本記事では、インターン開催期間や時期別の特徴などを徹底解説していきます。 皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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就職前に実際に働き、企業や業務に関する理解を深める「インターン」。場合によっては就活のエントリーシートや面接でアピールすることも可能なので、参加を前向きに検討している学生も多いでしょう。インターンと言っても様々な種類があり、良く知らないままでは自分に合ったインターンを見つけるのは難しいです。本記事でインターンについて詳しく知っていきましょう。
インターンとは
インターンとは、学生が興味のある企業で実際に働き、企業や業務内容への理解を深める職業体験を指します。正式にはインターンシップと言い、学生が業界・企業研究を深めたり、働くことの意味を見出したりすることが目的です。
一口にインターンといっても、インターンの開催期間や時期はさまざまです。インターンを選ぶ際は期間や時期だけでなく、プログラム内容や得られるスキル、お給料の有無など、複数の項目を確認しましょう。
インターンは就活生の9割が参加している
インターンに参加する学生は年々増加傾向にあり、2021年卒学生の就職意識調査によると、9割の大学生がインターンに参加しているという結果が報告されています。
インターンへの参加者が増加している背景には、「選考に有利になるから」という学生の考えがあるようです。たしかに、企業によってはインターンに参加した学生限定の特別選考枠を用意している場合があり、インターンへの参加は早期内定を獲得するチャンスとなります。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で内定獲得に不安を覚える学生も多いことから、インターンへの参加者はさらに増加することが予想されます。
ちなみに、インターンへの参加企業数は4~6社が最多であり、10社以上のインターンに参加している学生も少なくありません。就活時期は企業を知る最大のチャンスなので、気になる企業のインターンには積極的に参加しましょう!
HR総研×就活会議が、2021年卒学生の就職意識調査結果報告で「就職活動とインターンシップ」に関する意識調査を上げているので、自分のインターン参加社数が多いのか少ないのか確認したい方は、見てみてくダサい。
インターンの開催期間と参加時期はいつ頃?
ここからは、インターンの開催期間と就活生の参加時期を紹介します。周りの学生はいつ頃インターンに参加しているのでしょうか?
【インターンの開催期間と参加時期】開催は夏と冬が多い
インターンの多くは、長期休暇に合わせて夏と冬に開催されます。企業によっては時期をずらして開催する場合もありますが、多くの企業が夏季インターン(8~12月)と冬季インターン(12~1月)を開催しています。
このようにインターンを長期休暇に合わせて開催する理由は、できるだけ多くの学生に参加してもらうためです。インターンを選考の一部と位置付けている企業は、早い時期から優秀な学生を囲い込んでおきたいという狙いがあります。そのため多くの企業は学生が参加しやすい夏季休暇と冬期休暇に合わせてインターンを開催しています。
【インターンの開催期間と参加時期】参加時期も夏と冬が最多
開催時期と同様に、インターンの参加時期も夏と冬が最多です。インターンへの参加を検討する際に「授業との兼ね合い」に悩む学生も多いですよね。大学の中にはインターンを単位認定する学校もありますが、そうでない場合は学業に支障の出ない夏季・冬期休暇期間に開催されるインターンへの参加が望まれます。
簡単にインターンを見つける方法
インターンに参加したいと思ってはいるものの、探すのが難しかったり面倒くさかったりしますよね。そんな方はキミスカを使ってみてはいかがでしょうか?
