インターンに行かないと選考で不利になる?参加するメリットデメリットを解説

本記事では、インターンに行かないと選考で不利になるのかどうかや、インターン参加のメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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新卒採用は年々早まり、夏や冬のインターンに参加する学生も増えてきました。企業によってはインターンに参加することで、特別選考ルートに進めたり、事実上の内定がもらえたりする為、「インターンに参加しないと選考に不利になるのでは?」と心配に思う就活生もいるのではないでしょうか。新型コロナウイルスが流行した今年は、企業が実施するインターンシップにも変化が表れています。ここで今一度、インターンに参加するメリットとデメリットを確認しておきましょう。

インターンシップに行かないと選考で不利になる?

インターンシップに参加すると企業の業務内容をより詳しく知ることや、人事と直接会うことでアピールすることにも役立つので、インターンシップに行かないことは就活として不利な判断になると言えるかもしれません。

しかし、全てのインターンシップがそうだとは限らないため、ゼミや部活動などインターンシップよりも優先したいことがある場合は、参加するだけの価値があるかどうかを事前に考える必要があります。このインターンで何を学びたいのか、何を目的としていきたいのか、行く場合学業との兼ね合いはどうかを考えてインターンへの参加を決めましょう。

企業がインターンを行う理由

毎年開催されるインターンですが、そもそもなぜ開催されているのでしょうか?企業側の意図を把握しましょう。

【企業がインターンを行う理由】認知されるため

企業がインターンを行う目的はさまざまですが、多くの場合は知名度の向上やイメージアップ等PRの一環として実施されることが多いです。日本の9割以上は中小企業なため、ネームバリューがない企業は学生に認知されづらいです。

事前に業務の内容を知り、選考に進んでもらうためにも、「まずは学生に知ってもらう」ことを目的に開催する企業がほとんどです。消費者向けの商品やサービスを提供している企業なら、仮に採用選考に応募してくれなくても、接点を持つことで将来の顧客につなげたいという狙いもあります。

【企業がインターンを行う理由】優秀な学生に出会いたい

インターンシップを選考の一部と位置づけている企業の中には、優秀な学生に出会いたいというニーズもあります。優秀な学生の定義は企業によりさまざまですが、企業が求める人物像に近い学生をインターンの時期から囲い込んでおきたいという狙いがあります。

本選考の時期になると学生は企業との接点が増え、自社をアピールし辛くなります。本選考時期にエントリーしてもらうためにも、早期から接点を持っておきたいという思いがあります。

【企業がインターンを行う理由】学生の思考性や人柄を知りたい

本選考ではきっちりと準備して臨む学生が多いため、学生の人柄や思考性が見えづらくなります。事前にインターンで会うことによって、面接では見れない皆さんのより素に近い性格や思考性を把握し、自社にマッチするか判断したいという考えがあります。

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インターンに行かない場合のメリット

就活のことを考えればインターンに参加した方がよいように思えますが、参加しないことで得られるメリットもあります。それは、学生時代にしかできない他の経験ができることです。例えば部活動やボランティア、海外留学、海外インターンなどが挙げられるでしょう。

インターンに行かない場合でも、しっかりとした目的や目標があればそちらを優先したほうが、今後の人生で考えて得るものが多いはずです。

インターンに行かない場合のデメリット

インターンに行かないことにメリットがある一方で、デメリットもあります。メリットとデメリットを把握し、行くか行かないかの判断をしましょう。

【インターンに行かない場合のデメリット】特別選考の機会を逃す

早期に優秀な学生に接触したいと考える企業の中には、インターンに参加した学生にのみ案内される特別選考を用意している場合もあります。志望先の企業や業界が固まっている場合はチャンスを逃さないためにも、インターンシップに参加するべきかもしれません。

また特別選考の場合だと、通常の選考とは違うルートが用意されているため通常選考よりも分内定が出やすい場合もあります。志望する企業の選考をより有利に進めたい場合は、インターンに参加するのも良いでしょう。

【インターンに行かない場合のデメリット】情報がもらえない

インターンシップ期間中に書類の提出日や、面接で知りたいこと見ているポイントなど、選考のヒントをくれる場合もあります。インターンシップに参加しない場合、そうした情報を手に入れることはできません。

またインターンシップに参加すれば、他の大学の学生とも繋がることができる為、就活の情報を入手しやすくなります。情報は多ければ多いほど判断の幅が広がるので、情報交換できる環境を整えることは、就活生にとってプラスになると言えます。

【インターンに行かない場合のデメリット】社会人との人脈が作れない

インターンシップに行かない場合、社会人と接する機会が少なくなります。自分の将来や働き方について考える時、社会人など自分と異なる立場や境遇に置かれた人と接することで、それを明確にできるようになります。インターネットやSNSの情報では限界があるため、リアルでのつながりは大変重要です。

インターンでOBやOGと繋がりが出来ると、企業について深く知れたり、自分のキャリアを考えることに役立てたりできます。またその繋がりが、社会人になって仕事に結びつくこともあるでしょう。また話し方やマナーについても、社会人と触れ合うことで習得するものも多いので、面接対策としても活かすことが出来るでしょう。

【インターンに行かない場合のデメリット】業界研究が進まない

業界や企業の理解を深めるには、現場を知るのが一番です。実態を知る事でイメージと違いが無いか、自分の適性とマッチしているかを確かめることが出来ます。

また、インターンに参加することで自分の目指す業界が明確になる場合もあるでしょう。「インターンに行かない」と決めてしまうと、業界研究や志望企業がなかなか決まらず、ミスマッチが起きてしまう可能性もあるので、自分の方向性を知るためにも現場を見ることをおすすめします。

インターンの無断欠席はやめよう

インターンへの参加を申し込んだものの、何らかの理由があってキャンセルしたい人もいるでしょう。そのような時は、必ず担当者へ連絡しましょう。断るのが怖い、申し訳ないからと無断欠席をしてしまうと、企業からの信頼を無くし悪い印象を持たれてしまいます。

連絡をする際は電話とメールどちらでも行う方がより丁寧な印象を与えることが出来ます。しかし前日や当日にキャンセルする場合は、緊急性が高いので早急に電話で連絡することを心がけてください。インターンを辞退するときの方法や悪い印象を残さない方法についてはこちらの記事で詳しくまとめているので、キャンセルする前に一度目を通しておくことをおすすめします。

インターンのキャンセルは対応に要注意!電話やメールでの連絡方法を徹底解説

インターンに行くか行かないか迷っている人へ

ここまで読んでも、インターンに参加するべきかどうか迷っている人におすすめなのは、先輩の意見を参考に決めることです。具体的には、インターンに行った先輩と、行かなかった先輩の両方から話を聞きます。それぞれのメリットとデメリットを整理して、自分の価値観や考え方にマッチするかどうかを判断してくださいね。

インターンに行かない場合は目的を持って決めよう

インターンシップに参加するかどうかを決めるのは、あなたです。単に「面倒くさいから」という理由で不参加を選ぶのは、みすみす多くのチャンスを逃してしまう可能性があります。行かない場合はなぜ行かないのかという理由をはっきりさせ、迷った際は周りの意見を集めるのも一つの方法です。悔いのないように判断してくださいね。