社風を志望動機にしてもいい!作り方や注意点を簡単解説【例文付き】

アットホームな雰囲気や、社員同士が切磋琢磨する様子など、企業の社風を志望動機にしたいと考える学生は少なくありません。しかし、社風を志望動機にする学生は多く、伝え方によっては流し読みされてしまう可能性があるので注意が必要です。

そこで本記事では、社風で志望動機を作成する方法や注意点を解説します。例文も紹介しているので、参考にしてください。

志望動機で社風について書いてもOK

結論からいうと、社風を志望動機にしても問題ありません。社風は企業のアピールポイントの一つであり、社風のよさを前面に押し出している企業は少なくないからです。

ただし、社風を志望動機にする学生は多いので、伝え方や言い回しによっては流し読みされる可能性があるので注意しましょう。

企業が志望動機で見ているポイントは?

志望動機をしっかり読んでもらうには、まず企業が志望動機から何を見ているかを理解する必要があります。企業は志望動機から、学生の意欲や熱意、自社とのマッチ度合いを見ています。

しかし、社風で志望動機を作成すると、意欲や熱意が伝わりにくくなりがちです。志望動機をきちんと評価してもらうために、次の章から解説する作り方や注意点を参考に作成しましょう。

社風を用いた志望動機の作り方5ステップ

この章では、社風に魅力を感じたことを伝える志望動機の作り方を5ステップで解説します。以下のステップに沿って、志望動機を作り始めましょう。

【志望動機を社風で作る1】社風を調べる

社風を志望動機にするなら、最初にその企業の社風について調べる必要があります。社風は企業ホームページに記載されている場合がほとんどですが、記載されていない場合はインターンシップやOB・OG訪問などで確認しましょう。

社風について調べる際は、他の学生と差別化を図るために企業の歴史や創業者の思いなど、詳細まで確認するのがポイントです。また、社風と実際の取り組みが合致しているかどうか、同じような社風を持つ企業との違いなどもチェックしておきましょう。

【志望動機を社風で作る2】社風に魅力を感じた理由を挙げる

次に、あなたがその企業の社風に魅力を感じた理由を洗い出します。例えば、「就活の軸とマッチしたから」「強みを活かせると思ったから」など、学生によってさまざまな理由があるでしょう。

しかし、これだけでは他の学生と被ってしまう可能性があります。社風に惹かれた理由を明確に説明できない場合は、もう一度自己分析をやり直してみることをおすすめします。

【志望動機を社風で作る3】同業他社ではいけない理由を明確にする

企業が志望動機で重視しているポイントは、「同業他社ではなくこの企業を選んだ理由」です。このポイントを説明できないことには、志望度やマッチ度が低いと思われてしまいます。

そのため社風の詳細や歴史、創業者の苦労に言及して、似たような社風を持つ企業ではなくこの企業でなければいけない理由を伝えましょう。

【志望動機を社風で作る4】PREP法をマスターする

志望動機は「PREP(プレップ)法」という文章構成で作成するのが基本です。PREP法とは結論から始めて、根拠を述べた後に具体的なエピソードを提示し、最後にもう一度結論を述べる文章の組み立て方を指します。

PREP法はアピールポイントを簡潔かつ明確に伝えるとともに、論理思考力をアピールできる文章構成です。今後ビジネスシーンでも頻繁に使うことになるので、今のうちにマスターしておきましょう。

【志望動機を社風で作る5】企業研究の結果を盛り込む

社風の詳細を調べて志望動機を明確にし、文章構成の方法をマスターできたら、いよいよ志望動機に説得力を持たせる段階です。ある程度作り上げた志望動機に企業研究の結果を盛り込み、最新のデータを組み込んでいきましょう。

志望動機を作成してからエントリーシート提出までに期間が空く場合は、エントリーシートを提出する前に必ず内容を見直してください。企業研究の結果を更新しないまま提出してしまうと、企業研究ができていないと見なされる可能性があるので注意しましょう。

志望動機に社風を入れる注意点3つ

社風を志望動機にするのはアリですが、ただ「社風に魅力を感じました」と述べたところで意欲や熱意は伝わりません。

人事に志望度の高さを感じ取ってもらうために、以下の注意点を押さえましょう。

【志望動機で社風を作る注意点1】社風のみをアピールしない

社風だけアピールした志望動機では、やや意欲に欠ける印象を与えてしまいます。そのため社風を志望動機にする場合は、社風以外の志望理由も盛り込みましょう

例えば、その企業の商品やサービス、CSR(企業の社会的責任)、何らかの取り組みなど、惹かれた点や共感できることがあれば組み込んでもいいですね。このような工夫を凝らし、内容の薄い志望動機にならないように注意しましょう。

