この記事では、就活生が平均何社落ちているのかや、選考を通過するためのポイントなどを解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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就活は平均で何社落ちるのか
就活生がエントリーする企業の数は約27社。その中で内定獲得数は平均2社と言われています。つまり平均25社は落ちるので、内定獲得率は8%ほどです。
また、就活にはいくつかの選考があるため、選考ステップ別の合格率も見てみましょう。どのステップでも企業ごとに通過率が異なるため、あくまで参考程度に捉えてください。
【就活は平均で何社落ちる?1】ES・書類選考
就活における最初の難関とも言えるES(エントリーシート)ですが、この書類選考での平均通過率は約50%です。企業によって異なりますが、2人に1人は落とされる計算になります。
基本的に企業はESに書かれてある内容を元に合否を判断していますが、中には学歴フィルターで足切りをしているところもあります。
【就活は平均で何社落ちる?2】適性検査
書類選考を通過後、多くの就活生が受けることになる適性検査。SPIや玉手箱、TG-WEBなど、企業ごとに採用している検査の種類が異なるのが特徴です。
企業が適性検査の結果で合否を判断している場合、およそ60%の学生が落とされていると言われています。
しかし、全ての企業が適性検査の結果だけで落としているわけではありません。企業によってはESの内容と適性検査の結果を見て、合否を判断していることもあります。いずれにせよ、適性検査の結果が良ければ企業に与える印象も良くなるため、十分な対策をしておくことが大切です。
【就活は平均で何社落ちる?3】1次面接
1次面接の通過率は70%ほどと言われているため、落ちる割合は30%程度です。面接ではESに書かれてある内容を元に質疑応答が進められるほか、学生の回答の中で気になったポイントを深掘りされます。また、1次面接は多くの学生を一気に見るために、集団面接の形式で行われることも少なくありません。
【就活は平均で何社落ちる?4】2次面接
学生に基本的なことを尋ねて数を絞る1次面接を通過したら、2次面接へと進みます。2次面接は50%以上の就活生が落とされると言われています。面接では人事や現場の社員が面接官となることがほとんどですが、役員が面接を行うことも少なくありません。
ここで見られているポイントは、企業とのマッチ度合いや入社意欲などです。質疑応答の中で、コミュニケーション能力や論理的思考の有無が見られているため、適切な回答を心がけることが肝心です。
【就活は平均で何社落ちる?5】最終面接
面接を行う回数は企業ごとに違いますが、平均的には2~3回目で最終面接となります。ただし、金融などの業界では4回以上も面接が行われることがあるため、事前に面接の回数を確認しておきましょう。
内定目前となる最終面接は、50%近い割合で落とされます。ただし、企業によっては学生の入社意欲を最後に判断したいと考えているところもあり、ほぼ内定が決まっていることもあるのです。
平均で何社落ちるか不安な就活生がやっておきたいこと
内定獲得までの平均値を知ったとしても、実際に採用されるかどうかは自分の行動次第です。少しでも内定の確率を高めるために、以下にまとめた方法を実践してみてください。
【就活で平均何社落ちるか不安なとき1】スケジュールを確認する
多くの学生が就活に本腰を入れ始めるのが就活解禁の時期です。しかし、就活が解禁されてから準備を始めていては、出遅れている可能性があるため、遅くとも大学3年になった時点でスケジュールを確認しておきましょう。就活解禁後に準備を始めていては、中途半端な状態で選考を進めることになるかもません。
就活の準備は大学1年のころから始めても構いません。自分が後悔しない就活のタイミングを知りたい方は、以下の記事で就活の時期を確認しておきましょう。
【就活で平均何社落ちるか不安なとき2】自己分析を行う
就活では企業に自分の魅力を伝える必要があり、それには自己分析が欠かせません。自分の強みや弱みだけでなく、人生や就活で大事にしたいことなどを明確にすることができます。また企業が求める人物像に合ったアピールができれば、選考を通過する確率がグッと高まるため、企業と自分のすり合わせる行うために自己分析が重要なのです。
自己分析を行う際は、キミスカの適性検査を活用してみてください。自身の性格や思考、ストレス耐性などが可視化され、就活に役立てられます。
【就活で平均何社落ちるか不安なとき3】業界研究・企業研究
企業の求める人物像を知るためには、企業研究を深めることが重要です。また、志望企業だけの理解を深めるだけでは、「なぜその企業で働きたいか」という説得力も生まれないでしょう。業界研究と企業研究を合わせて行うことで、具体的な志望理由を話せるように準備しておくことが大切です。
企業研究のやり方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
【就活で平均何社落ちるか不安なとき4】適性検査・Webテスト対策
適性検査は学力を測るための「能力検査」と、ストレス耐性や人柄などを確認するための「性格検査」が行われます。適性検査にはSPIや玉手箱などの種類がありますが、いずれも解き方や問題形式に慣れておけば通過することは難しくありません。
適性検査やWebテスト、筆記試験などの対策方法は以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【就活で平均何社落ちるか不安なとき5】面接対策
どれだけ自己分析や企業分析を行なっていても、緊張のあまり面接本番で自分の魅力をうまくアピールできない学生もいます。そのため、面接が行われる前に模擬面接や話し方の練習をしておくことが肝心です。このほか、面接でよく聞かれる質問もあるので、あらかじめ回答内容を考えておくと、スムーズに答えられるでしょう。
面接対策の方法は以下の記事を参考にしてください。
平均何社落ちるか心配な就活生は準備から始めよう
就活生が内定を獲得するには、平均で13社ほどの企業で選考を進める必要があります。しかし、学生の中には何十社も受けて、お祈りメールばかりということもあるでしょう。
内定を獲得できない時は、改めて自己分析や業界・企業研究を行い、あなたらしく働ける企業にアピールしてみてください。