エントリーシートは改行で見やすさを意識!作成時のポイントを徹底解説

この記事では、エントリーシート(ES)で改行が必要な理由やポイントなどを解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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ESや履歴書を書く時に「改行するべきか、それとも改行せずに詰めて書いた方がいいのか」と迷ったことはありませんか?書きたいことが多く、改行せずに詰め込みたい!という気持ちも痛いほど分かります。しかし、ESや履歴書は人事の目に留まる必要があるのです。興味関心をもってもらわなくては、せっかくの渾身の選考書類が人事に響かない可能性があります。本記事のESのコツを掴んで、魅力の伝わるES・履歴書を作成していきましょう。以上のことを踏まえて、解説していきます。

エントリーシートでは改行した方が良い

結論から言うと、エントリーシートを書く時は改行することをおすすめします。改行することで読みやすくなるだけではなく、文章にまとまりが出て主張が伝わりやすくなるからです。エントリーシートで改行するメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

【エントリーシートで改行した方が良い理由】読み手が理解しやすい

エントリーシートは内容も大事ですが、読みやすさも非常に大切なポイントになります。書き手としては、「詰めてたくさん書いた方が志望度や意欲が高く見せられる」と考えてしまうかもしれません。しかし、1日に何十通ものエントリーシートを読む人事からすると、文字が詰まったエントリーシートは非常に読みずらく、読む気を削いでしまいます。ただたくさん書いたエントリーシートでは、相手の目線に立てていない自己満足の文章になってしまうのです。

改行して読みやすいエントリーシートにすれば、「読み手の気持ちを考えてくれる学生だ」と思ってくれる可能性もあります。伝えたい情報がしっかり伝わるように、エントリーシートを書く時は読みやすさも重視しましょう。

【エントリーシートで改行した方が良い理由】強調したい箇所が分かる

文章のまとまりごとに改行すると、エントリーシートの中で強調したい箇所をしっかりとアピールできるようになります。とくに改行の際、文頭にかしよってなどの接続詞をつけることで、「ここが強調したい部分なんだ」と読み手も理解しやすくなるでしょう。

忙しくてじっくりと文章が読めない時は、サッと読んで要点だけを掴む人事もいるかもしれません。段落でもっとも主張したい部分に接続詞をつければ、短時間でもしっかりとアピールできるエントリーシートにすることができます。

【エントリーシートで改行した方が良い理由】文章のまとまりが分かりやすい

1つの段落がダラダラと続く文章は、読み手に読む気を失わせてしまいます。たとえば、メールやLINEに長文で改行のない文章が来た時、読む気をなくした経験はありませんか?改行のない文章は視覚的にも読みづらく、書いてある内容が頭に入りにくくなってしまいます。

一方で、改行されている文章は、内容のまとまりが分かりやすいので、長い文章でも読みやすくなります。どこに何が書いてあるのかを視覚的に理解しやすいので、あなたが主張したいことが伝わりやすくなります。

【エントリーシートで改行した方が良い理由】書き損じが無くなる

エントリーシートを書く際、Wordなどに用意した下書きをエントリーシートに書き写して作成する方が多いかと思います。改行しないで書かれた文章は書き写しにくく、一文とばして写してしまうなんて失敗を招くこともあるかもしれません。

しかし改行をしてればまとまりごとに書き写せるため、書き損じに気が付きやすくなります。誤字をしてしまい、一から書き直しというリスクも減らせるので、改行することをお勧めします。

WEBのエントリーシートは改行ができない場合もある

エントリーシートの改行をおすすめしてきましたが、WEBエントリーシートの場合は改行ができないケースも多いです。また入力時に改行できても、確認ページで勝手に改行が無くなるフォーマットになっていることもあります。

システムによっては改行ができる場合もありますが、基本的にWEBでエントリーシートを提出する際は改行をしなくても構いません。

エントリーシートで改行できないときのテクニック

しかし改行できないと、内容が見づらい自己PR が出来てしまうので、その場合は他のテクニックを使って内容を強調していきましょう。この時に大切なのは、色や記号を使って文章にメリハリを持たせることです。改行ができない時は以下のテクニックを使ってみましょう。

WordやExcelなど比較的自由に文字に装飾がつけられる場合は、太字やアンダーラインなどで、アピールしたい場所を目立たせるテクニックがおすすめです。文字の色が変えられる時は、強調したい部分を赤文字にしてもいいでしょう。

フォーマットが指定されていて文字装飾ができない場合は、かっこを使って内容を強調させる方法がおすすめです。文章がダラダラとした印象になってしまう時は、1.2.3 のような数字を使って分かりやすく整理すればグッと読みやすくなります。ただし、装飾が多いと逆に読みづらくなることもあるので、書いた後は読みやすさを周りの人に確認してもらうと良いでしょう。

エントリーシートで改行以外に意識するポイント

最後に、改行以外でエントリーシートを作成する時に意識して欲しいポイントについてご紹介していきます。就活書類を作成する時に基本となることなので、しっかりと押さえておきましょう。

【エントリーシートで改行以外に意識するポイント】誤字脱字に気を付ける

エントリーシートだけではなく、就活関連の書類を出す時は誤字脱字に気を付けましょう。誤字を訂正せずに提出してしまうと、細かなところに気がつかない大雑把な性格の人だと思われてしまうことがあります。

誤字脱字があると、面接前から印象が悪くなってしまいます。それは非常にもったいないことなので、提出前に必ず確認するようにしましょう。

【エントリーシートで改行以外に意識するポイント】文字数をカウントする

エントリーシートに文字数制限がある場合は、文字数をオーバーしないように注意してください。文字数が守られていないと「ルールが守れない人だ」と思われてしまうこともありますし、企業によってはその時点で評価の対象から外されてしまう場合もあります。

特に改行をすると、文字数が分かり辛くなってしまうため、まとまりごとに文字を数える」「1行あたりの文字数を決めておくなどといった工夫で、正しく文字数をカウントするようにしましょう。

【エントリーシートで改行以外に意識するポイント】一文は50字程度で区切る

エントリーシートを書く時は、一文が長くなりすぎないように注意しましょう。文章があまりにも長いと、どこが要点か分からなくなり読みづらくなってしまいます。一文の目安としては、大体50字以内くらいがおすすめです。一文に込める主張は1つに絞り、簡潔で読みやすい文章にしましょう。

【エントリーシートで改行以外に意識するポイント】8割以上埋める

エントリーシートを作成する時は、文字数や記入欄の8割まで埋めるように意識しましょう。大体8割くらいを記入目標として言われることが多いですが、8割のエントリーシートと、9割以上書かれたエントリーシートでは内容の厚みが違います。どの学生を選考で通すかを考えた時、判断材料の多い学生の方が人間性がより分かる為、選考を通過する可能性が高まります。可能であれば9割以上を目指して書きましょう。

しかしスペースを埋めるために、改行で文字数を稼ぐことは絶対にやめましょう。あまりにも文字数が少ないと、あなたの熱意が疑われてしまうことになります。改行する時も、必ず8~9割の文字数は書くようにしてください。より魅力的なエントリーシートの書き方を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

魅力的なエントリーシートの書き方とは?基本的な書き方のポイントを簡単解説

エントリーシートは改行して読みやすさにこだわろう

エントリーシートは内容だけではなく、読みやすさもしっかりと意識することが大切です。改行することで視覚的にも内容的にも読みやすいエントリーシートになるため、可能な場合は改行を活用することをおすすめします。

人事が受け取ったとき読みたいと思う内容になっているか、自分が主張したいことを強調できているかを確認しながらエントリーシートを作成してくださいね。