インターンの感想は3つのポイントを押さえよう!書き方を例文付きで解説

本記事では、インターンでの感想の書き方やポイントなどを例文付きで解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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企業がインターンに参加した学生に対して、感想文の提出を求める場合があります。企業に提出する感想文はコンテンツの感想を知りたいということもありますが、次のステップに繋げるための方法でもあります。「勉強になった、就職後に役立てたい」のようなありふれた感想では、人事に好印象を残せないかもしれません。感想を書く時の3つのポイントを押さえて、評価される感想文を提出しましょう。

企業がインターンの感想を求める理由

そもそも企業はなぜ学生にインターンの感想を求めるのでしょうか?企業の意図を知り、感想文の作成に役立てましょう。

【企業がインターンの感想を求める理由】次回のインターンに活かしたい

企業が学生にインターンの感想を求める理由は、学生の感想文から印象に残ったコンテンツを知り、次年度のコンテンツ作りに活かすためです。企業はインターンから選考に進む学生を増やしたいと考えているので、プログラムやコンテンツ作りにはかなりこだわっています。インターンの参加者を増やすには、参加した学生の声を聞くのが効果的なので、企業はマーケティングの一環として感想を求めています。

【企業がインターンの感想を求める理由】学生の思考力が知りたい

同じインターンに参加したとしても、感じることや学びは人それぞれです。学生が何を学びどのように感じたか、考えたのかを感想文を通して確認することで、学生の思考力や自社にマッチしそうかを見ています。

インターンの感想で伝えるべきポイント

企業がインターンの感想を求める理由を紹介しました。続いてインターンの感想で伝えるべきポイントを解説します。下記の3つのポイントを押さえて、好印象を与える感想を伝えましょう。

【インターンの感想で伝えるべきポイント】参加した理由

まずはインターンに参加した理由を伝えましょう。参加に至った背景を感想文でも伝えることで、人事にあなたを強く印象付けることができます。

なぜ参加を決めたのか、どんな思いで参加したのか、インターンに参加して知りたかったことはなにか再度伝え、それがインターンを終えてどう変化したのか、このように感じたのかに繋げると、説得力のある感想文に仕上がります。

【インターンの感想で伝えるべきポイント】学んだことや得たこと

インターンで学んだことや得たことを具体的に書きましょう。抽象的に書くのではなく、何日に起こった出来事」「先輩社員に指導していただいた○○の業務など、より詳細に書くことが重要です。

感想が具体的であるほど、企業は次年度のインターンのコンテンツ作りに役立てることができます。学びや得たものが多かったコンテンツを伝え、企業が参考にしたいと思える感想文を提出しましょう。

【インターンの感想で伝えるべきポイント】今後の目標

インターンを通して学んだことや得たスキルを、今後どのように活かしたいと思っているのか伝えましょう。学びやスキルの活かし方を提示することで、あなたの思考性や意欲を示すことができます。

次のインターン先が簡単に見つかる方法

夏インターンの平均参加社数は3~4社とされているため、この時期にインターンを複数見つける必要がありますが、理想の企業や興味のあるインターンを見つけるのは中々難しいですよね。また、学業やサークル活動、アルバイトなどで忙しかったりするため、就活に時間を割けないという方もいるのではないでしょうか?

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タイプ別インターンの感想例

一口にインターンといっても、インターンにはさまざまな種類があります。ここではインターンに多い2つのタイプを挙げ、例文を作成しました。例文を参考に、インターンの感想の要点を押さえましょう。

【インターンの感想例】職場体験型のインターン

私が○○保育園のインターンに参加した理由は、保育士資格をとる前に実際に子どもたちと接する機会を持ちたかったからです。 私には年の離れた妹がおり、それほど気負うことなくインターンに参加しました。
しかし、インターンが始まると時間配分を定めて行動することや、子どもへの援助のタイミングに悩むことになりました。何もできない自分を不甲斐なく思いましたが、〇〇先生にアドバイスをいただき、危険なことにアンテナを張りながらも子どもの成長や考えを尊重することの大切さを学ぶことができました。
この経験を活かし、それぞれの子どもに合わせた援助ができる保育士になりたいと思います。このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

