この記事では、志望動機が思い浮かばない時の対処法やを見つけ方などをテンプレート付きで解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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志望動機がない学生は珍しくない!
志望動機がないと焦ってしまうかもしれませんが、選考の際に志望動機が思いつかない経験を持つ学生は珍しくないため、心配しなくても大丈夫です。そもそも就活生が選考を受けるときは、すべての企業に対する志望度が高いわけではありません。第一志望の企業のほかに、滑り止め程度の意識で受ける企業も当然あるでしょう。
実際に就職ジャーナルの調査によれば、6割の学生が「志望動機が書けなくて困った経験がある」と回答していることがわかっています。つまり学生の過半数が、志望動機がない会社の選考も受けているということなのです。
志望動機がないことは珍しいことでも悪いことでもないため、焦る必要はありません。この記事を参考に志望動機を作り出していけば、十分に内定は狙えます。
志望動機が思いつかない理由
「内定をもらえたら働きたい企業だけど、決定的な志望動機が見つからない」という経験をしたことがある学生は多いでしょう。多くの企業からエントリーを決めた企業なのに、どうして志望動機が見つからないのでしょうか。
まずは、志望動機が見つからない本当の理由について2つ見ていきましょう。
【志望動機がない理由1】志望度が高くないから
そもそも企業への思いや熱意が低いと、志望動機を見つけることは難しいです。たとえ、あなたにとって入社する熱意が低い企業でも、第一志望として選考を受けている学生はたくさんいるでしょう。志望動機が見つからないことは悪いことではありませんが、内定を得るためには、熱意が高い人に勝てる志望動機を作る必要があります。
まったく興味がない企業だと志望動機を作れないので、自分なりの「会社選びの基準」や「就活の軸」に沿った企業を選ぶことを意識しておきましょう。
【志望動機がない理由2】企業についての知識がない
企業についての知識がないことも、志望動機が思いつかない理由のひとつとして挙げられます。その会社ならではの特徴や強みなどといった企業についての知識がなければ、当然志望動機は書けません。
このまま応募すると入社後のミスマッチにつながる恐れもあるため、注意が必要です。たとえ志望度が高くない企業でも、しっかりと企業研究をして知識をつけておきましょう。
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志望動機が思いつかないときの対処法を4ステップで紹介
それでは、志望動機が思いつかないときはどのように対処していけばいいのでしょうか。ここからは、志望動機がないときに試して欲しい対処法を3つ紹介します。
【志望動機がないときの対処法1】企業選びの軸を決める
内容は自分らしいものでいいので、まずは企業選びの軸を決めておくことをおすすめします。
企業選びの軸としては、たとえば以下のようなものが挙げられます。
- やりたいことができる会社
- 人間関係がいい会社
- お客様と接することができる仕事
- 地元に貢献できる仕事 など
自分が決めた軸に当てはまる企業に絞って応募すると、志望動機がなくて困ることを減らせます。
軸をしっかりと決めておけば、どうしても志望動機が思い浮かばない場合、「貴社は、私が仕事を選ぶうえでもっとも大切にしている軸である〇〇を実現できると考えました」と伝えることができます。
【志望動機がないときの対処法2】企業研究を行う
先述したように、応募する企業のことを知らなければ、志望動機は思いつかないでしょう。そのため、志望動機を作るときはしっかりと企業研究を行ない、魅力に感じる部分やその企業で働くうえで実現したいことなどを探すことをおすすめします。
企業研究を通して志望動機を探すときは、以下の内容が参考になります。
- 事業内容
- 企業理念
- ビジョン
- 代表者メッセージ
- 社員インタビュー
また、その企業にしかない特徴的な事業やポイントを探しておくことも大切です。企業研究をするときはノートにまとめると情報を整理しやすくなるため、こちらの記事も参考にしてみてください。
【志望動機がないときの対処法3】自己分析で共通点を探す
自己分析をして「自分と企業の接点」を探すと、志望動機を見つけやすくなります。
