自己PRは書き出しで印象が決まる!書き出しのコツと自己PRの書き方を簡単解説

自己PRを書こうと思っていざペンを握ると「書き出しってどうすればいいんだ?」と悩んでしまう就活生が毎年必ずいます。確かに改めて自己PRの書き出しをどうすればいいのかと聞かれると、困ってしまう人も少なくないのではないでしょうか。

本記事ではそんな自己PRの書き出し方のポイントや自己PRの簡単な書き方を解説していきます。

自己PRは書き出しが肝心

第一印象がその後の評価に大きく影響するというのを耳にしたことはありませんか?心理学ではこのような現象を「初頭効果」と呼び、印象形成において提示順序によって違った印象が形成されることが知られています。

実際に皆さんも「漫画や小説を序盤だけ読んでやめてしまった」なんて経験に心当たりはありませんでしょうか?きっとそれは「このまま読み続けてもきっと面白くないな」という考えが働き、やめてしまったのだと思います。

自己PRも同じように書き出し(序盤)で相手の心を掴めないと印象が悪くなったり、最悪の場合最後まで読んでもらえないなんてこともあるのです。そのため自己PRは書き出しが肝心であり、意識して作る必要があるのです。

それではどのように書き出せば企業に興味を持ってもらえるのでしょうか。書く時のポイントを紹介致します。

自己PRの書き出しを書く時のポイント

それでは、人事を惹きつける魅力的な自己PRの書き出し方のポイントを順番に5つご紹介します。

【自己PRの書き出しポイント1】結論から簡潔に書きだす

自分が一番伝えたいことから書き始めましょう。そうすることで、文章全体で何を言いたいのか伝わりやすくなります。たまにサークルの話から入ってしまう人がいますが、文章がブレてしまい人事の人に自分の強みをしっかり伝えることができなくなってしまうので注意が必要です。

【自己PRの書き出しポイント2】語尾は言い切る

文の語尾は断定して言い切ることが大切です。「~だと思います。」や「~だとよく言われます。」などのような語尾は、自分で自信をもっている強みではないのではないかと判断されてしまう可能性があります。「~です。」と言い切った方が説得力が増すので、語尾は断定しましょう。

【自己PRの書き出しポイント3】オリジナリティを持たせる

出だしにオリジナリティを持たせると人事の人の目に留まりやすいです。人事の人は、一日に何十ものESに目を通すので、一日に同じ強みの自己PRを見る機会は少なくないと考えられます。他の人と同じではせっかくの強みも埋もれてしまうので、書き方に一工夫加えましょう。

例えば、「私の強みは行動力です。」を「私の強みは世界を広げる行動力です。」にすることによって後の文章により興味を持たせることができます。また、キャッチフレーズをつけることも効果的です。このように書き出しはオリジナリティを持たせましょう。

【自己PRの書き出しポイント4】ネガティブなことは書かない

自己PRにはあえて苦手なことを書く必要はありません謙遜して書いたネガティブワードは、人事の人に「うちの会社にそれほど入りたくないのかな?」と評価されてしまう恐れがあるからです。ネガティブを克服する方法を提示しむしろそれがポジティブになるような事例以外は避けるべきです。

【自己PRの書き出しポイント5】誇張はしない

いくら書き出しが重要とはいえ、インパクトを求めて実際の内容より誇張して書いてしまうのはむしろマイナス評価になってしまう恐れがあるので要注意です!自己PRは「あなたが誰か」を伝える場でしたね。書き出しに続く文章は、いわば自分のアピールポイントの裏付けの部分です。そのため最初を必要以上に誇張してしまうと相対的に裏付けが弱くなってしまい、書き出しだけの独り歩きになってしまいます。裏付けが弱いまま自分の強みをアピールしても、人事はあなたを「入社後に活躍できる人材」とは判断できません。内容にあった出だしを心がけましょう。

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適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

自己PRの簡単な書き方

自己PRの書き出しのコツをつかめたら、実際に自己PRを書いていきましょう。この手順通りに自己PRのを作成していけば魅力的な自己PRになること間違いなしなので、是非参考にしてください!

