インターンに落ちたら就活に影響する?落ちた時に取るべき行動とメンタルケア方法

就活のはじめの一歩とも言えるインターン。参加したいと考える学生は多いものの、採用試験は狭き門なため残念ながら選考に落ちてしまうこともあります。

もしもインターンに落ちてしまったら、本選考に影響することはあるのでしょうか。今回は、インターンに落ちた時の影響と落ちた時に取るべき行動について解説していきます。

インターンに落ちたら就活に影響はある?

インターンに落ちたからといって、就活の選考が不利になることはないので安心してください。なぜならほとんどの企業は、インターンの選考と本選考を分けて考えているためです。

もちろん、インターンに参加した時の頑張りが本採用を左右することはあります。しかし、落ちた学生についてわざわざマイナスの評価をつけて、資料を保管している企業は少ないです。

ただし、インターンの選考に落ちた理由を本選考までに克服できていないと、同じ理由で落とされる可能性は十分に考えられます。インターンに落ちた時は必ず自分を振り返って、不採用になった理由をしっかりと明らかにしておきましょう。

インターンのお祈りメールが来たら返信は必要?

企業からインターン不採用の旨が記載されたお祈りメールが来た時は、必ずしも返信する必要はありません。返信がないことが失礼に当たることはありませんし、インターンの不採用者が多い場合は、返信することで人事にメールを確認させる手間をかけてしまうことにもなります。

ただし本選考で応募したい企業であれば、前向きな返信をしておいてもいいでしょう。意欲が認められれば、面接における会話のキッカケになるかもしれません。

例文を掲載しておくので、お祈りメールに返信する時は参考にしてください。

お祈りメールの返信例文

件名:Re:インターンシップ採用試験結果につきまして

本文:
株式会社〇〇
人事部 〇〇様

いつもお世話になっております。
この度インターンシップ採用試験に応募いたしました、
〇〇大学3年生の〇〇と申します。

この度はご多忙の中、
インターンシップ選考結果のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

選考結果につきましては誠に残念ではございますが、
謙虚に受け止めるとともに今後の就職活動に邁進していきます。

面接で〇〇様よりお話いただいた「社員の幸せが会社の幸せ」という言葉が非常に印象的で、インターンシップ採用試験を通して貴社への志望度がより高まりました。
就職活動までに自分の足りないところを補い、より貴社に貢献できる人材になる所存です。

末筆ながら貴社のますますのご発展と、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

署名

インターンに落ちる学生に共通する4つの特徴

どんなに頑張って採用試験に挑んでも、残念ながらインターンに落ちてしまうことはあります。それでは、学生がインターンに落ちてしまう理由とは一体何なのでしょうか。

ここでは、インターンに落ちる学生に共通する4つの特徴を解説していきます。

【インターンに落ちる学生】①ESの完成度が低い

何度応募しても書類選考で落ちる場合は、エントリーシート(ES)に問題がある可能性が高いです。エントリーシートは学生が企業にアピールする初めてのチャンスなので、ここを克服しないと就活でも書類選考で落ちてしまうことになります。

エントリーシートに誤字脱字はありませんか?また上手でなくとも、文字を丁寧に書いているでしょうか。書き方だけではなく、自己PRや志望動機といったエントリーシートの内容が例文を写したようなものだと採用担当者にあなたの人柄が伝わらず、落ちてしまいます。

一度客観的に見て、読みたいと思える書き方になっているか、内容からあなたの人柄が伝わるものになっているか、今一度見直してみましょう。

【インターンに落ちる学生】②面接対策ができていない

面接で落ちてしまった時は、面接対策が不足している可能性が高いです。自己PRや志望動機といった受け答えの内容はもちろん、立ち居振る舞いも面接では評価されるポイントです。ハキハキと笑顔で喋る、論理的に話す、正しい敬語を使うなど、ビジネスシーンにふさわしい態度で挑む必要があります。

立ち居振る舞いや態度で直すべき点は、自分ではなかなか気づけないものです。インターンに落ちた経験が、面接の方法を見直すいいキッカケになるかもしれません。

【インターンに落ちる学生】③参加目的が明確になっていない

「就活に有利だから」「周りが参加しているからなんとなく」と応募してくる学生は、すぐ人事に分かってしまいます。なぜなら、インターンは企業にとっても優秀な学生を囲い込む貴重なチャンスだからです。人事は目的意識がない学生を見極めて、貴重なチャンスを無駄にしないようにする必要があります。

運良くインターンに参加できても、目的意識がなければ壁にぶつかった時にモチベーションが保てなくなるかもしれません。インターンに応募する時は、必ず何か目的を掲げるようにしましょう。

【インターンに落ちる学生】④企業が求める人物像に合っていない

インターンに落ちてしまうと気持ちが沈んでしまいますが、落ちた理由が単に企業が求めている学生像に合わなかっただけの可能性もあります。この場合、能力面や条件面において学生に全く非はありません。

ただし、すぐに「今回は相性が悪かったんだ」と気持ちを切り替えてしまうことはおすすめしません。就活では企業の求める学生像を理解して、それにマッチした強みをアピールをすることが大切だからです。せっかくですから、就活本番までに「企業がどんな学生を欲しがっているか」について見極める練習をしておきましょう。

インターンに落ちた時に取るべき行動

インターンに落ちたら気持ちが沈んでしまいますが、見方を変えると自分の就活について見直すチャンスにもなります。気持ちが整理できたら落ちた原因を究明して、正しい行動で不合格になった原因を改善していくことが重要です。