たとえば、単に「子どもの教育に興味があるから、教師になりたい」とアピールしても、印象が弱いですよね。しかし、「幼少期に〇〇という体験をしたから、私も子どもに〇〇を教えるために教師になりたい」と共通点と一緒にアピールできると、相手の印象に残りやすく内容に説得力を持たせられます。
経験だけではなく、あなたの価値観やスキルなどから企業との共通点を見つけ出し、アピールしてもいいでしょう。志望動機に活かせる自己分析なら、当たると評判のキミスカ適性検査がおすすめです。あなたの適性検査の結果に魅力を感じた企業からの特別オファーももらえるため、より有利に就活を進めたい学生は、ぜひ活用してみてください。
【志望動機がないときの対処法4】OB・OG訪問やインターン参加
志望動機が見つからない企業の多くは、志望度が低い企業である可能性が高いため、「選考準備にあまり時間を割きたくない」と考える人は多いかもしれません。そのため、基本的には自宅でできる上記のステップで志望動機を作れば問題ないでしょう。
しかし、就活に余裕や時間がある場合は、以下の方法で志望動機につなげられそうな情報を収集すると、内定獲得に大きく近づけます。
- OB・OG訪問
- 1Day仕事体験(1Dayインターン)
- 会社説明会や座談会
上記の時間を作るときが難しいときは、キャリアセンターやネットで内定をもらった先輩のエントリーシートをチェックするだけでも参考になります。
志望動機がないときも大丈夫!穴埋めだけで作れる志望動機テンプレート
上記の方法を試しても、どうしても志望動機が思い浮かばないときはあるでしょう。そんなときは、以下のテンプレートの穴埋めをするだけで簡単に志望動機が作れます。
志望動機が思いつかないときはもちろん、効率的にエントリーシートを書きたいときも活用してみましょう。
私が貴社を志望したのは、「(企業の特徴)」に魅力を感じたためです。
私には、「(自分の実体験)」という経験があります。この経験から「(自分の価値観)」を学び、仕事を通して「(企業で実現できる目標)」を達成したいと考えるようになりました。貴社の「(その企業にしかない具体的な業務や取り組み)」は私の目標と共通する点が多く、貴社であれば私の理想とする「(目標)」が叶えられると思い志望しました。
私の「(スキルや経験)」は、貴社の「(具体的な業務や職種)」で役立つと考えています。入社後は「(具体的な努力)」を通して「(具体的な目標)」の実現を目指します。
基本的な志望動機の書き方は、こちらで紹介しています。今後の選考へ活かすためにも、あわせてチェックしておいてください。
志望動機がないときは焦らなくても大丈夫!
志望動機が思いつかないと「しっかりとアピールできないかも」と焦ってしまうかもしれませんが、決してそのことを引け目に感じたり自分を責めたりする必要はありません。
最後に、志望動機が見つからなくて困っている学生に向けて、知っておいて欲しい2つのポイントを紹介します。
【志望動機がなくても大丈夫な理由】選考を通して見つかることが多いから
志望動機が思い浮かばないと不安になってしまいますが、そもそも入社前に知れる情報は、実際の情報のごく一部です。したがって、入社前の時点で志望動機が見つからないことは、決しておかしなことではないのです。
内定をもらった先輩たちも、最初は頭を悩ませてなんとか志望動機を考え、説明会や面接などの選考を通して「本当の志望動機」を深めていきました。途中で志望動機が見つかることのほうが多いため、現時点で完璧なものを作ろうとせず、「少しずつ深めていけばいい」とゆったりと構えておきましょう。
【志望動機がなくても大丈夫な理由】自分らしさが大切だから
大前提として、志望動機には100点の正解はありません。そのため、どのような志望動機を作成しても、自分らしいものであれば正解だと言えるのです。
たとえ人事を感動させるような素晴らしいことが言えなくても、あなたらしさが伝わる内容であれば、どのような些細な志望動機でも面接官に刺さります。完璧でなくともあなたにしか書けない独自性のある志望動機を見つけられれば、内定を獲得できるでしょう。
志望動機がないときは「企業」と「自分」を知ることが大切!
選考で合否を左右する重要な質問である「志望動機」。志望動機が思いつかなくて困った経験がある学生は多いため、何を言えばいいかわからなくても決して焦る必要はありません。
志望動機を見つけるには、企業と自分について深く理解することが肝心です。今回紹介した対処法を実践して、あなたらしい志望動機を作り上げていきましょう。