなげられる前向きさを持っている人材を、企業は採用したいと考えています。

「ただなんとなくポジティブに頑張ったら結果が出た」というアピールは絶対にしないように気を付けましょう。失敗から学び、自分から成長していける人間であることや、具体的な工夫で乗り越えてきた経験を示すようにしてください

自己PRでポジティブをアピールする例文

ポジティブさをアピールする時のポイントや注意点が分かったら、実際にあなたらしい自己PRを作ってみましょう。ここでは、自己PRの例文を2つ 紹介するので、内容や構成の参考にしてみてくださいね。

【自己PRでポジティブをアピールする】例文①

私は自分の気持ちをコントロールし、どんな時も前向きに取り組むことができます。苦しい環境でも、解釈を変えることでいつも乗り越えてきました。アルバイト先の飲食店で、繁忙期に急にスタッフが何人も辞めてしまったことがあります。新しい人が入るまでシフトが増え、 一人あたりの業務も増えましたが、私は「効率的に業務をこなすスキルを磨くチャンスだ」と考えました。アルバイトが入るまでの1ヶ月間は忙しかったですが、楽しく働けましたし、業務を効率化する方法も身につきました。貴社に入社して困難に遭遇した時も、気持ちを前向きにコントロールし、向上心を持って業務にあたりたいと考えています。
この例文のポイント!

この例文のポイントは、「入社後も同じように頑張ってくれそう」と思わせる再現性の高さです。アルバイトで明確な意思を持って苦難を乗り越えた経験は、必ず入社後も役に立ちます。「なぜ頑張れたのか」「入社後の業務に活かせるかどうか」をしっかり盛り込めると、説得力のある自己PRになりますね。

【自己PRでポジティブをアピールする】例文②

私の長所は、大学のゼミ活動で培った「失敗から学んで次に活かせるポジティブさ」です。私は人前で話すのが苦手で、ゼミの研究発表ではいつも悪い評価をもらっていました。このままではゼミに入った意味がないと思い、苦手を克服できるように努力しました。発表後に友達に感想を聞いたり、改善点を教えてもらったりして改善に努めました。反省点や友達のいいところをノートにまとめ、いい発表にするための研究を重ね た結果、今では苦手を克服し、 校内の討論大会に出場できるようになりました。このように、私は自分の失敗や苦手を省みて改善する力があります。貴社でもこのスキルを活かし、いつも最善の結果を残していきたいと考えています。
この例文のポイント!

この自己PRの例文では、きっかけとなる出来事を通じてポジティブさが身についたことを説明していますね。どのように努力したのかが分かり 、周りの意見 をしっかり聞ける 点もアピールできています。苦手なことや逆境に対して前向きに努力できる資質は、社会人には欠かせないものです。入社後も頑張ってくれる姿がイメージできる自己PRは、面接で 好印象を残せるでしょう。

ポジティブの自己PRは具体性がカギ!

ポジティブさは、どんな業種・職種にも欠かせないスキルです。しかし、伝え方を間違えると「楽観的」「無計画」だと勘違いされやすいので注意してくださいね。

逆境に対し、どう考えてどう立ち向かったのかを具体的に示せれば、前向きで努力ができる人材だと印象 付けられます。例文を参考に、あなたらしい自己PRを作成してくださいね。