インターンのWebテストは難しい?代表的な種類や対策方法を解説

大手企業の中には、インターンの選考にWebテストを導入している企業もあります。Webテスト自体はそれほど難しいものではないので、解き方さえ理解しておけば基準点レベルに達することは可能です。しかし対策を怠ると、緊張からミスをしたり、時間内に回答できなかったりすることもあるので注意しましょう。

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本記事ではインターンのWebテストの種類や対策方法を解説するので、ぜひWebテストを受ける前に参考にしてください。

インターンのWebテストは難しい?

インターンの選考に導入されているWebテストの難易度は、それほど高くはありません。基本的には中学生レベルの問題が出題されるので、きちんとWebテスト対策をしておけば誰でも基準点に達することができます。

インターン選考のWebテストには基準点が定められており、基準点に達することができなかった学生は不合格となります。Webテストの種類によっては、スピードや発想力が求められる問題が出題されることもあるので油断は禁物です。Webテストはインターンに限らず本選考でも実施される場合があるので、時間のあるうちにWebテスト対策をしておきましょう。

企業がインターンでWebテストを実施する目的

インターンの選考にWebテストを導入している企業の多くは、足切り目的で実施しています。大手企業ほどWebテストを採用しているのは、Webテストを書類選考の一部と位置づけて選考にかける時間を短縮するためです。

Webテストで合格点に満たなかった場合は、インターンに参加することはおろか、面接に進むことさえできません。足切りされないように、遅くてもWebテストの1ヶ月前には対策をスタートしましょう!

夏インターンの平均参加数は3〜4社

夏インターンの平均参加社数は3〜4社と言われています。とは言っても、学業やアルバイトが忙しかったり、まだまだ遊びたい時期だったり、インターンを探すのがめんどくさい…と感じている人も少なくは無いはずです。

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インターンのWebテストによく出る代表的な種類と見分け方

インターン選考のWebテストには種類があり、それぞれに特徴や問題の傾向が異なります。Webテストは全部で10種類以上ありますが、本記事ではその中でも代表的な5種類を紹介します。

【インターンのWebテストの種類】玉手箱

「玉手箱」は日本SHL社が開発した総合職適性テストです。自宅受験型のWebテストではトップシェアを誇っており、金融、インフラ、マスコミ、通信など幅広い業界で行われています。

「能力テスト」と「性格テスト」で構成される玉手箱には、下記2つの特徴があります。

玉手箱の特徴

・制限時間が短く、スピードが求められる
・1つの問題形式に対して同じような問題が出題され続ける

玉手箱の最大の特徴は、限られた時間の中で効率よく回答しなければならない点です。問題の難易度はそれほど高くはありませんが、対策を怠った学生の大半が落ちると言われている理由はここにあります。

また、1つの問題形式に対して同じような問題が出題され続けるという特徴もあります。

例えば、計数分野では図表を見て計算していく問題だけがひたすら出題されたり、英語分野では長文にまつわる問題が出題され続けたりします。

【玉手箱の見分け方】
メールに以下のURLが含まれている場合は、玉手箱だと判断できます。

・https://web1.e-exams.jp/
・https://web2.e-exams.jp/
・https://web3.e-exams.jp/

また、玉手箱の場合はログイン画面のURLに「shl.ne.jp」を含み、最初に「動作テスト〇分」と表示されます。

【インターンのWebテストの種類】SPI

「SPI」は“Synthetic Personality Inventory(総合適性検査)”の略で、リクルートマネジメントソリューションズ社が提供する適性検査です。テストセンターで受検する方式と自宅のパソコンで受検する方式があります。

SPIは就活の選考でも遭遇する確率が高いので、この機会に対策に取り組んでおきましょう。

「能力テスト」と「性格テスト」で構成されるSPIには、下記2つの特徴があります。

SPIの特徴

・ペーパーテスト形式、テストセンター形式、Webテスティング形式の3種類がある
・総合商社や日系メーカーをはじめ、幅広い企業が導入している

SPIには問題冊子を見ながらマークシートに回答していく「ペーパーテスト形式」、テストセンターに出向いて会場内のパソコンで受検する「テストセンター形式」、自宅のパソコンで受検する「Webテスティング形式」の3種類があります。

【SPIの見分け方】
メールに以下のURLが含まれている場合は、SPIだと判断できます。
http://arorua.net/

また、SPIの場合はテスト開始前に規約画面があり、回答時間が「約35分」に設定されています。

【インターンのWebテストの種類】TG-WEB

「TG-WEB」はヒューマネージ社が開発した高難易度のWebテストです。

TG-WEBは有名企業や人気企業で採用されるようになってきたWebテストであり、これまでのWebテストが基礎学力を問うものだったのに対し、TG-WEBでは発想力を求める問題が出題されます。

