本記事では、インターンの無断欠席がNGな理由や欠席する際の対処法などを詳しく解説していきます。 皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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インターン当日になって、参加するのが面倒になる学生の数はゼロではありません。しかし、寝坊ややむを得ない理由があったとしても、無断欠席することは避けてください。学生の中には「就活じゃないから大丈夫では?」と思う方もいるかもしれませんが、インターンの無断欠席が就活に大きく影響する可能性があるので注意しましょう。以上のことを踏まえて、解説していきます。
インターンの無断欠席は避けよう
基本的にインターンの無断欠席はNGです。インターンの説明会やプログラムに無断で欠席すると「自社への興味がない」「選考に進む気持ちがない」と企業に捉えられてしまい、その後の選考案内などが届かなくなることがあります。また、無断欠席によって「社会人としての常識が備わっていない」と判断されるだけでなく、大学の評価を下げることにもつながりかねません。
当日の突然の体調不良や電車が止まってしまうなどのトラブルが起きた場合には、インターンに参加できないと分かった時点で、企業に電話をしましょう。
インターンを無断欠席するとどうなる?
インターンを無断欠席してしまうと、どのようなことが起こるのでしょうか。以下で解説していきます。
【インターンを無断欠席したら1】選考に影響が出る可能性がある
「インターンを無断欠席した企業の本選考は受けないからいいや」と考えている人は注意が必要です。インターンの無断欠席が全ての選考に影響が出ることはありません。しかし、関連企業や系列企業がある場合、採用情報などのデータをしている可能性があります。
そういった場合には、無断欠席をしたことで本選考の際にマイナス評価を受け、不利になりやいでしょう。もし無断欠席をしたことがあり、インターン先の系列企業の選考を受ける場合は、注意が必要です。
【インターンを無断欠席したら2】別の会社に入社後インターン先の社員と会うことも
インターンを無断欠席した企業には就職はしないかもしれません。しかし他企業に就職後に取引先として、インターンを無断欠席した企業と関わるケースも考えられます。印象を悪くしないに越したことはないので、無断欠席はせず、当日であっても欠席の連絡は入れるようにしましょう。
インターンを無断欠席してしまった場合の対処法
寝坊や体調不良といった理由でインターン当日に突然参加できなくなった場合の対処法について解説していきます。適切な対応ができれば、インターン中や就活でも不利になることはありません。
【インターン無断欠席の対処法1】参加できないことが分かった時点ですぐに連絡する
インターンに参加しないケースの中で、もっとも印象を悪くしてしまうのが無断欠席です。「突然参加できないと言ったら印象が悪くなるのでは」と不安になるかもしれません。
しかし、迅速に対応することで企業が別の学生をインターンに参加させることもできるので、気付いた時点で企業に連絡を入れましょう。
【インターン無断欠席の対処法2】欠席連絡は基本的には電話でしよう
インターンに参加できなくなった場合には、すぐに電話で不参加の旨を伝えましょう。
インターンの担当者は、当日忙しくしている可能性があり、メールをチェックできない場合があります。できるだけ早く欠席することを伝えるためにも、電話で連絡するようにしてください。
【インターン無断欠席の対処法3】電話が繋がらない時はメールで連絡する
インターン当日、担当者が忙しく電話が繋がらないという可能性もあります。その場合は電話に出た社員に伝言を頼み、メールでもインターン欠席の連絡を入れましょう。
「先ほどお電話させていただいたのですが、繋がらなかったため、メールでご連絡させていただきました」と、電話をしたことをメールに書いておくと丁寧です。
無断欠席にしない!インターンを当日欠席する時の例文
インターン当日に欠席する時の企業への伝え方について解説していきます。電話とメールのそれぞれのパターンに分けたので、状況に応じた連絡手段を取りましょう。
【インターンの無断欠席はNG1】電話で伝える際の例文
企業へ電話をかけ繋がったら、初めに大学名と自分の名前、要件を簡単に伝えましょう。そして担当者がいるかどうかを確認し、電話を繋いでもらいます。その後の会話については、以下の流れを参考にしてみてください。
はい、株式会社□□です。
お忙しいところ失礼致します。私、△△大学の○○(学生氏名)と申します。本日のインターンシップを欠席させて頂きたく、ご連絡させていただきました。インターンシップ担当の方はいらっしゃいますでしょうか。
○○(学生氏名)様ですね。只今担当の者に変わりますので、少々お待ちください。
お待たせいたしました、インターン担当の△△です。どうなさいましたか?
いつもお世話になっております。△△大学の(氏名)と申します。大変申し訳ありませんが、本日のインターンシップの予定を失念しており、参加できなくなってしまったため、ご連絡させていただきました。せっかくの機会を無下にしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
かしこまりました。残念ではありますが、こちらでキャンセルとさせていただきます。
今後このような機会がありましたら、ぜひ参加させて頂ければと思っております。本日は大変申し訳ございませんでした。それでは、失礼致します。
社会人としての電話のマナーは、会話が終わった後は相手が電話を切ってからこちらも切ることです。すぐに切ってしまわないように注意しましょう。
【インターンの無断欠席はNG2】メールで連絡をする際の例文
インターン先に電話をかけても担当者が不在の場合は、インターン不参加の旨をメールで伝えましょう。
メールを送る際には、件名も重要になります。人事は1日に何人もの人とやりとりをしているので、メールの件名で要件や送り主などが伝わるようにすることがポイントです。またメールの本文も、要件や謝罪、参加したい熱意を端的に伝えられるようにまとめましょう。
【件名】
○月○日○時~開催の説明会欠席のお詫び/△△大学、○○○(学生氏名)
【本文】
○○株式会社 人事部△△様
いつもお世話になっております。
△△大学△年生の(学生氏名)です。
お忙しいところ、突然のメール失礼致します。
○月○日○時より開催される貴社のインターンシップに参加予定でしたが、日程を失念しており、参加することができなくなってしまいました。
せっかくの機会を無下にしてしまい、誠に申し訳ございません。
先ほど電話をさせていただきましたが、メールでの連絡となりましたことを重ねてお詫び申し上げます。
またこのような機会がございましたら、ぜひ参加させて頂きたいと存じます。
その折は何卒よろしくお願い申し上げます。
インターンを無断欠席しないための予防法
やむを得ない理由や寝坊といった状況を除き、無断欠席の理由でよくあるのが「参加日を忘れていたこと」や「準備不足」です。せっかくのチャンスを無駄にしないためにも、以下で紹介する予防法を実践してみてください。
【インターン無断欠席しない予防法1】スケジュール帳をつけよう
「この日はインターンの日だ」と頭で記憶するだけでは、忘れてしまうかもしれません。スケジュール帳に記載する習慣を早いうちからつけておくと、インターンの予定を忘れることはないでしょう。
また、1ヶ月の予定を一目で確認できるため、インターン中に担当者から予定を尋ねられた際もスムーズに答えられます。
【インターン無断欠席しない予防法2】再度インターンの詳細を確認しよう
学生の中には「必要な資料が準備できなかったから、参加はやめておこう」と考える人も少なからずいます。
インターンの説明会やプログラムが実施される前の日までに、詳細をもう一度確認しましょう。当日に必要な持ち物や「添付されていた資料がもう一個あった」などの見逃しを防ぐためにも、再度確認しておくと安心です。インターン参加前の準備については、以下の記事で詳しく解説しています。
インターンの無断欠席は避けよう
インターンを無断欠席すれば企業からの印象は悪くなることはもちろん、今後の選考にも影響が出てしまう可能性があります。就活はスケジュール管理が肝になります。スケジュール帳を活用してスケジュール管理は徹底しましょう。