【志望動機で社風を作る注意点2】抽象的な表現にならない

社風を志望動機に用いると、抽象的な表現になりがちなので注意が必要です。分かりにくい比喩表現や、「これだけ」「あんなに」などの“こそあど言葉”は、具体性に欠けるので使用しない方がいいでしょう。

抽象的な言葉を使った志望動機でエントリーシート選考を通過できたとしても、面接では抽象的な表現を追求され、具体的なことを聞かれます。面接時に困らないように、エントリーシートの段階から具体的な表現を心掛けましょう

【志望動機で社風を作る注意点3】人間関係のネガティブな話は避ける

アットホームな社風や協調性を重んじる社風に惹かれる学生の中には、これまでに人間関係で悩んだ経験のある人もいるかもしれません。しかし、そうしたネガティブな話を正直に伝えてしまうと、「入社しても人間関係のストレスに耐えられないのでは?」と思われて不採用となる可能性があります。

社風を志望動機にする際は、人間関係にまつわるネガティブな話は避け、慎重に言葉を選びましょう

【社風別】社風を使った志望動機の例文

社風を用いた志望動機の作り方や注意点を確認しても、まだ具体的にイメージできていない学生もいるでしょう。そこでこの章では、社風をテーマにした志望動機の例文を2つ紹介します。

以下の例文を参考に、社風をテーマにした志望動機のイメージを膨らませてみましょう。

【社風がテーマの志望動機の例文1】伝統を重んじる企業の場合

【伝統を重んじる社風の志望動機例】

貴社の伝統を重んじる社風に魅力を感じ、私の強みである規律力を活かせると考え志望しました。貴社のインターンシップに参加した際、社員の方の真剣なまなざしや、伝統に誇り持った姿に感銘を受けました。
父親の影響で酒類に興味を持った私は、伝統的な製造方法で造られた貴社のジンを初めて飲んだ時に衝撃を受け、貴社に入社したいと強く思うようになりました。入社後は醸造科学科で学んだ知識と自らを律する力をもって、ジンの製造や新商品の開発に携わっていきたいと考えています。

【社風がテーマの志望動機の例文2】助け合いを重視し笑顔溢れる企業の場合

【アットホームな社風の志望動機例】

私は貴社の助け合いを重視する社風に惹かれて、志望しました。貴社のインターンシップに参加した際、年齢や役職に関係なく意見を出し合う社員の方の姿勢や、笑顔溢れる社内の雰囲気に魅力を感じました。
私は小学1年生の頃から、協調性が大切なバスケットボールを続けています。練習や試合では先輩や後輩は関係なく、協力し合って1点を取ることに集中しなければなりません。貴社の温かみのあるサービスはすべての社員の方が協力し合った成果であり、バスケットボールと仕事には共通したものがあるのではないかと感じました。貴社に入社できましたら、貴社のサービスを作る一人として活躍したいです。

社風を重視する学生におすすめのスカウトサービスがある?

社風を重視する学生の多くは、人間関係や企業との相性を大切に考えているはずです。そんな学生におすすめしたいのが、逆求人型の就活サイト「キミスカ」です。

キミスカは“企業側から学生にアプローチをかける”スカウトサービスであり、一般的な“学生が企業を探す”という就活サイトとは大きく異なります。キミスカに登録すると、あなたに魅力を感じた企業から説明会や面接の案内がくるので、自分で企業を探すよりも相性のよい企業に出会える確率が上がります。

キミスカへの登録&利用は簡単かつ完全無料なので、この機会に登録を済ませておきましょう!

志望動機に社風を盛り込むなら別の要素もプラスしよう!

社風を志望動機にする場合は、なぜ社風に惹かれたのか、同じような社風を持つ企業ではいけないのかなど、あなたにしか書けない点を明確に伝えたいところです。また、社風以外の志望理由も盛り込み、内容の薄さをカバーしつつ他の学生と差別化を図りましょう。

ただし、社風を志望動機にするとどうしても内容が薄くなりがちなので、伝え方には注意が必要です。志望動機にオリジナリティを出すには、自己分析や企業研究が欠かせません。キミスカの自己分析ツール「適性検査」を活用したり、就職四季報や業界地図を読んだりして、オリジナリティと説得力のある志望動機を作成しましょう!