面接は10分前に到着するのがベスト!到着後の行動や事前にやることを解説

就活の面接は時間に余裕を持って会場に到着するべきですが、具体的に何分前に到着したらいいのか悩んでいる学生も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、就活の面接は何分前にどこに到着するべきかを解説します。あわせて到着後の行動や事前に確認しておくべきポイントも解説するので、さっそくチェックしましょう。

面接は10分前に受付に到着するべき

結論からいうと、就活の面接は指定された時間の10分前に受付に到着するのがベストです。建物に10分前に着いたとしても、エレベーターを待ったり、受付の場所を探したりしているうちに約束の時間ギリギリになってしまう可能性もあります。そうならないためにも、受付に10分前に到着するように余裕を持った行動を心掛けましょう。

なお、できるだけ早く到着していればいいと思い込んでいる学生もいるかもしれませんが、それは間違いです。社会人として時間を守れないことは言語道断ですが、到着が早すぎるのもマナー違反となるので注意しましょう。

WEB面接の場合は、時間にルーズだと思われないよう、10分前にビデオ通話ツールにログインしておくことをおすすめします。
また、通信状況によっては時間に間に合わなくなるケースもあるので、10分前には身だしなみを整えた状態でPCの前に座っておきましょう

WEB面接の予定がある学生は、WEB面接に必要な準備や当日の流れもチェックしておきましょう。

【保存版】WEB面接の「準備」と「流れ」を解説!スピードテストは事前にやった?

面接の10分前に到着したら?到着後の行動3ステップ

面接会場に到着したら、受付を済ませて控え室に案内してもらう必要があります。
そこでここからは、会場到着後の行動を3ステップで解説します。失礼のないように、面接当日までに下記の流れを頭に入れておきましょう。

ステップ1: 建物に入る前に身だしなみをチェック

面接の会場に到着したら、建物に入る前に一度身だしなみをチェックします。髪型が乱れていないか、スーツや靴に汚れが付いていないか、メイクが崩れていないかなど、全身をくまなくチェックしてください

もし冬の時期でコートやマフラーを着用している場合は、会場に入る前の段階で脱いでおきましょう。逆に夏の時期でジャケットを脱いでいる場合は、会場に入る前にジャケットを着用しておきます。

ただし、入り口の近くで身だしなみを整えるのは迷惑になるので避けましょう。入り口から少し離れた場所や、近くのカフェのトイレなどで準備するのがおすすめです。

ステップ2: 5~10分前に受付を済ませる

受付は10分前に済ませるのがベストですが、5~10分の間であればOKです。

受付の場所や様子は企業によって異なり、ビルの1階に総合受付がある場合もあれば、オフィスの入り口に受付の人がいたり、電話が置かれていたりするケースもあります。受付の形態や、到着時間によって、挨拶の仕方が変わってきます。詳しい受付の方法は以下で解説しますね。

ステップ3: 控え室で面接の最終確認をする

受付を済ませて控え室に案内してもらったら、面接の最終確認をしましょう。面接の頻出質問への回答を確認したり、もう一度身だしなみを整えたりして、担当者に呼ばれるまで静かに過ごします。

じつは面接の控え室での言動をチェックしている企業は少なくありません。控え室での過ごし方も見られていることを意識し、スマホではなくエントリーシートや企業研究ノートを見ながら約束の時間まで過ごしましょう。

面接前、受付はどうやる?

受付で伝える事項は以下の4つです。
  • 新卒採用の面接のために来社した旨
  • 在籍している大学名・学部名・氏名
  • 担当者の部署・役職・氏名
  • 約束している時刻
【伝え方例】

本日、新卒採用の面接で伺いました、○○大学○○学部のキミスカ由貴と申します。人事部採用担当の○○様と10時からお約束をさせていただいております。お取次ぎをお願いできますでしょうか。

会釈の仕方や、正しい敬語など、気を付ける点はいくつもあります。相手に失礼だと思われない対応をとるために、以下の記事も参考にしてみましょう。

好印象を残すインターンの挨拶方法!受付での挨拶や自己紹介の方法も解説

面接直前!受付後の振る舞い方

受付後、担当者が来るまで待機を指示されることが多いです。しかし、ここで油断してはいけません。面接前だからと言って気を抜いていると、思わぬ形で減点を食らう可能性も。

主に三点の事に気をつけましょう。

  • 私語・スマホ操作は控える
    → 企業の人が周囲にいる可能性があるため、静かに待機します。

  • 荷物はコンパクトにまとめる
    → 座るときは、カバンを膝の上または椅子の横に置き、姿勢よく待ちます。

  • 姿勢と表情に気をつける
    → 猫背や腕組み、だらけた姿勢はNG。軽く背筋を伸ばし、表情は穏やかに。

面接の10分前に到着するために確認しておくべきポイント4つ

面接の時間に遅れたり、早く着きすぎたりしないために、事前に下記の4つのポイントを確認しておきましょう。
なお、下記項目はスマホにメモするだけでなく、メモ帳に記したり印刷したりして、どんな状況でもチェックできる状態を作っておくのがおすすめです。

乗り換え経路

面接当日までに、自宅から面接会場までの乗り換え経路を確認しておきましょう

バスや電車の乗り換えがスムーズにできるか確認するとともに、万が一遅延が起きた場合に備えて、別の乗り換え経路も調べておいてください。

最寄り駅から会場までのルート

乗り換え経路を確認した後は、最寄り駅から面接会場までのルートも調べておきましょう。最寄り駅からどれだけ近くても、慣れない場所に行くと方向感覚が鈍り、迷う可能性があります。

