本記事では、インターンで好印象を与えることのできる顔写真の撮り方やポイントなどを詳しく解説していきます。 皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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インターンの書類審査で学生の印象を左右するのが、エントリーシートや履歴書に貼る顔写真です。インターンシップというと、アルバイトのような気軽なイメージを持つ学生もいるかもしれません。しかし実は、インターンは就活と同じくらい選考が厳しく狭き門なため、顔写真もしっかりとしたものを用意する必要があります。今回は、インターン用の顔写真の撮り方や注意点を紹介しています。好印象な写真を用意して、インターンの選考を突破しましょう!
企業がインターンの顔写真で見ているポイントは?
企業は、顔写真から学生の人柄や性格を想像します。エントリーシート(ES)や履歴書の写真は企業と学生のファーストコンタクトの場になる場合があるので、写真による印象は重要なのです。そもそも、企業はインターンの顔写真でどんなところを見ているのでしょうか。まずは、インターンの顔写真で見られているポイントについて見ていきましょう。
【インターンの顔写真で見ているポイント】表情
まずインターンの顔写真で見られているのは、学生の表情です。表情を通して、学生の人柄や自社に合う性格かどうかを判断されています。口をムッと結んだ表情や睨みつけるような表情では、「うちの企業になじんでくれそう」と思ってもらうことは難しいです。
顔写真を撮る時は、柔らかい表情を意識しましょう。目を少し大きめに開き、口角は上げておきます。シャッターが押される瞬間に息を吸うと、鼻筋が通った写真を撮ることができます。写真映りが悪い、うまく笑えないという方は事前に鏡や自撮りで練習しておきましょう。
また面接にメガネをかけて行く場合は、眼鏡をかけたまま撮影してもいいでしょう。写真は本人確認の役割も果たすので、面接当日に本人と分かる状態で撮影することがもっとも好ましいです。
【インターンの顔写真で見ているポイント】髪型
次に見られているポイントは、髪型です。髪は目にかかっていないか、清潔感はあるかなど、社会人としてふさわしい髪型になっているかどうかをよく確認しています。たとえインターン生でも、企業の名を背負う社会人には変わりないので、ビジネスシーンにふさわしい清潔感のある髪型をすることが大切です。また上記にも記載した通り、顔写真は面接の時の本人確認資料にもなるので、インターン用の写真デモ必ず顔がハッキリ見える髪型で写真を撮りましょう。
髪型をセットする際のポイントを男女別でご紹介します。
男性
前髪は眉上までにカットし、サイドはこめかみが隠れない程度に整えておきましょう。襟足は襟にかからないように切っておきます。毛束間は出さずに、ワックスで軽くまとめておくと好印象です。
女性
眉を出し顔周りの髪の毛は耳にかけておくと、表情が分かりやすく人柄をイメージしやすくなります。髪の毛が肩にかかる場合は、ポニーテールやハーフアップでまとめておくと清潔感が出ます。
就活時の髪型どうするか迷っている方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
【企業がインターンの顔写真で見ているポイント】服装
服装も、顔写真で見られているポイントです。シャツがよれていたりシワのついたスーツを着ていたりすると、「自分を客観的に見られない学生だ」「仕事ぶりも雑そうだ」というマイナスの印象がついてしまいます。スーツやシャツにシワがないか、ネクタイは真っ直ぐかなど、顔だけではなく服装にもしっかりと意識を向けましょう。
インターン用の顔写真を撮る方法
ここからは、インターン用の写真を撮る方法について3つご紹介していきます。それぞれの写真撮影方法にメリット・デメリットがあるので、よく比較して自分に合った方法を選びましょう。
【インターン用の顔写真を撮る方法】写真館・スタジオ
1つ目の撮影方法は、写真館やスタジオで撮る方法です。料金は高いですが、就活用写真に精通したプロがきれいな写真を撮ってくれるので、好印象を与えられる写真が出来上がります。スーツのレンタルやヘアメイクがセットになっているコースもあるため、何も用意しなくても仕上がりの良い写真が撮影できるところが大きなメリットです。本選考用の写真を撮る前の練習にもなるため、一度写真館での撮影を体験しておくといいかもしれませんね。
就活用写真をスタジオで撮影するメリットやおすすめ写真館については、こちらでもご紹介しています。
【インターン用の顔写真を撮る方法】スピード写真
2つ目の方法は、駅やコンビニに設置されているスピード写真で撮影する方法です。インターン用の写真であれば、スピード写真でも全く問題ありません。
写真には使用期限があり、最長6ヶ月間しか使えないという決まりがあります。例えば7月に写真館で撮影した場合、その写真は翌年の1月までしか使えないことになるのです。早期のインターンに参加した場合、本選考時にはその写真は使えなくなってしまうので、経済面を考えるとスピード写真の方がお得です。
ただし、当然仕上がりは写真館に劣ります。スピード写真の場合は服装や髪型、メイクなどを自分でよく整えてから撮影に挑むようにしましょう。
【インターン用の顔写真を撮る方法】セルフ撮影
3つ目の撮影方法は、スマホやデジカメで撮るセルフ撮影です。もっとも費用を安く押さえられますが、角度や影、明るさの調整が難しいため、あまりおすすめできない方法です。自撮りだと正しいアングルで撮れないことも多いほか、写真の左右が反転することもあり顔の印象が変わってしまいます。