【自己PRの簡単な書き方】結論を先に述べる

自分の強みは何かを始めに簡潔に伝えることが大切です。面接官に一番伝えたい事から述べることで、分かりやすく伝えることが出来ます。

【結論の例文】
私の強みは、目の前にある目標や課題を必ず達成する遂行力です。イベントを企画した際に、クラウドファンディングで10万円以上資金を集め、無事イベントを成功に導くことができた経験の中でこの強みが発揮されました。

【自己PRの簡単な書き方】エピソード概要

先に述べた結論の説得力を上げるために、その強みが表れているエピソードの概要を伝えましょう。

【エピソードの例文】
所属するサークルでイベントを企画した際、協賛やクラウドファンディングなどで必要な資金を集めることに尽力しました。

【自己PRの簡単な書き方】立てた目標や直面した課題

エピソードの中で、どのような目標を立てそれを達成させる過程においてどのような課題に直面したかを伝えましょう。

【課題の例文】
当初、イベントに必要な金額である10万円を協賛で集めようとしていました。しかし学生ということもあり、返せるリターンなどが金額に見合わないなどの課題に直面し資金集めは難航していました。

【自己PRの簡単な書き方】直面した課題の解決方法

課題に直面した際に自分が行った解決方法を伝えることで、自分の強みが更に引き立ちます。

【解決方法の例文】
ですが、どうしてもイベントを成功させたかったので、問題点を洗い出し、改善策を考えていきました。具体的には、
1.サークルやイベントの理念に共感して下さる企業様対象に協賛をお願いすべく、企業リストの作成と、営業方法をマニュアル化したことによって他のメンバーでも実践できるようにした
2.「想い」に共感して下さる人が多くいるクラウドファンディングを協賛と同時並行で始めた

【自己PRの簡単な書き方】具体的にどんな結果が出たか

立てた目標に対し、実際にどのような結果が出たのかを伝えましょう。その時に、結果を踏まえて反省を話すと良いです。実際にそのエピソードにおいて目標を達成することができなかったとしても、誇張して目標を達成したことにする必要はありません。その時、何故目標達成できなかったのか、どこを改善したら達成することができたであろうかの考察をしっかり伝えることが重要です。

【結果の例文】
これらの施策の結果、イベントに賛同して下さる方が多く集まり、目標の10万円を超える資金を集めることができました。

【自己PRの簡単な書き方】入社後どのように活躍していきたいか

自分の強みを、入社後にどのような形で活かしていきたいかを伝えましょう。企業が欲しい!と思うような内容にすることがポイントです。

【入社後活躍の例文】
貴社においても与えられた役割以上の努力をし、売上に貢献していきたいです。

自己PRの例文

【自己PR例】
1.私の強みは、目の前にある目標や課題を必ず達成する遂行力です。イベントを企画した際に、クラウドファンディングで10万円以上資金を集め、無事イベントを成功に導くことができた経験の中でこの強みが発揮されました。
2.所属するサークルでイベントを企画した際、協賛やクラウドファンディングなどで必要な資金を集めることに尽力しました。
3.当初、イベントに必要な金額である10万円を協賛で集めようとしていました。しかし学生ということもあり、返せるリターンなどが金額に見合わないなどの課題に直面し資金集めは難航していました。
4.ですが、どうしてもイベントを成功させたかったので、問題点を洗い出し、改善策を考えていきました。具体的には、
1.サークルやイベントの理念に共感して下さる企業様対象に協賛をお願いすべく、企業リストの作成と、営業方法をマニュアル化したことによって他のメンバーでも実践できるようにした
2.「想い」に共感して下さる人が多くいるクラウドファンディングを協賛と同時並行で始めた
5.これらの施策の結果、イベントに賛同して下さる方が多く集まり、目標の10万円を超える資金を集めることができました。
6.貴社においても与えられた役割以上の努力をし、売上に貢献していきたいです。

自己PRの書き方をもっと詳しく知りたい方はこちら

自己PRを簡単に書く方法を紹介しましたが、簡易的な説明であったためイメージしずらかった方もいるかと思います。そんな方は是非こちらの記事もお読みいただきたいです。

この記事ではキミスカが誇る就活のプロが絶対に落ちない自己PRの書き方を解説しています。知っていると得する情報が盛り沢山なので、お時間がある時に目を通して頂けると幸いです!

【就活】自己PRの書き方と例文!絶対に落ちない自己PRを就活のプロが徹底解説

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自己PRの書き出しが肝心【まとめ】

自己PRは漫画や小説と同じように書き出し(序盤)がとても大切です。出だしで躓いて転んでしまうと、その後よっぽどのことが無い限り取り返すのが難しくなってしまうので、自己PRを書く際は書き出しのコツを思い出し、慎重に作り上げていくよう注意してください。

自己PRを作ることができたら、次は面接でどのように自己PRを伝えるかについて学んでおきましょう。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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