プレゼン形式で自己PRするには?伝え方や作成のポイントを徹底解説

この記事では、プレゼン式で自己PRする方法や作成時のポイントなどを詳しく解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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近年、自己PRでプレゼンを求められるケースが多くなっています。企業によってプレゼンの形式は様々であり、パワポやレジュメなどがあります。プレゼン形式の自己PRは何をしたらよいのか、迷う就活生は多いもの。この記事を読んでいるあなたもそうなのではないでしょうか。プレゼンは事前準備をしっかりすれば、あなたの魅力を十分に伝えられます。以上のことを踏まえて、解説していきます。

自己PRプレゼンで人事が見ているポイント

企業の採用担当者は、プレゼン形式の自己PRで何を見ているのでしょうか。人事が見ているポイントや知りたい情報を事前に認識していれば、準備もしやすいですよね。人事が見ているポイントを先に押さえてから作成に臨みましょう。

【自己PRプレゼンで見ているポイント】人柄や人物像

企業がプレゼンテーションを求めるのは、就活生の人物像をよく理解するためです。今は、ネットで調べればたいていの情報が手に入ります。面接で好印象を獲得するためのポイントや回答例は出回っている為、もはや企業は面接の質問で、個性や人柄を探るのは難しいと思っています。

しかしプレゼンは、マルチタスクを要求する作業です。思考力や表情、聞き手が理解しやすい話し方をしているか、などを一度に観察できます。定型文が出回っていない分、学生の個性や人柄をダイレクトに知ることが出来るので、近年この形式が選ばれていると考えられます。

【自己PRプレゼンで見ているポイント】プレゼン能力

上手なプレゼンは、主張の内容が明確です。要点を絞って伝えたい内容をプレゼンするスキルがあることは、社会人にとって重要な能力の一つでしょう。プレゼン力は、入社後の営業や企画などの部署だけでなく、上司の説得などさまざまなシーンで使えます。学生のうちからその能力があるのか、素養がありそうかを企業は知りたいのです。

しかし、プレゼンは必ずしも上手である必要はありません。プレゼンでは話の上手さよりも、自身の想いと聞き手を意識する姿勢が大切です。どこかで聞いたことのある内容のものや、聞き手を無視した発表よりも、多少ぎこちなくても伝えたいという思いがある発表に、人は心を動かされます。プレゼンの巧拙よりも一生懸命に伝える気持ちを持ちましょう。

自己PRプレゼンで押さえるべき4つのポイント

折角プレゼンをするなら好印象を残して、内定に一歩でも近づきたいですよね。好印象を残すために、次の4つのポインとをおさえましょう。


各内容ごとに押さえるべき理由を解説します。

【自己PRプレゼンで押さえるべきポイント】時間内に行う

プレゼンは時間内に終えられるように練習しておきましょう。プレゼン形式の自己PRでは、限られた時間内で「要点をまとめる力」「時間管理能力」があるかを見られています。社会人にとって、時間管理のスキルは重要です。会議などで話をするときも、だらだらと一方的に話をせず、時間内でまとめあげる能力がある人と働きたいのです。

そのため、時間制限があるプレゼンでは、制限時間を超えると印象が悪くなることもあり、企業によっては、超えた時点で不採用になることもあります。時間の管理に十分気をつけて作成しましょう。

【自己PRプレゼンで押さえるべきポイント】分かりやすい展開にする

2つ目のポイントは、聞き手の聞きやすさを重視した展開で発表することです。自己PRプレゼンの主題は、自己PRなので、まずはPRできるポイントから順番に話しましょう。次に、なぜそれがPRになるのかを示す具体的根拠、どうしたらそれを志望先の企業で活かせるか、最後に志望先企業で働きたい思いを伝えます。

プレゼンには時間制限があるのが一般的です。自己PRを入れすぎると最後まで到達できない可能性があるので、時間制限が1分ならポイントは1つ5分なら2~3つに絞って話すように心掛けましょう。

