インターンの適性検査は対策できる!特徴や回答のコツを詳しく解説

インターンの選考や就活の本選考に適性検査を導入し、効率よく志望者を絞っていく企業は少なくありません。適性検査の難易度はそれほど高くはありませんが、対策を怠ると落ちる可能性があるので要注意です。

そこで今回は、インターンや就活の選考で実施される適性検査について解説します。代表的な種類や回答するコツ、対策方法を確認し、選考通過を目指しましょう!

インターンの適性検査で企業が見ているポイントは?

適性検査で見られているポイントを解説インターンの選考や就活の本選考で実施される適性検査とは、「性格検査」と「能力(学力)検査」を通して学生の適性を見極めるテストです。適性検査は“Webテスト”とも呼ばれており、以下の2タイプに分かれます。

会場受検型 テストセンターに出向いて受検する
自宅受検型 自宅のパソコンを使用して受検する

企業はこの適性検査から学生が自社にマッチしているかどうかを判断し、志望者の人数を絞ります。基本的には中学生レベルの問題が出題されますが、足切りを目的とする適性検査は一癖も二癖もある問題が出題されることあるでしょう。選考通過を目指し、対策を怠らないように注意しましょう。

インターンの代表的な適性検査5種類

インターン選考の適性検査には、さまざまな種類があります。ここでは代表的な5種類の適性検査を取り上げ、それぞれの特徴を解説します。

【インターン適性検査の種類】①玉手箱

日本SHL社が開発した総合職適性テスト「玉手箱」。玉手箱は自宅受検型の適性検査でトップシェアを誇る適性検査で、金融・インフラ・マスコミ・通信など幅広い業界で実施されます。玉手箱の特徴として以下のポイントが挙げられます。

玉手箱の特徴
  • 制限時間が短くスピードが求められる
  • 1つの問題形式に対して同じような問題が出題され続ける

難易度はそれほど高くはありませんが、対策を怠った学生の大半が落ちるともいわれています。

【インターン適性検査の種類】②SPI

リクルートマネジメントソリューションズ社が提供する適性検査「SPI」。SPIは“Synthetic Personality Inventory(総合適性検査)”の略で、インターンの選考はもちろん就活の選考でも遭遇する確率が高い適性検査と言えます。SPIの特徴は以下の通りです。

SPIの特徴
  • 会場受検型と自宅受検型のどちらが実施されるか分からない
  • 国内の企業の約半数が導入している

    総合商社や日系メーカーをはじめ幅広い企業が導入しているので、この機会に勉強しておきましょう。

    【インターン適性検査の種類】③TG-WEB

    ヒューマネージ社が開発した高難易度の適性検査「TG-WEB」。他の適性検査では基礎学力を問われますが、TG-WEBでは発想力を求められます。有名企業や人気企業で導入され始めているTG-WEBには、低難易度の「新型」と高難易度の「従来型」の2パターンがあります。

    TG-WEBの特徴
    • 問題数が少なく、難易度が高い
    • 解き方が特殊

      上記がTG-WEBの特徴です。例えば、登場人物の証言から嘘つきを探したり、暗号を解読したりとクイズのような問題が出題されます。

      【インターン適性検査の種類】④CAB

      日本SHL社が開発した適性検査「CAB」。CABでは暗算・法則性・命令表・暗号の4つの問題が出題されます。論理的思考力を重視した問題が多いので、IT業界や金融業界をメインに導入されています。以下にCABの特徴をまとめました。

      CABの特徴
      • スピードが求められる
      • 自宅受検型は問題数が多くて制限時間が短い

      CABはコンピューター職に特化した適性検査なので、コンピューター職を志望する学生は対策しておきましょう。

      【インターン適性検査の種類】⑤GAB

      日本SHL社が新卒総合職の採用のために開発した適性検査「GAB」。計数(数学)と言語(国語)で構成されるGABは、「3大Webテスト(SPI、CAB、GAB)の中で最も難しい」といわれています。GABの特徴は以下の通りです。

      GABの特徴
      • 制限時間が短く、スピードが求められる

      とくに言語は1問につき30秒程度しか時間をかけることができないほど。GABは総合商社・金融業界・コンサル業界において重宝されているので、入念に対策しておきましょう。

      性格検査に特化した適性検査がある!主な3種類を紹介

      性格を重視した適性検査とは適性検査は「性格検査」と「能力(学力)検査」で構成されていますが、中には性格検査に特化した適性検査もあります。ここでは性格検査に特化した3種類の適性検査を紹介します。

      【性格検査に特化した適性検査】①TAL

      人総研が提供する脳科学・統計学に基づく適性検査「TAL」。別名“サイコパス発見器”とも呼ばれるTALは、図形式検査で受検者本来の人間力を測定します。TALの特徴として、以下が挙げられます。

      TALの特徴
      • 検査時間が短い
      • 対策が難しい

      テスト1は約15分、テスト2は約5分で終了します。また、最新の脳科学に基づいた問題をランダムに出題するTALは、対策が難しい適性検査といわれています。

      【性格検査に特化した適性検査】②BRIDGE

      リンクアンドモチベーション社が提供する適性検査「BRIDGE」。BRIDGEには「性格テストA」と「性格テストB」の2つが用意されており、性格テストBは長文を読んだ上で自分ならどんな心境になり、どんな行動をするかを考える、という一風変わった問題が出題されます。BRIDGEの特徴は、下記の通りです。

