【粘り強い】自己PRの作り方!評価されやすい書き方を例文付きで解説

就活の自己PRで「粘り強い」性格をアピールするには、評価されやすい書き方を押さえておく必要があります。

そこで本記事では、粘り強い人の特徴をはじめ自己PRで粘り強さを伝えるメリットや、作成する際のポイントから注意点まで詳しく解説します。

自己PRにおける粘り強いとは何か?

就活における自己PRは、あなたの強みや長所をアピールし、企業に売り込む場です。あなたの粘り強い性格は、企業にアピールすべき長所といえるでしょう。

自己PRにおける「粘り強い」とは、根気よく物事を進め、辛いことに耐えて頑張ることができる能力を指します。これは仕事 にも活か せる能力なので、アピールする際は仕事での再現性を押し出すと良いでしょう。

粘り強い人の特徴

まずは、粘り強い人の特徴を見てみましょう。具体的には、どのようなタイプの人が粘り強いとされるのでしょうか?

【粘り強い人の特徴1】忍耐強い

「忍耐強い」とは、苦難をじっと耐え忍ぶことができる性質を指す言葉です。粘り強いことの類語として、日常生活で使われる頻度も高いですよね。困難にも音を上げず、忍耐強く行動できる人は企業にとって頼りになる存在です。

【粘り強い人の特徴2】コツコツ努力ができる

コツコツ努力できる人は、 事務的な単純作業が続く職場で求められます。また、やり遂げるまで何年もかかるような大きなプロジェクトにも、地道に努力できる人が抜擢されます。

【粘り強い人の特徴3】物事に意欲的である

粘り強い人は、物事に意欲的な傾向にあります。その性格や仕事に対する姿勢は周囲にも良い影響を与え、結果として会社の雰囲気も良くなります。

自己PRを上手く作れない時は?

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適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

自己PRでは「粘り強い」を言い換える

自己PRで粘り強いことをアピールする時は、言葉を言い換える工夫が必要になります。何度も「粘り強い」とアピールするのではなく、以下のようにシチュエーションごとに表現方法を変えてみましょう。

    • 辛抱強い
    • 根気強い
    • 我慢強い
    • 忍耐強い
    • 打たれ強い
    • メンタル面が強い
    • タフである

    これらは似た意味を持つ言葉ですが、少しずつニュアンスが異なります。アピールしたいことや雰囲気に合わせて、選ぶ言葉を変えましょう。

    自己PRで「粘り強い」を伝えるメリット

    自己PRで粘り強い性格をアピールすると、どのような印象を与えることができるのでしょうか?
    ここからは、自己PRで粘り強いことを伝えるメリットを2つ紹介します。

    【自己PRで粘り強いを伝えるメリット1】仕事を簡単に諦めないという印象を与える

    とくに入社したばかりの新入社員は、学生時代には経験したことが無い業務に沢山直面します。その時にどこまで辛抱強く取り組めるか、現状を改善するために何をすべきかを考えられる人こそ、企業が求めている人材です。

    粘り強い性格をアピールすることで、人事に入社後のあなたをイメージさせ、好印象を与えることができるでしょう。

    【自己PRで粘り強いを伝えるメリット2】ストレス耐性があると思われる

    社会人になると、学生時代には経験していない業務を担ったり、大きな責任を負ったりすることになります。その業務やプレッシャーはストレスになり、加えて上司や同僚との人間関係に悩むこともあるかもしれません。

    自己PRで粘り強い性格をアピールすることで、ある程度のストレス耐性が身についていることを伝えられるでしょう。すぐに諦めたり、辞めたりしない人はどの企業にも求められます。

    自己PRで「粘り強い」を伝える時のポイント

    続いて、自己PRで粘り強いことを伝える時のポイントを解説します。どのように伝えれば、魅力的な自己PRになるのでしょうか?