【インターンの感想例】企画立案型のインターン

私は以前からWEBメディア運営に興味があり、メディア事業の立ち上げに豊富な知見を有する○○社へのインターンへの参加を決めました。 インターンでは動画の企画立案やSNSマーケティングを学び、WEBメディアを成功に導くには地道な作業が必須であることを実感しました。
とくに〇日に行った○○の会議の中で「企画立案のポイントはニーズを明確にすることと、過去の数値やデータを洗い出すこと」という○○様のお言葉が胸に響き、やみくもにアイデアを出しても意味がないことを改めて知ることができました。 今後は基本を大切に、初心を忘れず励んでいきたいです。

残念な印象を抱くインターンの感想とは

ここまでインターンの感想の書き方や例文を紹介してきましたが、次に紹介するのは人事に残念な印象を抱かれかねないインターンの感想です。すでにインターンの感想の下書きを終えている学生は、下記のような感想になっていないか改めて確認してみましょう。

【残念な印象を抱くインターンの感想とは】ただの感想になっている

一般的に、感想といえば「楽しかった」「勉強になった」といった言葉を思い浮かべるでしょう。しかし、人事が求める感想はこうした単なる感想ではありません。

人事は学生が提出した感想から、学生の思考性や評価の高いコンテンツを知りたいと思っています。それらを伝えるには、表面的な言葉やありきたりな感想ではいけません。できる限り具体的な感想を述べ、企業側の意図を組んだ感想文を仕上げましょう。

【残念な印象を抱くインターンの感想とは】媚びている内容

企業は学生に褒められることを望んでいるわけではありません。表面的な賛辞や謝辞ばかり並べていると、マイナスな印象を持たれてしまう可能性があるので要注意です。

感謝を伝えることは大切ですが、それ以上に重視するべきは「何を学び、どう感じたか」です。形式ばった賛辞や謝辞がなくとも、あなたの言葉で学びや今後の活かし方を伝えることができたら、自然と感謝の気持ちは伝わるものです。

【残念な印象を抱くインターンの感想とは】空欄での提出

インターンの感想で最も避けるべきは、空欄での提出です。インターンには参加したものの選考を受ける気がなかったり、志望度が低かったりする場合もあると思いますが、企業は他の業務もある中、インターンに時間を割いています。知る機会を作ってもらえた感謝を伝えるためにも、必ず感想を書いて提出しましょう。

インターンの感想に困らないようにメモをしておこう

インターン最終日、またはインターンが終わって数日経ってから感想を書こうとすると、過程や状況を思い出せないことがあります。そうなると何を書けばいいのか分からなくなってしまい、ありきたりな内容になりがちです。

感想文の作成に困らないように、

・インターン中に思ったことや気付いたこと
・実際に担った業務
・指導していただいた先輩社員の名前

などはしっかりメモを取っておき、感想文の作成に役立てましょう。またメモを取っておくことで自分の思考をまとめたり、本選考の志望理由に役立てたりすることもできます。思考はぜひ紙に書き出して後で振り返ることが出来るようにしておきましょう。

インターンの感想は早めに伝えよう

インターンの感想を提出する方法は企業により様々です。しかし提出方法に関係なく、人事に好印象を残すためにも感想はできるだけ早めに提出しましょう。レスポンスが速い人は信頼されやすく、また意欲も伝わります。企業によっては、インターン参加学生の中から特別選考に案内したり、リクルーターをつけたりする場合があります。就活を有利に進めるためにも早めの提出を心掛けましょう。

インターンの感想はポイントを押さえて好印象を残そう!

インターンの感想は、あなたの最終的な印象に繋がってきます。感想文の下書きを終えたら、ありきたりな言葉を選んでいないか、企業に媚びた内容になっていないかを改めて確認してみてください。好印象を残して選考に繋げるためにも、この記事で解説した3つのポイントを押さえて充実した感想文を提出しましょう!