セルフで撮影する場合は外カメラで撮影し、影や光の当て方には十分気を付けてください。家族や友人に頼んで撮影してもらうと、自撮りよりはきれいな仕上がりになるでしょう。
セルフ撮影のコツについてはこちらで解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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インターン用の写真ではスーツが無難
写真撮影の方法が決まったら、さっそく撮影に移っていきましょう。インターン用の写真を撮る時に迷ってしまうのが、服装についてです。服装に迷ったらスーツを着て撮影するのがもっとも無難ですが、どんなことを意識したらいいのでしょうか。
ここからは、インターン用の写真撮影をする時の服装について解説していきます。スーツの選び方に迷っている方はこちらの記事で解説しているので、参考にしてくださいね。
【インターン用写真の服装】シャツブラウスは白色がおすすめ
インターン用の写真を撮る時は、白色のシャツがおすすめです。清潔感のある印象を与えてくれ、レフ版の効果も発揮するので顔を明るく見せてくれます。
やせ型や普通体型の男性はレギュラーカラー、がっちり体型の男性はワイドカラーのシャツが適しています。女性にはスキッパーシャツが人気です。首元に余裕が生まれ、顔の印象を明るく見せてくれますよ。
【インターン用写真の服装】ネクタイは与えたい印象で使い分ける
男性のスーツ姿は、ネクタイひとつで印象が大きく変わります。たとえば、赤系のネクタイは「積極性・行動力」を表現できますし、青系のネクタイは「誠実さ・冷静さ」を表現できます。
写真で与えられる情報は限られるので、ネクタイを有効に活用してより与えたい印象に近づくことが非常にアピールとして有効です。ネクタイの選び方はこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。
【インターン用写真の服装】私服の場合はフォーマルさを意識
私服通勤ができる企業やアパレル系の企業の場合、あえてスーツではなく私服の着用が指定されることがあります。「学生に緊張してほしくない」「いつもの人間性を知りたい」など、私服を指定される理由はさまざま。どんな理由にせよ、私服だからと気を抜かず、フォーマルさを意識して選ぶことが大切です。
私服と言われるといつも学校に行く服装をイメージしてしまうかもしれませんが、インターンでは私服の場合もフォーマルさは欠かせません。会社の雰囲気を考慮して、どのような私服にするかを決めましょう。
しかし初めて行くインターンでは、どうしたらいいのか迷うと思います。そこでインターンにおける私服選びに迷ったら、こちらの記事を参考にしてくださいね。
インターンで顔写真を貼る際のポイント
しっかりと写真撮影ができたら、エントリーシートや履歴書に写真を貼って書類を完成させていきます。この際も、印象を悪くしないために3つのポイントについて意識することが大切です。
【インターンで顔写真を貼る際のポイント】サイズを確認する
インターンに使用する写真は、必ず指定されたサイズのものを使用しましょう。履歴書の写真サイズは4.0cm×3.0cmが基本ですが、指定がある企業の場合は指示に従います。台紙から写真を切る時は、定規とカッターと使ってできるだけ真っ直ぐ切るようにしてくださいね。
写真が大きすぎる時にカットして使うのは、おすすめしません。顔と余白のバランスが崩れるため、切ったことが人事にバレてしまいます。「ありもので間に合わせた」と思われて印象が下がってしまうため、十分に注意しましょう。
【インターンで顔写真を貼る際のポイント】写真の裏面に名前を書く
インターンで提出する顔写真の裏には、必ず大学名とフルネームを記載しておきましょう。万が一写真が剥がれてしまった時、名前がないと誰のものか分からなくなってしまいます。
企業によっては、写真がないエントリーシートや履歴書を無効にする場合もあります。剥がれた写真が誰のものか分からないと、最悪の場合選考に進めないこともあります。必ず写真には名前を書いておきましょう。
【インターンで顔写真を貼る際のポイント】使用可能な写真か確認する
証明写真が使用できるのは、最長でも6ヶ月です。たとえその期間を過ぎていなくても、面接時に写真と雰囲気が変わっていると、本人確認ができずに不正を疑われてしまうこともあるかもしれません。
髪型や雰囲気が変わると、証明写真として効果を発揮しなくなってしまいます。写真は、できるだけ新しくて今のあなたに近い状態のものを使うようにしましょう。
インターンのエントリーシートは書き方も重要
インターン用の写真の重要性を紹介してきましたが、インターンで大切なのは写真だけではありません。どんなに良い写真を使用していても、エントリーシートの内容が薄ければインターン採用試験を通過することはできないのです。
インターンに応募する時は、伝わりやすくて説得力のあるエントリーシートを書き、写真と一緒に人事へしっかりアピールしていきましょう。あなたの熱意を伝えてインターンの採用を勝ち取るためにも、エントリーシートの作成方法についてこの記事で確認しておきましょう。
インターンの顔写真も気を抜かずに撮ろう
学生にとってインターンは就活前の準備という印象が強く、「本選考ではない」と気を抜いてしまう学生も多いでしょう。しかし、インターンから選考に繋がる可能性も十分にあるため、インターンだからといって油断してはいけません。
エントリーシートや履歴書の内容はもちろんのこと、顔写真もビジネスパーソンとしてふさわしいものを用意して少しでも好印象を残すことが大切です。写真撮影の前はこの記事をおさらいし、写真の撮り方のポイントを取り入れてみてくださいね。