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インターンの実施期間を種類別に紹介
続いて、インターンの実施期間を種類別に紹介します。インターンには数日開催の短期インターンもあれば、3ヶ月以上の長期インターンもあります。それぞれ目的や得られるスキルが異なるので、今のうちに確認しておきましょう。
【インターンの実施期間】半日~1日
半日~1日の職業体験は、気軽に参加できるインターンを探している学生におすすめです。ただし、半日~1日の職業体験はインターンとは呼びません。これまでは1日開催のタイプもインターンと呼んでいましたが、2020年2月10日から「1Day仕事体験」と呼ぶようになりました。ちなみにインターンは2日以上開催するタイプを指すので、この機会に覚えておきましょう。
半日~1日の1Day仕事体験は、事業説明や社内見学、グループワークなど、企業説明会と大して変わらないプログラム内容となっています。気軽に参加できる分、企業の実情や詳しい業務内容を知ることはできないでしょう。
【インターンの実施期間】数日~1週間
短期インターンと呼ばれる数日~1週間のインターンは、授業との兼ね合いに悩んでいる学生や、幅広く企業を見たい学生におすすめです。数日~1週間の短期インターンでは、グループワークや疑似職務体験が行われます。インターンを担当した社員からのフィードバックがもらえる場合もあり、業界・企業研究や自己分析にも役立てられます。
【インターンの実施期間】数ヶ月
実際に業務を担い、業務スキルを身につけられるのが数ヶ月開催のインターンです。3ヶ月以上のタイプは長期インターンと呼ばれ、ビズネススキルを付けたい、業務を一貫して学びたい方におすすめです。
通常のインターンは3年生を対象にしたものがほとんどですが、長期インターンは1~4年生まですべての大学生を対象にしています。早めに就活準備をしておきたい学生は、3ヶ月以上の長期インターンがおすすめです。
インターン開催時期別の特徴
先ほど多くのインターンは夏と冬に開催されると説明しました。しかし、企業によってインターンの開催時期は異なり、秋や春に開催されるケースもあります。そこで、ここからは開催時期別の特徴を解説します。開催時期ごとに異なる特徴を見ていきましょう。
【インターン開催時期別の特徴】夏季インターン
インターンといえば、夏季インターンをイメージする学生も多いのではないでしょうか?そんな夏季インターンの特徴としては、下記に挙げた2つのポイントが挙げられます。
・開催期間が長い
企業は早期から積極的に動いている優秀な学生を囲い込みたいという狙いから、学生の興味を惹くコンテンツを多数用意します。また、特別選考ルートに案内する学生を決めるために、長期開催を実施している企業も少なくありません。
【インターン開催時期別の特徴】秋季インターン
秋季インターンは夏季インターンに行きそびれた学生や、冬季インターンまでに他の学生と差別化を図りたい学生におすすめのインターンです。そんな秋季インターンの特徴は、以下の2点です。
・開催期間が短い
一部の企業では選考参加の条件として、秋季インターンへの参加を設定している場合があります。秋季インターンのエントリー時期には、必ず志望企業の選考参加の条件を確認しましょう。
【インターン開催時期別の特徴】冬季インターン
選考開始時期が近付く冬季インターン。そんな冬季インターンの特徴は、以下の3点です。
・選考参加の条件になる場合がある
・開催期間が長い
企業によっては冬季インターンの参加を本選考参加の条件に設定している場合があるので、冬季インターンのエントリー時期には必ず志望企業の本選考参加の条件を確認しましょう。また、自社の面接対策を行う企業もあるので、気になる企業が冬季インターンを開催している場合は積極的に参加したいですね!
【インターン開催時期別の特徴】春季インターン
本選考が近付く春季インターンの特徴は、以下の通りです。
・能力を見る内容が多い
・開催期間が短い
本選考が近いこともあり、志望度の高い参加者が集まることが見込まれる春季インターン。企業は優秀な学生を確保するために、企業PRのようなプログラムではなく学生のスキルを見るプログラムを用意します。
インターンに関するQ&A
インターンの種類や特徴を解説しました。続いて、インターンに関するよくある質問に答えていきます!
【インターンに関するQ&A】応募時期はいつ頃?
- 応募時期はいつ頃?
- インターンの応募時期は、企業によってさまざまです。志望企業や気になる企業のインターンへの参加を検討している学生は、事前の確認が必須です。また、インターンの応募にエントリーシートの提出を求める企業も増えてきているので、準備期間も含めて早めに確認しておきましょう。
【インターンに関するQ&A】長期インターンは辞められないの?
- 長期インターンは辞められないの?
- 結論から言うと、「業務内容があまりにも合わない」「あまりにもイメージと違う」「過酷すぎる」「人間関係が辛すぎる」など、明確な理由がある場合は辞めてもOKです。また、「学業との両立が不可能」「大学院に進みたくなった」という理由で辞める学生もいます。
しかし、長期インターンは社会人としてのビジネスマナーを学んだり、業務スキルを向上させたりできる貴重な場です。エントリーシートや面接でのアピールポイントにもなるので、可能な限りは続けることをおすすめします。
インターンの開催期間は8月と12月がピーク!さまざまな企業を見て志望先を決めよう
多くの企業が8月と12月にインターンを開催しており、学生側も8月と12月のインターンに参加する人が多いことが分かりました。また、学生の9割がインターンに参加しており、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で内定獲得に不安を覚える学生も多いことから、参加者のさらなる増加が予想されます。
インターンは選考に有利になるだけでなく、自分の適正や就活の軸を見つける貴重な場でもあります。積極的に興味のある企業のインターンに参加して、あなたの適正を見極めましょう!