【自己PRプレゼンで押さえるべきポイント】聞きとりやすい声とスピード

3つ目のポイントは、聞き手が聞き取りやすい声とスピードで話すことです。せっかくよい内容を話しても伝わらなければ意味がありません。聞き取りやすい声の大きさやスピード感で話しましょう。しっかりと口を開けて話すと、早口になる事を防げます。話すスピードの目安は1分間に300字程度と言われていますが、自分の話しているスピードを体感するのは熟練したアナウンサーでも難しいもの。慣れないうちは、とにかくゆっくり、丁寧に話すことを心掛けてください。

声の出し方も重要な点です。説得力を持たせたいときは低め、熱意を伝えたいときは高めを意識するとよいでしょう。採用担当者の目を見て、表情や態度を確認しながらジェスチャーを交えて話すと、相手との一体感が生まれやすくなります。普段、自分が話している様子は分からないものですが、自己PRがプレゼン形式であることが分かっている場合には、スマホで動画を撮影し自身でチェックしてみるとよいでしょう。
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自己PRを上手く作れない時は?

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適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

自己PRプレゼン資料をパワポで作る際のポイント

最後に、自己PRプレゼンの資料を、パワポで作るときのポイントを3つ解説します。プレゼンの場合、発表方法は企業により様々だと思いますが、パワーポイントを用いた発表が一番多いと思います。そこでパワポで発表する際のポイント3つを解説します。

【自己PRプレゼン資料作成のポイント】伝えたいことは1つに絞る

プレゼン資料は、1枚のスライドにつき1つのメッセージが基本です。一説によると、人は相手の話の8割を聞いていないと言われています。「伝えたいことのほとんどは聞かれていない」という意識を持ってスライドに盛り込む内容を絞りましょう。

伝わるプレゼンのコツは、絵がなくても口頭で内容が分かるものにすること。ラジオのパーソナリティーのトークをイメージすると分かりやすいかもしれません。スライドで中身を伝えようとすると、字が沢山あって見づらくなります。スライドは補完的な位置づけで、考えておくのがおすすめです。このスライドで一番伝えたいことは何かを考えて、資料を作成してください。

【自己PRプレゼン資料作成のポイント】文字は端的に書く

パワポのスライドはシンプルが基本です。スライドに文字が多いと、とてもも見づらくなる為、聞くことよりも見ることに集中してしまいます。そうすると話の内容が頭に入ってきづらくなり、せっかく準備していた内容も理解されないまま終わってしまいます。

またスライドに文字が多いと、まとめられない人の印象がつく可能性もあります。スライドにはポイントだけを書き、極力文字は減らしましょう。

【自己PRプレゼン資料作成のポイント】図や写真、グラフなどを入れる

文字だけだと単調になりがちなので、途中で飽きられる可能性があります。聞き手の興味を持続させるために、要所要所で図や写真、グラフなどを入れて変化を持たせましょう。しかし画像の入れ込みに注力して、内容がおろそかになると本末転倒なので、資料を作る際、まずは内容と構成作りに力をかけましょう。その後、アニメーションやグラフィック、図や写真を用いて工夫していきます。

一つ注意点としては、アニメーションやグラフィックは多用すると、雑多で安っぽい印象になってしまいます。アニメーションは一つ一つ変えるよりも、統一するか、一番注目を集めたいところにしか使わないなどのルールを事前に設け、色は多くても3色以内に留めると、まとまりのあるスライドを作ることが出来ます。

前述の1スライド1メッセージにも通じることではありますが、一番に意識するのは、ここで何を伝えたいかということです。伝えたいことが、最も効果的に伝わる方法は何かを考えて、グラフや図を選びましょう。プレゼン資料にとって、色の使い方や余白の使い方は、見やすさに大きく影響するところです。興味があれば、デザインの勉強を少ししてみるとよいかもしれません。

自己PRでは自分の魅力が伝わるようなプレゼンをしよう

プレゼン形式の自己PRの場合、プレゼンをすることに意識が向きがちです。しかし自己PRはあなたがどんな人で、採用するとどんなメリットがあるのかを、企業に伝える場所です。 まずは自己PRの中身を充実させ、伝えたいことをしっかりと決めてから、伝え方を練習しましょう。

どんな人でも最初から上手にできることはありません。何度も練習すれば、次第に自信もついてきます。繰り返し練習して、本番までにブラッシュアップしておきましょう。