ここでは、インターンに落ちた時に取るべき行動について解説していきます。しっかりと行動を取ることで 別企業のインターン選考で役立ちますし、就活でも必ずプラスの影響を与えてくれるでしょう。

【インターンに落ちた時の行動】①自己分析をし直してESの内容を磨く

まず行っておきたいのが、エントリーシートの内容を見直すことです。もう一度ガクチカや自己PR、志望動機などを練り直してみましょう。

この時に気をつけたいのが、誰でも書けるような無難な内容になってしまっていないかどうか。就活では学生の「能力」よりも性格や人柄、ポテンシャルなど「パーソナルな部分」に注目されています。あなたらしさが伝わるようなオリジナリティを意識して、ほかの学生とかぶらない世界にひとつのエントリーシートに仕上げていきましょう。

あなたらしいエントリーシートの作成のためには、なによりも自己分析をすることが大切です。自己分析の方法はこちらでご紹介しているので、参考にしてください。

自己分析の目的とは?絶対にやるべき理由と効果的な分析方法5つを解説

【インターンに落ちた時の行動】②面接対策をする

次に行いたいのが、面接対策です。敬語の使い方やマナーなど、社会人としての受け答えは急にできるものではありません。自分では完璧だと思っていても、第三者から見るとまだまだ改善の余地があることも多いものです。

面接対策をする時は本やネットによる情報収集だけではなく、キャリアセンターや先輩に添削をしてもらってアドバイスをもらうことをおすすめします。また、面接の流れや質問をあらかじめ知ってシミュレーションしておくことも大切です。面接の流れや質問については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

就活面接での流れと質問例11選!絶対に失敗しない面接対策を徹底解説

【インターンに落ちた時の行動】③業界・企業研究をする

何の知識もない状態では、業界や企業に対する興味も疑問も湧きません。興味も疑問もない企業のインターンへの参加目的は、どんなに考えても分かるはずがないのです。「インターンの参加目的が分からない」「企業が求める学生像が分からない」という時は、業界・企業研究をし直してみてくださいね。

企業研究で企業の特性が分かれば求める学生像もはっきりするので、より選考を有利にする手助けにもなってくれるでしょう。企業研究の方法については、こちらの記事を参考にしてください。

知らないと損する企業研究のやり方

また中には、自分にどんな仕事が向いているのか分からず業界・企業研究が進まない人もいるでしょう。そんな方はキミスカで自分に合う業界や企業からスカウトを受け取ってみませんか?キミスカは新卒採用のスカウト型サイトで、あなたの自己PRや適性検査、趣味などプロフィールの内容から、「自社に適性がある!」と思った企業からスカウトが届くサービスです。

なかなか興味が持てる業界・企業が見つからない人は、強みを活かせる業界を知るためにもキミスカを利用してみてはいかがでしょうか?

インターンに落ちた時のメンタルケア 方法

インターンに落ちると、「私は能力がない」「就活もうまく行かないかもしれない」とマイナス思考になってしまいがちですよね。そんな時でも、実は考え方ひとつで前向きに捉えられるようになります。

最後に、インターンに落ちた時のメンタルケア方法について解説していきます。

【インターンに落ちた時のメンタルケア】①経験だと割り切ってチャレンジを続ける

インターンで落ちると気が滅入ってしまいますが、不合格は決して人格を否定するものではありません。落ちてしまったのは、単にまだ正しいアピール方法を知らなかっただけということにすぎないのです。改善すべき点が見えたら、どんどんチャレンジを続けることが大切です。

たとえ最終的にインターンに参加できなくても、ほかの学生より先にESの作成や面接を経験できたアドバンテージは大きいでしょう。その経験は、就活の時に必ず役に立ってくれます。

【インターンに落ちた時のメンタルケア】②インターンの代わりに打ち込めることを探す

希望する企業のインターンに全て落ちてしまった場合は、改善点を学んでからインターンをキッパリと諦めるのもひとつの手です。学生が成長できるチャンスは、ほかにもたくさんあります。インターンにこだわらず、ほかの経験から学びを得るようにしましょう。

アルバイトや課外活動など、大学時代にしか経験できないことに力を入れて楽しんだ経験は、就活で必ず活きてきます。

【インターンに落ちた時のメンタルケア】③インターンはあくまで手段のひとつ

志望企業のインターンに参加できる学生は一握り。「志望企業がそもそもインターンを開催しない」なんてケースも珍しくはありません。インターンに参加できない学生の方が多いため、実はインターンに参加しなくても就活に成功している学生は大勢います。

インターンはあくまで手段のひとつでしかなく、就活を有利に進める方法はほかにも数多く存在します。OB訪問や志望業界でのアルバイトなど、インターン以外の手段を探してみることも選択肢に加えてみてください。大切なのは、学生時代に何を目的にどう行動したかということ。手段ではなく、得られるものや学べることに焦点を当てるようにしましょう。

インターンに落ちた経験を活かして成長しよう!

インターンに落ちるとショックで落ち込んでしまうかもしれませんが、インターンに落ちたからといって就活に大きく影響することはありません。インターンはあくまでひとつの手段として捉え、ほかの方法で目的が達成できないかをよく考え直してみてください。

もしもインターンに落ちてしまったら、落ちた理由をしっかりと見直して改善する行動を取ることが大切です。インターンに落ちた事実を「1歩前進するための貴重な経験」だと捉えられる学生は、就活本番までに大きく成長できるでしょう。