インターンシップは何社参加するべき?平均参加社数や企業の探し方を解説

インターンシップは業界・企業研究や自分の適性を知ることに役立つため、就活において参加しておくべきものと言えるでしょう。しかし就活生は時間が限られている為、あれもこれもと全てに参加するのは難しいものです。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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ではインターンシップは何社ほど行くのがベストなのでしょうか。この記事ではインターンシップの参加社数や、インターンシップに参加するときの注意点・探し方について紹介していきます。

インターンシップは何社参加すべき?

そもそもインターンシップには大きく分けて3つのタイプがあります。

・1~数日の短期間型
・1ヵ月~数ヵ月のプロジェクト型
・数ヵ月以上の就業型

ほとんどの学生は長期休みに参加するため時間が限られており、短期間型を選ぶ学生が多いです。どのタイプに何回参加しるとよいか自身の状況を鑑みて決めていきましょう。

【インターンシップは何社参加する1】4~6社程度が多い

学生によって1社のみ。または全く行かない学生もいますが、「就活会議」の2021年卒学生を対象とする「就職活動とインターンシップ」に関する意識調査では、文系理系どちらも4~6社のインターンシップに参加した学生が最多でした。

参加するインターンシップの平均数は夏休み中で1~3社、秋以降で3~4社参加する学生が多いようです。しかし多く行けば良いというわけではなく、それぞれのインターンシップを有意義にするために参加する目的を明確にして参加すれば、1~3社程度でも十分に成長や目標達成ができるでしょう。

【インターンシップは何社参加する2】自分の状況に合わせる

インターンシップに参加する数は、その学生の状況によっても異なります。就職したい業界がはっきりしている場合は、同じ業界の企業に2社、ほかの業界の企業へ1社行を目安に動くことをおすすめします。

とくに興味のある業界にはできるだけ長期インターンシップで参加しましょう。業務について深く知れるため、その職業のメリット・デメリットや自分の適性が分かり、入社後のミスマッチを防ぐことが出来るようになります。また、あえてほかの業界も見ることで新しい発見があるかもしれません。

どの業界に就職したいか決まっていない場合は、それぞれ別の業界のインターンシップに2~3社ほど参加するのがベストです。参加し終わってからもピンとこなければ、さらにほかのインターンシップへ行くことも検討してみましょう。

その際興味がある業界だけでなく、あまり知らない業界のインターンシップにチャレンジしてみると新しい気付きがあるかもしれません。

【インターンシップは何社参加する3】最低でも2社は参加しよう

最低でも2社以上は参加することで、それぞれの企業の特徴を比較できます。また同業種のインターンシップにいくつか参加するのもよいですが、自分の適性を知るために他業種も見ることもおすすめです。

自分の意外な一面や得意なことに気付くことができ、今後の就活に役立つ場合もあります。就活中は様々な企業を知れるチャンスなので、可能か限り幅広く見てみることをおすすめします。

インターンシップに何社も参加するメリット5つ

インターンシップへの平均参加社数は分かりましたが、複数社参加するとどんなメリットがあるのでしょうか?インターンシップに参加するメリットを5つまとめたので、インターンシップに申し込むか迷っている方は事前に確認してからエントリーしましょう。

【インターンシップに何社も行くメリット1】採用担当とつながれる

企業の採用担当と事前に会っておくことで早期選考や社員との座談会に案内される場合もあり、選考を有利に進められる可能性が高まります。

またインターンシップで得た経験をエントリーシートなどのエピソードに使うことで、意欲の高さを伝ることや、社内での活躍をより具体的にアピールすることにも役立つでしょう。すでに受けたい企業が決まっている場合は、必ずインターンシップに参加しチャンスをつかみましょう。

【インターンシップに何社も行くメリット2】多数の業界を見られる

多数の業界を自由に見られるのも、インターンシップの大きなメリットです。世の中には様々な業界や職業があります。業界だけでの大きく分けて14種類、職種にいたっては1万7,000種類以上あります。

その情報をネット上だけで比較するとなると苦労しますが、インターンシップに参加することで自分に合う業界や、知らなかった職種を知ることで適性を知ることが出来ます。またインターンシップではその企業の業界での立ち位置等説明されることも多いため、業界研究・企業研究にも役立つでしょう。