      BRIDGEの特徴
      • 受検時間が長い
      • 結果が公開される

      BRIDGEはトータル70分あるので、休憩をはさみながら取り組む必要があります。また、適性検査は結果が公開されないことがほとんどですが、BRIDGEは結果を知ることができます。

      【性格検査に特化した適性検査】③内田クレペリン

      日本・精神技術研究所が提供する性格検査「内田クレペリン」。年間70万人が受検する日本を代表する心理テストであり、官公庁・企業・学校・医療現場など、さまざまな場面で活用されています。以下に内田クレペリンの特徴をまとめました。

      内田クレペリンの特徴
      • 作業のみで受検者を測る
      • 自宅受検は不可能

      内田クレペリンは簡単な一桁の足し算を1分ごとに行を変え、前半と後半に分けて15分間ずつ合計30分間行うだけ。また、紙と鉛筆を使って作業するのでWebで実施することはできません

      インターンの性格適性検査に回答するコツ

      適性検査の回答のコツとは3種類の性格検査を紹介しましたが、学生の中にはどうやって答えたらいいのか不安に感じている人もいるでしょう。そんな学生に向けて、性格検査に回答するコツを5つまとめました。

      【インターン性格適性検査のコツ】①一貫性のある回答をする

      性格検査で落ちる学生に共通しているのは、回答に矛盾が生じていることです。性格検査の中には200を超える質問に回答しなければならないものもあるので、次第に疲れてきて間違った回答をしてしまうこともあるかもしれません。

      ただ、いくつも矛盾があると評価が下がったり、能力検査の結果次第で不合格になったりすることもあるので注意しましょう。

      【インターン性格適性検査のコツ】②嘘をつかない

      性格検査で良く思われたいがために嘘をついたところで、簡単にバレてしまいます。友達同士で出し合う心理テストなら嘘をつくことも可能ですが、企業が採用している性格検査はいくつもの観点からその人を判断しています。そのため、性格検査では「嘘が必ず見抜かれる」と思っておいた方がいいでしょう。

      【インターン性格適性検査のコツ】③極端な回答は避ける

      例えば、「あなたは積極的な性格ですか」という問いに「まったくあてはまらない」と答えたり、「自分の考えを曲げない頑固な性格である」に「よく当てはまる」と答えたりするのは控えましょう。先ほど嘘をついてはいけないと述べましたが、企業に不安を与えるような極端な回答は避けるべきです。

      【インターン性格適性検査のコツ】④企業が求める人物像を把握しておく

      性格検査では嘘や矛盾はバレてしまうので、正直に回答するのが基本です。とはいえ、企業がどんな人材を求めているかは理解しておきましょう。無理やり企業が求める人物像に寄せる必要はありませんが、頭の片隅には置いておきたいですね。

      【インターン性格適性検査のコツ】⑤テンポよく回答する

      性格検査は難しく考えるのではなく、テンポよく答えていくのがポイントです。これは制限時間内にすべて回答しなければならないという理由もありますが、パッと思い浮かんだ回答こそあなたが潜在的に考えていることなのです。性格検査の結果だけでインターンの選考に落ちることはほとんどないので、そこまで思い悩むことはありません。

      インターンの適性検査を受検する前にしておくべき対策

      適性検査を通過するには、あらかじめ対策をしておく必要があります。とくに能力検査は問題に傾向に慣れておかないと、合格点に満たずに足切りされてしまう可能性があるので注意しましょう。

      【インターン適性検査の対策】①テキストで過去問を解く

      インターン選考で実施される適性検査は、テキストで繰り返し過去問を解き、問題の傾向や解き方に慣れておけば基本的には合格できます。

      適性検査で出題される問題はパターンが決まっているので、制限時間内に回答できるように雰囲気を掴んでおきましょう。

      【インターン適性検査の対策】②適性検査対策サイトを利用する

      テキストとあわせて、適性検査の対策サイトで自宅受検型に慣れておくことも大切です。最近はWeb上で受検する自宅受検型が増えているので、自宅のパソコンで模擬テストを受けてみましょう。パソコンで受検する感覚を確かめておけば、自宅受検型も怖くありません!

      【インターン適性検査の対策】③自己分析や他己分析を行う

      性格検査に関していえば、あらかじめ自己分析や他己分析を済ませ、自分の性格や価値観を確認しておくといいでしょう。実際の自分とかけ離れた回答をする必要はありませんが、インターン先の企業とマッチしているかどうかは知っておきたいところです。

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      インターンの適性検査に合格して選考を突破しよう!

      インターン選考の適性検査は、中学生レベルの問題が大半です。しかし、緊張してミスしたり、特殊な問題の解き方が分からず時間が足りなくなったりする可能性があります。

      志望企業のインターンに参加するために、適性検査で足切りされないようテキストやサイトを活用して入念に対策しておきましょう!