インターンの選考に提出する履歴書の書き方!項目ごとのポイントを徹底解説

本記事では、インターンの選考時に提出する履歴書の書き方やポイントを徹底的に解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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インターンに応募すると、履歴書の提出を求められることがあります。この履歴書は採用の重要な判断材料となるので、中身の充実した履歴書を作成しなければなりません。そこで今回は、履歴書の項目ごとのポイントを詳しくまとめたので、ぜひ参考にしてください。

履歴書とは?

そもそも履歴書とは、あなたの基本情報を記載する公的書類のことです。そのため正確な情報を記載する必要があり、充実した内容と丁寧さが求められます。ここで気になるのが「履歴書」と「エントリーシート」の違いですよね。

エントリーシートと履歴書の違い
履歴書:公的書類 あなたの基本情報を正確に記載する必必要がある。
エントリーシート:採用選考の参考として利用するものであり、企業が知りたい質問を組み合わせた書類。

履歴書は公的書類なので、虚偽があった場合は“私文書偽造”にあたります。それが原因で不採用および解雇されることもあるので、必ず正しい情報を記載しましょう。

インターンで提出する履歴書を書く前に準備するもの

インターン応募時に求められる履歴書を書き始める前に、必要な物を準備しましょう。

【インターンで提出する履歴書を書く前の準備】消えないボールペン

履歴書は公的書類なので、必ず「消えないボールペン」を使用します。とくに消えない上ににじまないゲルインクボールペンの黒がおすすめです。

ここで避けたいのが「フリクションペン」と「油性ペン」です。フリクションペンは60℃以上の温度になると透明になって消えてしまうので、長期保管される可能性がある履歴書には使用してはいけません。また、油性ペンもにじむ危険性があるので避けましょう。

【インターンで提出する履歴書を書く前の準備】履歴書

黒のゲルインクボールペンを準備したら、次は履歴書を用意します。企業独自の履歴書がある場合はそれを使用し、指定がない場合はA4サイズの履歴書を用意してください。履歴書は大学の生協か、文房具店で購入しましょう。

履歴書はコンビニでも販売していますが、コンビニの中にはB5サイズの履歴書しか販売していない店舗もあるので気を付けてください。

夏インターンの平均参加数は3〜4社

夏インターンの平均参加社数は3〜4社と言われています。とは言っても、学業やアルバイトが忙しかったり、まだまだ遊びたい時期だったり、インターンを探すのがめんどくさい…と感じている人も少なくは無いはずです。

そんな方々に一度使っていただきたいのがキミスカです。キミスカならプロフィールを登録するだけで企業から「うちでインターンに参加してみませんか?」というお誘いが送られてきます。ナビサイトとは違い、自分で探したり各企業ごとにESを提出する必要がないため、時間が無い就活生でも簡単にインターンを探すことができます。もし興味がある方は、下記の記事に詳細をまとめておきましたので、ぜひ一度見てみてください。

インターンの選考で提出する履歴書の書き方

ここからは、インターンの選考で提出する履歴書の書き方を解説します。履歴書の書き方を細かく解説しているので、一通り確認しておきましょう。

【インターンの選考で提出する履歴書の書き方】日付

まずは日付を記載します。

郵送の場合:投函日
メールで送信の場合:送信日」
持ち込みの場合は:持ち込む日

を記載しましょう。ちなみに西暦・和暦は指定がなければ、どちらでもOKです。ただし、西暦・和暦は書類全体で統一して揃えてください。

【インターンの選考で提出する履歴書の書き方】基本情報

続いて、あなたの基本情報を記載します。それぞれ基本的な書き方を確認しましょう。

生年月日

満年齢は、記載した日付時点での年齢を記載します。

住所

現住所を記載します。マンションやアパートの名称、部屋番号まで略さず記載しましょう。住所が長い場合は、2行に分けても構いません。

数字は「1」「2」といった算用数字を使用し、「-(ハイフン)」との混同を防ぎます。また「フリガナ」の場合はカタカナ、「ふりがな」の場合はひらがなで書きましょう。その際、数字にフリガナを振る必要はありません。

連絡先

現住所と同じ場合は「同上」と記載します。この際フリガナは必要ありません。

引っ越しの予定がある場合は、新居の連絡先も記載しておきましょう。新居は決まっていても荷物の受け取りができない場合は、住所とあわせて「〇月〇日に引っ越し予定」と記載しておきます。

同上の使い方に間違いが無いか気になる方は、こちらの記事で使い方を確認しておきましょう。

エントリーシートで「同上」は使っても良い?使える質問と書き方のポイントを伝授

メールアドレス

急な連絡や重要な伝達事項を見逃さないように、いつでも連絡を取れるメールアドレスを記載します。

電話番号

メールアドレスと同じく、日中に連絡が取りやすい電話番号を記載します。

捺印

捺印欄がある場合は、かすれやにじみのないように赤の朱肉で捺印します。シャチハタは時間が経つと劣化したり、にじんだりする恐れがあるので、履歴書に使用するのはNGです。

企業から捺印の指示があったものの捺印欄がない場合は、氏名の横に捺印しましょう。

【インターンの選考で提出する履歴書の書き方】学歴・職歴

学校名や職場は、必ず正式名称で記載します。学歴は「中学校卒業」から記載しましょう。その際、一行目に「学歴」と記載し、二行目から書き出します。

職歴も同様に、一行名に「職歴」と記載し、二行目に「なし」、最後に「以上」と書きます。職歴は正社員としての経歴を書く欄なので、アルバイト経験は記載しません。

【インターンの選考で提出する履歴書の書き方】免許・資格

免許や資格を所持している場合は、取得年月順に正式名称で記載していきます。難易度の高いものや、業務で活かせる資格を書きましょう。

【インターンの選考で提出する履歴書の書き方】志望動機・自己PR

志望動機はインターンに応募した理由や、インターンで学びたいことを記載します。自己PRは自分の強みやアピールポイントを記載しましょう。

志望動機や自己PRがなかなかまとまらない方は、構成に問題があるかもしれません。こちらに記事に作成のポイントをまとめているので、まとまらない方は確認してみましょう!。