TG-WEBには高難易度の「従来型」と、低難易度の問題が数多く出題される「新型」の2パターンがあります。そんなTG-WEBの特徴は下記2つです。

TG-WEBの特徴

・他のWebテストに比べて問題数が少なく、難易度が高い
・解き方が特殊なので発想力を要する

TG-WEBでは登場人物の証言から嘘つきを探したり、暗号を解読したりと、クイズのような問題が出題されます。対策を怠るとほとんど回答できないような問題ばかりなので、入念な対策が必須です。

【 TG-WEBの見分け方】
メールに以下のURLが含まれている場合は、TG-WEBだと判断できます。
https://assessment.c-personal.com/
https://assessment.e-gitest.com/

また、TG-WEBの場合は従来型では「言語12分」「非言語18分」、新型では「言語7分」「非言語8分」と設定されており、表紙の後に問題が続く構成になっています。

【インターンのWebテストの種類】CAB

「CAB」は日本SHL社が開発した適性テストです。論理的思考力を重視した問題が多く、IT業界や金融業界をメインに導入されています。

CABは暗算・法則性・命令表・暗号という4つの「能力テスト」と「性格診断」で構成されており、理系よりのWebテストといえます。

そんなCABには下記3つの特徴があります。

CABの特徴
・ペーパー式とWeb式(Web-CAB)があり、Web式の方が問題数が多くて制限時間が短い
・Web式(Web-CAB)は前の問題に戻って修正が可能
・スピードが求められる

CABは他のWebテストにはない法則性や命令表、暗号といった科目があり、他のWebテストで出題される読解問題のような文章を絡めた問題はありません。

CABはコンピューター職に特化した適性テストなので、コンピューター職を志望している学生は必ず勉強しておきましょう。

【CABの見分け方】
その企業の入社試験を受けたことがある人の口コミを調べて、CABかどうかを見分けましょう。

【インターンのWebテストの種類】GAB

「GAB」は日本SHL社が新卒総合職の採用のために開発した適性テストです。幅広い企業で導入されているWebテストであり、とくに総合商社や金融業界、コンサル業界において重宝されています。

計数(数学)と言語(国語)の「能力検査」と「性格検査」で構成されるGABには、下記の特徴があります。

GABの特徴

スピードが求められる

GABの特徴は、とにかく制限時間が短いことです。とくに言語は1問につき30秒程度しか時間をかけられないので、あらかじめ問題の傾向を理解しておく必要があります。この制限時間の短さから、GABは「3大Webテスト(SPI、CAB、GAB)の中で最も難しい」と言われるほどです。

【GABの見分け方】
その企業の入社試験を受けたことがある人の口コミを調べて、CABかどうかを見分けましょう。

インターンのWebテストの対策方法

インターンのWebテストを紹介しました。続いて、インターンのWebテストの対策方法を解説します。たとえ難易度の高いWebテストでも対策さえしておけば解ける問題が多いので、就活が本格化する前に勉強時間を確保しておきましょう!

【インターンのWebテスト対策】テキストで過去問を解く

インターン選考のWebテストでは、問題の傾向や解き方に慣れておくことが肝心です。Webテストの問題集を利用して、繰り返し解いてWebテストの雰囲気を掴みましょう。

Webテストで出題される問題は、ある程度パターンが決まっています。制限時間内に解くためにパターンを頭に叩き込んでおけば、問題を解くスピードを上げられるでしょう。

【インターンのWebテスト対策】Webテスト対策サイトを利用する

最近はWebテスト対策サイトが増えており、Webテストの問題を実際に体験したり、模擬テストを受けたりすることができます。

数問解いてみるだけでもパソコンで入力して解答する感覚を確かめることができるので、問題集に取り組んだ後に試してみましょう。

【インターンのWebテスト対策】受検中の環境を整える

自宅のパソコンでWebテストを受検する場合は、電卓を使用してOKです。またメモや筆記用具も必ず用意しておきましょう。

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インターンのWebテストは対策が必須!

インターンのWebテストは難易度が高いわけではありませんが、緊張や焦りからミスする可能性があるので対策は必須です。まずは過去の受検者の口コミやURLからWebテストの種類を見分け、問題集を用意しましょう。

「中学生レベルの問題なら対策なんて必要ない」と油断していると、痛い目に遭います。Webテストの中には出題方法や解き方が特殊なものもあるので、就活が本格化する前に勉強時間を確保して、インターン選考ならびに本選考通過を目指しましょう!