面接に遅刻することのないように、地図アプリを活用したり、実際に下見をしたりしてルートを確認しておくのがおすすめです。

会場の入り口

面接の10分前に受付に到着するには、会場の入り口を確認しておく必要があります。なぜなら入り口が分かりづらいビルに入っている企業や、新卒採用限定の入り口の設けている企業もあるからです。
入り口探しで時間を無駄にしないように、あらかじめ会場の入り口を調べておきましょう。

時間をつぶす場所

想像以上に早く会場に着いてしまった場合は、近くのカフェ・ファストフード店・コンビニ・書店・公園などで時間をつぶします。そのため事前に会場周辺にお店や公園があるかどうかを確認しておきましょう。

ここで注意したいのは、カフェや公園での過ごし方です。面接会場の近辺は社員が歩いていることがあり、言動をチェックされていることがあります。そのため喫煙や歩きスマホなど、面接を受ける者としてふさわしくない行動は控えましょう

面接時刻よりも早く到着した場合、どのように過ごすのが良いかは次に解説します。

面接会場に早くついてしまった場合は?

面接時間の10分以上前に会場へ到着してしまった場合は、すぐに受付へ向かわず、受付から離れた場所で待機するのがマナーです。オフィスで待機する場合、その企業に勤められている方の業務を邪魔する恐れがあるからです。

オフィスビル内で待機する

オフィスビルの1階ロビー共用スペースのソファが使える場合は、そちらで静かに過ごしましょう。待っている間に、スマートフォンで企業の情報や自己PRの確認をしたり、トイレで身だしなみを整えたりするのもおすすめです。

また、オフィス特有の雰囲気に早くから慣れておき、面接で緊張しないように心の準備をしておくことは大切です。

カフェやコンビニで時間調整

面接の30分以上前に着いてしまった場合など、明らかに早すぎるときは、近くのカフェやコンビニなどで時間をつぶし、10分前を目安に再訪しましょう。あらかじめ地図アプリなどで周辺に時間調整できそうな場所を調べておくと安心です。

ただ、くれぐれも他のお客様の迷惑になるような行動だけは絶対にしないでください。

面接の約束時間に遅刻しそうな場合は?

面接の時間に遅刻するのはNGですが、体調不良や電車の遅延、時間の勘違いなどさまざまな事情で遅刻してしまうこともあるでしょう。その場合は事前に教えてもらった連絡先に電話をかけ、誠実に謝罪してその後の指示を仰いでください

【面接に遅刻しそうな場合の電話例】

お世話になっております。本日10時より新卒採用面接に伺う予定の〇〇大学○○学部キミスカ由貴です。人事部の〇〇様はいらっしゃいますか?

〇〇様、大変お世話になっております。10時より面接予定の〇〇大学○○学部キミスカ由貴です。ただいま面接会場に向かっているのですが、乗車した電車が遅延してしまい、到着が15分ほど遅れてしまいそうです。申し訳ございません。

10時20分頃には到着できると思うのですが、予定通り面接をしていただくことは可能でしょうか。

持ち物チェックで忘れ物回避

「いざ時間通りに会場に到着したけど、財布を家に忘れてきてしまった。」「あれ、携帯はどこに置いたっけと出発前に自宅でどたばた。」こうしたシーンに直面することは意外と多くあるでしょう。時間通りに面接を迎えるためには、持ち物の準備が必要不可欠なのです。

持ち物には、絶対に必要なものと、あったら便利なものの二種類が存在します。

面接に絶対に必要なものは以下の通りです。

  • A4サイズの書類が入るバッグ
  • 提出書類
  • スマートフォン
  • ESや履歴書のコピー
  • 筆記用具
  • 身分証
  • 財布
  • ハンカチ・ティッシュ

あれば便利な持ち物や、持ち物に関するよくある質問を知りたい学生は、以下の記事をクリックしましょう!

面接に必要なもの8選!あれば便利な持ち物とよくある質問も紹介

面接に慣れるために活用したいスカウトサービスがある!?

面接は10分前に受付に到着するのがベストだと解説しましたが、面接に慣れないうちは緊張のあまり早く着きすぎたり、ギリギリになったりすることもあるでしょう。必要以上に緊張せず、集中力を保って面接を受けるためにも、面接に慣れておくことが重要です。

そこで活用したいのが、新卒採用スカウトサービス「キミスカ」です!キミスカは企業側から学生にアプローチをかける逆求人型を採用しており、“あなたが知らない良い会社”と出会える完全無料のサービスです。企業はメッセージのやりとりや複数回にわたる面接を大切にしているので、面接慣れするために利用してみてはいかがでしょうか?

面接は10分前に到着するのがマナー!遅刻する場合は必ず電話で連絡しよう

就活の面接会場に到着するのは、早ければいいというわけではありません。20~30分前に受付に行くと、まだ用意が済んでおらず迷惑をかけてしまう可能性があるので要注意です。「10分前に受付に到着」を目指し、逆算して自宅を出るようにしましょう。

また、やむを得ず遅刻する場合は、事前に教えてもらった連絡先に電話で連絡するのがマナーです。場合によっては日を改めて面接をしてもらえることもあるので、誠実に謝罪し、面接を受けたい旨を伝えましょう。