自己PRと志望動機の違いとは?繋げ方や人事に刺さる伝え方を解説

【インターンの選考で提出する履歴書の書き方】通勤時間

通勤時間は、あなたの家から会社までの片道の時間を書きます。その際は片道の最短時間を記載し、時間は5分単位で区切って書きましょう。繰り上げても繰り下げてもどちらでもよいです。

30分など1時間未満の場合は、書き忘れではないことを伝える為に「0時30分」と記載してください。併せて交通手段を記載しておくと丁寧です。電車30分、徒歩10分の場合は、「通勤時間 電車 40分」と記載しましょう。

【インターンの選考で提出する履歴書の書き方】本人希望欄

とくに希望がない場合は「貴社に従います」と記載します。応募職種が複数ある場合は「○○職希望」と書きましょう。

インターンの履歴書に証明写真を貼る時のポイント

インターンの履歴書には証明写真を貼る必要があります。下記のポイントを押さえて、インターンの履歴書を仕上げましょう。

【インターンの履歴書に証明写真を貼る時のポイント】大きさは縦4cm×横3cm

インターンの履歴書に貼る証明写真の大きさは「縦4cm×横3cm」です。証明写真のサイズが大きく切る必要がある場合は、まっすぐきれいに切りましょう。

しかしあまりに大きさが違う場合、無理に切るとバランスが崩れ変な印象になります。履歴書の写真はあなたの雰囲気を伝える為に大きな役割を果たすため、あまりにも枠からはみ出たものは、再度取り直したもを使用しましょう。

写真の撮る方法や撮影時のポイントについてこちらの記事にまとめたので、再度撮り直すか、どこで撮るべきか迷っている方はこちらの記事を参考にしてみてください。

エントリーシートの顔写真で好印象を与えるには?撮影時のポイントを徹底解説

【インターンの履歴書に証明写真を貼る時のポイント】3ヶ月以内に撮ったものを貼る

写真には使用期限があることをご存知でしたか?面接時に本人だと分かるように、証明写真は3ヶ月以内に撮ったものを使用します。しかし雰囲気や髪型があまりにも変わっている場合は、3ヶ月以内であっても撮り直しましょう。

【インターンの履歴書に証明写真を貼る時のポイント】裏面に大学名と名前を書く

万が一、証明写真が剥がれた時に誰のものか分かるように、証明写真の裏面に大学名と氏名を書いておきましょう。ただし、証明写真がシールタイプの場合は裏面に記載できないので、大学名や氏名を書く必要はありません。

インターン用の履歴書を作成する際の注意点

インターン用の履歴書を作成する際には、いくつか注意したいことがあります。下記の注意点を押さえ、評価される履歴書を作成しましょう。

【インターン用の履歴書を作成する際の注意点】誤字脱字や書き漏れがないか

インターンの履歴書に誤字脱字や書き漏れがあると、注意力散漫な印象を与えてしまいます。「直前で準備したのでは?」「計画性がない」などマイナスなイメージを持たれないように、提出前にしっかりと確認しましょう。

【インターン用の履歴書を作成する際の注意点】修正テープはなるべく使わない

履歴書は公的文書なので、改ざんの疑いがないように注意しなければなりません。そのため修正テープや修正ペンはなるべく使わず、修正箇所が見つかった場合は一から書き直しましょう。

どうしても修正しなければならない場合でも、修正は1~2箇所に留めてください。公的文書は修正箇所が多いと効果を発揮しません。

インターンで提出する履歴書の修正を減らすテクニック

公的文書である履歴書は、できる限り修正テープや修正ペンを使わず仕上げる必要があります。しかし誰でも間違えることはあるでしょう。履歴書の修正を減らすには、一度パソコンで見本となる履歴書を作成するのがおすすめです。パソコンなら文字数が分かりやすく、内容の変更も可能です。またあらかじめパソコンで段落分けをしておくと、見やすく書き漏れのない履歴書に仕上げることができます。

インターンの選考で提出する履歴書のQ&A

ここでは、インターンの履歴書でよくある質問にお答えします!

【インターンの履歴書に関するQ&A】履歴書はクリアファイルに入れるべき?

履歴書はクリアファイルに入れるべき?
就活の履歴書やエントリーシートといった応募書類は、クリアファイルに入れて提出するのが基本です。クリアファイルに入れることで折れ曲がりが防止でき、万が一雨に濡れた場合にも安心です。

【インターンの履歴書に関するQ&A】作成は手書きとパソコンどちらが良い?

作成は手書きとパソコンどちらが良い?
企業から指定がある場合は、それに合わせましょう。指定がない場合は手書きでもパソコンでもどちらでもOKです。

インターンで提出する履歴書は必要項目を押さえて正しく作成しよう

インターンの選考は、就活の本格的な選考が始める前の第一歩です。エントリーシートとの違いを押さえて、中身の充実した履歴書を作成しましょう。インターンの履歴書を作成する際の注意点は、誤字脱字や書き漏れです。マイナスの印象を与えないように、提出前の確認は必須です。この記事で履歴書の作成マナーやポイントを確認したら、さっそくインターンで提出する履歴書の準備を始めましょう!