【インターンシップに何社も行くメリット3】企業を比較できる

同じ業界の企業でも働き方・社風が違うので、インターンシップはリアルな情報を見て企業を比較するよいチャンスです。本選考で志望動機を聞かれても、複数社のインターンシップに参加していれば、その違いから説得力のある志望動機を伝えることが出来るようになります。

就活生時代は様々な企業を見れるチャンスなので、インターンシップに参加した際はその企業の特徴や長所・短所などをまとめておき、自分に合う企業を見極めましょう。

【インターンシップに何社も行くメリット4】適性がわかる

調べた情報だけでは自分にマッチしているかわからないため、実際に行って確認するのが大切です。働きやすい環境か、働き方や業務内容は合っているか等、細かくチェックしておきましょう。自分に合った企業を探すことで、入社してからのミスマッチが起こりづらくなります。

【インターンシップに何社も行くメリット5】本選考の練習ができる

インターンシップに選考がある場合、書類作成や面接などが行われるので本選考の練習になります。選考がなくてもインターンシップでグループディスカッションを行う企業も多く、これからの就活に役立てられるでしょう。本選考で気持ちの余裕を持てるようになるため、経験を積んでおきたい学生にはおすすめです。

簡単にインターンを見つける方法

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インターンシップに何社も参加するときの注意点2つ

複数社のインターンシップに参加する場合に注意しておくべきポイントがあります。一つ一つのインターンシップをより実のあるものにするために、以下の注意点を押さて参加しましょう。

【インターンシップに何社も行く際の注意点1】スケジュール管理を怠らない

インターンシップに複数社参加して自分の適性を知る事は大切ですが、授業との兼ね合いやエントリーシートの締め切り日、インターンシップ日程が被るなどに注意する必要があります。

予定が重ならないよう就活用のスケジュール帳を作る、携帯のアプリにまとめる等して予定を管理し、希望の企業に行けないということが無いようにしましょう。

【インターンシップに何社も行く際の注意点2】目的を定めておく

インターンシップに何社も行くときはやみくもに参加するのではなく、事前に目的を明確にしておくことがポイントです。そうすることで、1回のインターンシップでより多くのことを学ぶことが出来ます。それぞれのインターンシップで何を知りたいのかを考え、参加後はしっかり振り返るようにしましょう。

また目的によって最適なインターンシップも異なってきます。志望業界が定まっていなければ短期で幅広く見る、業界について理解を深めたいなら長期でじっくり見るなど用途は変割るでしょう。目的が決まるとインターンシップの種類も決まり、より見つけやすくなるので目的はあらかじめしっかり決めておきましょう。

インターンシップを何社も探したいときの方法3つ

インターンシップを見つけたいときはどのような方法を使えばよいのでしょうか。インターンシップの探し方について悩んでいる方は、下記を確認してみてください。

【インターンシップを何社も探す方法1】キミスカでスカウトをもらう

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【インターンシップを何社も探す方法2】企業のホームページをチェックする

インターンシップを探したいときは、気になる企業の公式ホームページをチェックしてみてください。募集要項が載っている場合も多く、募集開始していればすぐに応募できます。

またHPから直接応募来た学生の方が、「わざわざ自社のHPを調べてくれたのか」と意欲の高さが伝わるので、応募時点から好印象を与えることが可能です。ホームページに記載がない場合は、企業に直接電話やメールで問い合わせてみると、やる気も伝えらえるのでおすすめです。

【インターンシップを何社も探す方法3】大学の就職課・キャリアセンターで相談してみる

複数のインターンシップをまとめて確認したいときは、大学の就職課・キャリアセンターに行ってみましょう。大学には様々な企業からの情報が集まっているため、効率的にインターンシップを探すことが出来ます。

また企業によってはインターンシップ参加が単位として認定されることもあるため、授業があって参加できない人も一度確認しておくと就活と学業を両立することに役立つでしょう。

インターンシップは何社か参加することで理解が深まる!

インターンシップの最適な数は学生の状況によって異なりますが、参加するたびに新たな気付きや発見を得られます。しかしただ参加するのでは何も得られません。参加前には必ずインターンシップで学びたい事等の目的を明確に、終了後は必ず振り返って自分の適性を分析しましょう。

インターンシップに行くか悩んでいる学生はこの機会をうまく活用し、後悔しない就活を行いましょう。