    【自己PRで粘り強いを伝えるポイント1】具体的なエピソードを伝える

    面接やESで、ただ「粘り強い」と伝えるだけでは、インパクトにも信憑性にも欠けます。他の就活生と差別化を図るためにも、あなたの粘り強さが発揮された具体的なエピソードを盛り込みましょう。

    また、自己PRは「性格・人柄」「思考回路」「ポテンシャル」を伝える場でもあります。具体的なエピソードから、あなたの人柄や考え方をも伝えるよう意識しましょう。

    【自己PRで粘り強いを伝えるポイント2】なぜ耐えられたのか理由を述べる

    先ほど触れた通り、企業は自己PRで人柄や思考回路を見ています。そのため粘り強い性格になったきっかけや、粘り強く耐えることができた理由など、動機や理由を深掘りしていくことがポイントになります。

    【自己PRで粘り強いを伝えるポイント3】困難をどう乗り越えたのかを伝える

    困難を乗り越えたエピソードを述べる際は、その過程を伝えるように意識しましょう。例えば、簡単には諦めなかった姿や、周囲を巻き込んで乗り越えた姿など、あなたの粘り強さを発揮した場面をアピールすべきです。

    【自己PRで粘り強いを伝えるポイント4】仕事にどう活かすのかを提示する

    自己PRのゴールは、その長所や強みを仕事やサービスにどう活かすかを伝えることです。粘り強さをアピールする時は、難しい業務でも粘り強く取り組むことや、成果を出すためにコツコツ努力できることをアピールしましょう。

    自己PRで粘り強いを伝える時の注意点

    粘り強い性格は、自己PRの内容として効果的なテーマではありますが、伝え方によってはマイナスの印象を与える可能性もあります。実際に、面接では「粘り強いということは、〇〇ということでもありますね?」と指摘されることもあるので、自己PRで粘り強いことをアピールする時は以下の注意点を押さえておきましょう。

    【自己PRで粘り強いを伝える注意点1】頑固で視野が狭いと思われる

    粘り強いことは長所ではありますが、頑固で視野が狭い人として映ってしまうこともあります。このように自己PRを作成する際は、長所は短所になり得るということを覚えておく必要があります。

    組織の業務は自分1人で行うものではないので、協調性が求められます。面接官からの質問にスムーズに答えるためにも、協調性があることもアピールできるエピソードを用意しておきたいですね。

    【自己PRで粘り強いを伝える注意点2】合理的な進め方ができないと思われる

    粘り強い性格をアピールすると、どうしても非合理的な印象を与えがちです。マイナス評価を受けないためにも、合理的かつ効率よく業務を進められることをアピールしましょう。

    自己PRで粘り強いを伝える例文

    粘り強い性格をアピールする自己PRの例文を2つ紹介し ます。例文の内容を参考に、自分らしさがあふれる自己PRを作成しましょう。

    【自己PRで粘り強いを伝える例文1】クラブ・部活動の場合

    私の長所は粘り強いことです。 大学時代にバレーボール部に所属していましたが、最初はレギュラー入りすることができませんでした。しかし、未経験の部員に基礎練習を提案し、数人で毎朝自主練を行うことでレギュラーに抜擢されました。 粘り強いことだけでなく、協調性や自主性もアピールできていますね。実際の自己PRでは、さらに具体的なエピソードを述べると良いでしょう。

    【自己PRで粘り強いを伝える例文2】アルバイトの場合

    私の強みは粘り強さです。 私は初対面の人と話すのが苦手でしたが、社会人になる前に克服したいと考え、カフェでアルバイトを始めました。最初は声が出せずに指摘されることもありましたが、あえてシフトを増やすことで元気に接客できるようになりました。 あえて自分の弱点を挙げることで、ストレス耐性をアピールできています。お客様から感謝されたエピソードや、他のスタッフと協力したことをアピールできればさらに魅力的な自己PRになるでしょう。

    具体的なエピソードを盛り込み、粘り強さをアピールしましょう!

    粘り強い性格は、頑固で視野が狭いと思われる可能性もあります。せっかくの強みを勘違いされないように、今回解説したポイントを押さえて魅力的な自己PRを作成しましょう!

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